真・リリカルなのは 第十章 エルトリア振興編 第十五話 激突!!ユーリVSアヴァンシア |
アヴァンシア以外のブラックガーストは全員倒れた
そんなことは知らず、死神樹の所まで来ている アヴァンシア
アヴァンシア「まだ実は生らないか……………………………」
確実に成長スピードが遅い
アヴァンシア「さて、何らかの原因があると思うが…………………」
そう言えば、デルムと死神樹で戦った奴は2人ではなかったか?
しかし、デルムが攫ってきたのは1人だった
アヴァンシア「まさかな……………………………………………」
アヴァンシアは、死神樹の根元まで行ってみる
アヴァンシア「この木の根元は大分広い空間があるからな、もしかすると誰が成長を止めているのかもしれん」
そんなことが出来る人間が居るとは考え辛いが………………………
アヴァンシアは、死神樹の中へと入っていく
アヴァンシア「っ!!!」
そこで見たのは、
ユーリ「…………………………………………………………………………………」
ユーリの翼が、死神樹と一体となっている所だった
アヴァンシア「なるほどな、死神樹と融合状態となり、成長スピードを遅らせたわけか」
やってくれるぜ…………………………まさか、こんなガキに邪魔をされていたとはな
アヴァンシア「くたばれ!」
ユーリに向かって魔力弾を撃つ
ユーリ「うわっ!!」
魔力弾を当てられて、強制的に融合状態を解除されてしまった
ユーリ「クッ バレてしまいましたか」
アヴァンシア「やってくれたな、ガキ……………生かしてはおかんぞ?」
ユーリ「…………………………………………………………」
無言で構えを取る ユーリ
アヴァンシア(見た目はただのガキでも、あんなことができたんだ………………相当の実力者と見るべきだろうな)
ユーリ「戦う前に1つ、言わせてください」
アヴァンシア「何だ?」
ユーリ「この死神樹を取り除いて下さい」
アヴァンシア「無理だな」
ユーリ「………………………………………………………」
断られるのは承知の上だが、それでも戦いを回避する道を選ぼうとする ユーリ
アヴァンシア「勿論、拒否したわけだが、この死神樹は取り除くことが出来ないという意味も含まれるぞ?」
ユーリ「まさか……………………………」
アヴァンシア「信じられないか? だが、事実だ。死神樹を植え付けられた瞬間から、この惑星は滅びる運命だったんだよ!!! お前が成長を止めようともな!!!!」
ユーリ「……………………………………………………………………………」
悔しそうに唇を噛む ユーリ
死神樹は……………取り除けないのだ
アヴァンシア「残念だったな、お前の行動は魔力の無駄遣いってことだ」
ユーリ「ならば、あなたを倒して見つけ出してみせます……………………この死神樹の取り除き方を」
例え方法がなくとも、自分たちで見つけてみせる
エルトリアはまだやり直せる
その想いがユーリに希望を与える
アヴァンシア「俺に勝つつもりか? 冗談でも笑えん」
ユーリ「あなたに耐えれますか? 私の灼熱に」
アヴァンシア「何?」
ユーリ「バーニングクラスター!!!」
アヴァンシアに向けて砲撃を撃つ
アヴァンシア「この程度なら躱せる!!」
上空に飛び上がり、ユーリの攻撃を躱す…………しかし
ユーリ「ファイアーハンド!!!」
上空に飛んだアヴァンシアを炎の手で弾き、地面に叩き落とす
アヴァンシア「ガハッ!」
そして、先ほど放った砲撃に飲まれる
アヴァンシア「グゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!」
倒す事は出来なかったが、灼熱の砲撃に当たった
それだけで十分である
ユーリ「私の灼熱のダメージはずっと残ります」
ユーリのレアスキル 魔力変換資質「灼熱」
エルトリアにのみ存在するレアスキルで、管理局には知られていない
レアスキルと言うよりかは、ユーリだけの能力であるある為、固有能力と言える
アリサの爆熱とは違い、温度はそこまで高くない
まぁ炎熱よりかは上だが、灼熱の恐ろしい所は、まるで火傷したかのように、痛みが一生残るのである
無論、ユーリならば痛みを消すことができる
アヴァンシア「チッ 痛てぇな」
この痛み、ずっと残るって言うのか………………………
アヴァンシア「どちらかと言えば、毒に近い能力だな」
厄介だな……………………仕方ない、俺も本気で行くか
全身を焼かれ、痛みに襲われる アヴァンシア
このままでは不利と悟り、彼もレアスキルを使うようだ
アヴァンシア「見せてやるぜ、俺のレアスキルを!!」
アヴァンシアの右腕が真っ黒に染まり、鎧のように硬化していく
ユーリ「アレは………………………………………………」
アヴァンシア「これが俺のレアスキル、((悪魔の右腕|ディアブロ・オブ・デレチャー))だ!!!」
彼のレアスキルは右腕そのものを武器にすることである
その為、デバイスは所持していない
言うならば右腕がデバイスの代わりである
ユーリ「悪魔の右腕…………………………大層な名です」
アヴァンシア「名前に似合った実力を見せてやるよ!!!!」
アヴァンシアは、ユーリ向かって行く
ユーリ「バースト・クリゾリティ・ハフデイル!!!!!」
私の最強の技です!! コレで倒れて下さい!!!!
