真・恋姫無双「武人として、一人の男として?」10
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大きな天幕。

 

 

華琳「さて、これからどうするかだけど・・・新しく参入した凪達といることだし、一度状況をまとめましょう。・・・・春蘭。」

 

夏侯惇「はっ。我々の敵は黄巾党と呼ばれる暴徒の集団だ。細かいことは・・・・・秋蘭、任せた。」

 

 

早っ!! 分からないからって妹に押し付けるなよ!

 

 

夏侯淵「やれやれ・・・・黄巾党の構成員は若者が中心で、散発的に暴力活動を行っているが・・・特に主張らしい主張はなく。現状で連中の目的は不明だ。また首領の張角も、旅芸人の女らしいという点以外は分かっていない。」

 

真桜「分からないことだらけやなぁ?。」

 

凪「目的とは違うかもしれませんが・・・・我々の村では、地元の盗賊団と合流して暴れていました。陳留の辺りでは違うのですか?」

 

華琳「同じようなものよ。凪達の村の例もあるように、事態はより悪い段階に移りつつある。」

 

夏侯惇「悪い段階・・・?どういう意味ですか?」

 

荀ケ「ここの大部隊を見たでしょう?ただバカ騒ぎをしているだけの烏合の衆から、盗賊団やそれなりの指導者と結びついて組織としてまとまりつつあるのよ。」

 

夏侯惇「・・・ふむ?」

 

荀ケ「要するに・・・今までのように、春蘭が大声で咆えたくらいじゃ逃げ出さなくなるって事。」

 

夏侯惇「ああ、なるほど。」

 

 

後半のがどうも悪口にしか聞こえないのは私だけなのか?だが、夏侯惇が気にしてないなら問題ないだろう。

 

 

荀ケ「・・・ホントに分かっているのかしら。」

 

夏侯惇「秋蘭や季衣だけでは苦戦するということだろう。それくらいはわかるぞ。馬鹿にするな。」

 

真「・・・・・・・・」

 

華琳「ともかく、一筋縄では行かなくなったという事よ。ここでこちらにも味方が増えたのは幸いだったけれど・・・これからの案、誰かある。」

 

荀ケ「この手の自然発生する暴徒を倒す定石としては、まず頭である張角を倒し、組織の自然解体を狙うところですが・・・・」

 

季衣「張角って何処にいるんですか?」

 

夏侯淵「もともと旅芸人だったせいもあって正確な場所は掴めていない。…というより、むしろ我々のように特定の拠点を持たず、各地を転々としている可能性が高い。」

 

真「・・・これだと攻めようがない。」

 

荀ケ「そうよ。でもだからこそ、その相手を倒したとなれば、華琳様の名は一気に上がるわ。」

 

 

軍議であれだこれだと話をしていると、

 

 

沙和「・・・・すいませーん。軍議中、失礼しますなのー。」

 

 

于禁改め、沙和がやってきた。

 

 

華琳「どうしたの沙和。また黄巾党が出たの?」

 

沙和「ううん。そうじゃなくてですねー。」

 

夏侯惇「何だ?早く言え。」

 

沙和「街の人に配ってた食糧が足りなくなっちゃたの。代わりに行軍用の糧食を配ってもいいですかー?」

 

華琳「・・・桂花。糧食の余裕は?」

 

荀ケ「数日分はありますが・・・義勇軍が入った分の影響もありますし、ここで使い切ってしまうと、長期に及ぶ行動が取れなくなりますね。」

 

華琳「・・・とはいえ、ここで出し渋れば騒ぎになりかねないか。いいわ、まず三日分で様子を見ましょう。」

 

沙和「三日分ですね。わかりましたなのー。」

 

華琳「桂花。軍議が終わったら、糧食の補充を手配しておきなさい。」

 

荀ケ「承知しました。」

 

凪「すみません。我々の持ってきた糧食は、先ほどの戦闘であらかた焼かれてしまいまして・・・・」

 

