紅を纏いし将〜八〜
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ここの一刀君はチートです。

また、恋姫無双を基にしたオリジナルストーリーなので、

そういったものが嫌いな方はバックしてください。

それでは、どうぞ〜

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<恋>

 

「一刀。」

 

「ん?どうしたの、恋?」

 

「一緒に、町へ行こう。」

 

「別にいいよ。ちょっと待っててね。」

 

そして恋と一刀は、城下町に出てきた。

 

「どこ行くの?」

 

「料理店。」

 

「そんなんでいいの?」

 

「一刀といられるなら///」

 

「そう?ならいいけど。」

 

一刀と恋はデート(という名の食べ歩き)を開始した。

 

しかし・・

 

「(モグモグ)次。」

 

「(モキュモキュ)次。」

 

「(モグモグ)次。」

 

「(モグモグ)つ「ちょ、ちょっと待って!恋」何?」

 

「恋。食べすぎじゃない?」

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「まだまだ食べるよ?」

 

「ほ、本当に?」

 

「(コクッ)」

 

「ま、まじかよ。」

 

「我慢したほうが良い?」

 

「別にいいよ。俺がもらった初任給?は、使い道はあまり無いし。」

 

「だったら食べる。」

 

その後も、30分ほど食べ歩きしていた。

 

「満腹。」

 

「お、終わった〜」

 

「次、行っていい?」

 

「どこ行くの?」

 

「セキトたちのご飯買いたい。」

 

「そういう事ね。いいよ。」

 

その後少し買い物をして、

 

「ありがとう、一刀。」

 

「ううん。別にたいしたことはしてないよ。」

 

「・・・いつも、一刀はそういう。」

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「えっ。そうかな?」

 

「(コクッ)いつも自分を小さく見すぎ。」

 

「ん〜善処するよ。」

 

「よろしい。」

 

「そういえば、恋の親って今どうしているの?」

 

「丁爺の事?丁爺は、今も元気で暮らしているよ?」

 

「なんか手紙でも送られてくるの?」

 

「(フルフル)でも、分かる。」

 

「そうか。恋と霞をここまで育てたんだからすごい人だろうね。」

 

「酒癖さえなければ。」

 

「・・・微妙だな。」

 

「微妙。」

 

「まあ、良い人なんでしょ?」

 

「(コクッ)うん。」

 

「話も長くなったし早く帰るか〜」

 

「帰る。」

 

恋と一刀は足早に城へ帰っていった。

 

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拠点終わり。

 

 

一刀たちが仕官してきてから天水の治安は良くなっていった。一刀は現代でも犯罪が起きる原因として考えられていた「割れ窓理論」を詠に進言して実行してみた所、みるみる治安が良くなっていったのである。また、犯罪に困る事がなくなるということは他の事に手が回るようになるという事なので、経済が発展していき税収がとてつもない事になりいろいろな政策をやりやすくなったのも治安が良くなった原因のひとつでもある。

 

「みるみる良くなっていくな。」

 

「一刀さんのおかげです。」

 

「まあ、経済はうなぎ上りだしね。それと、新しい二人はどうしているの?」

 

「ああ、それは・・「一刀様〜!」一人は来たようだね。」

 

「かず、ってあれ?月様や詠様までいるじゃないですか。」

 

「こんにちは。神流ちゃん。」

 

「ご苦労様。神流。」

 

「一刀、神流に仕事をやってもらったの?」

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「まあ、ぶっちゃけ。「さぼったのね。」マジすみません。許してください、お願いします。」

 

「まあ、いいわよ。それより神流ちょっと見せてもらえる?」

 

ちなみに、神流(かんな)というのは司馬懿の真名で、一刀が城を抜け出して町を見回っていたところごろつきに絡まれていた女の子を見つけて助けたところ、

 

「あなたが北郷一刀様ですか!?」

 

と聞かれ頷いたところ、

 

「私は、姓を司馬、名を懿、字を仲達と言います!」

 

と言ってきたので一刀は驚きながらも城に連れて行った。

詠には当然のごとく怪しがられたが、月は話の分かる人だったので司馬懿がどういう人かを記憶の三国志から引っ張り出して説明。その後詠に文官の試験をやってもらったところ、史実通りの才能を発揮したので、一刀の配下となったのである。

 

「どうでしょうか?」

 

「うん。いいと思うわ。ありがとね、神流。」

 

「いえ、これも一刀様のためですから!」

 

「はぁ〜相変わらず一刀を妄信しているのね・・・」

 

「ねねも恋を妄信してない?」

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「・・・・」

 

ねねというのは陳宮の愛称で真名を音々音と言う。

こちらも恋が助けてねねを連れてきてみたいで、

 

「ねねは、姓を陳、名を宮、字を公台というのですぞ!よろしく頼むですぞ!」

 

と威勢をはってみたまでは良かったのだが詠の視線や、他の人からの哀れむような視線を受けて、

 

「恋殿〜なんか酷い目でこちらを見てきますぞ〜」

 

「それは、ねねだけ。それに・・・いきなり入ったばかりだから・・・皆も疑がっている。」

 

「恋、そうと分かっているなら何故連れて来たの?」

 

「面白いから。」

 

「それだけ?」

 

「興味もあった。」

 

「最初からそう言いなさい。まあ、ここで過ごすのならばちょっとあなたの実力を試させてもらうわよ。」

 

その後、まだまだ未熟だが、伸ばせばきっと強大な力になる。という、確信を得てもらい恋の補佐となった。

 

「まあ神流の妄信度合いは、ねねよりも低いと思うよ。」

 

「それもそうね・・・策自体は悪くないんだけど、ちょっと恋の力を過信している感じなのよね。」

 

「まあ、その内良くなるでしょ。」

 

「そうだといいんだけれどね〜そういえば最近賊が増えてきたのだけれど・・・一刀はどう思うの?」

 

「ん〜そいつらって、頭に黄色い布とかつけてた?」

 

「!ええ。それって・・・未来で習った知識?」

 

「そうだよ。そいつらを黄巾賊って呼んだけれど・・・おそらく首謀者は、張角っていうことになってない?」

 

「はぁ〜そうよ。あなたの未来の知識って役に立つわね。」

 

「それは分からないよ。だって、皆が女性の時点で違うからね。大きなこと・・・つまり大局は変わらないかもしれないけど細かな事は違うかもしれないんだよ。」

 

「まあ、頼り過ぎないようにするわ。」

 

「さて、諸侯の人たちはどう動くのかな・・・」

 

時は、乱世の時代に突入する。

そして、少女はこの乱の時に目の前で養父を失い少年は

その少女とともに生き、死ぬ事を誓う。

天は、何を望み、この時代を招くのか。それを知るのは天しか知らない。

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はい。剣です。

更新周期は1〜2週間と考えられます。

これからもよろしくお願いします。

また、見るほうに専念するかもしれないのでよろしくお願いします。

これから書く部分は史実と違うオリジナル(ぶっちゃけご都合主義)という事になっていますがよろしくお願いします。ではでは〜

 

 

 

説明
よろしくお願いします。雪も少なくなったのが嬉しい限りです。
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コメント
すみません。誤字報告ありがとうございます。(剣)
誤字報告 陳宮の字は公台だったかと。文台は江東の虎ですね。(Jack Tlam)
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  呂紅 チート 恋姫 

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