横須賀鎮守府潜入任務act1
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MSFブリーフィングルームーーー

「ボス、今回のミッションの説明をしよう」

「今回のミッションは、横須賀鎮守府に潜入していたウチの諜報員を奪還してほしいんだ」

「カズ、またか?前も米海兵隊の基地からコジマを奪還してきたばかりだろう」

「まぁ、そうなんだが・・・今回ボスに頼むのは、相手が艦娘だからだ」

「艦娘?あの深海凄艦と戦っているという?」

「ああ、その艦娘だ」

「あんたも知ってる通り、艦娘は第二次大戦、及び太平洋戦争辺りの時代のニッポンの艦隊の魂が宿った女性達のことだ。

彼女達が持っている兵装は、その艦に因んだ物で、かなり強力だ。

しかも、兵装の情報は軍の最高機密なので、かなり警備も厳しい。通常の警備員だけでなく、艦娘自ら警備しているらしい」

「そいつは物騒な話だ」

「こんな基地に潜入して、人一人を奪還するなんて無茶はボスぐらいにしか無理だ」

「誉めてるのかバカにしてるのか」

「とにかくやってくれ、ボス。頼む。」

「・・・分かった。ここの情報を吐かれても厄介だ」

「そうか!頼んだぞ、ボス!」

「ああ、それとだな」

「まだ何かあるのか・・・」

「これは出来ればでいいのだが、艦娘の艤装をいくつか持ってきてくれるか?」

「艤装?なんでまたそんな物を」

「うちも今後深海凄艦と戦わないとは限らない。その時に備えて、艤装の事を調べたいとヒューイ達が言っているんだ」

「なるほど。余裕が有れば考えよう」

「助かる。ただ、出来ればでいい。やはりいざという時はあんたの無事が一番だ」

「鎮守府へは近くの島までヘリで飛んで、そこから泳いでもらう事になる」

「ふむ、鎮守府内へ潜入できたとして、グロズニィ・グラードの時のようにそこの提督に変装はできるのか?」

「いや、それ無理だ。そこの提督は女性だ。それも美人のな」

「それは楽しみだ」

「程々にしてくれよ。ボス」

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数日後、鎮守府近郊の海岸ーーー

「こちらスネーク、聞こえるか。待たせたな」

「時間通りだな。流石ボスだ」

「さて、予定通り鎮守府近郊の海岸までは行けた。そこからどうやって鎮守府内へ潜入するかはあんた次第だ」

「分かってる。今回もダンボールの世話になるとしよう」

「ダンボール?それでどうやって?」

「鎮守府に物資を運搬するトラックが来るはずだ。それの荷台にお邪魔させてもらう」

「なるほど。確かにそれが一番か。ブリーフィングでも言ったが、相手は艦娘だ。まともにやり合える相手じゃない」

「艤装を展開していない普段の状態だったら普通の人間と余り変わらないが、艤装を展開したら特殊なフィールドを生成して、攻撃の効き目が薄くなってしまう。くれぐれも見つからないでくれよ」

「分かってる」

「頼んだぞ。ボス。諜報員を連れ帰ってくれ!」

「了解。これよりスニーキングミッションを開始する!」

説明
pixivで投稿したやつを此方でも。修正等も少し。そのうち何か追加するかも。
え?艦これの秋イベ?プリケツちゃんは手に入れたよ。朝雲?未実装の娘の話をするんじゃない(すっとぼけ)
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