楽しく逝こうゼ?
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前書き

 

 

そろそろいいだろう……こんな風にはっちゃけてもwww

 

 

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……これは、誰にも語られることの無かった物語。

 

 

彼ら……橘禅とフェイト・テスタロッサ、アルフ、リインフォースの4人が体験した。

 

 

歴史や口頭に語り継がれない、外伝の物語。

 

 

 

 

 

「――ハァッ!?地球にまたロストロギアが墜落したぁッ!?」

 

「クロノ、それって確かな事なのかな?」

 

あっ、どうも皆さん。可愛い子に枚挙目が無い橘禅です。

現在、俺はクロノに「話がある」と要件も言わずに来て欲しいと言われた件について聞くために、クロノのマンションを訪れたんですが……。

 

『残念ながら、確かな情報だ。通報者はそのロストロギアを運搬していた業者で、運搬中の事故で地球にロストロギアの入ったケースを落としてしまったらしい』

 

「……な〜んかどっかで聞いた事がある様な気がすんだけど?」

 

「アタシもそんな話をどっかのフェレットから聞いた気がするね」

 

リビングに投影されたモニター越しに、クロノが重々しい口調で語りかけてくるが、俺とアルフは遠い目をしてある人物(動物?)を思い出してしまう。

そう、マンションに来てみたものの、家に居たのは非番のフェイトとアルフだけだったんだ。

呼び出されたのに呼んだ本人が居ないのは何故?と思ったが、今は執務官の仕事でアースラで運航中らしく、そこからの通信で話をしている。

しかも地球に落ちたロストロギアを回収して欲しいとの依頼付きで。

 

「いやいや待て待て。百歩譲ってクロノが仕事中で手が離せないってのは納得出来るけどよ?何で俺にまでお鉢が回ってくるんだ?地球にはフェイトを筆頭に魔導師が沢山居るじゃん?」

 

「そうだね。私達は管理局の嘱託魔導師だから判るけど、ゼンはどうして?確かにゼンとゼンのスタンド、『クレイジー・ダイヤモンド』はかなり強いけど……」

 

俺の疑問に追従する形で、隣に座るフェイトもクロノに質問を飛ばす。

なのはは言うに及ばず砲撃特化にしてタンク型のパワーファイター。

パワーと防御の数値がおかしいし、奴を墜とせる奴は管理局でもそう居ない程の実力者だ。

フェイトに至っては速度特化どころか速さが全てと言わんばかりのスピードマシンだし、バリアジャケットがエロい。

プレシアさんは管理局の為に動く気は無いそうだが、地球の危機なら必ず動く。

娘スーパーLOVEだから、娘の住む地球は守ってくれるらしい……かなりオーバースペックな守護神が誕生したでござる。

ヴォルケンリッターは各々が歴戦の強者、正しく粒ぞろいってやつだな。

リインフォースは……移動型要塞、しかも速度がフェイトを上回る鬼畜スペック。

遠、中、近距離なんでもござれにして、最大出力はアルカンシェルを軽く凌駕するトンデモ無い御方だ。

まさしく1人デススターってのはあの方の為にあるお言葉です。

ちなみにそのリインの主であるはやては近接戦闘がからっきしなので、固定砲台……はやてぇ……。

ま、まぁつまり、そんなハイスペック魔導師の巣窟たる海鳴の守備は完璧なワケで、俺が態々出る幕は無い筈なんだが……。

 

『……残念だが、なのはとヴィータは武装隊の任務で別の世界へ赴いてるし、はやてはシャマルとザフィーラを伴って別件捜査。シグナムは聖王協会の騎士と合同訓練合宿の教導に行ってしまってて、手が空いてないんだ』

 

「見事に全員忙しいのね……納得だ」

 

申し訳無さそうな声で話すクロノに、俺は苦笑しながら仕方無いと手を振る。

考えてみりゃ、そんな高ランク魔導師であるなのは達が万年人手不足の管理局で忙しく無いワケが無いか。

フェイトは今日偶々非番だったけど、最近じゃ学校を早退してまで任務に赴かなきゃいけないってのも珍しくなくなってきたし。

そりゃクロノからしたら、信頼の置けるぐらい知り合った人間でありながら、管理局と関係無いフリーで、ある程度強い俺に話を持ってくるのはベストってワケだ。

 

『そういう事だ。管理局に属してないゼンに頼むのは心苦しいが、相手はロストロギア。用心に越した事は無い。フェイトとアルフ、そしてリインフォースと一緒にそのロストロギアを回収してきてくれないか?君の『クレイジー・ダイヤモンド』の能力は、封印に対して無類の効果を持ってるだろう?』

 

おかしいな。リインさえ居ればもう最強じゃね?俺要らなくね?

