真・恋姫無双〜薫る空〜10話(黄巾編)
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オレンジ色の空も、やがて黒へと変わり始める。

 

一般の民衆ならば夕食時と呼ばれる時間。

 

城では一刀のもたらした一言によって緊張に満ちていた。

 

【桂花】「兵糧拠点…たしかに有効かもしれない…いえ、もうこれしかないのかも」

 

【一刀】「補給を絶たれれば、相手だって人なんだから、かならずあぶりだされると思うんだ。」

 

【春蘭】「??それがどうして敵本陣の場所につながるというんだ?」

 

春蘭が話のつながりが見えないという風に意見の述べる。

 

【華琳】「兵糧が尽きれば、敵はどうなるかしら?春蘭」

 

春蘭自身に答えを出させようと、華琳は彼女に問いかける。

 

【春蘭】「それはもちろん、新たな兵糧を確保するのでは……?」

 

自身になさげに答えるが、彼女なりに考えた答えなのだろう。その答えに誰も意義を唱えることなく、再び華琳の口が開く。

 

【華琳】「なら、その兵糧はどこから得るのかしら?」

 

【春蘭】「それは………」

 

その先の言葉が出ない。その表情から感覚的には分かっているのだが、言葉がでないというのが目に見えた。

 

【桂花】「相手は賊なのだから、近隣の邑を襲うしかないでしょう。そこを叩いていけば…」

 

【秋蘭】「いずれは敵の中核にたどり着くというわけだよ、姉者」

 

【春蘭】「わ、わかっている!しかし、こう…上手く口に出来なかっただけだ!」

 

【華琳】「ふふ…。まぁ、概ねそういうことよ。そうでしょう一刀」

 

【一刀】「あ、あぁ。」

 

不意に話題を振られ、どもってしまった。

 

しかし、とっさに思い浮かんだ案がここまで納得されてしまうと、逆に戸惑いを覚えてしまう。

 

でも、これで黄巾党を討つきっかけにはなるだろう。

 

 

 

 

それから、軍議は続き、作戦の具体的な内容を固めていく。

 

基本的な事は今までと同じ。

 

各地へ間諜を放ち、その結果を聞いて行動する。

 

ただし、今度探すのは敵の拠点では無く補給経路。

 

そこから兵糧拠点をあぶり出し、それを潰す。

 

そして、敵が耐え切れなくなり、暴走を始めれば一気に決着へ持ち込む。

 

それで、この黄巾の乱は、終結する……はずだ。

 

 

 

終結する。あの張角の首をとることで。

 

 

 

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軍議もある程度進み、時間も遅いということで今日の軍議は終了した。

 

各自解散となり、部屋へ戻るものや、仕事に就く者など様々だった。

 

俺は、また、あの城壁の上へ上っていた。

 

夜の風が冷たくて、心地よさを感じながら、俺は何処とも無く眺めていた。

 

前には暗い地平線が広がっていて、上にはまぶしい星空が敷かれている。

 

思えば、何か考える時はいつもここへ来ている気がする。

 

【一刀】「………」

 

あの時も、こんな風に眺めていて、いつの間にか現れたんだっけ。

 

また、会ってみたい。

 

話してみたい。

 

【一刀】「黄巾党………か」

 

【??】「私はそんなつもりないんだけどね〜〜」

 

【一刀】「―――っ」

 

突然の声。

 

それに驚き、時間が止まったのかと思った。

 

心臓まで止まりそうになって、声なんて出るはずも無く、俺はその聞こえてきた声のほうへ振り返った。

 

 

【天和】「こんばんは〜。一刀♪」

 

【一刀】「………こ、こんばん……は、じゃなくて!」

 

思わず流されそうになるところを全力で食い止める。

 

何故こんなところにこの子がいるんだ。

 

そんな疑問が頭の中を駆け巡って、上手く言葉につなげない。

 

【一刀】「て、天和…?」

 

そんな状態で出てきた言葉は、目の前にいる女の子の真名。

 

【一刀】「なんで……」

 

【天和】「うん?なんとなくだよ?」

 

なんとなくって、警備の兵は何してるんだ。

 

………いや、おそらく彼女が張角だというほうがありえないという認識なんだろう。

 

俺が言葉を詰まらせると、彼女は俺の隣に腰掛けてきた。

 

ていうか、近いよ。

 

 

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【一刀】「天和…」

 

【天和】「ん?何、一刀?」

 

とりあえず、気を紛らわせる意味も含めて、俺は天和に声をかけた。

 

しかし、今の俺の状況で彼女へ話すことなどひとつしかなく、それを話してもいいものか、迷ってしまう。

 

本当なら、俺はこの時点でこの子を捕まえないといけない。

 

俺は彼女が「張角」だと知っているんだから。

 

【天和】「どうしたの?」

 

天和は俺が沈黙を続けることに疑問を抱き、俺の答えを待っている。

 

【一刀】「…………なんで、反乱なんて起こしてるんだよ」

 

ごまかすことも出来ず、俺は核心とも言える言葉を話す。

 

