真・恋姫†無双 時空を超えた刺客 破滅の未来と絡繰人間
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絡繰人間12号が考えついた驚愕の作戦……………

それは『限界突破』の情報を未来に流すこと…………………

漏洩が成功すれば、一刀達の未来はない………………

残りの15秒…………果たして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

命運はどちらに傾くっ!!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   終節 〜不死鳥の火柱〜

 

 

 

 

残り15秒……………

 

 

絡繰人間12号「でぇええぇぇぇえりゃああぁあぁぁぁっ!!!!!!」

 

 

 

ブォンッ!!!

 

 

ブォンッ!!!

 

 

ブォンッ!!!

 

 

 

一刀「…………………」

 

 

一刀は無言で躱し続ける

 

 

残り14秒……………

 

 

絡繰人間12号「死ねえぇえぇえええっ!!!!!!」

 

 

 

ギュオォオオッ!!!

 

 

 

絡繰人間12号は時間稼ぎの為、再び『誘導追跡爆弾』を発射する

 

 

一刀「…………『北郷流』……」

 

 

一刀は慌てず得物の『龍終』を構える

 

 

残り13秒……………

 

 

一刀「『燕返し』っ!!!!!!」

 

 

 

フォンッ!!!

 

 

 

一刀は前に絡繰人間7号が発射したミサイル弾を跳ね返した際に使用した『燕返し』を放った

 

 

 

ドッカアァアァァアァァァァンッ!!!!!!

 

 

 

絡繰人間12号「うごぉぉぉっ!!?」

 

 

『誘導追跡爆弾』は跳ね返されることなく、そのまま真っ二つに裂け大爆発を巻き起こした

 

 

残り12秒………

 

 

絡繰人間12号「ぬおぉおおおぉぉっ!!!」

 

 

絡繰人間12号は爆炎が立ち籠る中、後先考えずに突っ込む

 

 

一刀「返り討ちだ………はぁっ!!!」

 

 

 

フォンッ!!!

 

 

ドカッ!!!

 

 

 

絡繰人間12号「おぐふぇっ!!?」

 

 

一刀の放った右手のカウンターアッパーは若干軌道が逸れ、絡繰人間12号の鳩尾に直撃する

 

 

残り11秒……………

 

 

一刀「(こいつ………見切って軌道を………)」

 

 

絡繰人間12号「うぐぐ…………っ!!!」

 

 

絡繰人間12号は呻き声を上げつつ、左腕を振り上げる

 

 

一刀「おらっ!!!」

 

 

 

フォンッ!!!

 

 

ドカッ!!!

 

 

 

絡繰人間12号「ぐほっ!!?」

 

 

一刀は絡繰人間12号の攻撃を阻止すべく、脇腹に左足の蹴りを放ち直撃させる

 

 

残り10秒……………

 

 

絡繰人間12号「(さぁ…………秒読み開始だ………!!!)」

 

 

絡繰人間12号は心の中で嗤い出す

 

 

一刀「でぇええぇぇぇえりゃああぁあぁぁぁっ!!!」

 

 

 

フォンッ!!!

 

 

フォンッ!!!

 

 

フォンッ!!!

 

 

フォンッ!!!

 

 

フォンッ!!!

 

 

 

一刀は殴る、蹴るの応酬を放つ

 

 

 

ドカッ!!!

 

 

バキッ!!!

 

 

ドカッ!!!

 

 

バキッ!!!

 

 

 

絡繰人間12号「ぬぉっ!!?ぐあっ!!?なにぃっ!!?ぐぉあっ!!?」

 

 

絡繰人間12号は頭に攻撃が当たらないように巧く受け流したり、別の部位で受け止める

 

 

残り9秒……………

 

 

一刀「はぁっ!!!」

 

 

 

フォンッ!!!

 

 

ドゴッ!!!

