高みを目指して 第20話 IS編
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side 零

 

 

うぅ、香水の臭いが強い。色んな臭いが混じっているのに皆不快に思わないのかな?

 

「なぁ、大丈夫か?」

 

隣にいる僕以外の唯一の男の子が話しかけて来た。

 

「香水の臭いが色々と混ざって辛い」

 

「オレは視線の方が辛いよ。それからオレは織斑一夏、一夏で良いぜ」

 

「天流零、零で良いよ一夏君」

 

右手を差し出して来たので僕も右手を出して握手を交わす。そこでチャイムが鳴り、先生が教室に入って来た。腰まで伸ばした白い髪と赤い瞳が特徴的な刹那おばさん。やっぱり僕と一夏君の担任になったんだね。

 

「私が貴方達の担任になった天流刹那です。これから半年かけてひよっこの貴方達を半人前にまで成長させるのが私の仕事です。まあ、真面目にしていればおいていかれる様な事もありませんのでそこまで気にする必要はありません。クラスメイトの自己紹介は個人間でやるように。彼女達は一緒に勉強する仲間であると共に蹴落とさなければならないライバルでもあります。それはIS関係だけではありません。情報というのは常に自分で取捨選択して集めなければなりませんから。最後に私から貴方達にこの言葉を贈ります。強請るな、勝ち取れ、さすれば与えられん」

 

さて、耳を塞いでっと。

黄色い声が教室中を埋め尽くした。隣の一夏君はモロに食らってくらくらしている。しばらく耳を塞いだまま刹那おばさんが騒ぎを収めてから手を放す。

 

「それでは授業を始めますよ」

 

 

 

 

 

最初の授業が終わり、休み時間になると一夏君はポニーテイルが特徴の女の子に連れられて何処かに行ってしまった。そして僕はクラスの皆に囲まれて質問攻めにあっている。香水の臭いに関してはもう慣れたから問題無いけど、興味津々という感情から来るパワーに終始圧倒される。

 

「ねえねえ、零君って刹那様と同じ名字だけど何か関係あるの?」

 

「うん。お父さんのお姉さんだよ。だから僕から見るとおばさんにあたるよ。見た目からあまりおばさんなんて呼びたくないんだけど、本人からそう呼ぶ様に小さい頃から言われてるんだ。ここでは天流先生って呼ぶ様にも」

 

「じゃあ、やっぱり零君ってAriaの」

 

「そうだよ。リーネさん、お父さんと刹那おばさんのお姉さんが社長をやってるよ。お父さんはそこの開発主任をやってるんだ」

 

そこで予鈴が鳴り、一夏君も帰って来て再び刹那おばさんの授業が始まる。

先程の質問に僕はちゃんと笑顔で答えていたかな?僕の家族は皆が凄い。刹那おばさんは公式な記録は国家代表を決める大会で最初から決めていた様に決勝戦で棄権した1回しかないけど、世界最強の名を欲しいままにしている。リーネさんは世界シェア1位のAriaの社長、お父さんはそのAriaの開発主任、お父さん達の昔からの友人で一緒に暮らしているフェイトさんはお父さんの助手をやっているし、お母さんもそんな皆を支えている。そして僕は、その才能を受け継げていなかった。周りの皆は優秀だって褒めてもらえる。自分でも殆どの事で一流には成れると思う。だけど、お父さん達みたいに超一流には成れない。傍で見続けて育って来た僕には分かる。100年や200年頑張ったとしてもあの領域にはたどり着けない。その事に気づいてから家族との距離が掴めなくなった。家族が嫌いな訳じゃない。だけど、家族の傍に居ても良いのかが分からなくなってしまった。自信を持てなかったのだ。それを気づかれて、どうしようか悩んでいた時に僕がISを動かせる事が分かった。お父さんにもフェイトさんにも出来ない、僕だけの才能として。その事を知って僕は嬉しかった。これで僕は皆の家族だって自信を持って言えると思ったから。だけど家族の皆は渋い顔をしていた。特にリーネさんが。最終的にはどうしても行きたいと言う僕の意見をお父さんが聞いてくれたけど、それからまた距離が掴み難くなってしまった。

 

 

授業が終わり、自宅に戻ろうとした所で刹那おばさんに呼び止められる。

 

「織斑君と天流君、急な変更で申し訳ないのですが二人には今日から寮に入ってもらいます」

 

「一週間は自宅からの通学だと聞いているのですが?」

 

「国の方から早急に寮に入れる様にと。荷物の方は送られて来ているので安心して下さい。それから急な事で一人部屋だった生徒の部屋に一緒に住む事になりますが、問題は起こさない様にして下さい。一緒の部屋になる生徒には既に山田先生が連絡に行ってくれていますから安心して下さい。これが鍵です」

 

刹那おばさんに渡された鍵にはタグが付いており、部屋の番号が書かれている。

 

