真・リリカルなのは 第十章 エルトリア振興編 第九話 兄弟の能力 |
アリサとはやてがエスティマと戦っている間、なのははデルム戦っていた
なのは「ディバインシューター!!!」
デルム「しょぼい技だな!!!!」
狼牙棒で魔力弾を全て弾く デルム
なのは(あいてはどう見てもパワー型……………………なら!)
レイジングハート【ディバインソーサー!】
デルム「チッ 面倒な技だぜ!!」
そう言いながらも、なのはの技を狼牙棒で叩き壊す
なのは「ディバインソーサーが!?」
デルム「ハハハハハ!!!! 平べったい上下には切断力がねぇからな!!」
輪郭の部分にしか、切断力が無いことがバレてしまった
なのは「こうなったら、砲撃をぶっ放すしかないか……………………」
デルム「食らいな!!!!」
狼牙棒で、なのはを殴ろうとする
なのは「これは防ぐより躱す方が賢いかな!」
防いでもプロテクションがあっさり破られると判断した なのは
なのは(確かにパワーは凄い……………………けど)
なのはは倒れている すずかの方を見る
なのは(すずかちゃんが倒せるほどの実力者とは思えない)
力攻めだけで勝てるほど、すずかちゃんは弱くない
なのは(すずかちゃんが油断していた? それとも不意打ち?)
なのはは、デルムがすずかに勝った理由を探っていた
なのは(いや、恐らくは彼がレアスキル所持者と見るべきだ)
先ずは、その能力を焙り出す!!
レイジングハート【カートリッジロード!】
デルム(何だ!? 奴の魔力が急に上がりやがった!!)
どうやら彼はカートリッジというシステムを知らないようだ
なのは「ディバインバスター!!!!」
デルム「っ!?」
砲撃だと!!!
あんなガキんちょにぶっ放せるはずが!!!
デルム「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」
なのはの砲撃に飲まれた デルム
なのは「良し!」
勝った!!
なのはの砲撃の直撃を受けて、倒れない者は中々いない
なのはは勝利を確信した…………………………しかし
レイジングハート【マスター!!!】
なのは「後ろ!!」
気付いた なのはは、後ろから飛んできた鎖を躱す
バルム「チッ 何で当たらないかなぁ」
なのは「なっ!?」
さっき私の砲撃を受けて吹き飛んだ筈じゃ………………………
しかもデバイスが代わってる………………………………
なのは(一体、どういう事?)
バルム「不思議そうだな? 何故、俺がお前の後ろに居たのかが」
なのはが考えていることが読めたのか、話しかける バルム
なのは「レアスキルでしょ?」
自分の考えを言う なのは
バルム「まぁそうだな」
なのは(一体、どのような能力? 高速移動?)
なのはの目の前に居るのはバルム
つまり、なのはの砲撃を受けた方では無い
しかし、この兄弟の容姿があまりにも似ている事から、同一人物だと錯覚してしまうのだ
バルム「食らいな!!!!!」
バルムは鎖を飛ばしてくる
なのは「食らわない!!」
レイジングハートで、鎖を弾く
レイジングハート【カートリッジロード!】
再び砲撃を撃とうとする なのは
なのは「ディバイン【マスター!!!後ろです!!】え?」
レイジングハートに言われ、後ろを振り返る なのは
すると、狼牙棒を振りかぶるデルムの姿が……………………
なのは「ど、どういうこと!?」
驚いてしまい、躱す事が出来なかった なのは
デルム「吹っ飛べ!!!!!!」
バキィィ
なのはは、頭上に狼牙棒を叩きつけられる
レイジングハートが、プロテクションを使った為、直撃は間逃れたが衝撃を殺しきれなかった
なのは「グッ!!!」
その為、地面が崩れ落ち、なのはは落下してしまう
バルム「おっと! 只で落ちていくなよ!!!!」
落下する なのはに鎖を投げ、彼女の体を縛り付け、落下を阻止する
バルム「兄貴!! もう一発!!!」
デルム「おうよ!!!! 食らえ!!!!!」
縛られて動けない なのはに追撃をする デルム
なのは「う…………………く」
ま、不味い……………………
無防備の状態で、狼牙棒で殴られれば、怪我では済まないだろう
すずか「((氷柱の雨|アイシクル・レーゲン))!!!」
しかし、なのはに攻撃しようとしていたデルムに氷柱が突き刺さる
デルム「グッ!!!」
バルム「兄貴!!!!」
攻撃は中断される
すずか「なのはちゃん!!」
すずかは、なのはを縛っている鎖を凍らせてから砕く
なのは「助かった……………………ありがとう、すずかちゃん」
間一髪のところで、すずかが目を覚ましたようだ
バルム「俺のデスヘルンが!!!」
デバイスを壊され、ショックを受ける バルム
