そらのおとしものの映画を見に行きました。 |
作者「映画を観に行ったぞ」
一刀「なぜ俺がパートナー?」
作者「何年もお前がパートナーじゃなかったな。それに映画の話をする以上、智樹を使うわけにはいかない。そこでお前だ。分からない人のために簡単に紹介します。こいつは『恋姫†無双』シリーズに出てくる主人公の北郷一刀です」
一刀「こちらの作者に仮面ライダーに変身するものとか転生ものとかに出てます」
作者「そうかしこまるな」
一刀「一応な……それで感想は?」
作者「なんかめっちゃ中途半端だった。てか原作を読んでないと無理だ。色々端折りすぎだ」
一刀「何があった?」
作者「やったことが『智樹の車窓』、『文化祭前の辛口ファイヤー』、『ニンフ、アストレア(+カオス)のデート』、『イカロスのインプリンティングの解除』、『イカロスと智樹のシナプス突入』、『イカロスの消滅』、これくらいしかやってないぞ。てか49分だぞ!」
一刀「49分!? 短すぎだろ!」
作者「俺だってそう思ったよ! てかガンダムUCレベルじゃないのか? そのためかチケット代が1200円だったよ」
一刀「それは安くて済んだけど……」
作者「完全に原作未読者置いてけぼりだったよ。てかさっきも言ったように途中の展開が端折られてる。
原作で言うとな、日和、アストレア、カオス、ニンフ、守形の死ぬ場面をやってない。やってないのはかなりまずいだろ」
一刀「そんなに死ぬの?」
作者「そはらも消えるし、残るのが智樹と美香子だけだからな。
まあ予想してたこととしてはカオスが最初っから一緒にいることだったな。アニメ2期の最後で仲間になってたし。しかし日和がいる理由を描いてなかったのもまた痛いな。とにかく言えることは原作見てない人は置いてけぼりです。俺は原作も読んでたからいいけど……」
一刀「それでどうなるんだ? お前の作品内だと」
作者「映画だとカオスは仲間なんだけど、どこか暴走気味なんだよな。虫を平気で切り刻んで殺してるから、おまけに『おいしそう』って言う場面があるんだが、日和はケーキだと思ってあげるんだけど、原作の展開からして日和自身のことを指してたんだろうな。まだ知識がきちんと入ってないと言うのかな?
しかし俺の奴だともうある程度秋山と一緒に行動させてるから知識が入ってるはずなんだ。
だから俺の作品の場合は秋山が行っている『そらのおとしもの』の世界自身が崩壊を望み始め、その前兆としてカオスがおかしくなるみたいにするつもりだ。
そのため、原作でのカオスVSアストレアはカオスVS秋山に変わります」
一刀「秋山相手だと、カオス勝てないだろ」
作者「勝てないし、死なない。しかし秋山はカオスと戦った後は動こうとしない。世界の崩壊を智樹が止めることを信じてな。しかし秋山は世界が崩壊してるのを利用、そして智樹とイカロスに賭けて今までのカオスとの戦いで見え隠れしていた『滅モード』を発動させ、戦うと言うものだ」
一刀「『滅モード』、名前だけなら何度も聞いてるが……」
作者「滅モードは戦闘での制限が完全解除される。しかし解除されるのは基本的に戦闘だけ。また秋山自身が破壊衝動に駆られるために秋山は『極モード』が発動することを信じてない限り発動させないモードだ。滅モードは自然発動はなく、強制発動でしか発動しない」
一刀「こわいな」
作者「機会があれば原作を読みながらカオスVSアストレアをカオスVS秋山に変えたのを書こうと思う」
一刀「……ところでカオスのその後の扱いは?」
作者「それは……これを見てくれ」
智樹はシナプスの石版(ルール)により、すべてを元に戻した。
死んで行ったり、消滅したみんなも含めてだ……。
「さてと……」
全てが元に戻った時、秋山の髪は白いままだったが、最初に会った時のように短くなっていた。
また顔もどこか穏やかな雰囲気に包まれていた。
「俺……この世界から去るわ」
「え?」
「どうしてですか?」
「もうこの世界で俺の見たいことが終わった。もうこの世界に用がないからだ。
また違う世界を色々旅しようと思う」
「そうか……」
「また会えるのよね?」
「いや、もう会うことはないさ」
「そんな……」
「そうなると少しさびしくなるな」
「他の人はともかく、お前たちの中から俺の記憶は消えないからな。しかしいつかは別れが来る。
それが生きとし生けるものの運命(さだめ)さ」
「…………」
皆が悲しそうな顔をする。
「……ただ……」
「ただ?」
秋山がしゃがんでカオスの顔を見る。
「カオスは連れて行こうと思うんだ」
「え?」
「今回のことで考えたんだ。もう世界は大丈夫だろうけど、カオスは色々学ばないといけないってな……。もちろん、カオスが決めることだ」
「………お兄ちゃん」
「俺、イカロス達にいつも言ってるよな? 自分で決めろって……」
カオスは考える。
そして……。
「行く」
「……本当にいい?」
「うん」
「そうか」
「でもカオスをそのままつれていいの?」
「他の世界の人たちに迷惑かけない?」
「それなら問題ない」
秋山はカオスに向かってオーラを与えた。
すると……。
「カオスの反応が……」
「人間に変わってる」
「どうして?」
「俺の極モードの力の一つだ。何でもできることの一つさ。ただし、これはカオスの意志で解除したり、人間化できる。これなら問題ない」
「すごいですね」
「まあ極モードを発動させた世界の人限定だけどな。それに他の世界だと与えた能力によっては消えたり、変質もする。だから万能ではないかな……。
カオス、空を飛んでいくけどいいか?」
「うん」
カオスはエンジェロイド化し、羽を出す。
秋山とカオスは浮く。
「それじゃあな」
「カオスのこと頼むぜ」
「ああ、責任を持って面倒を看る。俺の大事な戦いの前にはちゃんと帰すよ」
「それじゃあ、お兄ちゃん、イカロスお姉さま、ニンフおねえちゃん、アストレアおねえちゃん、みんな、いってくるね〜」
秋山とカオスは空を飛び、異世界へと旅立った。
「元気でな……」
作者「こんなもんです」
一刀「お姉さま呼びじゃなかったっけ?」
作者「映画だとイカロスはお姉さまだけどニンフとアストレアはおねえちゃん呼びに変わってるんだよな。
とまあこれで秋山の『そらおと編』は終わりだ。
機会があれば番外編的に何か書いたり、カオスVS秋山を書くつもりさ。
それじゃあみなさん、それでは!」
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タイトル通りです。 「そらのおとしもの 永遠の私の鳥籠」の感想となりますのでネタバレものとなります。 また作者の分身となるオリジナルキャラも出てくることをご了承ください。 |
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