「それから天流君はこの後付いて来て下さい。専用機が届いていますのでそれのフィッティングを行います」

 

「分かりました。殺、じゃなくて天流先生」

 

「では、行きましょうか」

 

刹那おばさんに連れられてアリーナに向かう。その間、会話は一切無かった。アリーナのピットに到着すると、そこには既にAriaのロゴが描かれたコンテナが置かれていた。刹那おばさんがそのコンテナを開けると、そこにはマントで身体を隠したドクロの機体が収まっていた。

 

「クロスボーンX1、零樹が貴方の為に開発した近距離用のISです」

 

「お父さんが僕の為に?」

 

「色々と悩んでいた様ですが、貴方なら使いこなせるだろうと言ってもいました。スペックは先に目を通してありますが中々癖の多い機体の様です。では機体に触れて下さい」

 

言われた通りに機体に手を触れると、目の前からクロスボーンの姿が消えて、僕を覆っていた。

 

「無事に起動出来た様ですね。それではアリーナに出て下さい。動かし方は分かりますね?」

 

「大丈夫です」

 

カタパルトを使わずにスラスターを軽く吹かしてアリーナの中央に降り立つ。

 

『では機体の説明を行います。まず、クロスボーンはAria社の機体ですので例に及ばず第1世代機、つまりは拡張領域を持たない機体です。ですが、武装の数は過去最多の上に扱いが難しい物が多いです。それでは装備の説明に入ります。まずは腰部右側に装着されている武装を手に取って下さい』

 

言われた通りに手に取ってみる。それは昔のフリントロック式の銃の様な形をした物だった。

 

『バスターガン、見ての通り取り回しが利き易いビームピストルです。威力の方は牽制程度だと思って下さい。次に腰部左側の武装を取って下さい。バスターガンはそのまま持っていて下さい』

 

左側に付いていたのは剣の柄だったのでウェポンセレクターから選択してエネルギーを回す。柄からビームの刀身が形成される。まるで海賊が持っている様なカットラスにそっくりだ。

 

『ビームザンバー、クロスボーンのメイン武装です。見た目は普通のビームサーベルですが、出力はこちらの方が上ですので鍔迫り合いになる様な事も無く叩き切る事が可能です。次はその二つを連結させて下さい』

 

バスターガンを銃身に、ザンバーをグリップ部分として連結させる。

 

『ザンバスター、バスターガンよりも威力は高いですが連射は出来ません。代わりに先込め式の各種弾頭を使用出来ます。今はありませんが覚えておいて下さい。次です。鎖骨の下辺りに突起が見えますか?』

 

「はい」

 

『それらはビームバルカン、取り外す事でビームサーベルとして利用出来ます。バルカンと言いますが近距離で使えばバスターガンよりも威力はあるのを保証します。続いて両腕前腕上部を見て下さい』

 

X字状に4本のスリットがあるパーツが両腕に一つずつ付いている。ウェポンセレクターを見てみると一応武装として存在していた。

 

『ブランド・マーカー、ビームを発振させる事で格闘武器として使います。スライドしてナックルガードにする事も出来ますし、展開領域を広げる事でシールドとしても使えます』

 

エネルギーの量を増やして見るとシールドとして使える位にまでビームの面積が増えた。

 

『続いて腰部前面、シザー・アンカー。名前の通りハサミとしてもアンカーとしても使える物です。これをどう使うかは貴方次第です。そして最後の兵装はヒートダガー、ふくらはぎ辺りの所に収納されていますが足裏からも射出可能です』

 

確かに射出コマンドが入っているけど、どうやって使うんだろう?

 

『まあいきなり言われても分からないでしょう。ですから』

 

僕が出て来たピットから何かが飛来する。ピンク色のビームが発振されたのを見て咄嗟にビームザンバーで受け止める。

 

『私がお手本を見せてあげます』

 

「黒い、クロスボーン!?」

 

『クロスボーンX2、とは言ってもX1の予備パーツを組み立てただけの機体です。若干私用に調整はしてありますけどね。ラインバレルが再建造されるまでの繋です』

 

そのまま蹴り飛ばされて体制を立て直そうとした所にシザーアンカーが飛んで来て足を挟まれる。刹那おばさんに引き寄せられ、ブランド・マーカーが拳を覆う様にスライドしている。同性能だというのなら同じ武装を使えば何とかなると思い、僕もブランド・マーカーを構える。お互いに打ち合わせて反発で少しだけ距離が空いた所でビームバルカンを撃つ。

 

『言い忘れていましたが、このマント、A.B.Cマントと言いましてビームを防ぎますから』

 

「そういうことは先に言って欲しかった」

 

『一応消耗品です。コストが高いので予備は3枚しか預かっていません。ですが、性能は折り紙付きです。既存のビーム兵器なら平均で5発の直撃に耐えてくれます』

 