 

「いや、まぁ正しくは封印が解けてたら、封印されてた状態まで治して戻すってだけなんだがなぁ……まぁ、いざとなったらリインとフェイトが封印してくれんだろ?」

 

「うん。任せて♪」

 

「アタシだって何かあったら思いっ切り活躍してやるし、ゼンも一緒に頑張ろうよ♪」

 

俺の質問にフェイトは笑顔を浮かべつつ、胸を張って答えてくれた。

アルフも人間形態で力こぶを作ってニシシと笑顔を見せてくる。

本当だったらこんな面倒くせー事しねートコなんだが、他ならぬクロノの頼みだし……それに。

 

「それと、報酬はキッチリ払ってくれるんだろ、クロノ?」

 

『報酬か……前回の闇の書事件の様な大々的なモノじゃ無いから、余り渡せないぞ?』

 

「あぁ、別に金じゃ無くても良いぜ?……モノでも……な?」

 

少し苦笑いしながら俺にそう言ってくるクロノに金じゃ無いと告げながら、俺は真剣な表情を作る。

その表情で何か真剣なモノな話なのかと、クロノもマジな表情を見せた。

ぶっちゃけ俺の望む報酬が通るなら、俺は全身全霊を掲げて今回のミッションを遂行するだろう。

それぐらい手に入れたいと望むモノが俺にはある。

 

「俺が欲しいモノ……それは……」

 

『……ゴクッ』

 

近年稀に見れれば良いだろうと言うほどに真剣な表情でゆっくりと語るモンだから、フェイト達も唾を呑み込んで俺を見てた。

重苦しい緊張が流れる中、俺はゆっくりと口を動かし、欲するモノの正体を明かす。

 

 

 

 

 

「それは――ミッドチルダNO,1って言われてる清純派アイドル、エレナちゃんのきわどい写真集が欲し――」

 

「「てい」」

 

ブスリ。

 

 

 

 

 

「ぎいにゃぁあああああッ!?目がッ!?目がーーーーッ!?」

 

今一番欲しいモノの名前を挙げたらフェイト達に目潰しされました。

痛くて痛くて死にそうデスッ!?リアルムスカの刑とか残酷過ぎるぅッ!?

目を抑えてバタバタと地面でムスカさんやりながらもがき苦しむ俺だが、2人は俺に構ってくれない。

あんまりじゃねぇか、お二人さんよ?

 

「じゃあクロノ、私達は落下地点に向かってロストロギアを確保してくるから♪」

 

『あ、あぁ……』

 

「あっ、それと喜びなクロノ♪ゼンは今回は何も報酬要らないんだってさ♪タダで働くなんて、やっぱゼンは男らしいよねぇ♪」

 

目が見えない中で勝手に話を進めていくアルフとフェイト……ってちょっと待てぃッ!?

お、俺は今回の報酬が無いと働く気になれな……。

 

『わ、分かった。それじゃあ3人とも、よろしく頼むよ(すまないゼン……僕も命は惜しい)』

 

目が見えないから表情は判らなかったけど、かなり引き攣った声音でクロノはフェイト達の言葉を了承し、通信を切り上げてしまう。

俺は、信頼出来る相棒に見捨てられた……チクショウ……写真集。

痛む目を抑えながら、流れる涙を拭う事すら出来ず、俺は2人に首根っこを捕まえられた体勢で引きづられていくのであった。

ちなみに外で合流したリインも、俺が頼んだ報酬を聞いたら涙目で俺のほっぺたをむにーと軽く摘んできなすったよ。

まぁ軽くだったから全然痛くなかったけど……よりによってタダ働きかよ、やる気出ねー。

魔力量、知識がもはやチートレベルのリインが行使した転移魔法の最中、俺は自分の不運さに嘆いていた。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

「……ここだ。間違いなく、あの洞窟の中から魔力反応を感じる。恐らくロストロギアはこの中だ」

 

「うん。私のエリアサーチもココがポイントだって示してる」

 

転移した先の山の中、俺達は結構深めに掘られた山の洞窟の入り口の前に集まっている。

リインの話しではなんと種子島の島中らしい。

その山の中に転移してから、リインとフェイトの探索魔法を頼りに歩き続けた結果、割りと簡単に見つかった。

 

「なぁんだ。想像してた様な『険しい道を乗り越えろッ!!』ってパターンじゃなくて良かったぜ。ササッと帰れそうだ」

 

「案外簡単に見つかったねぇ……んじゃ、広域結界、作動ッ!!」

 

今までのジュエルシードとかに比べて割りと簡単に見つかり、俺は楽観的な意見を述べる。

アルフも俺と同じく気の緩んだ感情を見せながら結界を張り巡らせるが、フェイトとリインの表情は呆れていた。

 

「気を抜くな2人とも。まだ仕事は終わっていないぞ?」

 

「そうだね。相手はロストロギアだし、何があるか分からないもん。もう少し気を張らないと危ないよ」

 

「うっ。ご、ゴメンよフェイト」

 

「そうかあ?ぶっちゃけジュエルシードとか闇の書みてーに暴走して無いだけ、気が楽じゃね?」

 

フェイトとリインの叱責に謝るアルフと、依然ゆるゆるな雰囲気を見せる俺。

そんな俺の様子に、フェイトは子供を諭す様な儚い視線を向け、リインは俺の言葉に居た堪れないって表情を見せてくる。

ってしまった。リインの前で闇の書暴走うんぬんはアウトな発言だったか。

 