 

 

 

絡繰人間12号「っ!!!ごふぉぉ…………っ!!?」

 

 

一刀は手を鍵爪のような形にし、絡繰人間12号の胸元に素早く食い込ませる

 

 

あまりの衝撃と威力に絡繰人間12号は静かに吐血し始める

 

 

残り8秒……………

 

 

一刀「体術…『獄突(ごくとつ)』………」

 

 

一刀は冷酷な表情で呟く

 

 

絡繰人間12号はその場に蹲る

 

 

絡繰人間12号「ぐぬぅぅううぅ……………っ!!!」

 

 

歯を食いしばって痛みに耐える

 

 

残り7秒……………

 

 

一刀「………………」

 

 

一刀は無言で右手を振り上げる

 

 

手の形からしてもう一度『獄突』を放つつもりのようだ

 

 

絡繰人間12号「っ!!?ぐっ!!!」

 

 

 

シュンッ!!!

 

 

ドゴンッ!!!

 

 

 

絡繰人間12号は一刀の動きを察知し、素早く『空走』を発動して回避した

 

 

一刀の右手は激しく地面にめり込む

 

 

残り6秒……………

 

 

一刀「チッ!!!」

 

 

一刀は回避されたことにより舌打ちをする

 

 

絡繰人間12号「はぁはぁはぁ…………」

 

 

絡繰人間12号は息を整える

 

 

残り5秒……………

 

 

絡繰人間12号「ふっふっふっ…………(もう終わりだ…っ!!!)」

 

 

絡繰人間12号は勝利を確信する

 

 

残り4秒……………

 

 

一刀「ふぅぅうぅぅぅぅ…………」

 

 

一刀は何を思ったのか、瞳を閉じて気を高める

 

 

残り3秒……………

 

 

絡繰人間12号「ふっふっふっ…………」

 

 

絡繰人間12号は一刀の動きに注意する

 

 

残り2秒……………

 

 

思春「………………」

 

 

明命「……………」

 

 

全員が無言で見守っていると

 

 

残り1秒となってしまった……………

 

 

そして……………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数値が0となった…………………

 

 

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この時、本来なら未来は変わってしまった筈だった

 

 

 

 

雪蓮すら気がつかせることなく絡繰人間12号は隠密の如く、誰にも悟られるように裏で動き回っていた

 

 

 

 

この瞬間から未来は絶望のものへと変化した筈だった

 

 

 

 

だが、今………目の前の光景は

 

 

 

 

一刀「…………………」

 

 

絡繰人間12号「ぐぉあ………あが………っ!!!」

 

 

 

 

全てを覆す光景だった

 

 

 

 

一刀が佇み、絡繰人間12号が『顔面を抑えて倒れている』光景

 

 

 

 

正に『一瞬』の出来事

 

 

 

 

僅か1秒の出来事だった………………

 

 

 

 

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1秒前の一瞬をスローモーションで解説すると

 

 

一刀「…………」

 

 

絡繰人間12号「ふっふっふっ…………」

 

 

絡繰人間12号が勝利を確信し、ニヤリと笑ったところから遡る

 

 

一刀「……………(今だっ!!!)」

 

 

 

シュンッ!!!

 

 

 

一刀は溜めに溜めた気を一気に解き放ち、瞬間移動とも言える超高速の『空走』を発動して絡繰人間12号に接近

 

 

一刀「(喰らえっ!!!フルパワー『紅蓮掌打』っ!!!)」

 

 

 

フォンッ!!!

 

 

ドォンッ!!!

 

 

 

その勢いのまま、強力な体術である『紅蓮掌打』を絡繰人間12号の眉間に放った

 

 

一刀は知らず知らずに『時空伝送装置』が組み込まれている場所に衝撃を与えたのだ

 

 

あまりにも速すぎる為、また絡繰人間12号には衝撃が伝わっていない

 

 

そして、コンマ何十秒後

 

 

 

ドォンッ!!!

 

 

 

絡繰人間12号「ごふぇあっ!!?」

 

 

絡繰人間12号に衝撃が伝わり絡繰人間12号は大きく仰け反ってぶっ飛んだのだ

 

 

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以上が僅か1秒により起こった出来事だ

 

 

絡繰人間12号「な、何が起こったのだあぁぁぁ……………!!?」

 

 

絡繰人間12号は鼻から出る鼻血を手で覆いながら困惑する

 

 

そして、絡繰人間12号にとって最もまずいことだった

 

 

それは現実のものとなる

 

 

機器音声「衝撃確認!!!衝撃確認!!!

有害な状況を引き起こす危険度10中の10の衝撃を感知!!!

