真・リリカルなのは 第十章 エルトリア振興編 第十四話 王降臨 |
なのは達がブラックガーストのメンバーを倒した頃、戦艦内ではシュテルとサイノスが戦っていた
シュテル「((堕天使の焔|ゲフェレナー・エンゲル・フランメ))!!!!!」
サイノス「食らうかよ!!!!」
シュテルが何度攻撃しようとも、鎌で切り裂かれてしまい、サイノスにダメージを与えられない
おまけにサイノスの攻撃は防御する事が出来ず、シュテルは体中を切り裂かれ、痛々しい姿となっている
サイノス「弱いくせにしぶといな、まぁまぁ楽しめたぜ…………………だが、此処までだ!! お前如きに時間を掛け過ぎては、ボスの顔に泥を塗るからな!!」
シュテル「既に塗っていることになりますよ? 勝つのは私ですから」
サイノス「へっ!! 数が減らねぇ口だ!!! 食らいやがれ!!!!」
スパァァァァン
シュテル「グッ!!」
今度は左足を引き裂かれる
全身から血を吹きだし、今にも倒れそうな シュテル
サイノス「根性だけは大したもんだ………………だが、そんなんじゃ俺には勝てねぇよ!!!!」
再び斬りかかる サイノス
シュテル「クッ」
ガキィィィィィィィィィン
ルシフェリオンで、サイノスの攻撃を受け止めるが、シュテルには体力が残っておらず、ルシフェリオンを弾かれてしまう
サイノス「手詰まりだな」
ザクッ
鎌の刃が、シュテルの左肩に突き刺さる
シュテル「うっ!!」
サイノス「まぁ、いい暇つぶしにはなったぜ………………殺そうとも考えたが、やめだ」
そのまま鎌を引きぬく
シュテルの左肩からは、大量に血が流れる
サイノス「お前には立派な人質になってもらうぜ?」
どうせ、もう逃げるような真似は出来ないだろうからな
シュテル(私が人質……………………………王や、みなの枷になる)
それだけは御免ですね……………………………………
シュテル(こいつらの思い通りにはさせません)
例え死んだとしても、私は…………………………………
ガシッ
シュテルは、サイノスに抱きつく
サイノス「………………………………なんの真似だ?」
シュテル「私の所為で、みんなに迷惑を掛けるのは忍びないですからね……………………今から、私の禁断の技をお見せしましょう」
サイノス「何?」
シュテル「我が身を犠牲に、対象物を完全に焼却する魔法です……………………まさか、使う日が来るとは思いませんでしたが」
サイノス「き、貴様!!!! 自爆する気か!!!!」
流石がのサイノスも焦り始める
シュテル「あなた達、侵略者の思い通りにはさせません……………命に代えてもあなたを倒す!」
サイノス「ふざけた真似を!!!!!!」
サイノスは、シュテルを振りほどこうとする…………………………しかし
サイノス(コイツ、この体の何所にこんな力を持ってやがる!)
シュテルを振りほどけないでいた
シュテル「絶対に離しません……………………私とあなたは、ここで燃え尽きるのですよ」
サイノス「ガキの遊びに付き合ってられるか!!! くたばりたかったら、1人で勝手にくたばりやがれ!!!!!」
シュテル「行きますよ…………………………」
サイノス「や、やめろ!!!!」
シュテルとサイノスの回りにはオレンジ色の魔力が渦を巻いている
シュテル「((完全焼却|ヘル・エンドレス・フレア))………………この技だけは使いたくありませんでしたが」
サイノス「うぉぉぉぉぉぉ!!!!!!! 離せぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」
死の恐怖からか、サイノスは暴れ始める
シュテル「往生際が悪いですね」
これでお別れですね……………………………………
王よ、あなたは何所かで生きていることでしょう
みなを纏めれるのはあなただけです
レヴィ、キリエ、アミタ、あなた達もきっと…………………………
なのは………………もう1度戦いたかったですが……………………
シュテル「出来ることなら、次は人間に……………………………」
さて、行きますか
シュテル「覚悟はいいですか?」
サイノス「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュテルは命を捨て、サイノスを倒そうとする
しかし、その覚悟は無駄に終わる
ディアーチェ「ブリフィング・バインド!!!!!」
紫色のバインドで縛られ、((完全焼却|ヘル・エンドレス・フレア))は中断される
シュテル「このバインドは………………………王の」
シュテルは振り向く……………すると、そこには
ディアーチェ「シュテル!!!! 貴様、我の許可なしに死のうとするとは何事だ!!!!!」
激昂するディアーチェが居た
シュテル「王……………………………」
シュテルの前まで移動してくる ディアーチェ
シュテル「生きていたのですね、王」
