幻想郷帰宅日記 第一二章
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第12章「断罪!真・天国地獄!」

 

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小町「いつまでグズってんだい、早く来な!」

光助『だ、だって・・・』

 

 

俺はあのまま何が何だか解らないまま小町さんなる死神に引き摺られ、ある場所へと連れて来られた。

 

この風景は何だか初めて幻想郷に来た時と同じ様な、紫さんの隙間の中みたいな色をした場所だ。

全体的に空気が黒く渦巻き、岩場なんだかよく知らないがデコボコとした地面が広がっている。

感覚的に土手のじゃり道を歩いているといった感じだ。

 

小町「死んだんだからって言っても、心と魂はそうやって生きてるんだから悲観する事ないだろ?」

光助『・・・・・・』

 

目の前でケタケタ笑う小町さんなる死神少女はそう言った。

そんな事ない。

心は確実に死んでいる気がする。

 

そんな心中、ふと歩く途中で目の前に水辺が見えた。

見た所、近所の土手に流れる河川の様に見えるが・・・・水の色は赤黒い。

 

この川はまさか・・・

 

小町「三途の川さ、死んだんだから渡るってもんだろ?」

光助『アレ、やっぱりそうなんすね・・・』

 

案の定、三途の川であった。

伝承とか物語ならば当然と言えば当然の様に出てくるのだろうが、俺は一応"現実"の人間だ。

死んだ存在は関係なくここに来るなんて小町さんは言っていたが・・・・本当にあるんだな、こういう場所は。

ふと、後ろに下げた大きな鎌をよっこらしょと持ち直し、小町さんが尋ねてきた。

 

小町「そういやアンタ、渡り賃持ってるんだろうね」

光助『え・・・・、何の事でしょうか』

小町「知らないのも無理はないか・・・まぁここを渡る為の船賃って所さ」

光助『俺、持ってませんよ?』

 

船賃というのは何の話だろうか。

もしかしたら、というよりは確実にそうなのだろうが、この川を渡るために必要なものなのだろう。

しかし、死んだ自分にそんなもの用意する余裕なんて何処にもない。

 

小町「フン・・・ちょっとその額の裏みしてみな」

光助『え?あっ!ちょ、ちょっと!何を』

 

そう言うと小町さんは俺の額辺りに手を伸ばしてガサゴソと引っ掻き回す。

ずっと気が付かなかったが俺の額には、死んだ人が頭に付ける白い"アレ"・・・なんだっけ、三角巾?

それが俺の額付いていて、その中を小町さんが何やら探している。

 

暫くして手を離してくれると、小町さんは何かを握っていた。

 

小町「へぇ・・・割と結構持ってるじゃないか」

光助『それって普通に用意されてるものじゃないんですか?』

小町「いんや?これはな・・・」

 

渡り賃。

三途の川を渡る際の船賃となる通貨だそうだ。

生前に良い事をした分だけ、その値は比例するのだとか。

・・・・と小町さんは話す。

 

小町「って訳だ、アンタ、割と良い人間だったんだな」

光助『死にましたが』

小町「ハハハ、仕方ないね、よくある話だ・・・・・・でも」

にやりと此方を見て小町さんが笑ったが、彼女の言った一言は聞き取れなかった。

 

 

 

小町「アンタはラッキーかもな」

 

 

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小町「じゃ、しっかり掴まってな」

光助『あ・・・・はい』

 

河川の脇に停めてあったであろう木製の渡り舟に乗り、俺と小町さんは三途の河を渡り始めた。

舟での移動なんて生涯数えるほどであり、死んだという絶望感の中で少し楽しみが出来た・・・のだが。

川面に顔を覗かせてみると・・・・

 

スゥウウ・・・

光助『え、うわギャァアアア!!』

 

いきなり目の前に叫んだ人の顔らしきものが見えて、俺は無様に後ろへとガタンと倒れこんだ。

 

小町「あぁ・・・この河を舟無しで渡ろうとして取り込まれた奴らさ

   アンタ、アレだよ?もしアンタも渡り賃無かったら岸辺で永遠に彷徨うか、

   無理してこいつらみたいになるだったんだぜ?」

光助『ヒェエ!』

 

そんな俺の反応を見るや否や、小町さんはケタケタと笑う。

 

 

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暫くして舟が無事に向こう岸に着き、俺はその目前の風景を見て驚いた。

 

光助『町だ・・・・』

 

目の前には何やら屋敷の様な施設が佇んでいる。

その建物形からして江戸時代の様な印象を受ける。

そもそもの地獄の形は大分昔からあるので、この和風な様式なのかもしれない。

・・・・・建て直しとか、現代の人が来たらビルとかになるものじゃないのかな。

 