【天和】「私は、歌を聞いてもらいたかっただけなんだよ。でもいつの間にか、私達についてきてくれる人たちが勝手に…」

 

そこまで言って、天和は言葉を止めた。

 

その先は、言いたくないのか、言えないのか。

 

ただ、言葉が出ないのか。

 

それでも俺は、彼女を追求することを止められなかった。

 

【一刀】「帝から討伐の命まで下ってるんだぞ。………俺だって、本当なら…」

 

ただ、言葉がつなげないのは俺も同じだった。

 

俺の場合は、言いたくないだけ。言ってしまえば、それが意味するのは敵対の意思になるから。

 

【一刀】「そういえば、よく俺のことなんて、覚えてたな」

 

今更、話題を変えるように、俺は話す。

 

先ほどまでの話はお互いに触れたくないはずだから。

 

【天和】「真名教えたのに、わすれるわけないでしょ〜〜」

 

そういえば、「天和」は真名だったと今になって思い出す。

 

【一刀】「それもそうだな」

 

軽く笑いながら、俺はそう口にした。

 

【天和】「そうだよ。一刀ってひどいんだ〜」

 

【一刀】「俺が悪いのかよ」

 

【天和】「私を疑った罪だね」

 

【一刀】「………………………ごめん」

 

それは本当のことだ。

 

俺は今も疑い続けてる。

 

お互いが意味していることは違うんだろうけど、俺には今の気持ちを責められているように思えた。

 

その後、お互いに話すこともなくなり、沈黙になる。

 

それでもまだここにいるのは、話すべきことはあるからなんだろう。

 

【一刀】「黄巾党、俺達は倒さないといけない。」

 

【天和】「………………」

 

突然すぎる言葉だろうが、彼女は何も言わなかった。だから、俺も言葉を続けた。

 

【一刀】「黄巾党・党首、張角は討つ。」

 

【天和】「………………っ」

 

それは、お前を殺すと言っているのと同じ意味。

 

【天和】「……うん……っ……がんばってね♪」

 

少し間が空き、天和が立ち上がった。

 

【天和】「………………じゃあ、私そろそろいくね。あんまり遅くなっちゃうとまた怒られちゃうから」

 

【一刀】「あぁ」

 

天和は振り返らず、少し後ろ歩きで上がった後、振り返り、そのまま行ってしまう。

 

【一刀】「……………」

 

もしかしたら。

 

もしかしたら、彼女は、俺のうぬぼれかもしれないが、俺に会い来たんじゃないだろうか。そんな事が頭に浮かんだ。

 

俺は…彼女をどうしたいんだろう。

 

黄巾を討つを提案したその日に、俺の気持ちは揺らいでいた。

 

彼女自身に反乱の意思は無いようなことを言っていた。

 

だが、だからといって俺は華琳に言うのか?

 

張角は実は女の子で悪い奴ではない。だから、討伐はやめよう。

 

【一刀】「………はは。……ありえるかよ、そんな事…」

 

 

俺は……どうしたいんだろう。

 

 

 

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早朝。

 

まだ鳥のさえずりさえも聞こえない時刻。

 

【侍女】「司馬懿さーん、こっちもおねが〜い」

 

【薫】「は〜い!!」

 

洗濯物の籠を抱えつつ、薫は走り回っていた。

 

元々運動神経はかなりいいほうで、その機動力は侍女としても目を見張るものがあったらしい。

 

最初は拒否反応を起こしていた侍女仕事も慣れてくるとそれほどつまらないものでもなかった。

 

洗濯、調理、掃除とやることは山のように用意されていて、それが終ったところで誰にいつ用を言いつけられても良い様に待機していなければならない。

 

その間にやれることもそこそこあり、なんだかんだで一日中走り回っている。

 

侍女の先輩によると意外とこっちの才能もあるようだ。

 

【侍女】「ほんと助かるよ〜。司馬懿さん、本気でうちで働かない?」

 

【薫】「それは〜…さすがにどうだろ」

 

元々華琳のところで軍師を始めたのも半ば強引だったし、そう言ってもらえるのはたしかに嬉しい。

 

侍女の仕事もそれなりに楽しめているし、悪くはないと思うけど……

 

【薫】「まだ、自分じゃ決められないかな…」

 

【侍女】「そっかー、まぁ、気が向いたらいつでも言ってね〜」

 

そういって、その人は自分の分の洗濯の続きに戻る。

 

何を思っても、今はここから離れられないわけだから、余計な事は考えないようにしよう。

 

そう結論付け、自分も次の仕事へ移る。

 

一通り朝の洗濯を終え、朝食の準備に入るとの事なので、今度は調理場へ向かう。

 

しかし、その途中で今一番会いたくない人に出会ってしまった。

 

 

 

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【雪蓮】「ふわぁ……あ、薫じゃない……おはよ〜〜」

 

【薫】「しぇ、しぇれん…?お、おはよ…(なんでこんなところに…)」

 

とりあえず挨拶を交わして、薫は何事も無かったように通り過ぎようとした。

 