ディアーチェ「当たり前だ、勝手に殺すな」
シュテル「本当に良かったです、王」
ディアーチェ「良いわけあるか!!! この大バカ者が!!!」
バキィ
シュテルの頭を殴る ディアーチェ
ディアーチェ「王の家臣である お前が自殺などしてどうする!!」
久方ぶりに見た、本気で怒る ディアーチェを
シュテル「……………申し訳ありません、王」
ディアーチェ「二度とあの技は使うでないぞ!!」
シュテル「はい………………………」
サイノス「全く、とんだ茶番だぜ……………どうやらお前達は殺した方がよさそうだな」
バインドを引き千切り、2人から距離を取る サイノス
ディアーチェ「フン、王に勝とうとするとは…………………………この不届き者め」
シュテル「王、油断しないでください……………奴の攻撃はガード不可です」
ディアーチェ「お主の姿を見たら、大体わかるわ」
切り傷が目立つ シュテル
サイノス「お前も引き裂いてやるよ!!!」
鎌を構える サイノス……………………しかし
ディアーチェ「貴様なんぞに攻撃などさせんわ!!! アロンダイト!!!!!」
サイノス「っ!?」
なんつう馬鹿でかい攻撃だ!!
サイノス「チッ!!」
何とか躱すが、
ディアーチェ「ジャガーノート!!!!!!」
再び大型魔法を放たれる
サイノス「危ねぇ!!!!」
ディアーチェの攻撃を何とか躱していく サイノス
ディアーチェ「まだまだ!!!!! イクスカリバァァァァァァァァ!!!!!!!」
サイノス「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ディアーチェの攻撃は一撃一撃の範囲が広く、連発されると絶対に躱せないのだ
スピード自慢では無い限り…………………………………
ディアーチェ「まだだ!!!! ギャリックブラスター!!!!!!」
サイノス「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
遂にディアーチェの攻撃が直撃する
ディアーチェ「紫天の((雷|いかづち))!!!!!!」
しかし、ディアーチェは攻撃の手を休める事はない
サイノス「ぐがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
シュテル「……………………………………………………………」
怒涛の攻めに、躱すことも反撃することも許されない サイノス
シュテルは初めて敵に同情した
ディアーチェ「さらに!!!!「王」何だ? シュテル」
シュテル「それぐらいでいいでしょう、奴も気を失っています」
不憫に思ったのか、ディアーチェの怒涛の攻撃を止める
ディアーチェ「む? そうか」
ディアーチェの大技を連発も食らったのだ
無事な方がどうかしているだろう
ディアーチェ「さて、シュテルよ…………………取り合えず回復させてやろう」
シュテル「お願いします」
エルトリアに来てから、マテリアル達は能力アップのため、それぞれ得意分野を探した
そこで以外にも、ディアーチェには回復魔法の才能があったのだ
シュテル(それにしても、あの圧倒的な攻撃力を持ち、スピードや防御力も中々のもの、おまけに回復魔法まで使えるとは……………………どんどんチートの道を歩んでいますね」
ディアーチェ「お主、途中から声に出てたぞ?」
シュテル「これは失礼、王」
サイノスに付けられた傷が癒えていく
ディアーチェ「それよりも、お主はユーリと行動を共にしていたのではなかったか?」
シュテル「無様にも敵に敗北し、ここに連れてこられました」
ディアーチェ「そうか」
シュテル「王は何故、ここに?」
ディアーチェ「決まっている、この戦艦を内部から破壊するためだ」
シュテル「なるほど」
ディアーチェ「さて、お主にも手伝ってもらうぞ」
シュテル「ええ」
ディアーチェ達は戦艦を内部から破壊する
止める者は誰も居ない
地上に落ちないように、粉々に粉砕した
ブラックガーストは、このエルトリアから脱出できないだろう
ディアーチェ「さて、次はユーリだが…………………何所に居るのだ?」
シュテル「死神樹の内部です」
ディアーチェ「何故そのような所に?」
シュテル「事情は行きながら説明します」
ディアーチェ「よかろう、では着いて参れ!!!」
目指すは死神樹
アヴァンシアを打ち破れ!!!!
やめて! サイノスのライフは0よ! 状態になりましたね
残すはリーダーのアヴァンシアのみ
ブラックガーストを全員倒せるか?
次回は遂にユーリが戦う
お楽しみに!!!
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ディアーチェ参戦!! | ||
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