真「・・・・・・・・」

 

華琳「気にしなくていいわよ。あなたがそれ以上の働きを見せてくれればいいのだから。」

 

真「・・・・・なぁ。」

 

荀ケ「何よ。」

 

真「糧食の補充は相手もするはず。ならそこを探し出して叩く。…という発想が浮かんだんだが・・・」

 

夏侯淵「・・・・・なるほど。」

 

季衣「にゃ?」

 

荀ケ「その手があったわね。」

 

夏侯惇「どういう意味だ?」

 

華琳「良いところに気が付いたわね、真。」

 

真桜「隊長、なかなかやるやないの。」

 

夏侯惇「お、おい・・・!」

 

 

皆が真の発言を理解した中、夏侯惇だけ置いてけぼりな感じをしていた。

 

 

華琳「あれだけの大部隊が動いていたのだもの。現地調達だけで武器や食料が確保出来るはずがないわ。どこかに連中の物資の集積地点があるはずよ。」

 

荀ケ「御意。すぐに各方面に偵察部隊を出し、情報を集めさせます。」

 

華琳「桂花は周辺の地図から、物資を集積できそうな場所の候補を割り出しなさい。偵察の経路は、どこも同じくらいの時間に戻ってこられるよう計算して。出来るわね?」

 

荀ケ「お任せ下さい!」

 

華琳「他の者は、桂花の偵察経路が定まり次第、出発なさい。それまで準備を済ませておくように!」

 

夏侯惇「はいっ!」

 

季衣「わかりました!」

 

真「…ホントに分かってるのか?おい。」

 

夏侯惇「偵察任務だろう?」

 

真「それだけかい・・・」

 

夏侯惇「それだけ分かれば十分だ!」

 

 

ダメだこりゃ・・・

 

 

華琳「相手の動きは極めて流動的だわ。仕留めるには、こちらも情報収集の早さが勝負よ。皆、可能な限り迅速に行動なさい!」

 

凪「はっ!! 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数刻の後。

 

 

撤収を終えた曹操軍は、半日の行程で駆け抜け、山奥にぽつりと立つ古ぼけた砦に辿り着いた。

 

 

華琳「既に破棄された砦ね。・・・・良い場所を見つけたものだわ。」

 

凪「敵の本隊は近くに現れた官軍を迎撃しに行っているようです。残る兵力は一万がせいぜいかと。」

 

真「…砦を捨てる・・・ということか。」

 

夏侯惇「きっと華琳様のご威光に恐れをなしたからに決まっているわ。だからわざわざ砦まで捨てようとしているのだろう。」

 

夏侯淵「連中は捨ててある物を使っているだけだからな。そういう感覚が薄いのだろう。あと一日遅ければ、ここはもぬけの殻だったはずだ。」

 

華琳「厄介きまわりないわね・・・・それで秋蘭。こちらの兵は?」

 

夏侯淵「義勇軍と併せて、八千と少々です。向こうはこちらに気付いていませんし、荷物の搬出で手一杯のようです。今が絶好の機会かと。」

 

華琳「えぇ。ならば、一気に攻め落としましょう。」

 

 

作戦が決まって行動しようとした瞬間、荀ケが口を動かした。

 

 

荀ケ「華琳様。ひとつ、ご提案が。」

 

華琳「何?」

 

荀ケ「戦闘終了後、全ての隊は手持ちの軍旗を全て砦に立ててから帰らせて下さい。」

 

季衣「え?どういうことですか?」

 

荀ケ「この砦を落としたのが、我々だと示す為よ。」

 

夏侯淵「なるほど。黄巾の本隊と戦っているという官軍も、本当の狙いはおそらくここ・・・・ならば、敵を一掃したこの城に曹旗が翻っていれば・・・・」

 

華琳「・・・・面白いわね。その案、採用しましょう。軍旗を持って帰った隊は、厳罰よ。」

 

真桜「なら、誰が一番高いところに旗を立てられるか、競争やね!」

 

