貴方と人生を共に 最終新章 〜unofficial history kazuto〜君の元へ帰る為 10話・神様の悪戯2話 |
桃花村
紫苑「貴方が北郷さん?(あら、良い男ね。)」
一刀「ええ・・・まさか、ただの食あたりって・・・どんなオチだよ・・・(残念・・・)」
愛紗「本当に申し訳ない!」
蒲公英はそのまま逃げようと扉まで行くが・・・
バタンッ
月音「おっとう!赤ちゃんは?」
薔薇水晶「良い子はねんね・・・」
一刀「何故お前らまで来た・・・」
月音「あれ?・・・出オチ?」
蒲公英は月音が開けた扉の餌食になり、気絶していた。
朱里「そっそれにしても、華佗さんの針治療本当に良く効くんですね!」
鈴々「そうなのだ!鈴々が・・・」
一刀「それは良いから!・・・このフードの人は誰?」
桃香「(残念だな・・・グスンっ)」
愛紗「(良かった・・・先を越されなくて・・・)」
星「それより、話を進めてくれ。」
朱里「星さん・・・いつの間に。」
華佗「一刀も居るなら丁度良い・・・泰山に行ったのだが一刀が捕まらなくてな・・・
しょうがなく関羽殿達の所に来た訳だ。」
一刀「ああ〜そん時は賊を討伐して村の復旧作業を手伝ってたからな・・・悪いな。」
華佗「いや、良いんだ。」
一刀「華佗は妖術が使えたよな・・・これを渡しておく。」
華佗「これは何だ?」
一刀「連絡符だよ、俺に直接繋がるから、何かあったらこれを使ってくれ。」
華佗「分かった。」
桃香「それで・・・その人は?」
一刀「大将軍、何進だろ?」
一同『え!』
フードを取ると・・・猫耳幼女の何進が姿を現した。
薔薇水晶「・・・にゃー」
何進「にゃー言うでない!」
華佗「ああ、森の中を彷徨ってたらしくてな、俺が医者だって言ったら泣き疲れてな・・・」
一刀「なるほどな・・・」
愛紗「でも、何故その様なお姿に・・・」
一同『ぷっ』
何進「ええい!好きでこうなった訳ではない!」
一刀「いや、可愛いじゃん。」
何進「そっそうか////」
一刀「うん、全然あり」b
月音「それはかなりの武器になるね〜」b
何進「そっそうか///・・・じゃなーーい!」
朱里「あはは・・・でも何故猫耳なんて・・・」
何進「これも全て張譲の罠だったのじゃ・・・」
一刀「十常侍筆頭か・・・(やっぱりな・・・グルか。)何進と十常侍は反発しあってたんだろ?」
何進「そうじゃが・・・何故それを?」
一刀「まあ、言って良いかな・・・ユーリって居るだろ?」
何進「ああ、かなりの功績を上げたと言う董卓軍の客将じゃったな。」
一刀「実は、それは俺の息が掛かった者で、仲間だよ。
董卓軍じゃなく、正式には北郷軍だけどね・・・無論董卓もね。」
何進「なんじゃと!・・・お主、いったい何をする気じゃ?朝廷を乗っ取るのか?」
一刀「いや、そんな事はしないよ・・・おそらく、何進を落としめた奴と関係がある。」
月音「于吉だね。」
一刀「張譲は于吉と結託してる事は間違いないな・・・邪魔な何進を朝廷から追い出す為のな。
これで張譲は用意した影武者を実質大将軍に伸し上がれるな・・・だけど、そううまく行くかな〜」
何進「どう言う事じゃ?」
一刀「さっきも言った様に、俺はただ布石を張った戦い方をするからさ・・・
まあ、ある名軍師でもあり、俺の師から教わったんだけどな。」
朱里「(凄い・・・何十手先を見てる・・・)」
何進「じゃが、このままでは朝廷は腐敗してしまうぞ・・・
ただでさえ今は腐敗の危機じゃと言うのに。」
一刀「そう、何進が居なくなれば間違いなく腐敗するだろね・・・君はそれ程重要な人なんだ。」