ならバルカン程度じゃ無理か。そんな事を考えていたらシザーアンカーを振り回されて壁に叩き付けられた。強い衝撃に咳き込みながら立ち上がると、見た事もない物がビームを発振させながら目の前に飛んで来ていた。慌てて転がって躱した際に更にヒートナイフが飛んで来てマントの端に刺さってしまいマントが破れてしまったが気にしていられない。

 

『ブランド・マーカーはこの様に投擲武器としても扱えます。ヒートナイフは今の様に蹴りに合わせての射出が基本ですね。もちろん普通にナイフとして使うのも有りです。さて、そろそろクロスボーンの最大の特徴を見せましょう』

 

そう言って刹那おばさんは見え易い様にA.B.Cマントを取り外す。そして背面のスラスターを稼働させる。

 

『クロスボーンの最大の特徴はこの背面にある可動式スラスターです。このスラスターは1G以上の重力の影響を振り切る事を目的としています。PICを使わずともこのスラスターだけでの飛行も可能ですし、理論上は木星の重力すらも振り切る事が出来ます』

 

「可動式だと何故高重力を振り切れるんですか?」

 

『力のベクトルは分かりますか?』

 

「物理で習う範囲でなら」

 

『それだと説明が多少難しいですが、出来る限り分かり易く説明しましょう。例えば1G下にあるとしましょう。その時に飛行機のエンジンを背中に付けた機体があるとします。そのエンジンを空中で動かすとどうなるでしょうか?』

 

「真直ぐ進むんじゃないんですか?」

 

『答えは前のめりになりながら回転します。背中にだけ力のベクトルがかかり下半身にはほとんどベクトルが働いていないので真直ぐに進む事が出来ないのです。なので空中で人型が進む為には全身にほどよくベクトルがかからないといけないのです。もしくは前のめりにならない様に身体を反らしたりしてバランスをとらなければなりません。ロボット物のアニメでも背中のメインスラスターと足についている小型のスラスターを吹かしているのはその為です』

 

「つまりそのスラスターの移動によって全身に綺麗な力のベクトルをかける事によって無駄な力をなくすという事ですか?」

 

『そうです。概ねはそれで合っています。ちなみにこの可動式スラスターは自動で動いてくれますから気にしなくても構いません。主導で動かすにしてもスラスターに当りそうな時に自分で稼働させて躱したりする程度ですね』

 

「そうなんですか」

 

『まあ、工夫次第で何でも出来るはずです。零樹はそう言うのを好みますから』

 

「お父さんが?」

 

『ええ、頑張れば誰にでも出来る事を極めるのが好きですから。料理とかも一番上手いでしょう?』

 

そう言えばたまにお母さんが悔しそうにしながら料理を食べていたときがあるけど、いつも決まってお父さんが作ってる料理を食べてる時だっけ。

 

『そろそろ続きを始めましょう。基本的な動きは先程見せた物です。後は自分で考えて動きなさい』

 

急に言われても無理だと思う。

その後、エネルギーが切れるまで戦う事になった。一撃も当てれなかったけど、それでも最初よりは良い動きをする様になったと褒められた。

フィッティングも刹那おばさんとの模擬戦の途中には終わっていたらしい。待機形態のクロスボーンはドクロのペンダントだった。首にかけてから見えない様に制服の中に入れておく。

 

「それでは寮に行きましょうか。私は寮監も兼任していますので何か有れば来て貰って構いません。寮のルールは分かりますか?」

 

「はい。一応目は通してあります」

 

「結構です」

 

寮に入って寮監室の場所を教えて貰ってから別れる。案内板と鍵についているタグを見比べて部屋を確認する。目的の部屋に辿り着いたらノックをする。

 

「…………はい」

 

中から声が聞こえて来たのを確認してから扉を開けずに声を掛ける。

 

「山田先生から連絡がいっていると思いますけど、天流零です。入っても大丈夫ですか?」

 

「……どうぞ」

 

「失礼します」

 

部屋は大きく、まるでホテルの様な拵えで片方のベッドには僕が旅行の際に使っている鞄が置かれていた。そしてもう片方のベッドには空の様に綺麗な水色の髪で眼鏡をかけた少女が球体型キーボードを叩いていた。

 

「えっと、初めまして。天流零です。零って呼んでくれていいです。君の名前を教えて貰えるかな?」

 

「……更識簪」

 

「更識簪さんね。じゃあ更識さ「苗字では呼ばないで」こほん、じゃあ簪さん。とりあえず、これから一緒の部屋で生活する事になるんだけど、最初に色々と決めておいた方が良いと思うんだ。着替えとかそういうのがあるし」

 

「分かった」

 

それから色々と細かい事を決めてから荷物の確認をする。着替えと教科書や参考書、家族の皆で撮った写真に携帯端末と充電器、それから見たことのないノートPCと手紙が入っていた。手紙を開けて読んでみるとクロスボーンのデータが入っているので色々と勉強すると良い。また、追加で欲しい武装や機能に関しての報告をして欲しい。待機形態のクロスボーンを繋ぐ事で微妙なパラメーターの調整も出来る。そして最後に些細な事でも良いから連絡が欲しいとお父さんの筆跡で書かれていた。たぶん、一番最後のことがお父さんにとっては重要な事なのだろう。とりあえずルームメイトの子とは何とかやっていけそうだという事と、もう少し実体武器を追加で欲しいとメールを送る。それからクロスボーンの詳細なデータを確認して今日の動きで違和感を感じた部分のパラメータを調整する。明日も放課後にアリーナの使用許可を取って数日かけて調整すれば良いと思い時計を見て見るとそろそろ食堂が閉まる時間になっていた。

 

「簪さん、夕食はどうするの?」

 

「……別に良い」

 

「別に良いって」

 

「……これがあるから」

 

そう言って簪さんが取り出したのはリーネさんが作ってAriaで販売している携帯食料だった。いや、確かに完全栄養食だけどそれだけで過ごすのは精神的に辛いものがあるから。そもそもそれは発展途上国の飢餓者を救う為の食料援助の為に作った物だし。

仕方なく簪さんを部屋に残して食堂に向かい、事情を話して厨房を借りる。

デザートに使ったと思われる林檎を搾り、その果汁に一口大に切った鶏肉を漬け込む。続いてトマトを裏ごししてタマネギと香辛料を混ぜて煮詰める。そこにおろしたニンニクを加えて更に煮詰め、最後に刻んだトマトとタマネギ、隠し味におろした林檎を加える。これで実家で使っているケチャップの完成だ。特別な事はこれだけで後は普通に果汁に漬け込んだ鶏肉とケチャップを使ってチキンライスを作り、それをオムライスにしてその上にケチャップをかける。僕の分と簪さんの分を用意して調理器具を片付けて厨房のおばさん達にお礼を言ってから部屋に戻る。

 

「はい、簪さんの分」

 

「……いらないって言わなかった?」

 

「言ってないよ。別に良いって言っただけ。一口だけでも良いから食べてみて。それで気に入らなかったら残してくれれば良いから」

 

テーブルに置いて自分の分を食べ始める。うん、ケチャップの方が心配だったけど大丈夫だったみたいだ。使ってる卵も家にあるのと同じみたいだし。ご飯は品種が多少違うみたいだけど問題無し。

簪さんも臭いに誘われたのか、諦めたのか分からないけど、席に着いて一口スプーンで掬って口に入れる。

 

「……おいしい」

 

「口にあって良かった。自家製の調味料が無かったからちょっと不安だったんだけど」

 

「……貴方が作ったの?」

 

「うん。たまにお父さんに教えて貰っててね。普通のレシピにちょっとした工夫をしたものだけど」

 

「……すごいお父さんなんだね」

 

「ああ、すごいさ。子供の僕から見ても憧れる位に」

 

本当に凄い、凄すぎるんだ。クロスボーンのデータを見て余計にそう思ってしまった。僕がISを動かせると分かって、IS学園に通う許可をくれてからの1ヶ月の間にあそこまでのISを設計して作り上げてしまった。それにあのA.B.Cマント、ビームの直撃を5発は耐えられると言っていた。5発の直撃、つまりはアレだけでビームに対してだけとは言え、普通のISのシールドエネルギーの半分程の防御力を得たという事だ。それにマントとは言っても、ちゃんとした装甲でもあるので少し位なら実弾も防いでくれるのだ。そんな物は他に見た事も聞いた事も無い。

それを素直に凄いと思いつつ、お父さん達がまた遠い所に行ってしまったと感じてしまう。

 

「どうかしたの?」

 

「えっ?」

 

「少しだけぼぅっとしてた」

 

「何でも無いよ」

 

誤摩化す様にオムライスをかき込む。簪さんはそれを見て、それ以上は触れないでくれた。それをありがたく思う。

 

 

side out

 

説明
ちょっとだけ趣味じゃないかな、この待機形態。
by零
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コメント
HISARI>感想ありがとうございます。近日中には更新予定です。(ユキアン)
IS編読ませてもらいました。今まで読んだIS物で一番気に入りました♪続き楽しみにしています♪(HISARI)
kaji>この作品の刹那はバカホワイトじゃありません。そもそもバカレンジャーが存在してませんでしたから。詳しくは僕の作品『迷子の果てに何を見る』を参照して下さい。(ユキアン)
さすがは何千年と過ごしただけはあるなぁ。バカホワイトの刹那が物理を説明してる。(笑)(kaji)
タグ
クロスボーン・ガンダム オリジナル 魔法先生ネギま! IS 

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