このまま引き続き回路を進行すれば『全情報収録板』と『時空伝送装置』の情報が消失する危険性があります。

よって『時空伝送装置』の起動を途中ですが、強制終了致します。

尚、再起動は不可とし、次に起動出来るのは3日後の午前10時となります。」

 

 

絡繰人間12号「っ!!?ま、ま、待てっ!!!後1秒!!!後1秒なんだあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁっ!!!!!!」

 

 

絡繰人間12号の静止も虚しく、『時空伝送装置』は強制終了を開始し始めた

 

 

その様子を見ていた一刀は腕を組み苦笑いをする

 

 

一刀「やっぱり何か企んでいやがったな…………

やれやれ………戦闘者からしたらバレバレだってのに…………」

 

 

そこへ、雪蓮達が駆け寄る

 

 

雪蓮「一刀、やっぱりだった?」

 

 

一刀「あぁ、予想通りだったよ」

 

 

一刀は顔だけ振り向いて雪蓮に話す

 

 

蓮華「一刀、一体どういうこと?」

 

 

小蓮「説明してよ、一刀………」

 

 

七乃「訳が分からないですよぉ〜」

 

 

祭「奴が何か仕掛けておったのか?」

 

 

思春「自分達でも分からなかったぞ?」

 

 

明命「一刀様…………」

 

 

亞莎「教えて下さい……………」

 

 

全員が一刀に詰め寄る

 

 

一刀「勿論、説明するよ」

 

 

一刀は皆を落ち着かせる

 

 

一刀「奴が何かを企んでいたのは間違いない

それも自分達にとってかなり不都合でかなりヤバいことだ

恐らく『制限解除』を強制終了した辺りから考えていたと思う………明らかに行動が変だったからね」

 

 

一刀は皆に分かりやすく説明していく

 

 

小蓮「行動が変?」

 

 

小蓮は疑問点をぶつける

 

 

一刀「傍観者からしたら分かりづらかったと思うけど、戦ってる人から見たらバレバレだったよ?

その時から『頭を中心的に守っていたから』」

 

 

蓮華「頭を?」

 

 

蓮華は首を傾げる

 

 

一刀「何をするつもりかは分からないけど、明らかに企んでいた

それを阻止しただけさ…………現にあいつは『後1秒』って叫んでるし

結構危なくてギリギリだったみたいだね……」

 

 

一刀は苦笑いから冷酷で、それでいて哀れみの表情で絡繰人間12号を見る

 

 

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絡繰人間12号「くそっ!!!くそっ!!!くそおぉおぉおおおおおおっ!!!!!!

後1秒だったのにっ!!!後1秒で起動出来たのにっ!!!」

 

 

絡繰人間12号はのた打ち回るようにして悔しさを表に出す

 

 

一刀「演技が下手くそなんだよ……ばーか」

 

 

数年間、『北郷流継承者』を皆に騙し続けてきた一刀ならではの言葉の重み

 

 

絡繰人間12号「ぐっ!!!くっそおぉおぉおおおおおおっ!!!!!!

おのれこうなったらぁあぁあぁああっ!!!!!!」

 

 

絡繰人間12号は一刀の挑発に完全にキレてしまった

 

 

絡繰人間12号「『時限爆弾装置』起動だぁあぁあぁああっ!!!!!!」

 

 

血迷った絡繰人間12号は最後の手段に出た

 

 

雪蓮「『時限爆弾装置』っ!!?」

 

 

祭「あの地震の元凶かっ!!!」

 

 

一刀「…………まっ、だろうな……」

 

 

凡その予想はついていた

 

 

手段として残されていたのは『時空伝送装置』による情報漏洩(一刀達は気づけていない)と、『時限爆弾装置』による道連れ

 

 

道連れにする前に『限界突破』の情報を流しておくべきなので、絡繰人間12号は漏洩終了後、自爆するつもりだった

 

 

だが、それすらも読まれていた為、やむ無く道連れしか手段がなかったのだ

 

 

謂わば最終手段

 

 

機器音声「『時限爆弾装置』の回路を『気源貯槽』に直前繋げます。

あらゆる機器の安全制御装置を全て解除します。

なお、『時限爆弾装置』の回路は解除出来ません。

絡繰人間12号、今までお疲れ様でした。」

 

 

絡繰人間12号「はっはっはぁっ!!!!!!これで終わりだぁあぁあぁああっ!!!!!!」

 

 

絡繰人間12号は勝ち誇ったように怒号を上げる

 

 

絡繰人間12号「はっはっはぁっ!!!貴様等の記憶に焼き付かれているだろうっ!!?あの災害にも等しい大爆発をっ!!!