何進「そっそうか///(惚れてしまったじゃろうが・・・)」
一刀「そこら辺は俺がやるから、今は何進をどう戻すかだ。」
華佗「調べてみた所、猫子丹を飲まされたんだと思う。」
翠「にゃんこたん?」
華佗「この薬は徐々に猫へと変幻される作用がある。」
何進「妾は猫子が奴らの次に嫌いなのじゃ!」
一刀「可愛いのにな・・・」
何進「うっ・・・」
星「(本人は自覚してないんだろうと思うが・・・落ちたな・・・そこが主の恐ろしい所だな。)」
朱里「本人が憎む相手に変えてしまうなんてあまり良い趣味じゃないですね・・・」
華佗「全くだ。」
一刀「于吉が作ったんだろうな。」
薔薇水晶「于吉はジャンクにする」
何進「うう・・・」
華佗「この薬を作るには3つの解毒剤が必要でな・・・泰山の頂上と言う過酷な環境の中、
一度花を咲かせると・・・何時でも散る事が無い持久草。
江東に伝わると言われている江東丸。
そして、南蛮の奥地にだけ生息している南蛮像の臍の胡麻。
本来なら自分で集める所なんだが・・・俺には太平妖術を探し出し、封印すると良う役目がある。」
一刀「ね〜」ニコニコニコッ
華佗「こっ怖いぞ一刀・・・聞けば、関羽殿達は何進殿と満更知らぬ中では無いとの事・・・
ここは人助けと思って・・・頼む。」
星「泰山なら・・・」
一刀「心配ご無用・・・持久草は愛美・・・徐庶が持ってるはずだから。
俺達も忙しいからな取りに来てくれるとありがたいな・・・一番の問題は南蛮なんじゃないのか?」
朱里「お姉ちゃんが居るのですか!?」
一刀「ああそう言えば同じ出だっけ?手紙くらい書いてやりな。」
朱里「はい!」
一刀「なら、何進の事はよろしく・・・」
何進「待つのじゃ、まだ狙われとるやもしれん・・・妾も泰山に行くぞ。」
一刀「っつってもな・・・」
朱里「確かに、死んでしまっては元も無いですし・・・」
華佗「それに、泰山なら近づく事すらできないだろうな。」
何進「お主・・・あの山からどうやって行き来しとるのじゃ?」
一刀「まあ・・・それは秘密だ。」
鈴々「お兄ちゃんは強いから大丈夫なのだ!」
蒲公英「ええ〜本当に強いの〜?」
翠「蒲公英、お前が斬る前に天に登ってんぞ。」
月音「なんならやってみる?」
蒲公英「(このチビならあたしだって!・・・さっきの意趣返ししてやる。)」
ちなみに、翠星石は・・・
泰山
月「翠星石ちゃん、もうちょっと小さく切っても良いですよ。」
翠星石「・・・これくらいです?」
月「うんそれくらい。」
金糸雀「ふふふっ翠星石は料理もへたっぴなのかしら。」
翠星石「ぐぐ・・・言い返せないです・・・」
金糸雀は月から見て教えてもらってるので料理技術ははるかに高い。
一刀「勝負は後でな・・・それでどうするんだ?」
愛紗「私も一刀殿に預けた方が安全かと。」
一刀「そこまで言うならしょうがないな・・・本人の気持ち次第だけど・・・」
何進「一度泰山に行ってみたいと思ったのじゃ。」
一刀「さいですか・・・」
薔薇水晶「一刀、そろそろ」
一刀「そう言えばそうだな・・・月音、ちゃっちゃと済ませて来いよ。
今後の事を話さないといけないからな。」
月音「はいよ〜」
一刀「では、行こうか。」
何進「うむ。」
桃花村入口前
一刀「梨花。」
ブンッ
梨花「御側に。」
翠「うわっ・・・何処から・・・」
朱里「妖術でしょうか・・・」
一刀「ただの場所移動能力さ・・・招集を掛けてくれ。一週までに着くようにってね。」
梨花「御意」
ブンッ
鈴々「消えたのだ!」
一刀「俺の仲間達を集めにいったんだ・・・」