凪「こら真桜。不謹慎だぞ。」

 

夏侯惇「ふん。新入りどもに負けるものか。季衣、お前も負けるんじゃないぞ!」

 

季衣「はいっ!」

 

夏侯淵「姉者・・・大人気ない。」

 

夏侯惇「剣崎!お前も負けるんじゃないぞ!! 」

 

真「・・・構わんが。俺に軍旗なんてあるのか?」

 

夏侯淵「そういえば、お前にはまったく無かったな。」

 

荀ケ「その心配はいらないわ。ここにあるから。」

 

 

その言葉に華琳以外の皆は荀ケの方を向くとそこには、白と灰色と黒で作ららた剣崎 真の軍旗があった。

 

 

真「いつの間に・・・・どういう風の吹き回しだ?」

 

荀ケ「華琳様に頼まれて作ったのよ。あんたの軍旗なんてどうでもよかったのだけど・・・」

 

真「・・・そうかい。」

 

華琳「では、一番高いところに旗を立てられた隊は、何か褒美を考えておきましょう。ただし、作戦の趣旨は考えないこと。狙うは敵の守備隊の殲滅と、糧食を一つ残らず焼き尽くすことよ。いいわね。」

 

夏侯惇「はっ!! 」

 

沙和「あの・・・・華琳様?」

 

華琳「何?沙和。」

 

沙和「その食料って・・・さっきの街に持って行っちゃ、ダメなの?」

 

華琳「ダメよ。糧食は全て焼き尽くしなさい。」

 

沙和「どうしてもなの・・・・?」

 

桂花「簡単な事。糧食を奪っては、華琳様の風評は上がるどころか傷付くの。下賤な賊から食料を強奪して食べました、とね。」

 

沙和「けど・・・・!」

 

華琳「・・・かといって、奪った糧食を街に持っていけば、今度はその街が黄巾党の復讐の対象になる。今より、もっとね。」

 

沙和「・・・・あ。」

 

荀ケ「あの街には警護の部隊と糧食を送っているわ。それで復興の準備は整うはず。華琳様はちゃんと考えておられるのだから・・・安心しなさい。」

 

華琳「そういうこと。糧食は全て焼くのよ。米一粒たりとも持ち帰ることは許さない。それがあの街を守るためだと知りなさい。いいわね?」

 

沙和「分かったの・・・・」

 

華琳「なら、これで軍議は解散とします。先鋒は春蘭に任せるわ。いいわね?春蘭。」

 

夏侯惇「はっ!お任せ下さい!! 」

 

華琳「なら、この戦をもって、大陸の全てに曹孟徳の名を響き渡らせるわよ!! 我が覇道はここより始まる!!各員、奮励努力せよ!!! 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軍議も終わり、部隊の準備に入っていた真。すると、真の部隊に入った楽進こと凪がやってきた。

 

 

凪「隊長。楽進隊、布陣完了しました!」

 

真「お疲れ。」

 

凪「…いよいよですね。」

 

真「・・・こういうのには、慣れているのか?」

 

凪「何を言うんです?前の戦でも、隊長に会う前にも真桜と沙和との三人で戦い続けていたんですよ。」

 

真「・・・そうでしたな。・・・・・・・なぁ、凪。」

 

凪「なんですか?」

 

真「凪は戦闘には慣れていると見えるが、…真桜と沙和は何故義勇軍なんかに入ることになったんだ?」

 

凪「二人の事は二人に聞いてみないと分かりません。」

 

真「・・・まっ、そうだな。…付き合い、長いんだったっけ?」

 

凪「長くはありますが、自分はそういう・・・空気を読むとか察するという事が得意ではありませんので。」

 

真「・・・・そうか。」

 

凪「ただ一つ言えるのは・・・・真桜や沙和が決めたことなら、真桜と沙和は後悔しないだろう、ということです。」

 

真「・・・・信頼してんだな。」

 

凪「はい。」

 

 