なのはのスターライトにも劣らない砲撃魔法を放つ
しかも、魔力は灼熱に変換されており、掠るだけでもダメージを負う
アヴァンシア「食らうかよ!!!」
アヴァンシアの右腕に突如、眼が現れる
アヴァンシア「かっ消す!!!!!」
右腕でユーリの技を殴ると、魔力が分散し、消えてしまう
ユーリ「っ!!!! 私の技が!!!!」
アヴァンシア「俺に勝てる魔導師なんて居ないんだよ!!!」
バキィ
右腕で殴られ、吹き飛ぶ ユーリ
ユーリ「グッ!」
アヴァンシア「お前の味方も、俺の仲間に消されているだろうしな………………折角の援軍も水の泡、残念だったな?」
ユーリ(援軍?)
一体、何の話?
ユーリは死神樹と癒合状態の時、魔力を感知出来ない為、なのは達がエルトリアに来た事は知らない
アヴァンシア「お前もすぐに仲間の所に行ける………………いや、もしかしたら一番乗りかもしれんな、あの世へ」
ユーリ「私を倒せたつもりですか? まだ、私は戦えますよ?」
アヴァンシア「フン、すぐに楽にしてやる」
ユーリ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ユーリは魔力を解放する
すると、炎の翼が巨大化し、辺り一面を焦がしていく
アヴァンシア「気合いだけは十分だな」
ユーリ「行きます!!!!!」
ユーリは、一瞬でアヴァンシアの間合いに入る
アヴァンシア(早い!! スピードは奴が上か!!)
ユーリはアヴァンシアの顎を蹴り上げる
アヴァンシア「グッ!!!」
ユーリ「やぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」
そこからは殴る蹴るの攻防戦
ユーリ「これで!!!!!」
アヴァンシア「舐めるな!!!!!」
ユーリの拳を受け止める アヴァンシア
ユーリ「っ!!」
アヴァンシア「死ね!!!!」
右手の指に魔力を流し、ユーリを切り裂く
ユーリ「ギャハッ!!!!」
アヴァンシア「おらよ!!!!」
バキィ
ユーリの腹を蹴り、吹き飛ばす
ユーリ「う、う………………………………………………………」
アヴァンシア「ガキの癖にしぶといな………………………………」
なるほど、こいつが一番強いと仮定しても、他の奴らが苦戦するわけだ
アヴァンシア(最近のガキは強ぇな………………………………)
だが、俺に挑みには少しばかり早かったな
アヴァンシア「さて、止めと行くか!!!!」
ユーリを殺そうとする アヴァンシア
アヴァンシア「あばよ!!!」
悪魔の右腕がユーリに振り下ろされ…………………なかった
なのは「ディバインバスター!!!!!!!!!!!」
アヴァンシア「何!?」
いきなりの攻撃に、躱す事が出来ず、アヴァンシアはピンク色の閃光に飲まれる
ディアーチェ「大丈夫か!! ユーリ!!」
ディアーチェがユーリの所まで走って行き、彼女を抱きかかえる
レヴィ「派手にやられたみたいだな」
シュテル「すみません、助けが遅れました」
続けてレヴィ、シュテルもやってくる
ユーリ「ディアーチェ、レヴィ、シュテル」
アミタ「私も居ますよ」
キリエ「私もね」
アミタ、キリエも居る
ユーリ「アミティエ、キリエ」
なのは「私たちも助けに来たよ」
ユーリ「………………………まさか、なのはですか?」
なのはがエルトリアに居る事に驚く ユーリ
なのは「そうだよ」
フェイト「久しぶりだね、ユーリ」
はやて「元気やったか?」
ユーリ「フェイト、はやて」
嘗て戦った2人
アリサ「私たちは始めましてね、アリサ・バニングスよ」
すずか「私は月村すずかだよ、よろしくね」
そして、初めて見る2人
ディアーチェ「さて、このエルトリアに侵攻してきた罪は重い………………ぶちのめされる覚悟は出来ておろうな!!!!!」
アヴァンシアの前に、なのは達が全員揃う
次回、アヴァンシアをフルボッコ……………………出来るか?
次回、死神樹の実を食べる者が……………
どれ程の力を手に入れれるのか?
次回もお楽しみに〜
説明 | ||
遂に戦うユーリ その実力とは………… |
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