華佗「なら、後の事は任せる。」
一刀「ああ、今度はしくじるなよ?」
華佗「ああ!必ず封印してみせるさ!」
一刀「なら、俺もここで。」
一刀は何進を抱えた。
薔薇水晶はいつも通り肩に乗っている。
何進「(なんと言う逞しい腕じゃ・・・この腕に抱かれて見たいもんじゃ。)
桃香「一刀さん!」
一刀「ん?」
桃香「あの・・・気を付けて下さい!」
一刀「ありがとう・・・」
翠「(愛紗、お前は何か言わないのか?)」
愛紗「・・・(言いたい・・・けど姉上・・・)」
一刀「じゃあな。」
一刀はジャンプしたと思ったら、空中を蹴り上げぴょんぴょん飛んでいった。
紫苑「凄いわね・・・あれは人間が成せる事じゃないわ・・・」
星「紫苑よ、人間だが化け物だ。」
桃香「一刀さん・・・」
そこへ勝負し終わった月音が駆けてきた。
月音「あれ?おっとうは?」
星「あそこだ。」
星が空を指した。
月音「もうあんな所に!空歩!・・・まって〜〜〜〜〜〜」
璃々「わ〜飛んでる〜」
翠「と言う事は・・・」
翠は蒲公英の所に行ってみると・・・
蒲公英「つ〜@@@@よ〜@@@@すぎ〜@@@@」
翠「修行が足りんな。」
空中
何進「おお!妾は空を飛んどる!」
一刀「まあ、1週間は飛び続けれるよ。」
そこへ遅れてきた月音がやって来た。
月音「はぁはぁはぁ・・・やっと追いついた〜」
一刀「んで、蒲公英との勝負は?」
月音「獲物使わず圧勝〜今頃ぴよってんじゃない?」
一刀「だろうと思った。(性格も似てるしな。)」
何進「どうやって入るのじゃ?」
一刀「そのまま突っ込めば良いんだよ・・・だって幻術だもん。」
何進「これがか?まるで本物じゃな。」
一刀「取り敢えず俺の事信じて。」
ぎゅっ
何進「うっうむ///」
一刀達は嵐の中に突っ込んだ。
泰山
何進「何じゃ・・・中は晴れ晴れしとるじゃないか・・・」
月音「ちなみに、あそこの山におっとうが作った村があるんだよ。」
梨花「一刀様とユーリ以外全員が女子供の方です。
賊に両親を殺された者達が一丸となって村を作ったのです。
外部からは入れない様になってます。」
何進「一番安全な村って事じゃな。」
一刀「確かに幻術を張ってるけど、外から来た者はダメだとか、死ぬって思ったら本当に死ぬからね。
半幻術ってとこかな・・・」
何進「なるほどな・・・じゃが、食糧はどうしてるのじゃ?」
一刀「無論外から買って村に届けてるよ、服から色々ね。」
何進「一度行ってみたいのじゃが・・・」
一刀「分かった、案内するよ。」
泰山村
何進「結構居るな・・・」
女の子「かじゅとしゃまだ〜」
一刀「今日はゴマ団子を持ってきたぞ〜ちゃんと分けて食べるんだぞ?」
子供達「は〜い!」
何進「(この男・・・やはり皇帝になる素質がるな・・・この男とならより良い国が出来よう。)」
一刀「ここは子供が遊べる様に遊具も作ってあるんだ。
無論病気、怪我をしたら大抵は華佗が見てくれるんだけど、
花澄と言う子にも医療知識があるから大半は任せてるな。」
何進「なるほどな。」
一刀「まあ、そろそろ戻りますか。」
泰山隠れ家
月「お帰りなさいませ。」
何進「董卓!何故ここにおるのじゃ!」
一刀「(しまった!)そっそっくりさんだよ。」
何進「ふむ・・・確かにこんな服を着てこんな所に居る訳がないな・・・」
一刀「・・・まあ、好きにして良いよ。」
雛苺「あ!かずと〜おかえりなの〜」
一刀「はい、ただいま〜なのはは?」
雛苺「悪い人達を退治しにいってる〜」
薔薇水晶「・・・お土産」
薔薇水晶はゴマ団子を差し出した。
雛苺「わ〜い!ごまうにゅ〜だ〜!薔薇水晶〜ありがとう〜」