凪は微笑みなりながら頷く。それは真から見て天使のような感じだったそうです、はい。

 

 

真桜「何や何や?なに、面白い話しとるん?」

 

真「別に、面白い話ではないさ。…なぁ、凪。」

 

凪「え?・・・ぁ…えっと・・・・」

 

真桜「あー。さっそく凪を口説こうとしておーたな。戦前に、このへんたーい。」

 

沙和「なになに?何の話ー?」

 

真桜「実はなぁ沙和。隊長がなぁ・・・・」

 

真「やめなさい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

夏侯惇「何をやっているのだ。あの馬鹿どもは。」

 

華琳「さぁ。戦前の気合入れではないの?」

 

 

少し離れたところで真達のやりとりを見ている夏侯惇と華琳であった。

 

 

季衣「華琳様!秋蘭隊、布陣完了しました!」

 

華琳「そう。なら、行くわよ。」

 

 

ジャーーーーーーン!!!! ジャーーーーーーン!!!! ジャーーーーーーン!!!!!

 

 

夏侯惇「御意! 銅鑼を鳴らせ!鬨の音を上げろ!追い剥ぐことしか知らない盗人と、威を借るだけの官軍に、我らの名を知らしめてやるのだ!総員、奮闘せよ! 突撃ぃぃぃぃっ!」

 

 

こうして、曹操軍は黄巾党の物資集積地点を強襲した―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズバッ!!!!

 

 

ズシャッ!!!!

 

 

とある城壁にて真は戦闘中。

 

 

真「・・・・・・・・・」

 

 

真は他にいないか辺りを見渡す。すると、

 

 

 

ブォワ・・・・・・・・・

 

 

 

真「!(なんだ?なんなんだこの感じ・・・前にもこの場で立っていたような・・・・・・)」

 

黄巾党99番「死ねやぁあああああああっ!!!!! 」

 

真「…!」

 

凪「はぁっ!!! 」

 

 

ドガッ!!!!

 

 

黄巾党99番「ぐはぁっ!!!! 」

 

凪「隊長!ご無事ですかっ!?」

 

真「・・・・あぁ。」

 

黄巾党49番「おぅらぁっ!!! 」

 

凪「っ!…はぁああああああ!」

 

 

ドゴォンッ!!!!

 

 

黄巾党49番「ぎゃぁああ!?」

 

凪「…ふぅ。」

 

真「・・・・・なぁ凪。」

 

凪「?…なんですか?」

 

真「それは…氣か?」

 

凪「はい。」

 

真「・・・・・・・・・」

 

凪「…どうされました?」

 

真「…いや、・・・とりあえず、周りの確認できるか?」

 

凪「わかりました。」

 

 

凪はそう言うとその場を後にした。

 

 

真「・・・・・・氣、ねぇ・・・」

 

沙和「大丈夫?隊長ー。」

 

真「あぁ。お前は平気か?」

 

沙和「ん?平気なのー。」

 

 

沙和との会話をしていると、

 

 

夏侯惇「火を放て!糧食を持ち帰ること、まかりならん!持ち帰った者は厳罰に処すぞっ!! 」

 

 

夏侯惇達の指示で、糧食は庭の中央に集められ、火を掛けられていく。

 

 

沙和「あーあ。やっぱりもったいないの。」

 

真「無理もないさ。華琳だっていろいろ考えた末でのあの決断だ。まぁ色々と悩んだんだろうよ。」

 

沙和「みゅぅぅ・・・わかってるの。」

 

夏侯淵「目的は果たしたぞ!総員、旗を目立つところに挿して、即座に帰投せよ!帰投、帰投ーっ!! 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・てなわけで、城までの帰り道。

 

 

華琳は皆を集め、簡単な会議を開いた。

 

 

夏侯惇「作戦は大成功でしたね、華琳様!」

 

華琳「ええ。皆もご苦労様。特に凪、真桜、沙和。初めての参戦で、見事な働きだったわ。」

 

