実況パワフルプロ野球編?
[全11ページ]
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※初めに

最近新作のパワプロを買って書きたくなりましたww

続けるかどうかは未定で、(私が)おもしろそうでしたら続けます。

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高校の青春である桜が一度散り、二度目の桜が咲き始めた頃――

 

???「頼む影村さん。うちの野球部に入ってくれ!!」

 

私は半年間恒例となっている野球部の勧誘を受けていた。

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外史をかける鬼・実況パワフルプロ野球編?

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私の名前は重昌・T・影村、生粋の日本人である。

え?何故日本人であるのにTがつくのか?

それは私がキリスト教の礼拝を受け、その時に付いた『タノトス』のイニシャルである。

実を言うと、私はこの世界の人間ではない。

別に脳に異常があるわけではなく、ホントにこの世界の人間ではないのだ。

私は自身に課せられたある使命を受けて、外史から外史へと巡っている。

外史と言うのは人々が「こんな世界があればいいな」から出来た架空の世界である。

勿論、そんな物は腐るほどあるわけであるから、この世界は実は本物で、私のいた世界こそ外史ということも十分にありうる。

だが生憎私にとってその様な事は些細なことでしかない。

今この場にある現実、それが私にとっての正史であるのだから。

さて話を戻そう。

私はこの外史に来て、何故か高校生をやっている。

それもご丁寧に入学式までの体裁を整えてだ。

この世界に来た時、私はいつもの如く、空からパラシュート無しスカイダイブをすることとなると思いきや、私は普通のマンションの一室で目覚め、特に普通の一人暮らしの青年となっている。

さらにご丁寧に顔も当時の15、6歳のままであり、鬼の篭手も出せるが力は使用できず、使えるのは吸魂だけである。

この世界で与えられた記憶によると、この世界での私の両親は既に他界し、特に親族も居らず両親の残した遺産で不自由なく暮らしているということだ。

しかも遺産の量もなかなかのものであり、贅沢に使っても40代までは遊んで暮らせる量だ。

だがそんな勿体無いことはする性分ではないので、一先ず高校の方で学費免除優遇待遇の試験を受けて通っておいた。

これでとりあえずはのんびりとこの世界の役割でも探すことが出来るであろう。

私が通う『私立パワフル大学附属高校』。

スポーツも勉強も”それなり”なレベルであり、試験もそれ程苦では無かった。

ただ数理系の勉強を思い出すのに少し苦労したのは秘密だ。

今はそこでのんびりと生徒会長でもやりながら学園生活を送っているのだが、たった今こうして一人の野球部員より半年以上に渡る勧誘をどう振り切ろうか考えている最中である。

 

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重昌「パワプロ君、いい加減諦めてくれ。私は何処の部活にも所属するつもりも無い」

 

パワプロ「いいや諦めない。……影村さん、君の技術はプロでも十分通用するレベルだ。それに君が入ってくれれば、うちの部はさらに発展を遂げるし、地区優勝……いや、甲子園優勝も間違いない」

 

彼の名はパワプロ。

ここの高校の野球部員であり、キャプテン。

実を言うと、野球部は一年程前に受験者の激減と昔は甲子園にちょくちょく出ていた常連野球部の弱体化により、廃部の兆しが見え隠れしていたのだ。

そこで彼パワプロは一年時より片っ端から部員を集めて彼らを指導。

幸いなことに野球経験者や、才能に恵まれた者も数人は居たらしく、野球部は瞬く間に部としての活気を取り戻した。

彼らは春の大会で、新参チームでありながら4回戦突破という快挙も成し遂げている。

 

重昌「ホント悪いね。生徒会の仕事が忙しいもので、部活をやっている暇なんかつくれないのだよ」

 

パワプロ「嘘だ!!影村さん、いつも仕事をとっとと終わらせてお茶を飲むなり本を読むなり、ましてや前木刀で素振りしていたじゃないですか!?」

 

一瞬頭の中に「見られていたか」という考えが浮かぶ。

別に野球を嫌いだと思っているわけではない。

むしろ様々な駆け引きが繰り広げられる場であるので、どちらかというと好きな部類に入る。

ただし”見る分に関しては”だ。

 

重昌【さて、どういうにして切り抜けたものかな。……いつものアレでいくか】

 

私は懐よりノートを取り出してパワプロの前に見せる。

 

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重昌「そういえばパワプロくん。英語の石塚先生のテストの予習、やったかい?」

 

そういうとパワプロくんは鳩に豆鉄砲喰らった様な顔で固まってしまう。

 

パワプロ「………え?な、なんですか?それ――」

 