小町「あ〜・・・ちょいとここで待ってておくれ」

光助『はぁ・・』

 

そんなことを考えていると、桟橋に舟を括りつけた小町さんがそう言った。

 

小町「すぐ戻ってくるからね、そこを動くんじゃないよ」

光助『言われずとも・・・・』

 

かくして俺は三途の川なる河原で周囲を警戒しながら待たされる事になった。

先程まで居た川の向こう岸は既に見えなくなっており、暗い空気は少し和らいだが今だに重苦しい感じは残っている。

・・・・まぁ、静かにしていれば害はないだろう。

 

が、しかし

 

死神少女「・・・・あん?キミは何してるの?」

光助『(げっ!やばい!!)』

 

その時、巡回中であろうか、小町さんとは別の死神に見つかってしまった。

 

死神少女「裁判待ちならこっちだよ」

光助『い、いや僕はここで人、というかちょっと待ってるんで・・・』

死神少女「あーいやいや、そういうのダメだから、今空いてるし早く済ましちゃいなさい」

光助『えっ、でも』

死神少女「いいから」

光助『あ、あーっ!』

 

またも死神に首の襟を掴まれて引っ張られる。

最近のトレンドなのか、この首根っこ持って運ぶというのは・・・・

 

そんな変な事を思いながら俺はずるずると引き摺られ、裁判所だかへ連れて行かれた。

 

 

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首根っこを掴まれながら引き摺られ、大きな建築物の前に着いた。

映画村で見るような屋敷には順番に人が並んでいる。

 

その中から・・・・・・

 

 

?「ハイ、釜ゆでの刑、次の人〜」

村人(大男)「うぉおおおおお!ま、待てぇえええ!」

 

?「ハイ、磔の刑、次の人〜」

村人(女性)「ちょっと!いくら何でもそりゃ無しでしょ!ちょっとぉおおお!」

 

?「ハイ・・・・・あー、極楽ね、次の人〜」

村人(少女)「・・・あ、はい」

 

?「ハイ、血の池地獄の刑、次の人〜」

村人(若者)「適当過ぎんだろぉおおおおお!誰か突っ込めよぉおお!」

 

 

何だろうあれ・・・

人の列が途切れたその次の部屋から何やら聞こえてくる。

 

死神少女「じゃあここで待っててね」

光助『あ、はいありがとうです・・・』

 

俺は言われるがままに人の列に並び、遠くで起こっている事態を聴く・・・

何だか余り穏やかではない喚き声と、異議の叫びが聞こえる。

裁判、とはいったがやはりアレだろうか・・・閻魔大王の裁き的な。

 

 

死神少女「次の人〜、ハイどうぞ」

 

 

ついに俺の番がやってきたのか、傍らの死神少女達が俺を前へと押しやる。

されるがままに前に進み、建物の中に入る

 

机の上で何やら片手の棒をコツコツと叩きながら下を見ている・・・少女。

少女・・・・あれ?

 

光助『(女の子の閻魔大王?)』

 

なんと、あの裁判を執り行っていたのは、年端も行かぬ少女だった。

緑色の頭髪に派手な帽子、

"少女"という点で、もしやここも幻想郷の一部なのではという考えが強まる。

 

ふと、机(というかこれ会議室とかによくある折りたたみ式の机)の上の三角コーンに書かれた名前を見た。

四季映姫って書いてある。

 

光助「(聞いたこと無い名前だけど・・・・というかここも幻想郷の中なのか?)」

いや・・・・もしかしたらもうここは現代で、俺は向こうの世界でも幻想郷でも死んでしまったのかもしれない。

ずっとそんなネガティブな考えをしていて、さっきから溜息が止まらない。

何かしらの間があって、目の前の少女が口を開く。

 

四季「チッ、お前・・・・・・えー、神塚光助、とな」

光助『は、はい』

 

舌打ち・・・・・

フルネームで名前を呼ばれ、少しドキドキする(勿論緊張の為)。

 

でも何だろう、意外と"異境な感じ"の緊張感は薄れた様な気もする。

以前だったらもっと血の気が引いて、頭のおでこの部分が不快にジンジンしてくる事があった。

慣れって恐ろしい。

 

四季「じゃ、適当に吟味するか」

光助『適当なんすか』

四季「静粛、基本」

 

異議ありという突っ込みは一瞬で潰された。

先ほどから気にはなっていたが、本当に適当な裁判なんだろうな。

こんな変な裁判で自分がどんな刑になるのかが恐ろしい・・・しかし、もう一つ気になっている事が一つ。

 

光助「(小町さん・・・どこにいっちゃったんだろうなぁ)」

 

