Y-WINGファイターG
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説明
バンダイ1/72Y-WINGファイターをモデルグラフィックス9月号の作例として製作したものです。同時にどろぼうひげ氏のGOLD2、ROKEGEN氏のGOLD5も掲載されており、おそらく世界初のGOLD中隊完全再現ではないかと思います!
今回のキットはGOLDリーダー機に特定してプロポーションはもちろんパイプや流用パーツも正確に再現、特にメカ部分の緻密さは目を見張るものがあります。プラの成形の限界で太さや厚みが気になる部分を中心にディテールアップし電飾を仕込みました。
まず電飾ですがコックピット前に3mm電球色LEDを内蔵し0.25mmと0.5mmの光学繊維でコンソールを光らせます。R2ユニット内に色が変化する3mmLEDを内蔵。エンジンはA28、A29の先端でカットして裏からモーターツールで削り開口し3mmピンク色LEDを挿入。電源は5Vの外部電源としベース用の穴に5ミリのアルミパイプを挿しソケットを内蔵しました。
パイロットは一体成形で操縦桿が握れないので1/72の現用パイロットから両腕を移植しました。キャノピーは枠のみを使用、プラの成形上の問題で厚めですので裏から薄く削り込みます。完成後もコンソールが見えるようキャノピー枠をカッターで切断、真鍮線でヒンジを作り開閉できるようにしました。
機首は黄色パーツを貼った後擦り合せて完全に面一にし凸モールドを0.25mmプラ板で再生。機首先端のレーザー砲が太いので0.8mm+1.1mm+1.3mm+1.6mmの真鍮パイプの組み合わせで作り直します。キャノピー上のイオン砲も砲身を0.5mm真鍮パイプ、外側の細い支柱を0.3mm真鍮線に交換すると格段にシャープになります。
胴体上のパイプは折れにくい軟質の樹脂でペーパーもかけられます。非常に繊細ですがC2、C8、C9、C30、C32、 C37を0.5mmの真鍮線に置き換えるとよりプロップに近づきます。エンジン後部の円型方向制御機も細かいディテールが再現されており感動ものですがトラス部分が少々太いので0.3mmプラ材で組み直し、板部分も薄く削り込みました。エンジンと方向制御機を繋ぐT字型の支柱が強度を出す為に断面が三角形風になっていますので0.4mm厚のプラ材と真鍮板を組み合わせたものに交換し断面がT字になるようにしました。
機体色はMr.カラーの311とバーチャロンカラーのウォームホワイトの混色、黄色の帯はMr.カラーのダークイエローに311と黄橙色少々、キャノピー枠のブルーはMr.カラーの308から307へのグラデーション。いずれも機体色の311を少し混ぜることで一体感を出します。スミ入れ?ウォシング後、ツヤを消したクリアブラウン、スモークグレーを使い分けてコートし黄色味や薄汚れた感じを加えます。最後に濃いグレーのパステルで弾痕や帯状の汚れを描き込みました。
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コメント
>ork様 あざっす!!支柱のT字化の際はTwitterにも書いた帯板真鍮を使うと奇麗でオススメです。0.4mm厚だとキットの精度とピッタリですね。0.5mm厚だとキットに負けちゃうんですよ。ちょっと面倒な工作ですが、やっただけの効果は出るかと思います?(限定)
いや〜カッコイイ! エンジン支柱のT字断面化はぜひやりたいですね。最後の写真が手を入れたところが分かってとてもありがたいです真似しちゃうぞ!(ork)
>いそじマ様 あざっす!非常にいいキットなので電飾や塗装に専念できるってのも大きいです。21、22日は3機並べられるかな?今回の汚しではクレオスのクリアブラウンが非常に役に立ちました。黄色味に色を振りたい時にかなりよかったです?(限定)
なんちゅー大人げない完璧なモデリングと光り物仕込みング…はよ見たい本物がみたい!!汚しのアンバイが実に程よく大変勉強になります!やり過ぎずの寸止め感がそそるっス!(いそじマ)
>ぎゃんご・ふぇっと様 ホントあの頃からは考えられないようないい時代になりましたw ようやくY-WINGに決着がつけられた気がしますね?!来月は見ていただきつつ、某氏から裏話も聞いて下さい!!(限定)
30年前の自分にこんなプラモがバンダイから出るよwって教えたら当時の私はどんな顔するんでしょ?(笑)来月、実物が見られるのを楽しみにしております。(ずあ)
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