真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第三十話 取り戻した体
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現在の状況

 

  心   体

 

フェイト→はやて

 

 はやて→シグナム

 

ヴィータ→アマル

 

シグナム→ティアナ

 

ティアナ→ヴィータ

 

 アマル→フェイト

 

※記載していないメンバーは元に戻った

 

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ガジェットX型に誘拐された はやて

 

六課のメンバーは緊急招集として、はやて奪還の作戦を考える

 

アマル「今すぐにでも はやてを助けないと!!!!」

 

カイト「いい加減に落ち付け、八神の居場所がわからんと何度も言っているだろう」

 

はやてが攫われて非常に焦る アマル(ヴィータ)と冷静な カイト

 

ルナ「せめてロストロギア反応があれば…………………」

 

はやては現在、パルプンを所持している

 

ロストロギア反応があれば、そこに はやてが居る可能性が在る

 

しかし、今の六課に はやての居場所を見つける手立ては無い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜VSガジェット〜

 

シグナム「やぁ!!」

 

シグナムの体で、何とか試作品のガジェットと戦う はやて

 

しかし、慣れていない剣では、まともに戦えるはずがなかった

 

ガジェット「!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

シグナム(はやて)の斬撃は、軽々と弾かれてしまう

 

シグナム「クッ」

 

シグナムのように、スパスパ斬れんか…………………

 

ガジェット「!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

ガジェットは、巨大な足で はやてを踏み潰そうとした

 

シグナム「危なっ!!!」

 

しかし、シグナム(はやて)は何とか回避する

 

クアットロ「チッ 思ったよりしぶといわね」

 

まぁ、簡単に死んでもらっても面白くも何ともないんだけど……………

 

シグナム(はやて)が、攫われてから、既に2時間が経過していた

 

元の体に戻れる時間は、後15時間である

 

そして、それ以前に シグナム(はやて)の体力が限界である

 

シグナム「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」

 

肩で息をしている状態であり、このままだと試作品ガジェットに潰されてしまう

 

シグナム(何とか救援が欲しい所やけど……………)

 

どうする?

 

どうやって自分の居場所を知らせる?

 

シグナム(そうや、パルプン使ってロストロギア反応を出せば或いは……………)

 

クアットロ「さぁ!! 試作品よ! 雌狸を叩き潰しなさい!!」

 

ガジェット「!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

試作品ガジェットは巨大な拳を振り上げる

 

シグナム(今や!!)

 

レヴァンティン【カートリッジロード! ボーゲンフォルム!】

 

シグナム「食らえや!!」

 

レヴァンティン【シュツルムファルケン!!】

 

シグナム(はやて)は、炎の矢を放つ

 

クアットロ「チッ 少しずつ他人の体に馴染んできたか」

 

燃え滾る矢は、ガジェットに向かって一直線に飛ぶ

 

クアットロ「あの巨体じゃ躱せないわね」

 

当たる! クアットロは確信していた…………………しかし

 

クアットロ「何!?」

 

炎の矢はガジェットに当たることなく、後ろの壁を貫いた

 

クアットロ「あの距離で外すなんて!! 下手もいい所ね!! ククハハハハ!!!!!!」

 

クアットロは見落とした

 

シグナム(はやて)のニヤけを…………………

 

そう、外れたのではない………………外したのだ

 

シグナム「これで!!!!」

 

シグナム(はやて)は、穴が空き、外が見えるようになった壁に向かって何かを投げる

 

クアットロ「アレは!!!!!」

 

シグナム(はやて)が投げたのは……………パルプンだった

 

シグナム「もう一丁!!!」

 

レヴァンティン【シュツルムファルケン!!!!】

 

投げたパルプンに向かって、シュツルムファルケンを放つ

 

そして、炎の矢はパルプンに掠り、強い光を放つ

 

シグナム「ウチの腕も中々やな!」

 

パルプンは光るが、シグナム(はやて)の体は入れ替わらない

 

巨体のガジェットが影となり、光を遮っているからだ

 