「油断しちゃ駄目だよゼン。ロストロギアの情報が無い分、何が起きても不思議じゃ無いんだからね?」

 

「……その節は大変ご迷惑をお掛けしました」

 

「分かったってフェイト。それにリインもそんなに気落ちすんなよ。あの暴走はリインの所為じゃねぇ。寧ろ今まで夜天の書を改悪してきた人間の所為だろ」

 

悪い子を叱る様に、静かに諭してくるフェイトにはにこやかに。

そして自分の所為だとネガティブな発言をすしたリインにはフォローを言葉にして返す。

だが、フェイトは一度で納得してもリインは中々に頑固だから俺の言葉を聞いても暗い表情のままだ。

まだ自分の暴走した責任を感じてんだろうが……よぉ〜し、ここは……。

 

「だが……」

 

「秘技ッ!!((免罪符付きスパンキィング|子供だから出来るセクハラ))ゥッ!!」

 

スパァアンッ!!

 

「わきゃうッ!?」

 

暗い表情で私が悪いんですと言わんばかりのリインに、俺は手首のスナップを効かせたビンタを打ち込む。

しなやかな動きを見せながら俺の手の平はリインのほっぺ……ではなく、丸みを帯びたナイスヒップへと華麗に当たり、綺麗な音を奏でる。

だが、いきなりされたセクハラ紛いの攻撃に、リインは顔を真っ赤にしてお尻を抑え、素っ頓狂な声を出して驚いてしまう。

うむ。ハリ、柔らかさが抜群でんなぁ(ゲス顔)。

 

「な、ななななにをッ!?なにをするだぁーーーッ!?」

 

ダニィイイッ!!?って前振りはないんか、っていうかリインが何故そのネタを知ってる?

まぁ当然、いきなりそんなセクハラビンタをカマされたリインが何も感じないワケはない。

即座に俺へと振り向きながら尻を隠し、彼女は真っ赤な顔で俺に意味不明な言葉を返してくる。

 

「なにを?じゃねぇっての。もうあの事は気にしないで前を見るっつう約束じゃねぇか。その約束を破ったお仕置きだよ」

 

「だ、だからってここ、こんなッ!?(さ、触られたッ!?わ、わた、私のお尻にゼンの手ががががッ!?)」

 

「ふっふっふ。太古の時代より、お仕置きってのはこーいうモンだと相場が決まってんだぜ?ま〜だ自分が悪いとか引っ張るつもりなら、今度はモミモミしちゃうぞ〜?」

 

「ふわッ!?も、もう止めてくれッ!!こ、これはは、恥ずかし過ぎるッ!!(も、もっとしゲフン、ゲフンッ。た、叩かれて何を喜んでるんだ私はッ!?)」

 

ケケケッ揉み応えのありそうなケツやのぉ〜♪お仕置きしちゃろか〜?

若干、いやかなり悪い顔をしながら手をワキワキさせてリインに近付くと、リインは両手を尻を隠すように後ろへと回して、首を左右に振る。

そんなリインに笑顔を見せながら「もう言わない?」と聞くと、彼女は首が取れそうな速度で首を縦に振った。

良〜く見てみると少し涙目になってる可愛いリインさんなので、ここらで止めておきますか。

 

「う゛〜〜〜……何でアタシにはしてくんないんだよ、馬鹿ッ!!」

 

「エ、エッチなのはいけないんだからね、ゼンッ!!そういう事はしちゃ駄目ッ!!」

 

と、リインへのお仕置きが終わった時に、今まで静かだったフェイトとアルフが怒りを露にして俺に詰め寄ってきた。

っと、いうかアルフのはほぼ願望じゃねぇかよ……え?お尻叩かれたかったのか、アルフ?

一方のフェイトは俺のやらかしたアクションに激おこプンプン丸状態ですってアピールしてくる。

それこそバルディッシュを振り回して必死に怒ってますって表現をしてくるが、寧ろ微笑ましさしか感じません。

 

「はいはい。今回はお前等のお陰でタダ働きという素晴らしいボランティアに参加してるんだから、これぐらいの役得は許せって」

 

自然に両手はフェイトとアルフの頭を撫で繰り回していた。

 

「あうぅ……何だか誤魔化されてるよぉ……はぅ♪」

 

「うぅ……マジで浮気されても文句言えない体にされそう……わうぅ……」

 

最初は不満げな表情をしてたフェイトちゃんもこのとーり、ほんわかした可愛らしい笑顔を見せてくれました。

怒りやすい直情的なアルフも、でれ〜っとした寛ぎ顔に。

今日も波紋の調子は絶好調です。

っていうかサッサとロストロギア回収して帰らね?家でゆっくりとこの子達を愛でたいんだが?