薔薇水晶「コクッ」
そして、奥から愛美が現れた。
愛美「一刀様、招集の号令は行き届いたとの事です。」
一刀「分かった、大体どれくらい掛かる?」
愛美「周以内には必ず間に合わせるとの事なので大丈夫かと。」
一刀「分かった・・・さて、俺もここでこまねいて居られないから集まりが終わり次第旅に出るよ。
洛陽を中心に色々回って来るつもり。」
何進「何じゃ、何処かへ行ってしまうのか?」
一刀「まあね、情報が少ないなら自分の足で集めるしかないだろ?」
何進「納得じゃ。(仕掛けるなら今宵か・・・)」
翠星石「でっ出来たです!」
厨房の方から月達が食事を並べて行く。
月「夕食の準備が出来ました。」
一刀「ほほう・・・肉じゃがに酢豚、餃子に南蛮漬けか・・・豪華だな。」
金糸雀「金糸雀が作った麻婆豆腐かしら。」
一刀「ほう・・・ぱくっ・・・うまいな、流石月に教えて貰ってるだけあるな。」
何進「何じゃ?そのにくじゃがと言うのは?」
一刀「まあ、食べてみそ。」
何進は肉じゃがを口に運んだ。
何進「何とも美味じゃ!」
月音「いっただっきま〜」
パクッ
翠星石「・・・」もじもじもじ・・・
月音「おお!うめ〜ご飯が進くんだぜ〜」じゅるりっ
翠星石「うまいと言いやがりましたね!撤回は出来ないです!」
月音「それがどうしたん?」
翠星石「それは翠星石が作った肉じゃがです。」
月音「なぬっ!」
翠星石「ふっふっふ・・・」
月音「ぐぬぬ・・・」
薔薇水晶「うまい」
月「雛苺ちゃんには馬肉のはなまるハンバーグですよ。」
雛苺「わ〜い!」
梨花「では頂きます。」
花澄「むぐむぐむぐ・・・そう言えば、最近洛陽で不穏な動きがあるんだってさ、
ユーリが今探ってるけど、最悪準備だけはしておいてくれだってさ。」
一刀「そんなに悪いのか?」
花澄「張譲が好き放題やって、朝廷は実質張譲の操り人形って所かな。」
ドンッ
何進「おのれ!張譲!」
一刀「何進にも話すけど、最悪朝廷が腐敗しきったら俺達は朝廷を討つ。
それだけは覚悟しといた方が良い。無論最優先は民達だから・・・
まあ、そこら辺はユーリ達がうまくやってくれると思う。」
何進「妾は何も言わん・・・これ以上腐敗するならば・・・朝廷を壊してくれ。」
一刀「まあ、そうならない為にも何とかしたいんだけどね。(間違いなく腐敗するだろうけどね。)」
月音「そんな堅い話はいいからさ〜食おうよ〜」
一刀「おお〜悪い。」
夜
一刀の部屋
コンコンッ
何進「失礼するぞ。」
一刀「zzzzzzzzz」
何進「寝ておるのか・・・」
何進は服を脱ぎ一刀の上に乗った。
何進「起きよ。」
一刀「う〜んzzzzz」
何進「何じゃ・・・起きんと言うのなら」
何進は一刀の下半身を弄る。
一刀「う〜ん・・・!なっ何を!」
何進は一刀の上に乗っかり、服を脱がして行く。
何進「大人しくするのじゃ・・・見るからに良い体をしとるの〜?」
一刀「ちょっ!まっ!」
何進「お主が悪いのじゃ・・・妾を本気にさせたからの?」
その後はご想像にお任せします。
次回
薔薇水晶「準備出来た」
一刀「じゃあ、行くか。」
月音「やったぜ!餃子を5人前も貰ったぞ!」
翠星石「チビスケにしてはなかなかやったと褒めてやるです!」
愛紗「一刀殿!」
一刀「愛紗!」
次回『それぞれの役割』
神様の悪戯を制作開始しました、これは華琳達が天命を全うし、何百年後の話になります。
序曲を見てくれた人には大変お待たせしました・・・
ラブコメ、アクションも兼ね備えております。
華琳がメインヒロインですが・・・他にも!
