インフィニットストラトス 魔法の世界からのイレギュラー |
第四話 白対白
『これより、タカナシ対織斑の試合を始めます』
アナウンスが流れ始め待機室で待っていた俺はゆっくりと立ち上がる。
「やっとか、一夏には悪いが現実って奴を教えてやるか」
「キリ、所詮ISなどガキのままごとだ。お前が楽しめると思う事はないぞ」
セシリアとの試合が終わり俺の待合室に居た一哉が言ってくる
「だろうな。代表候補生のセシリアがあれだったんだ。一夏より、六課のヒヨッコ達を相手にする方がまだいいさ。」
あいつらは意外と面白かったからな。
「タカナシ、準備はできているな?」
そこに暴k 「何か言ったか?」・・・・・・・・・もとい千冬から連絡が来る。だから何で心読めるんだよ
「いつでもいーぜ。むしろ、今まで待たされてたんだ。早く暴れたいね。」
「まぁいいだろう。ならアリーナに発進しろ。」
「了解。」
俺は待機状態になってる相棒を呼ぶ。すると俺の体は全身を白い機体になる。俺の相棒、『White、rast、hope』(ホワイト・ラストホープ)だ
「んじゃキリヤ・タカナシ、ホワイトラストホープ、行くぜ!!」
俺はアリーナに飛び出した。
飛び出した先に居たのは一夏、奴のISは俺と灰色だった。どうやらフォーマットとフィッティングは終わってないか。
「よぅ一夏。お前のISはなんて名前だ?」
「白式って言いますんけど、キリヤさん。俺 負ける気は無いですよ?」
一夏がそう言ってくるが、はてさて
「 まぁ、口だけなら何でも言えるな。そう言うのは、俺に一撃当ててからいいな。」
俺は何時もの状態から戦闘モードに切り替える。一夏も俺の雰囲気が変わったのが分かったのか真剣な顔になる。
ビー!!!
試合開始のブザーが鳴る
「キリヤさん、行きます!!」
一夏は俺に向かってくる?????が
・・・・・・・・・何だこれ?
「遅い。そして、正面とはな」
俺はすかさずWRHのQB(クイックブースト)を発動させ一夏の視界から消える。
「!?何処に?」
俺の事を探している一夏、素人が、
俺は右手に持っているマーヴを撃つ
「!?そんな、シールドエネルギーがこんなに減少するなんて」
「一夏!!お前にひとつだけ言っておく。 お前じゃ??????嫌、お前達じゃ俺たちには勝てない。そして、こんなんじゃこの先生き残れないぜ?」
一夏の前にQBで距離を詰め、腹に蹴りを入れマーヴとライフルを撃ち込む。
「ぐぅっ!? まだまだ!!」
一夏も負け気はないと雪片を振ってくる
「おっと、当たらんよ。 」
マーヴの先端で雪片を受け止め距離を取る為に再び一夏に蹴りを入れる。
そして距離が空いた瞬間、俺は背中に装着しているミサイルを撃つ。
「終わりだ、一夏」
直撃コース、避けられるはずがない
着弾と同時に爆発が起こり一夏の周りは煙で見えなくなる。
・・・・・・まだだ、
一夏を包んでいた煙が晴れていく。
そこにはフォーマットとフィッティングを終えて純白の白となり、本来の性能を発揮するるようになった白式をまとう一夏の姿があった。
一哉side
俺は待機室から千冬たちが居る部屋に移動しモニターで戦闘を見ている
「ふん、あいつめ。機体に助けられたな」
千冬はそう呟く。
「危なかったですね。」
「たが、それでも織斑が厳しい状況なのは変わりない。」
「それにしてもタカナシ君の機体・・・やはり見た事ないですね」
千冬と真耶はお互いに話し合っている
「でも、織斑君の動きが良くなって来ましたね。」
「あぁ、 だが、あの馬鹿浮かれているな」
「え? そうなんですか?」
摩耶が千冬に聞く
「左手を開いたり閉じたりしている。あの場合変な所でミスをする」
「織斑君の事よく見てますね?弟さんが心配なんですよね。流石お姉さんですね」
すると千冬が摩耶にアイアンクローを喰らわせている、 握力がおかしいのは置いておこう。
「そろそろ終るか。キリ勝ちでな・・・・・」
俺は静かに、だが確信をついて呟いた。
一哉SIDE OUT
キリやSIDE
一夏の機体がファーストシフトが終わり本当の姿になった。
だけど武器は相変わらず雪片一つなのであまり脅威じゃない。
だが・・・この感じはなんだ?
「キリヤさん、行くぜ!!」
一夏が切りかかってくるのを避けようとするが掠る。期待のAPが一瞬で削られた。
「!?これは・・・なるほど、面白い。」
マーヴとライフル、背中のPMミサイルを撃つが・・・
「!?弾切れだと!?こんな時に!!」
マーヴの弾薬が空になってしまった。
「チャンス!!」
一夏は再び俺に攻撃をするために接近してくる。どうやら今がチャンスだと思っているだろう。
「これが、俺の一撃です!!貰ったぁぁぁ!!!」
雪片が振り下ろされ後少しで当たる寸前に・・・・・
「惜しかったなぁ・・・・・・一夏」
俺は一夏の腕を掴んでいた。
「え?なっ・・・嘘!?」
唯一の武器を持ってる腕を捕まれたんだ、慌てるのは仕方ないが。
「戦場で焦りは禁物だぜ?一夏・・」
俺はある武器を使うために各部のアーマーを開き始める。少しずつ俺の回りに緑色の粒子が広がっていき、俺と一夏を包む。
「じゃあな、一夏。俺の勝ちだ」
次の瞬間、俺の回りは大爆発を起こし白式のシールドエネルギーをゼロにする。
一夏は・・・あらら、地面に激突か。こりゃ気絶でもしてんのかね?
「ふーん、少しは楽しめると思ったんだけどなぁ。こりゃカズが言ったとおり期待外れかな・・・」
ゆっくりとアリーナの出口に向かう。
『試合終了、勝者・・・キリヤ・タカナシ』
アナウンスの放送だけが静かに響いた
「何だ・・・・今のは、それに零落白夜を止めただと?」
「私にもわかりません。それに、あの粒子は一体・・・・」
千冬と麻耶は今起こったことに対応が出来ていないみたいだった。
(榊にタカナシ。お前達は一体・・・・何者なんだ・・・・・)
時の歯車は・・・・ゆっくりと動き出す・・・・・
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超久々の投稿です。 まぁgdgdですがよろしく |
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コメント | ||
確認しました。 直ぐに直します。(二百式) 誤字脱字が目立つのが残念ですね(デルタ) WRHはまだ切り札を残しています。 お楽しみにw(二百式) これがWRHの性能か……元がネクストだし当たり前かwwwだが、やはり伸びしろはあるな、一夏(キリヤ) 待ってたで!(匿名希望) |
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