そんなこんなもあったが、気を取り直した俺達は洞窟へと足を踏み入れていく。

暗い洞窟の中を、フェイトが魔力で生み出した光のボールを照明として使用しつつ歩く。

フェイト達は既にバリアジャケットを展開して戦闘モード、何時でも不測の事態に対応出来るように身構えている。

俺も今日は承太郎の着ていた様なジャケットに武器をたっぷり詰め込んできているし、『クレイジー・ダイヤモンド』も呼び出してある。

この面子なら大概の事態には即対応出来るだろう。

 

「……アレは」

 

と、前を見ていたリインが何かを呟いたのでそっちを見たんだが――。

 

「なぁにぃこれぇ?」

 

リインが見ていたモノを見た瞬間、俺はそう言葉を零してしまう。

最初に見つけたリインも、何やら困り顔だ。

 

「……恐らく、これが件のロストロギアだと思うが……」

 

「これがかい?どっから見ても――」

 

「……お爺さんの……彫刻?銅像?」

 

後ろから覗きこんだフェイトとアルフも怪訝な声と困った様な顔を見せる。

俺達が見つけたのは、手の平ぐらいの大きさの彫刻の様な人形?で、高さは30センチ位のサイズ。

彫られてるのは恐らく爺さんで、白髪のオールバックと額にゴーグル、着ている服はツナギの様なモノという、なんとも奇怪な銅像だった。

判りやすく言うなら、大きめのフィギュアを想像して貰ったら良い。

 

「っていうかこれ、目玉がねぇじゃん。最初からか?」

 

良く見ると目の部分は空洞になってて、ビックリした表情と相まって少し不気味だ。

しかも人形の片手に握られてる、俺達人間サイズの時計は、指針が全部同じ長さで3本あるという不思議仕様。

何なんだこの時計は?色分けはされてるけど、こんなの時計として成り立つのかよ?

隣りに立つフェイトも銅像の顔が怖いのか、俺の服をキュッと握っている。

 

「まぁ兎に角、被害が出る前にロストロギアは発見出来たんだ。早速封印を『リンカーコア所持生命体発見』ッ!?」

 

と、何とか仕事が早く終わりそうだなと思っていた矢先に、その銅像が無機質な声を発して来た。

これにはさすがに皆驚いて、すぐさま銅像と距離を取るが、アルフが何かを見つけた様に銅像を指差す。

 

「ちょっ!?銅像の目ン玉が出てきたッ!?」

 

「ホ、ホントだ……」

 

アルフの言った通り、さっきまで空洞だった銅像の目が銅像の中からせり上がり、ちゃんとした人の顔へと変化する。

目玉が嵌ると、もはや普通の爺さんって感じだが……。

 

「目玉が嵌まって愛嬌が出たのは良いけどよぉ……これってつまり……」

 

「あぁ。恐らく、我々の魔力を感知して起動してしまったのだろう。早く封印処理を施さねば――」

 

突如動き出した銅像に、何か嫌なモノを感じたのか、リインは魔法陣を現しつつ封印処置の魔法を構築する。

さすがに俺もヤバイと考え、フェイトやアルフと一緒にリインの居る位置まで下がったんだが――。

 

ピカァアアアアアアッ!!!

 

「くっ!?」

 

「きゃっ!?」

 

「な、何だよコレッ!?」

 

「うぉまぶしっ!?」

 

俺達が行動を起こすより早く、銅像は輝きを増しながら、青白いスパークを撒き散らして――。

 

 

 

 

 

『時速、140キロに達した時――ブッタマげる様な事が起こる』

 

 

 

 

 

もう既にブッタマげてるんですけど――。

そんな俺の心中なんか知った事かと言わんばかりに、俺達の体は強い衝撃とも言える力で後ろにブッ飛ばされたのであった。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

第一管理世界、ミッドチルダ。

ここは地上を時空管理局が守護、警備を担当している管理局のお膝元の世界。

正に魔法分化の中心であると言っても過言ではない。

時は『新暦0075年』、ミッドチルダ郊外にある海に面したとある部隊の演習場付近に人影が集まっている。

集まっている人数の内、年長者と思われる女性が3人、各々のデバイスを持って少年少女達に話しかけていた。

 

「はい。じゃあ今日の訓練はこれで終了して、今からお昼休み。午後からは書類作成になるけど、頑張ろうね」

 

「「「「は、はい……」」」」

 

その年長者……とはいえ、まだ成人前の女性がにこやかに発した言葉を聞いて、少年少女は疲れきった声で返した。

しかしそれも仕方の無い事だろう、地面に座りこむ少年少女達は、管理局きってのエース達の訓練、引いては扱きを受けているのだから。

ココは管理局の実験部隊にして、管理局でほぼ考えうる最強クラスの魔導師が集められた生粋のエース部隊。

その名を、『古代遺物管理部 機動六課』。

ロストロギア関連の危険な任務を扱う古代遺物管理部の機動課(実動部隊)第六の部隊。レリックの回収を専任としている。

 

「皆、少しづつだけど動きが良くなってきてるね」

 

もはやシゴキのレベルが今までに居た部隊とは比較にならない程に厳しい機動六課の訓練だが、その成果は着実に出ている。

その成果を、白と青が基調である教導官の制服に身を包んだ親友の隣りに立ちながら、金髪の美しい女性は褒め称えた。

彼女の場合、身内が2人程この中に居て、頑張っているのがとても嬉しいのだろう。

生来の過保護振りが良く窺える一面だ。

 

「だがまだまだ動きに無駄が多い。これから先の戦いでもこのままで良いと満足させるワケにはイカンな」

 

そんな金髪の女性の言葉に浮かれる4人の少年少女に対して、西洋の剣を模したデバイスを持つピンク色の髪の女性がダメ出しをする。

それを聞いてしょんぼりとしてしまう少年少女達だが、これも犯罪者と戦う彼女達の身を案じて言った言葉であり、女性が彼等を心配している事の現れでもある。

 

「まぁまぁ、兎に角、皆も着替えて食堂に――」

 

ビーッ!!ビーッ!!ビーッ!!

