心・恋姫†無双 第零話 |
心・恋姫†無双 〜大陸動乱編〜
第零話 〜はじまり〜
時は世に言う三国時代と呼ばれた時代。
だが、皆が知っている三国時代ではない。
この世界は外史。
ありえたかもしれない世界。
人々の想いの数だけ生まれる世界。
その外史の三国時代と呼ばれた時代に、
一人の青年が降り立つ。
三国時代になる少し前、大陸が戦火に巻き込まれようとしていた。
とある城の執務室。
「・・・・・さま!!」
「何事じゃ?」
執務室の中の女性に一人の男が入る。
男は鎧に身を包んだ兵士。
女性は兵士の対する言動からして将であろう。
「ここより東方、四里先に流れ星が落下。民から調べてほしいと多数の要望がでております。」
「ふむ、先程の白く輝いたあれのことか。綺麗だったではないか。」
女性は窓に立ち先程の事を思い出す。
白く輝く流れ星が落ちていくのを見ていたのだ。
「っは。しかし、流れ星は夜に落ちるもの、それが昼間に落ちる。そのせいか民から不安の声が・・・・・。」
「仕方がないの。誰かおる!!」
大声で共を呼ぶ。
呼ばれて来たのはまたも女性。
しかし兵士と違う格好から将である。
「っは、ここに。」
「・・・・・か。今から流れ星の調査に向かう。行くぞ!」
「御意!」
そのわずかな会話の中にも二人の信頼が見て取れる。
――郊外――
女性がいた場所から四里東方。
「・・・・・さま、報告だとこの辺りですが・・・・・・・・・・。」
「ふむ・・・・・・流れ星が落ちたにしては、被害はなしか。」
二人は十数名の兵士を連れて辺りを調査している。
「・・・・・さま!人が倒れております!」
兵士が大声で将たる人物の名前を呼んだ。
「なに!?・・・・・・・・・生きておるか?」
急いで向かった先に倒れていたのは一人の青年。
「はい、息はあります。外傷もなく命に別状はないかと。」
「しかし、流れ星が落ちたとこに居合わせたか・・・・・・・・・・それとも・・・・・。」
「どうかしましたか?」
「いや、なんでもない。・・・・・こやつを城に運び手当てをする。」
「っは!」
倒れた少年は白い衣服に身をつつんでいた。
見たことも無い格好。
しかし、とある占いの話があったのを思い出す。
ただの戯言だと思っていた・・・・・。
この出会いが思わぬ事態を呼び起こすこととなる・・・・・。
そして拾った人物こそ、後々の世に語り継がれる人物となるのはこれからのお話。
第零話 完
どうも作者の南風です。
やっと始まりました心・恋姫†無双シリーズです。
現在は四話まで執筆完了しています。
十話まで執筆が完了したら、徐々に投稿したいと思います。
それまでまた暫しのお別れです
では!!
説明 | ||
この作品はオリジナルキャラ・オリジナル設定がありますので、そういったものが苦手な方は申し訳ありません。 また、キャラ崩壊が苦手な方も申し訳ありません。では、感想・駄目だし待ってます。 |
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コメント | ||
続きを心して待ちます。(ブックマン) 早く続きが読みたいです。(零壱式軽対選手誘導弾) 愉しみやわ^^w(Poussiere) 口調から言ってあの娘か?楽しみだ(XOP) |
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