無論、死なない人達(外史を転々と移動する人達や・・・ドールとか)
そう言った人(ドール)達も出てきます。
今まで出て来た人達が何時出るかも・・・
今日はその序曲の続き、2話を先行で貼ります。
(分からない人は序曲を予習して見て来て下さい。)
がやがやっ
于吉「ほほう〜」
左慈「一刀、やるな。」
蓮華「#」
バキッ
蓮華は怒りのあまり・・・シャーペンを折った。
一刀「へっ?違う違う!親戚の子だよ!」
左慈「まあ、北郷の家系は世界全土に居るらしいからな。
この中にも少なからず、血が流れている奴も居るだろう。」
于吉「薄いでしょうがね。」
蓮華「か・ず・と#・・・後で話があるからね。」
一刀「・・・はい」
第二話 『もう一人の転校生』
華琳が転校して来て数週間が経った。
昼
左慈「凄いな、もう学園のアイドルだぞ。」
于吉「ファンクラブまである始末ですからね〜」
一刀「そのせいで色々狙われてるんだけどな・・・」
ガタンッ
ファン達『北郷一刀!覚悟!』
ダダダダダダッ
一刀「いい加減に・・・しろ!北郷流!刹那!」
シュシュシュシュシュッ
ファン『なっ!』
ビリビリビリッ
次々に服が破れていく。
一刀「・・・次は・・・殺す#」
ジャキッ
ファン達『ばっ化物ーーーー!』
タタタタタタッ
一刀「誰が化物だ!誰が!」
華琳「あら?どうしたの?」
一刀「・・・何でもない。」
華琳「今日の御飯は何が食べたい?」
ドンッ
蓮華は華琳を跳ね除けた。
蓮華「一刀!唐揚げを作って来たの!夜食に食べて!」
一刀「あ、ああ。」
華琳「貴方、なぜ邪魔をするのかしら#?」
蓮華「貴方こそ、妻気取りしないでくれるかしら#」
バチバチバチバチッ
???「ならば、勝負するが良かろう。」
2人「「誰!」」
一刀「星!」
星「ご無沙汰してます、主。」
2人「「主!」」
一刀「そう、俺専属の護衛だよ。愛紗や春蘭は?」
星「あの二人でしたらいずれ来るでしょう・・・主恋しさに。」
蓮華「・・・一刀の専属ってどれくらい居るの?」
星「ざっと見積もって100人程ですな。メイドも合わせてですがな。」
左慈「その中でも親衛隊と言われる部隊が居るんだけどな、
8人の武闘家、戦略家が居るんだよ。」
星「妹の恋も会いたがっていたぞ?」
一刀「ああ〜・・・最近会ってないからな・・・」
次々に生徒達が集まってくる。
女子生徒「北郷グループの跡取りなんでしょ?」
星「そうだ、先代とのDNA鑑定で100%と出たんだ。
間違いなく、生まれ変わりだ。」
一刀「だから、先代様と同じ名前を貰ったのさ。」
星「ちなみにな、恋は一刀の妹であり、許嫁だ。」
一同『マジでっ!!!』
一刀「俺はそんな気は無い!愛情はあるけど、悪まで家族としてだ。」
星「いっぱい居るぞ?許嫁がな・・・なあ、華琳殿。」
華琳「・・・そうね。(読めない人ね・・・何かを知ってる様な。)」
男子生徒「良いな〜・・・なあ、北郷〜」
一刀「断る!」
左慈「まあ、詳しく話すと色々ややこしいからここでこの話は終わりだ。」
キーンコーンカーンコーン
冥琳「席に着け、紹介は・・・もう良いな・・・席は・・・」
星は一刀の席の前の席へ
男「何でですか?」
星「ここに5万あるが・・・譲ってくれぬか?」
男「どうぞ!」
スッ
星「ふふっ感謝する。」
一刀「(うわ〜)」
冥琳「授業を始めるぞ。」
一刀「(華麗にスルーっすか。)」
星「と言う事だ。」
一刀「はぁ〜・・・」
放課後
左慈「なあ、俺達で部活作らないか?」
一刀「何の?」