 

しかし、厳しい訓練を終えた彼女達に待っていたのは安息の昼休みでは無く、緊張に包まれたアラートであった。

 

「ッ!?第一級警戒態勢ッ!?」

 

そのアラートを聞いた瞬間、今までの和やかな空気は霧散し、全員の表情に緊張が走る。

本来、危険物の中でもトップクラスの危険度を誇るロストロギアの対処を専門とする部隊なので、彼女らの反応は過剰とも言えるモノでは無い。

寧ろコレぐらいの緊迫感が付き纏うのが普通なのだ。

 

『皆ッ!!直ぐにバリアジャケットを展開してッ!!六課隊舎の上空に高濃度の次元震を感知ッ!!恐らく未確認のロストロギアが暴走を起こしていて、隊舎の真上に現れますッ!!』

 

「ッ!?フォワードの皆はバリアジャケットを展開後、隊舎の屋上に待機してッ!!空は私とフェイト隊長、シグナム副隊長でッ!!」

 

『了解ッ!!』

 

正しく青天の霹靂とはこの事を差すのであろう。

雲ひとつ無い絶景の大空の真上に、無粋な力の渦が感知されたのだから。

しかし、これも仕事と割り切り、彼女達はバリアジャケットを展開して大空へと飛翔する。

飛行適正のある3人の隊長陣は、等間隔を開いて三角形の位置で待機。

ロストロギアが現れた瞬間、3人の封印魔法で封印してしまおうという訳だ。

 

『全く、アイツ等には悪い事をさせてしまったな』

 

『そうですね。やっとお昼休みになったっていうのに、このタイミングでロストロギアなんて』

 

『うん。でも、これも仕事だから、今の内にこういう経験を積むのもプラスになってくれるよ』

 

若干疲れた様子で念話を飛ばすシグナムと呼ばれた女性に、フェイトと呼ばれた女性は苦笑しながら念話を返す。

更にフェイトと同じ様に苦笑しながら、白いバリアジャケットに身を包む女性は念話に参加した。

 

『フッ。確かにお前の言う通り、仕事に待ったは無いか……ならば』

 

『少しでも早く終わらせて、皆の休み時間を確保してあげましょう』

 

頑張っている新人たちに少しでも休息を増やしてあげようと、3人は各々のデバイスを上空に構える。

既に上空には小さくではあるが、何重にも色が折り重なった次元の狭間の空間が開きつつあるからだ。

もうスグ姿を表わすであろうロストロギアに、一撃で封印魔法を掛けられる様に取った陣形の中で、彼女達は真剣な顔付きになっていくが――。

 

『あ、あれ?ちょっと待って下さい?次元の空間が閉じていきますッ!?』

 

彼女達がデバイスを向けた先に現れていた次元の狭間が、直ぐに規模を小さく縮めて、消えてしまったのだ。

念話で届くオペレーターの声を聞きながら、上空の彼女達は困惑した表情で上空、次元の狭間が開いていた空を見つめる。

今まで数々のロストロギアに携わってきたが、こういった現象は立ち会った事が無かった彼女達にとって、この展開は未知のモノだ。

 

『ゴメンッ!!少し遅れたッ!!』

 

「主はやて。いえ、今しがた次元の狭間は消えてしまいまして……」

 

と、困惑する3人の元へ先程のオペレーターとは違う女性の声と顔が映像で送られてきた。

シグナムにはやてと呼ばれた女性は、真剣な表情を浮かべながらシグナムの言葉に頷きを返し、口を開く。

 

『あぁ、シグナム。それは映像でも確認したんやけど……一体どういう事やろ?次元の狭間が一瞬開いただけで、何も無いなんておかしいな……』

 

「うん。今までこんなのは一度も無かった……はやて、無限書庫に調査を依頼出来ないかな?」

 

『それなら今さっき、リインが映像と状況を送りましたので、調査をしていただけるかと』

 

フェイトの言葉に、はやての映る映像に入り込みながら、小人サイズの少女が言葉を返す。

彼女の一人称は自分の名前であり、リインというのが彼女の愛称にあたる。

 

『ありがとうなリイン……とりあえずこうしてても仕方ないし、皆は一度隊舎に戻って状況報告を――』

 

自分の家族であるリインの手際の良さに感謝しながら、はやては通信越しに居る3人に戻る様命令を出そうとし――。

 

 

 

バァンッ!!バァンッ!!バァァァアンッ!!