重昌「やはり。次の中間試験の範囲、先生全クラスに通達していたぞ。やっぱり忘れていたか………ちなみに赤点だったら再テスト無しの補習確定。しばらく部活にも顔を出せれなくなるぞ」

 

そう言うと彼は生まれたての小鹿の様に足を震わせ、破顔しながら私に泣きつく。

 

パワプロ「そ、そそそ、そんな!!か、影村会長。お、俺はどうすれば!?」

 

慌てふためく彼の姿を楽しんだ後、私は笑顔になり彼に取り出したノートを渡す。

 

重昌「そこでこのノートさ。ここに石塚予想対策を書き込んである。ホントは誰かに高く売るつもりだったが、君と私の仲じゃないかパワプロくん。これを貸してあげるとしよう。これを3日も頑張れば、中間試験はバッチリさ」

 

それをパワプロに渡すと、彼は私を天使でも見る様な視線を向ける。

 

パワプロ「あぁ〜、ありがとうございます。影村生徒会長様。このご恩は必ず」

 

重昌「いいから、今日は部活も休んで帰って勉強に育みな。二週間の補習が3日で済むのなら安い物だろう」

 

そう言うとパワプロは私にビシッっと敬礼をして、ノートを持って一目散に駆けていった。

 

重昌「ホントに単純だな」

 

そしてその4日後。

中間テスト3日前に迫った私は、とある河川敷グラウンドに居た。

そこで行われていたのは、パワフル市主催の市民合同野球大会。

私はとある市民チームの助っ人監督として呼び出された。

初めはいつもお世話になっている町内のみんなの為にと思って軽く出向いていた。

だがそこに良くうちの学校で目にしていた人物の姿が数名居た。

うちの学校の野球部員であるパワフル、矢部明雄、早川あおい、橘みずき、六道聖の姿である。

町内チームの話によれば、彼らはよく、各町の野球大会と聞けば野球メンバーを引き連れこぞって参加をしており、うち彼ら五人は完全に常連らしい。

 

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重昌【……なるほど、そういうことか】

 

私は今まで疑問に感じていたある事を思い出した。

チームのキャプテンであるパワプロに他校練習試合の申請書をよく出され、それなりの学校に申し込みを入れてはそれを実行に移しているのだが、いくらかつての強豪校と言えど、弱小校の相手をする程、相手も暇ではない。

しかし他校との少なき対戦も、不思議と成績が悪いわけではない。

彼らの練習風景を見ても決してレベルが低いわけでもなく、連携も取れていないわけではない。

私が足りないと思っていたのは戦った経験だ。

いくら能力が高く連携が取れていようと、試合での雰囲気に慣れていなければ十分な力は出せない。

彼らがその経験を何処で手に入れているかと何時も考えていたのだが、これで納得がいく。

試合の雰囲気だけを味合うなら、草野球でも十分なのだ。

彼らのポジションを見ている限り、ピッチャーが橘、セカンド矢部、キャッチャー六道、サードに早川が付き、ショートにパワプロがいる。

徹底的に外野に運ばない野球を繰り広げているのか、矢部と早川は本来の守備位置ではない様だ。

確か彼らは外野、投手だったはず――

 

審判「ストライーック!!バッターアウッ!!」

 

そんなことを考えている時に、監督を引き受けたチームの打者がどんどんと打ち取られていった。

 

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魚屋「あ、重ちゃん。遅いよ、何してたんだよ」

 

重昌「いやぁスミマセン。少し夕飯の仕込みをしていたもので。ゲームは?」

 

魚屋「言い訳ないよ。いくら虎ちゃんが昔甲子園出たことある投手だからって、現役の球児相手にするのも無理があるし、それにあのピッチャーの女の子。変化球が凄いのなんの――」

 

虎ちゃんというのは、町内のケーキ屋さんの主人である。

 

重昌「4回の裏ツーアウト。ランナーは無しでこちらの総合ヒットは2本。点数は7対0でこちらが負けており、7回コールド試合制ですか……うん。これならまだ追いつけますよ」

 

魚屋「重ちゃん本気かい!?7点だよ7点。どうやってこれをひっくり返すんだい!!」

 

重昌「まぁまぁ落ち着いて。次から私がマスクを被っても?」

 

魚屋「あ、あぁ、それは構わねぇけど」

 

私はニヤリと笑い、話が終わったところで今出ていた打者は三振した。

5回より私はマスクを被り、ケーキ屋の虎さんと話を合わせる。

この回は一番矢部の打席である。

彼は丸いメガネがよく似合う男であり、野球部内ではチーム一の瞬足である。

 