デルム「チッ 舐めやがって!!」
すずか「なのはちゃん、あの2人は兄弟だよ」
なのは「なるほど、だからデバイスが違うんだね」
すずかは一度、不意打ちを食らい、負けたものの、彼らの事を理解していた
すずか「しかも、片方は突如出て来るでしょ?」
なのは「うん、急に後ろから」
すずか「私の時もだよ」
つまりは何らかの能力があると言う事だ
デルム「仕方ねぇ!! 俺が戦う! お前は援護に回れ!!」
バルム「ああ、そうさせてもらうぜ」
デルムとバルムは手を合わせる
すると、バルムは消える
なのは「っ!!!」
すずか「き、消えた……………………」
スノーホワイト【いえ、消えたというのはご幣があります】
すずかの発言を否定するスノーホワイト
すずか「え?」
レイジングハート【弟の方が兄の中に入ったというべきでしょうか………………】
なのは「どういうこと?」
いまいち意味がわからない なのは
スノーホワイト【簡単に言うと、融合みたいなものですね】
すずか「融合!?」
なのは「ユニゾンデバイスってこと?」
レイジングハート【いえ、レアスキルでしょう】
デルム「フン、それほどまでに驚きか? 俺のレアスキル、((遺伝子融合|ゲノム・フュージョン))が」
会話に混ざってくる デルム
スノーホワイト【なるほど、遺伝子操作能力ですか】
レイジングハート【いきなり現れたネタがわかりましたよ】
彼の言葉で、2人のデバイスは、謎の能力の秘密を理解したようだ
すずか「どういうことかな?」
スノーホワイト【それほど難しいことではありません】
レイジングハート【攻撃が当たる前に融合を解除しただけでしょう】
つまり、初めて すずかの前に現れた時は既に融合状態であった
しかし、すずかの攻撃が決まる時に、融合を解除して、片方が不意打ちをするという魂胆でる
ネタがわかってしまえば、どうということはない
なのは「なるほど……………………元々は融合して1つだったわけだね」
デルム「見破っても意味は無いぜ? てめぇらはここで殺す!!!!」
なのは「すずかちゃん!」
すずか「うん、私たちの連携をお見舞いしよう!」
デルム「行くぞコラァ!!!!」
狼牙棒を振り回し、なのはとすずかに襲い掛かる
すずか「アイスバンク!!!!」
狼牙棒の錘を殴る すずか
すずか「クッ 硬い」
すずかの拳でも砕けない
デルム「そんなパンチなんか食らうか!!!」
すずかを狼牙棒で殴り倒そうとするが、
なのは「エクセリオンバスター!!!!!!!!!」
砲撃を放たれる
デルム「舐めるな!!!!」
狼牙棒を振り回し、なのはの砲撃を殴る
なのは「っ!!! 私の砲撃を!!」
デルムは力技で、砲撃をかっ消す
すずか「アイス・スマッシャー!!!!!!」
すずかも砲撃魔法を使う
デルム「何!?」
どうなってやがる!?
何故ガキ共が砲撃をポンポン撃てるんだよ!?
デルム「クソが!!」
狼牙棒を反転させ、今度はすずかの砲撃を弾こうとする
なのは「ディバインバスター!!!!!!」
デルム「何!?」
デルムは砲撃に挟まれる
デルム「ええい!!! バルム!!!」
デルムは、すずかの砲撃を跳ね返す
なのはの砲撃が背中に迫る
この距離では躱すことは出来ない…………………しかし
ニョキッ
デルムの背中から両腕が生え、
デルム「プロテクション!!!」
バリアで、なのはの砲撃を防ぐ
すずか「え!?」
なのは「そんな!?」
確実に決まったと思ったのに!!
デルム「危ねぇな」
なのは「腕が4本………………………」
デルム「背中のはバルムのだけどな」
デルムは背中の腕を元に戻す
デルム「チッデスナウンが使い物にならなくなったな」
すずかの氷結の砲撃を受け、凍りつく狼牙棒
デルムは、自身のデバイスであるデスナウンを捨てる
デルム「まぁいいぜ、俺の腕で殺してやろう!!」
デルム達の能力は融合だけでは無い様だ
次回はフェイトとキリエ視点
そして、生きていた彼女との再会
エルトリアのメンバーは全員生きているのだろうか
お楽しみに〜
説明 | ||
第九話です さて、なのは達の活躍を見よ じゃないと…………ボコられますよ?ウチのなのはさんに |
||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
637 | 635 | 0 |
タグ | ||
リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う マテリアル 内容はオリジナル エルトリア | ||
ohatiyoさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |