ストーリー

人口100万人そこそこの政令指定都市、西京市…。

三十数年前から、この町には「魔法少女」と呼ばれる、魔法を使う少女たちが現れ、人を助け、時には戦いを繰り広げていた…。

魔法少女の存在は、ゆっくりと西京市の日常に溶けこんでいった。

そして今日、魔法少女たちのバトルは、一つのエンターテイメントとして、テレビの前のお茶の間をわかせているのだ！！

さあ新世代の魔法少女よ、その力を存分にふるい、最強の称号「クイーン・オブ・マジックガール」をつかみとるがよい！！

世界観説明

舞台となるのは、地方の、人口約100万人のとある政令指定都市「西京市［さいきょうし］」です。自然と都市部がバランスよく共存する町です。

この世界には、「魔法少女」と呼ばれる存在がいます。

彼女たちは、「魔法」と呼ばれる、超常現象を起こす能力を操る少女たちです。

三十年ほど前から、魔法少女の存在は世間に少しずつ認知され始め、現在では、魔法少女は、西京市の市民にとってはかなり身近なものとなっています。

魔法少女たちは、魔法を使用して人助け（人命救助や悪人退治）をすることはもちろん、魔法少女同士が一種のスポーツとして戦闘を繰り広げることも多く、その派手で迫力のあるバトルは、ある種のエンターテイメントとして西京市民に受け入れられています。

特に、数年前から、西京市のローカルTV局が、魔法少女たちのバトルをテレビ番組として放送するようになってからは、その知名度が一気に高まりました。

魔法少女と魔法について

魔法少女とは、そのままずばり「魔法を使う少女」です。

普段は普通の女の子として生活していて、必要に応じて「変身」します。変身後の方が強力な魔法を使える場合が多いです。

この世界での「魔法」とは、「現代の科学では説明のできない、奇跡のような超常現象」のことで、ぶっちゃけて言えば「なんでもあり」です。

現在、魔法を使用できるのはなぜか女性のみです。過去には、魔法を使用できる男性もいたようですが、確認はされていません。

変身前の正体を隠している魔法少女もいますし、明らかにしている魔法少女もいます。

また、正体を隠している魔法少女の場合、変身後の姿が、例え素顔をさらしていても、正体がバレることはありません。

魔法「少女」と名前はついていますが、年齢に制限はないようです。30歳を超えて子供もいる魔法少女も確認されています。とはいえ、十代の少女が圧倒的に多いです。

なお、魔法を使い過ぎたり、精神的に絶望したりしても、怪物になったりするようなことはありません。

テレビ番組「MAGIL GIRL SHOWDOWN」について

西京市のローカルテレビ局「西京テレビ（WCT)」が制作・放送している、魔法少女のバトルをテーマにしたTV番組です。週1回のレギュラー放送です。

魔法少女バトルは突発的に起こることが多いため、西京市の各所に撮影スタッフを配置し、バトルが始まれば、いつの間にか撮影も始まっています。

また、番組側がマッチメイクしたバトルもあります。

「MAGIC GIRL SHOWDOWN」では、年間で魔法少女バトルに最も勝利した「最強の魔法少女」を、独自に「クイーン・オブ・マジックガール」として表彰しており、この称号を目指して戦う魔法少女も少なくありません。

投稿にあたって

※必ずオリジナル作品での参加をお願いします。版権作品の過剰なパロディ、他の参加者のイラストのトレス・アイデア盗用等は固く禁じます。発覚した場合、TINAMI運営への通報も辞しません。

キャラクターシートに、魔法少女の「変身後」の姿を描いて投稿してください。

変身前の姿等も、補足として投稿していただけると交流がしやすいでしょう。

魔法少女としての名前（ラブリー○○、ミスティ○○等）は、プロレスで言うところのリングネームのようなもので、名乗っても名乗らなくても（本名で活動しても）構いません。

魔法少女ネームを名乗る場合は、本名もキャラクターシートに併記してください。

この企画の世界は、2014年現在の日本に準じます。

魔法少女の存在以外は、普通の物理法則と科学技術で成り立っています。

魔法を応用した超科学も存在しますが、それが一般的ではないことに留意してください。

なお、年が変わっても、企画内のキャラクターが歳を取ることはありません。いわゆる「サザエさん時空」です。キャラクターには、その認識はありません（メタネタとしてのツッコミは許可します）。

魔法少女は、変身前の姿は、一般的な人間キャラクターにしてください。

人外（獣人、竜人、エルフ、意思をもったロボット等）は禁止します。

ただし、変身後の姿についてはこの限りではありません。

なお、髪や瞳などの色は、変身前であっても、一般的に存在しない色でも構いません（ピンク色の髪の毛や緑色の瞳等）。

魔法は、基本的には「なんでもあり」ですが、世界観を著しく破壊するような設定（例：核爆弾並みの威力を持つ爆発魔法で、町を一つ消し飛ばすことができる、絶対に破れない催眠魔法で、相手を意のままに操れる）などは禁止いたします。最強設定も禁止です。

魔法少女以外の、一般人キャラクターを投稿することもできます。

交流について

この企画は交流を前提とした企画です。キャラクターシートを投稿した時点で、そのキャラクターは、他の参加者が自由に描いてよい、という規約に同意したことになります。

交流にあたっては、参加者同士、お互いを尊重することを心がけてください。

R-15の描写は禁止いたしませんが、投稿に当っては、TINAMIのガイドラインにしたがってください。

バトルについて

※バトル（戦闘）といえども交流です。お互いが不愉快な思いをしないよう、「画面の向こうには人間がいる」ことを肝に銘じてください。

過剰なグロ描写、および相手や一般人の殺害行為は禁止します。「明るく楽しい魔法少女バトル」をお願いします。

魔法少女バトルは、基本的に突発的に起こります。室内・室外等、その場所を問いません。西京市全体がバトルフィールドです。

暗黙のルールとして、相手が戦意を失った時点で勝利です。過剰な追い打ちは、魔法少女としての評判を大きく落とすことになるでしょう。

また、警察にも魔法少女は存在し、魔法少女の犯罪を取り締まっています。あまりにも違反行為が過ぎると、犯罪者として追われることにもなりかねません。