クアットロは、メガネの上からサングラスの様な真っ黒なメガネをしていた

 

恐らく光を遮断する為だと思われる

 

パルプンは、光さえ見なければ体が入れ替わることはないのだ

 

クアットロ「チッ」

 

クアットロは、シグナム(はやて)の目的を理解した

 

クアットロ(今のでロストロギア反応が六課に知られたはず)

 

ここで狸を潰すのも一興だけど、まぁいいでしょう

 

クアットロ(ここは退散するか………………)

 

クアットロは、自身のIS ((幻惑の銀幕|シルバーカーテン))と固有装備 シルバーケープを使って、姿を眩ませる

 

ガジェット「!!!!!!!!!!!!!!」

 

しかし、ガジェットの暴走が止まることは無い

 

シグナム「クッ 結構 不味いな………………」

 

もう限界や……………

 

シグナム(はやて)に戦うほどの体力が残っていなかった

 

ガジェット「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

試作品ガジェットは再び拳を振り上げ、シグナム(はやて)を狙う

 

シグナム「アカン…………」

 

シグナム(はやて)は観念したかのように、目を瞑る

 

しかし、振り上げられた拳が、シグナム(はやて)の頭上に落ちることはなかった

 

カイト「フォールバインド!」

 

シグナム(はやて)が立っている地面にミッドの魔法陣が現れ、4つの鎖が出現し、ガジェットを縛る

 

なのは「ディバインバスタァァァァ!!!!!!!!!!!!」

 

ピンク色の閃光が、ガジェットを消し飛ばす

 

なのは「はやてちゃん!!!!」

 

シグナム「なのはちゃん…………カイト君」

 

なのは「助けに来たよ!」

 

カイト「フン」

 

シグナム「助かった〜」

 

シグナム(はやて)は力が抜けたかのように座り込む

 

なのは「無事で良かったよ!」

 

シグナム「ありがとな、もう少しでミンチになってたわ」

 

カイト「ロストロギア反応を出したのは中々だったな」

 

珍しく カイトが褒める

 

シグナム「まぁね…………………所で他のメンバーは?」

 

なのは「回りに居るガジェットを殲滅しているよ、もうすぐ来ると思うよ」

 

アマル「はやて!!!!」

 

ティアナ「ご無事ですか!! 主はやて!!!!」

 

アマル(ヴィータ)とティアナ(シグナム)がやって来る

 

シグナム「おお、ヴィータとシグナムか……………何とか無事や」

 

アマル「良かったぜ……………………」

 

泣きそうになる アマル(ヴィータ)

 

シグナム「泣かんといてや? ヴィータ」

 

アマル「わかってるよ はやて」

 

シグナム「さて、これで一見落着かな?」

 

なのは「後は元に戻るだけだね!」

 

ティアナ「主はやて、パルプンを」

 

渡してもらうと、シグナム(はやて)に手を差し出す

 

シグナム「……………………………………………………」

 

ティアナ「主はやて?」

 

全く動こうとしない シグナム(はやて)に疑問を持つ ティアナ(シグナム)

 

なのは「まさか………………………」

 

シグナム「投げちゃった…………………………テヘ☆彡」

 

なのは「……………………………………………………」

 

カイト「……………………………………………………」

 

ティアナ「…………………………………………………」

 

アマル「……………………………………………………」

 

この時4人の気持ちは1つとなった……………こいつを海に沈めようと

 

ここから8時間も掛けて漸くパルプンを発見し、元の体を取り戻すまで何度も光らせた

 

その結果、何とか元の体を取り戻すことに成功した

 

クアットロの暇潰しにより、とんでも無い目に遭わされた六課

 

以後もクアットロは色々な罠を仕掛けて来るだろう

 

彼女こそ、一番警戒すべき敵だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、ホテルアグスタ編スタート!!!

 

 

説明
漸く取り戻します
いや〜長かった〜
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リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う 流れは原作 魔法少女リリカルなのはStrikerS 

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