ハイスクールD×D マイナー特典の第二の人生 第二話 |
「ただいま戻りました」
「ああ、遅かったな」
「ええ、配達に行くと(中略)だったんですよ」
駒王学園での事を話す
「変態の兄をもって君も大変だな。疲れただろう。もう上がっていいぞ」
同情され、慰めるマスター
「ありがとうございます。じゃあお言葉に甘えて」
今日は、紫の本屋でも行くか
「よーす、紫、いるか?」
「レージ、まだバイトの時間ではないのですか?」
「マスターが上がっていいって言われたからな」
俺が呼んだ人物は特典のパートナーである、『蛇籠 紫』容姿はFateの5次ライダーと変わらない。ここの古本屋を経営している。
「それで、今日はどの本を探しに来たのですか?」
「今日は三大勢力が詳しく書かれている本があればいいんだが…」
三大勢力については紫からある程度教えてもらったが、天使、堕天使を実際には見たことは無い。悪魔は、はぐれ悪魔を一度だけマスターと一緒に倒したため見たことはある。
「それじゃあ…これを」
「『三大勢力のその後』ねぇ。んじゃ読んでみるか」
そう言い、俺は本屋の中にある椅子に座り読み始める。
「ふーん、悪魔は四人の魔王の死と純粋悪魔の減少、悪魔の駒により転生悪魔を増やしている。天使は聖書の神の死、システムの不具合等を隠蔽、堕天使は、幹部は減ってはいないものの、戦争反対派や勢力の中で人数は一番少ない…ねぇ。この本相当やばい部分まで書かれているが大丈夫なのか?」
この本に書かれているのが全て本当ならば、この本はすぐに燃やされるだろう
「問題無いですよ。その本は、伊邪那美様が書かれているのですから」
なんてもの書いているんだ!あいつは!
「それに私達の近くにも悪魔はいるのですよ。例えば、駒王学園の生徒会長とか」
はあ??…いや待て。あいつの名字は支取……そうか!シトリーか!ソロモン72柱の悪魔がこんな近くにいるとは…
「今の俺の実力はどのくらいなんだ?」
ふと疑問に思ったことを口にする
この近くに悪魔が生徒会長の学校ならば、戦いがこの町で行われてもおかしくはない。もしも、三大勢力が戦いなんてすれば、地域住民に被害が及ぶ可能性がある。そうなれば、両親も…変態な兄は死んでもいいが
「1人だけでは、無理だな」
被害が及ばないように協力者を作るべきだ。
リミットは一年間。一誠が悪魔になれば原作開始だろう。その間に実力を上げ、協力者を作る。万が一三大勢力と戦いがあっても、困ることはないだろう。備えあれば憂いなし。
「紫、しばらくはここに来ないから。何か問題があれば、連絡をくれ」
次は、マスターにバイトをしばらく休むことを伝えないとな
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黒鉄 刃さん> 誤字報告ありがとうございます(朱雀) ちわーすっ(・ω・)ノシ誤字報告?::『三大勢力のその後』の中の『にんすは一番少ない…』は『人数』では(^_^;)(黒鉄 刃) 零児にとって三大勢力全てが敵みたいな感じですね。これが今後如何変わるんだか。(俊) 気になった程度で別に不快には感じてはいない。 パワーインフレの激しいこの世界でどこまで通じるか見ものですね(支配人) |
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