矢部「ふっふっふ、オイラの華麗な打撃を見せてやるでやんす」

 

重昌「無理無理。どうせ足が絡んでこけて終わるのがオチさ」

 

彼をそう言うと、私は彼を煽る。

 

矢部「むぅ、お前は誰でやんすか?マスクの下にさらに黒いマスクまで着けて」

 

重昌「なぁに気にするな。それより知っているか?さっき若いギャル達が君の噂をしていたぞ」

 

矢部「なぬ……でやんす?」

 

重昌「君の全力で駆けていく姿が素敵とか何とか、って玉来ているぞ」

 

矢部「!?」

 

彼は慌ててバットを振ると、ボテボテのショートゴロに。

その玉を悠々とショートが取ってアウトと思いきや、ショートはボールをトンネル。

センターがカバーに入り、矢部はショートに救われて((一塁|ファースト))へと駒を進める。

そのトンネルにピッチャーの虎ちゃんはショートに怒号を浴びせるが、それを静止させて次のバッターはザコプロ君。

彼はバントをしようと思っているのかバットを握る右手が緩い。

私は適当な判りやすいボール球を虎さんに放らせると、とったボールをそのままノーモーションで一塁へと送球。

突然玉が来たことに戸惑った矢部は一塁で刺されてアウトとなった。

以降の回もこういったささやき戦術や相手への弱点攻めで遂にうちのチームは最終回で7対6にまで追いついた。

ツーアウトでランナーは一塁。

打順は8番の私にまで回って来ており、相手はマウンドで集まって作戦会議をしている。

 

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橘「もう!!なんなのよ、あの覆面の男は。いきなりこっちの弱点をついてエラー誘ったり、調子を狂わせて凡打にさせるし」

 

マウンドの上で吠えている青髪のお転婆娘は、橘みずき。

数年前にパワフル大学と高校を買収した橘財閥の一人娘である。

余談であるが、これにより名門『聖タチバナ学園高』と『パワフル高校』は兄弟校となった。

 

矢部「落ち着くでやんす、みずきちゃん」

 

早川「そうよ。それに相手のあの覆面男は、未だにバットすら振っていないじゃない」

 

この緑色の髪の女の子は早川あおい。

今世間で注目されている、女性選手である。

 

六道「そうだぞ。それに前回の数度かの打席では、『この変化球は――』とかも落ちた声で呟いていた。恐らく自身がないのだろう」

 

パワプロ「………聖ちゃん、よく聞こえたね」

 

六道「キャッチャーだからな。相手の情報を探る意味でも、耳は研ぎ澄まさせている」

 

今喋っている黒髪の女の子は六道聖。

野球部の一年であり、橘と同期。

 

パワプロ「とにかくみずきちゃん。決して気は抜かないでバッターオンリーでいこう。最悪打たれても俺たちがしっかりカバーするから」

 

橘「………」

 

マウンドに集まっていたそれぞれ選手はそれぞれの元のポジションへと戻っていく。

ホームに六道が戻ってマスクを被り座り直すと、彼女は私に話しかけてきた。

 

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六道「お前はなんなのだ?お前自身は野球をする気があるのか?それでも今日は私達の勝ちだな。本気のみずきの玉は、プロにでも通用するかもしれないのだぞ」

 

私はこの回までボールをバットに掠らせてすらいない。

厳密にいえばバットを振ってすらいないのだ。

そんなことを説明している間に、私はあっさりツーストライクに追い込まれた。

マウンドには得意げな橘が居り、彼女は得意げに投球モーションに入った。

 

重昌「おや、少しモーションが早くなったな。このままいけば少し気の抜けた玉が来るぞ」

 

そう言った私の予感は的中した。

橘の放った変化球はこの時明らかに球威が衰えており、私はこの時とばかりにバットを振り抜き、ボールは大きな放物線を描いて河川敷の遥か向こうへと消えていった。

大会終了後、私は河川敷のグランドを最後まで清掃していると、後からパワプロがやってきた。

 

パワプロ「影村さん、お疲れ様です。やはりあの覆面の男は影村さんでしたね」

 

重昌「パワプロか。悪いね、勝たせて貰って。勝負事には全力を出すタチなんでね。それによく私だと判ったね」

 

パワプロ「いえ、体育の時に見た打撃フォームが似ていたので、何となく察しはついてました……影村さん、全ての力を最終打席に温存して、最初から自分で逆転するつもりでしたよね?」

 