左慈「武術部だ。久々に・・・どうだ?」
于吉「良いですね〜幽霊で入りましょう。」
星「ふむ・・・使用人としては止めなければ行けないが・・・
主がもっと強くなって貰うには最善かもしれんな。」
于吉「今でも十分強いでしょうに・・・」
蓮華「私も入れるわね。」
一刀「蓮華の家系って術師の家系だっけ?」
蓮華「ええ、魂を呼び覚ましたり出来るわよ。」
左慈「なら、先代を呼べば稽古付けてくれるんじゃないか?」
蓮華「私も試したんだけど、無理だったのよ。
何かに妨害されてる感じって言えば良いかしら?」
華琳「なら、月音さんに稽古付けてもらえば良いんじゃないかしら?」
一刀「ヲタばあちゃんにね・・・」
左慈「何百歳超えてるにあの若さであの強さだろ?」
一刀「でも、ばあちゃんさ・・・変な事言ってたんだよ。」
蓮華「変な事?」
一刀「秘めたる力を手にした時、全ては戻るってさ。」
于吉「全ては戻る・・・なんの事でしょう・・・」
華琳「・・・・」
星「・・・・」
一刀「まあ良いや、取り敢えず、部を作るか?」
左慈「顧問は・・・」
冥琳「私がやろう。」
一刀「冥琳先生なら適任だな。」
左慈「異議なしだ。」
冥琳「なら、私が手配しとこう。」
蓮華「そう言えば、一刀、左慈、于吉は北郷都市に居たのよね?」
一刀「ああ・・・中学2年までな。」
冥琳「私も気になるな・・・お前等についてはは何も聞かされてないからな・・・
ただ、一刀とは特別な人だと言う事位だな。」
左慈「それはタブーで頼む。」
于吉「そうですね〜・・・我々にとっては黒歴史と言いますか・・・
余り触れられたくないんですよ。」
一刀「・・・簡単に言うとだな・・・追い出された・・・いや、逃げて来たんだよ。
ここは、あの都市からの介入は出来ないから手配してもらったって訳。」
星「私も主が北郷都市を去ったと聞いたのでな・・・此処に来たんだ。」
冥琳「そうか・・・なら詳しくは聞かんが・・・協力出来る事があれば何時でも言うと良い。」
一刀「ありがとうございます、先生。」
こうして、武術部は一刀をリーダーに左慈、于吉、華琳、星、蓮華が入る事に。
北郷マンション
一刀の家
華琳「・・・貴方もここに住むと?」
星「いけないですかな?常に護衛をするのが私の使命でもあるのだが。」
華琳「ここは、私と一刀二人の家よ。」
一刀「(そうだったのか!・・・いやいや!違うだろ!)」
星「・・・正体不明の少女・・・警察に言えばどうなりますかな?」
一刀「良いじゃないか、大人数の方が俺は好きだぞ。」
星「主もこう仰ってくれてるぞ?無下にはできんだろ?」
華琳「グッ・・・」
星「案ずるな・・・見返りとして、お主の手続きもこちらでさせてもらう。」
華琳「・・・交渉成立ね。」
星「まあ、最初からこれを狙ってたと言う事かな?」
華琳「ふふっ、どうかしらね。」
一刀「へっ?」
星「・・・はぁ〜主よ、もう少し乙女心を覚えろ。」
一刀「・・・はい」
こうして、星と言う新しい同居人が増え、ますます賑やかに。
???
???「北郷一刀の抹殺はまだ出来んのか!」
???「どうも一筋縄では行かない連中でして・・・」
???「三中家か・・・鬱陶しい!・・・まあ、良い・・・奴らを動かせ。」
???「畏まりました。」
???「待っていろ・・・北郷一刀!」
次回予告
ナレーション
武術部を作り、始動開始と思われたが、一刀の前に・・・刺客現る!
苦戦していたその時!あの萌えをこよなく愛する人が来る!
次回『裏からの刺客』
取り戻す時、真実が開く。
未定。