しかも、今回の爆発は規模が違うぞっ!!!」

 

 

絡繰人間12号の言葉に一刀は目を見開く

 

 

一刀「………………っ!!!そうかっ!!!3体分と自分の分の『時限爆弾装置』を取り込んであるから、威力が通常の4倍に跳ね上がるのかっ!!!」

 

 

絡繰人間12号はニヤリと嗤い、話し続ける

 

 

絡繰人間12号「通常の自爆ならば範囲は半径2里(1里=3.9q、直径約16q)だが、俺様ならその4倍………つまり半径8里(直径約64q)の範囲を地獄と化せられるのだっ!!!!!!」

 

 

具体的に64qの距離とは、岡山県の福渡駅から吉永駅と同等の長さをいう

 

 

全員が範囲の広さを聞いて驚愕の表情となる

 

 

思春「何っ!!?半径8里っ!!?」

 

 

七乃「そ、そんな威力のものが爆発したらお陀仏ですよぉ〜っ!!!」

 

 

七乃はかなりテンパる

 

 

絡繰人間12号「はっはっはぁっ!!!今さら焦ったところでもう遅いわっ!!!

『時限爆弾装置』は最早、解除不可能!!!俺様に衝撃を与えたり、時間後になれば必ず爆発するっ!!!貴様等諸とも道連れだぁあぁあぁああっ!!!」

 

 

絡繰人間12号はもう自分は死ぬと分かった為、半狂乱に陥っている

 

 

絡繰人間12号「今から逃げたところで爆発と爆風からは逃れられんっ!!!

貴様等全員地獄行きだっ!!!」

 

 

そうしている間にも『時限爆弾装置』のタイマーは起動している

 

 

機器音声「『時限爆弾装置』起動まで残り1分。」

 

 

亞莎「も、もう1分しかありませんっ!!?」

 

 

明命「はぅわっ!!?絶体絶命ですっ!!!」

 

 

雪蓮「くっ!!!」

 

 

雪蓮は得物の『南海覇王』を抜こうとするが

 

 

蓮華「っ!!!だ、駄目です姉様っ!!!」

 

 

祭「策殿っ!!!攻撃をしてしまえば、自爆が早まるだけですぞっ!!?」

 

 

蓮華と祭が止めにはいる

 

 

雪蓮「じゃあ、どうするのよっ!!?」

 

 

雪蓮は振り返って叫ぶ

 

 

すると…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギュオオオオッ!!!

 

 

 

一刀「皆、下がってろ……………」

 

 

雪蓮「か、一刀…………」

 

 

何故か『限界突破』を解除した一刀が気を溜めていた

 

 

右掌には紅蓮色に染まるボール状の気が凝縮されていた

 

 

大きさはテニスボール程の大きさ

 

 

一刀「『新技』で終わりにしてやる………」

 

 

 

ギュオオオオッ!!!

 

 

 

一刀は紅蓮色の気の塊を顔の位置にまで挙げて、掌を上にして気の塊を手に乗せるような状況にした

 

 

絡繰人間12号「ふっふっふっ………はっはっはぁっ!!!

今から何をしても無駄だぁっ!!!」

 

 

一刀「さて………それはどうかな?」

 

 

一刀は軽口を叩くとニヤリと笑う

 

 

一刀「標準固定…………ロックオン」

 

 

 

ギュオオオオッ!!!

 

 

 

絡繰人間12号「ん?むっ!!?」ピピピッ!!!

 

 

一刀が『ロックオン』と言うと絡繰人間12号の体の中心辺りにこれまた紅蓮色のボール状の気の塊が出来上がった

 

 

大きさ的には野球ボール程の大きさ

 

 

絡繰人間12号「な、何だっ!!?あ、熱いっ!!!」

 

 

絡繰人間12号に接触している気の塊はまるで炎のように熱を発していた

 

 

一刀「さぁ………終わりだ………喰らえっ!!!」

 

 

 

パキキッ!!!