 

 

 

突如、落雷が間近で起こったかの様な音に、全員の意識が再び空へと集められる。

しかし、再び上空を見つめた彼女達は――。

 

「なっ!?」

 

「う、嘘ッ!?アレってッ!?」

 

 

 

思いも寄らない事態に驚愕し、目を見開いてしまう。

それは映像越しに状況を見ていたはやてという少女も変わらず――。

 

『……嘘やろ?』

 

いや、それ以上の驚愕に彩られ、彼女は映像越しに居た司令室から飛び出し、映像には誰も座っていない椅子が残る。

そして、この場に居る者も。

 

「わ、私ッ!?」

 

空から現れた突然の来訪者に、目を見開いていた。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

はい、どうも皆さん。ワタクシ良い子の橘禅です。

突然ですが、俺は今転生した人生においてベスト3に入るのでは無かろうかと言う混乱に身を置かれております。

え?それは何だって?ふふふ♪それは――。

 

「……知らない天井だ」

 

目を覚ますと、そこは医務室みたいな場所なんだからビックリ♪

テンプレなネタをやる余裕はあったみたいですが。

身を起こして鼻を動かせば、鼻の奥にツンとくる薬品の匂いと、病院とかで見た心電図の機械っぽいモノだ。

あれ?っていうか俺は何でこんなトコに?確か俺はリイン達とロストロギアの回収に赴いた筈――。

 

シュインッ!!

 

「あっ。目が醒めてたのね、良かったわ」

 

「ん?……シャマルさん?」

 

身を起こした俺がベットに座ったままで居ると、部屋の扉が開いてはやてと共に捜査に出ていた筈のシャマルさんが現れた。

っていうか何故か白衣着てるし。

 

「ココ何処っすか?っていうかシャマルさんはザフィーラとはやてと一緒に何かの捜査に出てるってクロノから聞いてたんスけど?」

 

矢次ぎ早に質問して悪いとは思うが俺も状況が知りたいからな。

しかしシャマルさんは俺の質問に答えず、何故か苦笑していた。

 

「……本当に、私達の事を『知ってる』のね……何だか変な気分だわ」

 

「はぁ?何スかその言い方?」

 

それじゃまるで俺の事を『知らねえ』って言ってる様な……。

 

「えっとね。今からその説明をしたいから、私に着いて来てくれるかしら?橘禅君?」

 

「それは構わねぇッスけど……一体なんスか?その他人行儀な喋り方?」

 

「う〜ん……申し訳ないけど、その説明も含めて向こうで話すから、今は悪いけど着いて来て、ね?」

 

どうにも要領を得ない言葉だが、シャマルさんの方も困り果てている。

ここでこうしてても俺の現状は把握出来ねえ様なので、俺は立ち上がり、シャマルさんに着いて部屋を出た。

全く、一体何がどうなってんだよ……何でシャマルさんがこんな他人行儀な喋り方を……まさか。

 

「ポイズンクッキングしか出来ない自分と料理マスターな俺を比較して、拗ねちまったとか……」

 

「違うからねッ!?後ポイズンクッキングなんてしてないもんッ!!普通だもんッ!!」

 

普通?何を言うとるガネ?

 

「コーンスープの隠し味にエタノールぶっこもうとしたクッキングが普通だってんなら、俺はシャマルさんをあの世に送らないといけないんスけど……」

 

「そこまで言うッ!?」

 

「クククッ。生かしちゃおかねぇ……あぁ、俺の右手が疼くぜぇ……こ削ぎ落としてやりてぇと疼くぜぇ……」

 

厨二では無く、厨房師としての意味で。

 

「後ろで不吉な事呟くの止めてくれないッ!?」

 

「サーセン」

 

かなり本気で怖がるシャマルさんに軽く謝罪しながら、俺はビクビクしてるシャマルさんの後ろを歩く。

時折振り返っては怖がる視線を向けてくる辺り、本気で怖がってるんだろうな。

ふむ……もう少しイジメてみようか?

 

「……(ビクビク)」

 

「……ニヤリ(ジャキンッ)」

 

「ひっ!?」

 

ちょっとした悪戯心がムクムクと湧き上がってきたので、俺はまた振り向いてきたシャマルさんに悪い笑みを見せつつ、右手をクローの形にする。

手を軽く折り曲げながら抉り取る様な形を保ちながら恐い笑みを浮かべる少年が真後ろに居る。

これはかなりの恐怖だろう、どんな反応を見せてくれるのか、興味が湧――。

 

「い、いやぁあああああッ!?(ダダダダダダダダッ!!)」

 

「あ」

 

しかし、余りにも苛め、というかプレッシャー掛け過ぎてしまった様で、シャマルさんは瞳いっぱいに涙を溜めて全力疾走してしまった。

案内役のシャマルさんが走って行ってしまった事で、廊下にポツンと取り残される俺。

ふむ、どうしたモンか……さすがにここで道草食うワケにもいかねぇし……良し。

腕を広げて、軽く深呼吸〜……してからの。

 

「スゥ……ハァ……待ぁてやごるぁああああああああッ!!(ダダダダダダダダッ!!)」

 

思いっ切り悪乗りさせてもらうで御座る。

 

「ッ!?いやぁあああああッ!?助けてぇええええッ!!(ダダダダダダダダッ!!)」

 

「だめだめだめだめだめだめだめッ!!君は死ななくてはならないんだッ!!料理をバカにする奴は生かしておけないよッ!?(ダダダダダダダダッ!!)」

 

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいぃぃぃいいいいいいッ!!?」

 

涙目で爆走する白衣を着た美人を追いかけ回す笑う少年の構図。

ヤベェ何だこれ。楽しすぎるぞオイ。

っていうかあの人魔力で身体強化使ってねぇか?中々に早いんだけど?