ぼけっとそんな事を考えていたので、目の前で何やら調書を読まれている事に気付かなかった。

その様子にイラつきが来たのか、四季さんなる閻魔大王は白い目を向けた。

 

四季「・・・・貴様、裁判中だというのにたるんでるぞ」

光助『え?あっ、はいすいません・・・・』

 

その返事も生返事に近い。

 

四季「・・・・そんな貴様にいいものを見せてやろう」

光助『え?』

 

四季さんが忌々しそうに舌打ちをして、悪い顔をこちらに向けた。

その時、したの方から何かがせり上がってきた。

それは大仰な音を立てて止まり、俺の目の前に佇んだ。

 

光助『何だこれ・・・・鏡?』

 

四季「こいつは浄玻璃鏡(じょうはりのかがみ)といってなぁ・・・お前の生前の出来事が手に取るようにわかるものなのさ」

光助『はぁ・・・・・』

四季「っ・・・・(反応が薄いな)まぁいい、

   実際に見せればお前はまさに夏場のコンクリートに揚げられたミミズのようにのたうちまわるのだからな」

光助『は、拝見しましょう』

 

これは気になる。

昔の自分が何をしたのか、思い出に浸れる良い機会である。

目の前の四季さんやら他の死神少女達はざわざわとしているが、俺は何だか落ち着いていた。

 

四季「く、くく・・・これが貴様の過去だ!」

 

ボケーッ、と気の抜けた音を出して鏡が映り始める。

そこに見えてきたのは・・・

 

 

光助『食らえっ!ライダーキック!!!』

 

 

当時中学2年生の頃の自分であった。

 

 

 

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何だこの人間は・・・・

 

見るからに普通っぽい顔格好しやがって。

しかも私を目前にして溜息なんて漏らしやがった・・・・

 

ふん、丁度いい・・・

最近は老人とか大人ばかり流れてきやがるし、久し振りにいっちょ奈落の穴へ落としてやろう。

この前交通事故で死んで来た学生なんかは私を見た瞬間『アニメキャラかよギャハハ』とか笑いやがって、

あの弾けてた中学二年病の頃を見せてやったら途端に転がり始めて愉快だった事この上ない。

 

あんな感じで・・・・ここを・・・・こうこうチョイスしてやれば・・・

どうだ!小僧ォ〜(ゲス顔)

 

 

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光助『・・・・・あ〜そんなこともあったなぁ』

 

目の前に映る自分自身の愚行に目を細めながら呟く。

この辺りはつい最近さとりさんの心中暴露で垣間見た気がする。

 

あの頃は若かった、そう区切りを無理やり付けたのが功を成したのか、

はたまたさとりさんの精神攻撃に慣れたお陰なのか。

そんな俺の様子を見ていた他の方々は・・・・

 

 

四季「なん・・・・だと・・・・」

 

 

俺の様子に狼狽している感じだった。

他の死神の少女達も、何だか驚いた様子をしている。

 

四季「貴様!己の愚行を見てなんとも思わんのかっ!」

光助『あ、あの・・・・』

 

言うべきだろうか・・・一度のたうって死に慣れた事を。

 

四季「そしてさっきからそのなめ腐った態度!一体なんなんだ!!」

光助『そ、そうですかねぇ・・・』

四季「そうですかねぇ、じゃないだろ!」

 

だってそんな、威厳ある閻魔大王がこないな少女やさかい。

緊張とかもほぐれるわ。

・・・場数を踏んだお陰でもあるが。

 

四季「あ、ああ、ははぁ〜ん?」

光助『な、何でしょう』

何かを悟った様に、四季さんが机から身を乗り出した。

 

四季「そうかそうか、こんな事だろうと思ったわ・・・・」

そういって四季さんが見ているそれは、勇儀さんの背中を流している俺の映像であった。

 

四季「そうか貴様!もうこんな美女美少女に囲まれて慣れてしまったからそんな反応しかできなくなったんだろう!」

何だその考察。

目の前の四季さんは気持ち胸を反らしてポーズを取っている様に見えない事もない。

 

四季「どうした、目の前にこんなグラマラスな美少女が」

光助「それグラマラスじゃなくて幼児体型・・・ハッ」

あっやば。

俺がそれを口にした途端、空気がガラリと変わった。

迂闊だった・・・

 

 

四季「だっ、誰が幼児体系まな板鉄板娘じゃコラァ!!」

光助「そこまで言ってませんが!?」

 

 

急に顔を真っ赤にして机をボンボンと叩く四季さん。

その様子は正に、あの地獄の大王に相応しい荒々しく真っ赤っ赤な閻魔大王であった。

でも、指摘された中身で言うならばそれはもうアニメの幼児体型少女の反応のそれである。

相当気にしていたのだろう・・・・

 

