真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第五十七話 ナギ再び!! |
なのは達が戦闘機人と戦っている間、セイヴァーはガジェットを破壊していた
しかし、あまりにも数が多く、カイトと言えども苦戦を強いられていた
その為、はやてが援軍として現れたのだった
ルナ「はやてさんが来てくれたようよ!!」
カイト「レイン達の方へ行かせろ」
ルナ「もう向かってみてるみたい」
カイト「フン、そうか」
ルナ「限界そうね?」
カイト「フン、誰に口を聞いている? この程度」
平然を装うが、カイトの魔力も尽きかけている
しかし、ガジェットの勢いは止まらない
カイト「ええい!! ガラクタが!!!」
ウィザード(銃)でガジェットを射抜いていく
ルナ「やぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
レンゲル(薙刀)でガジェットを切り裂いていく
カイト「少しは腕を上げたか?」
ルナ「まぁね………さっさと終わらせましょう」
〜はやて視点〜
はやて「無事か!! レイン! アマル!」
援護に来た はやて
レイン「助かったぜ! はやての姐さん!!」
アマル「…………………………」
はやて「下がっとき!! 広域魔法でガジェットを一掃する!!」
広域魔法を発動しようとする はやて
しかし、それを許さない影が飛び出してくる
はやて「響け!!! 終焉「させない!!!」っ!!!」
振り下ろされた刃をシュベルトクロイツで受け止める はやて
しかし、広域魔法は中断される
そして、はやてに襲い掛かる影………………それは
はやて「やっぱり出てきよったか………ナギ」
ナギ「ああ、今日こそお前を見極める」
鍔迫り合いの状態から、はやてがナギに蹴り掛かるが、やはり読まれていたのか、躱される
はやて「ふぅ〜 さて、どうやって勝とうか………」
シュベルトクロイツを握りしめ、ナギのレアスキルの対策を考える はやて
ナギ「私のレアスキルは破れない」
双刃剣を構え、はやてに突撃する ナギ
はやて「猪突猛進やな……ブラディダガー!!」
ナイフが一斉にナギに襲い掛かる
ナギ「この程度!!」
ナイフを躱したり、弾く
一発も当たらない
はやて「クッ めんどいな」
ナギ「今度はこちらから行くぞ!!!」
はやてに切り掛かる ナギ
はやて「何のこれしき!!!」
シュベルトクロイツを振るい、ナギの斬撃を受け止める はやて
ナギ「…………この程度か」
はやて「何?」
ナギ「この程度の奴に…………姉は負けたのか!!!!!」
今まで冷静沈着なナギだったが、此処に来て感情を表に出す
はやて「っ!?」
これは憎しみやない……………ただの怒りや
ウチに負けたカミューさんに対して怒ってるんか?
でも、何でや?
ナギ「八神はやて!!! お前を斬る!!! 斬って捨てる!!!」
乱暴に力強く双刃剣を振るう ナギ
はやて「感情を表にした斬撃は重いけど避けやすい…………なるほど、シグナム言う通りやな」
ナギ「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
何度もはやてを切り裂こうとするが、掠りもしない
はやて「これでどないや!!!!」
隙だらけのナギに対して、シュベルトクロイツで殴り掛かる はやて
冷静では無いナギは、本来なら躱せていただろう攻撃を、躱すことが出来なかった
ナギ「ウグッ」
はやて「そら!!」
さらに はやてはナギの腹を蹴り飛ばす
はやて「まだまだ行くで!!!」
追い打ちを掛けるように、デアボリック・エミッションを放つ はやて
ナギ「っ!!!!」
先の一撃で冷静さを取り戻したのか、すぐさま移動し、はやての技を躱そうとする
しかし、攻撃範囲が広すぎる為、完全には躱しきれなかったようだ
ナギ「クッ 私とした事が、自分を見失っていたか」
そう言うと、ナギは飛んでいる はやてを見つめる
ナギ「…………八神はやて、私の姉を葬った女」
憎しみの感情が無い訳じゃない
怒りの感情が無い訳じゃない
ただ今は……………
ナギ「知りたんだ……………あいつに姉を殺す資格があったのかどうか」
姉は呪いが付けられていると言っていた
死ぬ時が、その呪いから解放される時だと
だから、自分を殺す奴が出てきても復讐するなと
自分が認めた奴以外に殺される事は無いと
ナギの右目が強く光り出す
ナギ「見せてもらう………………お前の実力を!!!」
はやてが居る所まで飛び出す ナギ
はやて「これでも六課の総隊長や……………負けるわけにはいかん!!!」
〜VSガジェット〜
はやてがナギと戦っている間、レインとアマルはガジェット倒していた
しかし、もう魔力の限界が近い
レイン「畜生…………こいつら、何所まで増えやがる」
フォアードの中では魔力量が多い方のレインだが、既に片膝を付き、肩で息をしている状態だ
アマル「っ!!!!」
アマルはレアスキルで戦っている為、消費魔力が少ないが、そろそろ限界だろう
レイン「これがピンチって奴か」
ガジェット「!!!!!!!!!!!!!!」
レインに襲い掛かるガジェット
集中力も切れているのか、気づかない レイン
アマル「!!!!!!!!!!」
突如、レインに向かって走り出す アマル
レイン「アマル?」
アマルは全体重を掛け、レインを吹き飛ばす
するとガジェットは、標的をアマルに変更し、ビームを撃ち出す
アマルは体を反り、直撃は間逃れるが、左足首に掠ってしまう
アマル「クッ」
流石のアマルも顔を顰める
レイン「アマル!!!!!」
俺を庇ったのか!!!
ガジェットは、止めだと言わんばかりアマルに襲い掛かる
レイン「させるかよ!!!!!!!!!!!!」
ほとんど魔力が残っていないのにも関わらず、自身のデバイス ウィンタムソード(スノボー)に魔力刃を展開し、ブーメランのように投げる
ガジェットを斬り裂き、アマルは何とか助かったようだ
レイン「アマル!! 大丈夫かよ?」
すぐさまアマルに駆け寄る レイン
アマル「…………うん」
レイン「すまねぇ……………俺の所為で」
アマル「違う…………」
レインが自分が油断した所為で、アマルが怪我をしたと言うが、アマルはそれを否定する
レイン「違う? 何が違うんだ?」
アマル「助けたいと思ったから助けた…………それだけ」
セイヴァーの2人は、スターズ・ライトニングに比べて仲が悪い
喧嘩をする訳ではないが、レインが話しかけても、アマルは完全に無視する
連携もお互いが信頼し合って行っている訳では無かった
相手に合わせて、自分の技術で何とかカバーしていたのだ
しかし、今回はそれが失敗した
何時までも1人よがりの連携が上手く行く筈がなかった
アマル「レインが死ぬと思った………………そしたら体が勝手に動いた」
レイン「アマル………お前」
アマル「レインが話しかけて来るの…………嫌じゃなかった」
レインは何とかアマルと仲良くなる為、彼女に話しかけていたのだ
例え返って来る返答が無言だったとしてもだ
レインはアマルに嫌われているのではないかと思っていた
しかし、今のアマルの発言でその考えは間違っていた事がわかった
レイン「そうか…………よっしゃ!! 今度こそ行くぜ!! ここからがセイヴァーの本領発揮だ!!」
お互いに信頼する事で、初めて完璧な連携が取れる
レインの言う通り、ここから本番
真の連携で状況を覆せ!!!!
次回、舞台は再び古の森
ルーテシアの洗脳が解除された森の守護者達が暴れ狂う
次回もお楽しみに〜
説明 | ||
はやての前に現れる影再び 彼女との因縁を断ち切れるか? |
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