白衣にハイヒール履いてて出せるスピードを軽く凌駕したスピードで、シャマルさんは廊下を爆走していく。

おし、向こうが魔法を使うなら、こっちも波紋で対抗してやる。

 

「コォォオオ……波紋ッ!!逃しゃしねぇぞクルァアアアアアアッ!!」

 

「ちょッ!?何で身体強化した私に追い付けるのぉおおおおッ!?」

 

「WRYYYYYYYYYYYY!!!最高にハイってヤツだぁああああッ!!!」

 

「きゃぁああああああああああああッ!?」

 

アカン、テンションが上がり過ぎて自分でも制御が効かねえや。

俺が何でこんな場所に居るのか知らねぇけど、巫山戯られる時はトコトン巫山戯倒すのも一興だろ。

と、逃げ惑うシャマルさんを追い掛けていくと、彼女はドアを潜って向こう側へと逃げてしまった。

しかも俺がそのまま向かったら扉が閉まり鍵がガチャリと掛かって遮断されてしまうという素敵仕様。

ニャロウめ、俺の案内を放棄して自分はスタコラってか?許すまじ(八つ当たり)

 

「こんな扉ぐらいで俺を止めようってか?貧弱貧弱ゥッ!!クレイジー・ダイヤモンドッ!!」

 

『オォオオオッ!!!』

 

俺は扉に向かって速度を緩めず、『クレイジー・ダイヤモンド』を呼び出し、拳を構える。

どーせブッ壊した後で治せば良いだろッ!!いざ、敵は本能寺にありぃいいいッ!!

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

一方、扉の向こうでは部屋に逃げ込んだシャマルが部屋に居た人物達の元へと駆け込んでいた。

他の皆はカメラで2人がここまで来る様子を見ていたが、どう見ても禅の悪戯に本気で怯えてるシャマルに何も言えなかった。

ちなみにカメラで見ていた時の禅の顔はとても楽しそうだったので、ここの全員は冗談だと気付いている。

 

「ハァハァハァッ!!こ、ここ、怖かったぁああッ!?」

 

「ちょっ!?シャマル、何逃げてんねんッ!!ちゃんとここまで案内してあげなアカンやろッ!?」

 

「だだだ、だってはやてちゃんッ!!あの子私の事を殺そうと……」

 

「どう見たって冗談に決まっとるやないかッ!?ええから早よ扉を開け『オォォオオ……』――ん?」

 

そして、怯えきったシャマルの行動を諌めていると、部屋の向こうから聞きなれない声が聞こえ、全員の視線が扉へと集中し――。

 

『ドラァッ!!(バゴォオオンッ!!)』

 

見た事も無い野太い腕が扉を破壊して、禅が部屋の中に入り込んできた。

部屋の中に居た全員は扉が破壊された事よりも、その破壊した腕が禅の後ろに控えている巨人のモノだという事に目を見開く。

一体アレは何だ?という疑問に全員が侵食されていく最中、部屋に乱入した禅が声を張り上げる。

 

「ヒャッハーッ!!主役・登場ッ!!「ゼェェェェンッ!!!(バゴォオオオッ!!)」さよならぁあああッ!!?」

 

しかし、ドヤ顔をしながら声を張り上げた禅に対して、禅より先に部屋に来ていたリインフォースが瞬間で反応。

まるで弾丸の様な速度で飛び出し、成人体型のままで禅の腹に特攻をカマしてしまう。

幾ら波紋で身体強化していたとはいえ、油断しまくりの禅。

しかも突撃したリインフォースの速度は弾丸並な上に、成人の体型という重量の加味がある。

結果、リインフォースに突撃された禅は悲鳴を上げながら部屋の外へと弾き出され、更にはブチ壊した筈の扉が綺麗に修復。

リインフォースと禅は完全に部屋から消え去り、後に残るのは静寂だけであった。

 

 

 

「……何やねん、このカオス?」

 

 

 

部屋の誰もが状況についていけず、はやての絞り出した台詞に答える者はいなかった。

 

 

-3ページ-

 

 

後書き

 

 

うん、中々に良いカオス度合いだwww

 

 

コレ以上を更に目指して書いていかねば……

 

 

 