凪「ありがとうございます。」

 

真桜「おおきに。」

 

沙和「ありがとうなのー。」

 

華琳「さしあたり、これでこの辺りの連中の活動を制することが出来たはずだけれど・・・」

 

荀ケ「はい。しばらくは大きな動きは出来ないでしょう。ただ、もともと本拠地を持たない連中のこと。今回の攻撃も、時間稼ぎにしかならないはずです。」

 

華琳「でしょうね。だから、連中の動きが鈍くなった今のうちに、連中の本隊の動きを掴む必要があるわ。」

 

真「…つまり、地道に情報を集め回るしかない。そんで、補給線は優先的に物が回る所が連中の重要地点・・・こんなところか?」

 

 

華琳「理解出来たようね真。そういうことよ。しばらくは小規模な討伐と情報収集が続くでしょうけど、ここでの動きで、黄巾を私達が倒せるかどうかが決まると言っても良いわ。皆、一層の努力奮闘を期待する!以上!」

 

 

華琳の号令に皆は頷く。と、そこから。

 

 

華琳「ああ、そうだ。例の、旗を一番高いところに飾るという話だけれど・・・・結局誰が一番だったの?」

 

 

・・・・・・・・・おぅ?

 

 

真桜「…あーっ。なんか忘れとると思うたら、それか!」

 

夏侯惇「はっはっは。初めての戦で、そこまでの余裕はなかったか!まだまだ青いなぁ!」

 

真「夏侯惇。…大人気ない・・・」

 

夏侯惇「な、なんだとぅっ!! 」

 

華琳「で、誰なの?」

 

凪「・・・・・・・・・」

 

華琳「なに?まさか、誰も見てなかったの?」

 

夏侯淵「いえ。おそらく、季衣でしょう。」

 

季衣「・・・・え?ボクー?」

 

華琳「どこに挿したの?」

 

ええっと・・・・・城の真ん中にある一番大きい建物の屋根の上ですけど。」

 

夏侯惇「正殿の屋根に突き刺さっていた、あれか!?」

 

華琳「・・・・どうやって挿したの?」

 

季衣「ボク、木登り得意なんですよ。」

 

夏侯惇「・・・・・・・・・」

 

夏侯淵「・・・・・・・」

 

真「・・・・・・・・」

 

 

真は今更思った。

 

 

身体は小さいのにようやる。っと。

 

 

華琳「・・・ならその勝負は季衣の勝ちで良いわね。季衣、何か欲しい物はある?」

 

季衣「うーん・・・特に、何もないんですけど・・・・」

 

華琳「欲のない子ね。何でも良いのよ?」

 

夏侯惇「何かあるだろう?食べ物とか、服とか・・・」

 

季衣「え?どっちも、今のままで十分ですし・・・」

 

華琳「領地まではさすがにあげられないけれど・・・何か無いの?」

 

季衣「そんなものいりませんよー。」

 

華琳「まぁいいわ。なら、季衣にはひとつ貸しにしておくわね。何か欲しいものが出来たら、言いなさい。」

 

季衣「はいっ!ありがとうございます!」

 

 

こうして、会議は終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

キョン「・・・何これ?」

 

 

何って、…あとがきですけど。

 

 

キョン「そんなことを聞いてんじゃねぇ。何だあの最後のやつは。中途半端な終わり方にもほどがあるだろ。」

 

 

恋姫魏ルートの第四章なんてこんなもんでしょ?そんな小ちゃな事を考えているんじゃこの先損することだけになるぞ。どうすんだいお兄ちゃま。

 

 

キョン「お兄ちゃま言うなっ!! それに最大公約数的ことを考えることまで俺は成長したんだ!舐めんじゃねぇぞ!」

 

 

あっと、そろそろここまでにしようか。それでは、このサイトでまた会いましょう!

 

 

キョン「人の話を聞けぇいっ!!! 」

 

 

説明
ガリ眼鏡の一言。


待たせたな。
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