 

 

 

一刀はニヤリと嗤い、右手の気の塊を握り潰し亀裂を入れ右手を思いっきり振り上げ、こう叫んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀「『不死鳥の火柱(ふしちょうのひばしら)』っ!!!!!!」

 

 

 

ゴォォォォォォォォォォオッ!!!

 

 

 

絡繰人間12号「うぐあぁぁあぁあぁああぁぁあぁっ!!?」

 

 

一刀の叫びと同時に絡繰人間12号に接触していた気の塊が破裂し、絡繰人間12号を中心に半径6mの範囲内に巨大な火柱が立ち始めた

 

 

その火柱はまるで天を突き焼くように垂直に聳え立った

 

 

雪蓮「くっ!!!」

 

 

七乃「す、凄い威力ですぅっ!!!」

 

 

全員『不死鳥の火柱』から放出される熱風と光により、直に見ることが出来ないが、とてつもない破壊力を持っていることは体感で分かる

 

 

絡繰人間12号「ぐぉおぉおぁあぁあぁああっ!!?」

 

 

絡繰人間12号はあまりの威力に悶えることしか出来ない

 

 

亞莎「で、ですがこのままではっ!!!」

 

 

亞莎の言う通り、このまま放っておけば『時限爆弾装置』によりこの大陸の1/3が崩壊してしまう

 

 

その時

 

 

機器音声「危険探知!!!危険探知!!!『時限爆弾装置』強制起動!!!」

 

 

 

ドッカアアァァアァァァアアァァアァァァッ!!!!!!

 

 

 

ドッカアアァァアァァァアアァァアァァァッ!!!!!!

 

 

 

ドッカアアァァアァァァアアァァアァァァッ!!!!!!

 

 

 

ドッカアアァァアァァァアアァァアァァァッ!!!!!!

 

 

 

全ての『時限爆弾装置』が同時に大爆発した

 

 

蓮華「きゃああぁあぁ!!!…………?」

 

 

思春「くっ!!!………ん?」

 

 

全員が爆発に巻き込まれて死んだかに思えたが

 

 

小蓮「……………生きてる?」

 

 

明命「………私達、生きてます……?」

 

 

何が起こったのか全く分からない

 

 

一刀「生きてるよ、皆」

 

 

一刀の言葉に我に戻り全員が一刀を見る

 

 

一刀「『不死鳥の火柱』は絡繰人間の対『時限爆弾装置』用に開発した技なんだ

不死鳥は火山に飛び込み、再び蘇る鳥………その不死鳥の火を纏う火柱は爆発物等から発する巨大な爆発・爆風・火風の全てを外部に逃すことなく火柱に留めることが出来る」

 

 

一刀は爆発で消えていく絡繰人間12号を見ながら言う

 

 

一刀「それが例え、大陸や地球全てを破壊する爆発であろうとなっ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絡繰人間8号:現在状況…死亡

絡繰人間9号:現在状況…死亡

絡繰人間10号:現在状況…死亡

 

?

 

死亡原因:孫策・孫権・孫尚香率いる呉軍との戦闘により戦死。

 

尚、『時限爆弾装置』は起動出来ず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絡繰人間11号:現在状況…死亡

絡繰人間12号:現在状況…死亡

 

?

 

死亡原因:絡繰人間11号は絡繰人間8・9・10号の『全情報収録板』と『時限爆弾装置』を吸収し絡繰人間12号となるも、最大抹殺対象目標者・北郷一刀との戦闘で『時限爆弾装置』を起動。

 

その後、北郷一刀が放った新技『不死鳥の火柱』により『時限爆弾装置』が誘爆し自爆死。

 

 

 

 

 

 

    第一章‘新たなる来襲’

 

 

 

            ……終……

 

 

 

説明
『限界突破』を発動した一刀は絡繰人間12号を完膚なきまでに叩きのめす
だが、絡繰人間12号は一刀達にとって『最悪の策』を導きだす
それは未来への情報漏洩…………
そして、そのタイムリミットは残り15秒となった…………
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コメント
一刀強過ぎ!それにしても、新技凄いな(睦月)
タグ
真・恋姫†無双 北郷一刀 雪蓮 蓮華 小蓮 明命 思春  亞莎 七乃 

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