二つの呂旗〜現代史〜 同棲騒動U
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 まえがき

 

 この作品は二つの呂旗のアフターです。戦闘は有りません。日常風景が描かれます。恋姫たちも出ますが性格は違っております。ご注意ください。言葉使いもかなり違ってると思われますがご注意ください。それでもよろしいと言う方はどうぞご覧ください。

 

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 一刀が生徒指導室で説教・・・というより人生相談?・・・まあ、生徒指導教諭の境遇に涙していた頃、校舎内の特別棟内の一つの教室から始まる一コマ。

 

 その教室の一つに急ぎ駆ける少女が一人。

 

 ??「はぁ、はぁ、はぁ!は、早く知らせなくちゃ・・・知らせなくちゃ!!」

 

 フランチェスカの女子用制服、上着のブレザー内に独特の帽子の着いたパーカーを着こむ少女が今、その教室に、『風紀委員会』とネームプレートが揺れる教室の扉を今開いた。

 

 ??「か、華琳様!緊急報告です!北郷先輩の本命が現れました!!」

 

 その叫びによってホワイトボードに『新入部員獲得に動く部活動の指導について』と書いていた少女の手からコトリ、と黒のマーカーが零れ落ちた。

 

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 第二話『同棲騒動U』

 

 

 猫耳パーカーの少女、統合風紀委員副委員長の桂木桂花が駆けこんで委員長である金髪クルクル(薄め)の少女、藍木華琳に最新の北郷一刀の情報を持ちこんできた。

 

 華琳「・・・桂花。それ・・・本当?」

 

 桂花「は、はい!現在校内巡回担当の委員から報告が!!」

 

 華琳「・・・桂花。貴方はこの議事録の進行を任せるわ。」

 

 桂花「え?あ、はい・・・え?」

 

 華琳「か・・・」

 

 桂花「か?」

 

 華琳「一刀様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

 ドヒュ〜〜〜〜ン!!!

 

 桂花「あ・・・か、華琳様・・・わ、私も北郷先輩の所に行きたかったぁぁぁぁぁ!!!」

 

 風紀委員(全)(ああ・・・また病気が・・・この委員会本当に大丈夫か?)

 

 

 

 そして特別棟の別の部屋では別の人物が動きを見せようとしていた。

 

 ???「会長〜。新情報をゲットしてきたぜ〜!」

 

 ??「なんですの?猪々子さん。」

 

 金髪クルクル(厚め)の女生徒、フランチェスカ学園高等部生徒会生徒会長の麗羽は副会長の一人である猪々子からとんでもない情報を入手する。

 

 猪々子「なんと・・・アニキの言ってた心の底から好きな女の子ってのが現れたらしいですよ?」

 

 麗羽「・・・それ、本当ですの?」

 

 猪々子「はい。なんであたい見てk」

 

 ドヒュ〜〜〜〜〜ン!!

 

 猪々子「・・・なあ、斗詩。」

 

 斗詩「・・・・・・し、仕事しよう?はい、他の皆も集中!」

 

 そう言って同じ生徒会副会長の金戸斗詩が号令を掛けて他の生徒会役員達はそのまま仕事に移って行った。猪々子も自分の席に着くとその机の上の書類の山に目をやってはぁ・・・とため息をついていたとかいないとか・・・

 

 

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 場所が変わって昇降口。華琳は急いでいた。とにかく急いでいた。自身の思い人である北郷一刀が思って止まない愛しい人が現れたと聞いたもんだから、居ても経っても居られなかった。そして昇降口。そこには三人の少女が外をこっそり覗いていた。

 

 華琳「あ、あれね!」

 

 ズザザァ!

 

 と、そんな音を立てて三人の輪に加わる華琳。そして・・・そこには・・・

 

 華琳「誰よあの女・・・私の一刀様を!!」

 

 一瞬で驚きが怒りに変わった瞬間だった。自分の思い人にしっかり抱きついてる女が居るのだ、それも仕方ないだろう。

 

 ??「ああ・・・一刀兄さま・・・私の一刀兄様を・・・あの泥棒猫・・・」

 

 華琳含め四人が覗いているが、華琳は実は下から二番目だったりする。そして上から二番目に居た娘・・・一刀を兄様と呼ぶ少女『孫蓮華』が居た。一つ言っておくとするなら彼女は一刀と同学年だ。まあ・・・一刀は成人してるので兄様は間違っていない。

 

 麗羽「・・・く、一刀さんの事ですので大人な女性が好みかと思っていましたのに・・・年下好みとは・・・」

 

 四人の中で一番背の高い麗羽は一番上からハンカチを噛みながらそんな事を呟く。

 

 ?「あぁ・・・先輩・・・先輩がぁぁぁ・・・」

 

 そして一番下には・・・フランチェスカ学園中等部一年の影野帳が血涙を流しながら項垂れていた。

 

 

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 あとがき

 

 今回の話はあの影の人物達は誰か?という内容です。

 

 一刀「麗羽はまんまだな・・・」

 

 え?そうでも無いですよ??華琳は完全にブレイクですが・・・後桂花も。

 

 一刀「蓮華は・・・まさかデフォで病化してないよね・・・?」

 

 ・・・・・・・・・・・・大丈夫ですよ?

 

 一刀「間!長い間!!」

 

 さ、次回なんですが。

 

 一刀「流された!?」

 

 次回は孫権伝第二話『降り立つ御使い』をどうぞご覧ください。

 

 一刀「お前最近俺の扱い酷くないか?」

 

 そんな事は無い。俺、お前、大好き。

 

 一刀「・・・なあ、そんな事を言うから、腐れ軍師がまた暴走をし始めちゃったじゃないか・・・」

 

 大丈夫です。こうパチンとすれば・・・(パチン)

 

 腐れ一号『はわわー!私の同人誌がぁぁぁぁぁ!!!』

 

 腐れ二号『あわわー!私の新作原稿がぁぁぁぁぁぁ!!!』

 

 一刀「・・・おぉ・・・世は無情なり・・・」

 

 ではでは〜ノシ

 

説明
双呂旗第二話です。

どうぞ。
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コメント
睦月さん<背の高さは麗羽>帳>蓮華>華琳ですが、帳は引っ込み思案な性格にしてますので壁の陰からさらに隅からのぞく形になりましたので一番下です。(ユウヤ)
華琳人格崩壊してるしwそして上から二番目がまさかの蓮華だったとは…(睦月)
アルヤさん<失敬、蓮華は上から二番目、一番背の低いのは帳です。(ユウヤ)
あかさん<双呂旗では李儒として時々出てました(帳)(ユウヤ)
↓オリキャラですよ。恋姫二次創作では当たり前のことでしょう。むしろ蓮華と帳が両方一番下ってどういうことなのかと。(アルヤ)
流流じゃなくてまさかの蓮華ーーーーーー!!!!そして最後の一人誰だよ!!(あか)
タグ
双呂旗 恋姫†無双 華琳 桂花 麗羽 猪々子 斗詩 蓮華  崩壊するキャラ 

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