重昌「よく判ったな。その通り。ウチラは所詮素人チーム。現役の高校球児相手に勝てる見込みなど殆ど無いに等しい。勝てぬ試合なら、相手のミス、油断を誘って勝つ。狡いと思うであろうが、これが私のやり方だ。それに私が最初から本気を出せば、君たちはきっと隙を見せなくなるからな」

 

パワプロ「………俺はそれだけが理由とは思えません。体育の授業でもサッカーではキーパー。バスケでは歩きながらのドリブルで、囲まれれば常にスクープシュート。陸上競技はほぼ参加しません。もしかして……走りたくないのですか?」

 

ほう。

ただの単純な少年と思っていたが、目の付け所はなかなか良いな。

私はベンチに座りユニホームのズボンの左足を膝まで捲くり、膝下の人口皮膚を捲り上げ足を繋いでいる偽足を取り外した。

パワプロはその私の姿を見て、顔を青ざめさせていた。

 

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パワプロ「……か、影村さん。それは……一体?」

 

重昌「実は昔事故にあってね。左足はご覧の通りで、右足は膝上辺りからが無い。キャッチャーの時、ノーモーションでスローイングしたのは簡単には立ち上がることが出来ないから。体育の時にファーストを守っていたのは、殆ど走る必要が無かったからだ。こんな私が入っても、きっと君たちの足を引っ張る。だから君の誘いは受けられない」

 

私は義足を元に戻すとパワプロは何かを決心したかの様に私の顔を見据える。

 

パワプロ「……凄いです影村さん。両足の自由が簡単に効かないのにそこまで出来るなんて。絶対にうちの部に入ってもらいますよ」

 

しまった。

諦めてもらう為に秘密を明かしたが、それが返って裏目に出てしまったなぁ。

ちなみにこの世界でも私は偽足だ。

ただ元の世界や他の外史と違うのは、貂蝉の作ってくれたナノマシンの偽足では無い点であろう。

それでもこの人工皮膚はよく出来ている。

 

重昌「………これ以上変に付きまとわれるわけにも行かないし、パワフル。私と賭けをしよう」

 

パワフル「賭け……ですか……?」

 

重昌「そうだ。今度の中間試験で一教科でも良い。私のテスト点数に勝つもしくは同点を取ることが出来れば野球部に入ってやろう。それがクリア出来なければ、今回を最後で私のことはスッパリ諦めてくれ」

 

この案を聞くと彼はまた先ほどとは違う意味で青ざめた表情をしていた。

私はパワプロの学内成績が決して良い訳ではないことを知っていた。

それに試験準備期間は今日も含めて残り三日。

彼の学力から言っても今からでは赤点を回避するのでやっとであろう。

その後、彼は私に背中を向けて帰っていった。

背中からは諦めの文字は出ていなかったのが気がかりであったが――

そして試験が終わり点数の発表日、私は8教科中789で学内トップであった。

理数系の教科が足を引っ張り、英語の問題を一問ミスしてしまった。

生徒会室でテストの見直しをしていると、パワプロがノックもせずに慌てて入ってきた。

 

パワプロ「か、か、影村さん。て、ててて、てす、てす「とりあえず深呼吸をして言い直せ」――」

 

彼は深呼吸をした後、息を整えて話し出す。

 

パワプロ「影村さん。英語のテストを見せていただけませんか?」

 

重昌「ん?こんな感じになったが――」

 

私の英語の点数は98であった。

そしてその点数を見たパワプロは、得意げな顔をして自分のテストを広げると、そこには一本の縦棒と二つの〇が書かれた点数があった。

それを見た私は観念して両手を上げた。

 

重昌「………判った、降参だ。明後日から野球の練習に参加するのを約束しよう」

 

彼は「やったーーーっ!!」と大きな声で飛び上がると、そのまま背中から倒れて寝てしまった。

仕方なく私は彼を生徒会室のソファーに寝かせると、よく見ると彼の目の下には大きな隈があり、握られていた他のテスト用紙は全て赤点の酷い点数であった。

これを見ると彼が行ったことを察することが出来る。

どうやら彼は全ての力を英語に使い果たしていたのだ。

これだけの教科を赤点取ってしまえば、最低でも一ヶ月は補習決定。

大好きな野球ボールをそれだけ握れないのだ。

 

重昌「全く。しょうがないガキだな」

 

それだけ私の事を評価してくれているのなら、少し痛みを堪えて野球をするのも悪くはないと感じるように思えた。

こうして私の新しい青春物語が始まろうとしていた。

 

説明
書きたくなったので書いてみた………以上!!
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書いてみたシリーズ 実況パワフルプロ野球 重昌 パワプロ 矢部 あおい みずき  

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