説明
第34話〜BTTF?
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コメント
いや、クロノが彼女らに隠れてこっそりと友情を取る可能性だって…殆どなさそうですな(Lapis lazuli)
ゼンならスカさんもイイ人に矯正しそうな気が、ヴィヴィオ出たらゼンパパ呼びフラグ(この場合ママはフェイト+アインス)?それとも身体年齢でお兄ちゃん呼び?(道産子国士)
kaitoさん>アーカード様〜〜ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!(piguzam])
Lapis lazuliさん>彼は命を取りましたwww(piguzam])
Unknownさん>いや、惑星を破壊出来るスーパーレーザー砲の方がピッタリじゃないッスかwww(piguzam])
絶対零度さん>ド、ドMって(;´Д`)直球過ぎるでしょwww(piguzam])
げんぶさん>立役者の1人が何をwww(piguzam])
kikikuyaさん>彼はある意味ブレませんwww(piguzam])
匿名希望さん>腹が痛くなるぐらいの笑いが毎回取れたら最高なんスけどねぇ(;´Д`)(piguzam])
げんぶさん>テンションがおかしいwww(piguzam])
闇の住人さん>カオスもありだが、余りダラダラやるのもあれなんで一気に切り上げちまおうかとwww(piguzam])
げんぶさん>そんな成分出してたっけ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル(piguzam])
unknownさんが死んだ!?そしてこのコメ欄のカオス具合……どこかで見たことあるような……まぁいっか。次の!次の話を速く!!ハリーハリーハリーハリーハリーハリー!!!!(kaito)
クロノは命をとるか友情をとるか(Lapis lazuli)
登場からのさよならで紅茶噴いたwww画面の金剛さんが紅茶でべとべとじゃないかどうしてくれるwwwww    一人デススターって……リインフォースェ… 個人的には一人ヤマトだと。どう見たってSLBは波動h(ジュッ(Unknown)
はやて、このカオスは昔からだキリ!!(kikikuya)
ゼン、その報酬はだめだろう・・・こりないなーww(kikikuya)
よっ、相変わらずのカオス流石だね!腹が痛くなったよ(匿名希望)
そういえばpigzam]さん?前回の禅・アルフ・久遠の話の続きはやっぱりカオスで?wwwwwwww(闇の住人)
げんぶさんテンション高いっすね!wwwwwwまぁ俺もシリアスは嫌いだがな!wwwwwwwwwwwwww(闇の住人)
プロフェッサー.Yさん>いいえ?アレはアレでちゃんと完結してますし、外伝を先に書きたくなったのでwww(piguzam])
デーモン赤ペンさん>元ネタはビーストウォーズメタルス劇場版2から、タランスの提供でお送りしましたwww(piguzam])
青髭U世さん>リインの存在だけで無理ゲーが確定www(piguzam])
匿名希望さん>え?なにが!?(piguzam])
げんぶさん>シリアス大嫌いですからwww(piguzam])
匿名希望さん>悲しみなんてなかったんや……!!(piguzam])
海平?さん>最近カオス成分が足りなくてwww(piguzam])
…怒らないから正直に言ってごらん?禅・アルフ・久遠の三すくみの先に行き詰ったね?(宗教画に描かれた聖人の様な笑顔)(プロフェッサー.Y)
登場 → サヨォォォォナラァァァァ!!のコンボがお気に入りw(デーモン赤ペン)
禅と初代リィンフォースの介入・・・あれ、スカさんオワタwww(青髭U世)
↓ ポロ ポロ ポロロ う〜〜〜ううう あんまりだ… HEEEEEEYYYYYY!!!  あァァァんまぁぁぁりぃだァアアァァァァァァ!!!!!(匿名希望)
十年前、あの悲しみは何だったのか……!! 楽逝の禅(クレイジー・ダイヤモンド)と初代祝福の風(禅LOVE天元突破)の壊れ具合に原作はやてさん、泣くんじゃね?(匿名希望)
いやいやいやいやwwww確かにナイスカオスではあるけどもこれは流石にwww面白すぎるゥゥゥッッッ!!!( `・ω・´)bグッ!(海平?)
闇の住人さん>禅は元々ボケキャラですし、こんな感じでwww(piguzam])
氷屋さん>うーん……苦笑?はたまた変な気分?どっちにしろ何かしらの影響は受けそうwww(piguzam])
ユキアンさん>そりゃ稀代の天才科学者、ドクターエロメット・ブラウン博士ですよwww(piguzam])
キリヤさん>シャッ!!あざっすッ!!(piguzam])
キリヤさん>ッ!?(piguzam])
スタンさん>これも一応やろうと考えてた展開ですが、あくまで外伝扱いです(piguzam])
グラスハートさん>シリアスはこれからの平和が嫌いらしい。置いてきちゃったwww(piguzam])
いいカオスだwwwwwww楽しすぎるwwwww(闇の住人)
本来の原作世界へ飛んじゃった訳ですな、禅に対するさとうはきな状況見たら原作フェイトどうなるやらw(氷屋)
たかが140キロでタイムスリップが出来るって考えると結構凄い事なんだよな。(ユキアン)
だが面白い。いいものだ(キリヤ)
酷いものだ…………(キリヤ)
新しい展開になりましたね。平行世界とは興味深いです。これからの話を楽しみにしてます。(スタン)
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