四季「貴様っ!針地獄からの釜茹で地獄からの炎熱地獄の舌ちぎりの刑じゃぁあああ!!」

光助『ヒャァア!』

 

顔を引きつらせノリで思わず叫び出す。

このままでは俺は地獄の極みを体験し、その身をそこに埋める事になってしまう。

しかし傍で見ている死神少女達は何だか口元を押さえて笑ってらっしゃる。

・・・何だこれはコントか何かか。

 

 

小町「あ、いたいた・・・・光助ぇー」

光助『あっ!小町さん!』

 

地獄に仏・・・いや地獄の死神、小町さんが向こうから小走りでやってきた。

やっときてくれたんだと少し安心する。

 

四季「小町っ!どうして?」

先程の剣幕から一転、落ち着きを取り戻した四季さんは小町さんに尋ねた。

 

小町「ちょっとこの子訳有りなんで、連れて行きますね」

四季「まず説明をしなさいっ!あなた、いつまで仕事さぼっていれば気が済むんですか!」

小町「うへぇ・・・まーた始まった」

 

先程の勢いを取り戻し、ガミガミと早口で小町さんをまくし立てる四季裁判長。

それを横で耳を塞ぎながら棒立ちする小町さん。

 

聞いている限りだと、この小町さんなる死神は大した怠け者だという事が伺える。

でも、言葉の端々にあんまり関係なさそうな愚痴が聞こえてきたり・・・・

暫くして話が"最近の死神たちの態度"へと変わった辺りで、小町さんはフラリと動き出した。

 

小町「アハハ、あ、じゃあ時間なんでいきますわ・・・ほれ光助」

光助『あ、はい・・・失礼します』

 

小町さんに手を引っ張られるがままその場を小走りで去っていく。

目を閉じてうんうんと唸りながら説教を語る四季さんはこちらには気付いていないと見える。

周りを見ると、周囲の死神少女たちも何やら目配せをしている所からすると、大丈夫なようだ。

・・・・・なるほどいまのうち。

 

 

四季「だから貴方達はたるんで・・・・・って、ちょっ、小町ィイイ!」

 

 

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そんな絹を裂くような悲鳴を後にして裁判所とは反対側へと歩く俺と小町さん。

 

光助『アレ、いいんですか?』

小町「いいのさ、最近の異変で新しく作った悔悟の棒失くしたからピリピリしとんのよ」

光助「へ、へぇ・・・」

 

悔悟の棒って閻魔大王が持ってるっていう、あの尺の事だよなぁ。

・・・あれって作ったりするものなんだなぁ。

 

でもその最近の異変・・・これって俺のせいになるのかな。

何だか色々悪い事をしてしまった気がする。

 

 

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また暫く歩くと、先程と雰囲気の違った場所へ来た。

今までの何だか生暖かく重い空気ではなく、凛と澄んだ涼しい空気の場所である。

何というか・・・聖域みたいな。

 

 

光助『ここは・・・』

 

 

空気は澄んでいるが、より一層暗くなった周囲に散り舞う桜の花びら・・・

微かに香る桃の香り・・・

そして遥かに続く桜の木の真下に続く石の階段・・・

 

 

ふと傍を見ると、その長い階段の手前に誰かが立っている。

薄暗くてよく見えないが、緑色のスカートを穿いた少女らしき姿が見えた。

その周りを纏わり付く様に漂う怪しい白い影・・・

 

小町「ほら、こっからはあの子に付いてきな・・・アタイの役目は終わった」

光助『えっ?』

 

役目とは何の事だろうか・・・

小町さんは死神であるからして、あの四季さんなる閻魔大王の前に連れて来る事が仕事では無かったのだろうか。

役目、というとひょっとして"誰か"に頼まれただけだったのだろうか?

 

小町「じゃあ言われた通り連れてきたんで、あんたの主人に宜しく伝えといてくれ、妖夢」

考えを巡らせる俺を他所に話は進んでいく。

 

 

 

?「・・・・・はい、ご苦労様でした」

 

 

 

・・・・妖夢?

妖夢、そう呼ばれたその影はゆらりとこちらに歩み寄り、俺と小町さんの前でスッと止まった。

暗闇から現れたその影は此方を見やり、こう言い放った。

 

 

妖夢「お待ちしておりましたよ、光助殿」

 

 

そこには、白銀のおかっぱ頭を持つ少女が佇んでいた。

 

 

-続く-

 

説明
久し振りの投稿となります。
では、どうぞ。

※キャラクターの行動、発言は原作とは一切関係御座いません。
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