【雪蓮】「ん、待ちなさい、薫」

 

【薫】「はひ!」

 

すっかり拒絶反応を覚えてしまった体を恨めしく思いながらも薫は立ち止まる。

 

【雪蓮】「ジーーーー」

 

【薫】「な、なに……?」

 

雪蓮は薫の体を上から下まで一通り眺め、そして…

 

 

【雪蓮】「きゃーーーーっ!!!なにこれ、可愛すぎよ、薫!!!」

 

【薫】「ぼふっ……むぐぐ…(またこれかぁ…)」

 

これでもかと薫を抱きしめる。薫と雪蓮の身長差で、薫の顔が雪蓮の胸に埋もれる。

 

【雪蓮】「誰よ、薫に侍女の服なんて着せたの。反則じゃないの〜〜!!」

 

たしか冥琳だったような……

 

しかし朝っぱらから元気だなぁ。さっきまで寝てたんじゃないの…?

 

【雪蓮】「もって帰っていい?」

 

【薫】「何処へ!?…ていうか、あたしまだ仕事残ってるんだから、後にして〜〜〜」

 

【雪蓮】「ねーねー、薫もってっていいかな〜?」

 

雪蓮は遠くにいる人に話しかけるように大きめに声をだした。

 

誰か、そこにいるんだろうか?

 

【侍女】「あ、孫策様。はい、孫策様の御用でしたらなにより優先ですから♪」

 

なにやら嬉しそうな声が聞こえてきた。っていうか、さっきまで話してた人じゃないのか!

 

【雪蓮】「やったぁ〜。じゃ、いこっか薫♪」

 

【薫】「え、えぇ〜〜!!そんなのありなの!?」

 

抱きかかえたまま、擬似メイド服を着た薫をズルズルと引きずり、雪蓮はどこかを目指す。

 

【薫】「い〜〜や〜〜〜〜〜、めーーりーん!!」

 

【雪蓮】「あ、なんで冥琳ならいいのよ〜」

 

ぶーぶーと、頬を膨らませながらも、薫を抱える腕から力が抜けることは無かった。

 

 

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【冥琳】「普段の行いの差だろうな。」

 

【雪蓮】「げ、冥琳」

 

そんなやり取りが続きながら歩いていくと(主に雪蓮が)、扉の前に冥琳が立っていた。

 

【冥琳】「雪蓮、今日は朝から次の出撃に向けて話すことがあるといっておいたはずだが…?」

 

【雪蓮】「あ、あぁ〜、そんな事もあったわね〜〜。あはは〜」

 

なにやら急に冷や汗をかきながら雪蓮は斜め上に目をそらす。

 

【薫】「助かっ……た?」

 

華琳の前例があるだけに、こういう流れには人一倍警戒するようになっていた。

 

しかし、それでも雪蓮の強引さは逃れようが無い。

 

【冥琳】「ほら、雪蓮。早く薫を解放しろ」

 

【雪蓮】「はいはい。んもう〜…」

 

まだ納得いかないようにしながらも、雪蓮は薫を放した。

 

【雪蓮】「可愛いのに」

 

【冥琳】「それは否定しないが、今はほかにやることがあるだろう」

 

【雪蓮】「はーい」

 

【薫】「…うぅ…冥琳、ありがと」

 

【冥琳】「いや………薫、後でかまわないから、茶を持ってきてくれるか?」

 

冥琳はしゃがみこむ薫を覗き込むように、話す。

 

【薫】「お茶?いいけど、今じゃなくて良いの?」

 

【冥琳】「あぁ、急がなくていい。お前も仕事があるだろうしな」

 

【薫】「うん、わかった」

 

合意が取れたところで、冥琳はそのまま雪蓮の入っていった部屋に入り、扉を閉めた。

 

ガチャリという音を立てた後は何も起こらず少し静寂が流れる。

 

【薫】「あ、調理場いかなきゃ」

 

思い出したように、自分が向かおうとした場所を思い出し、慌てて駆け出す。

 

【薫】「………にしてもなんだか、だんだん自分が染まってるみたいでやだなぁ…」

 

ここにいる間、それだけが気がかりだった。

 

 

 

 

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数日が経ち、雪蓮達は本格的に黄巾討伐に乗り出した。

 

当初から言われていた通り、黄巾は部隊を二つ、本隊と分隊に分け、片方に補給物資などを運ばせていた。

 

当然ながら、袁術は雪蓮達に本隊の相手を命じてきた。その条件として雪蓮は袁術から兵を借り、出撃した。

 

【薫】「あの」

 

【雪蓮】「ん?どうしたの、薫」

 

【薫】「あたし、なんでここにいるんでしょうか」

 

そこまでは至って普通なのだ。

 

いや、出撃が普通というのはどうかとは思うが、それは置いておいて、納得いかないのは

 

【薫】「あたし、一応捕虜だよね?」

 

【冥琳】「紛れも無く捕虜だ。安心していいぞ」

 

【薫】「ですよね?にもかかわらずここにいるのは何故でしょうか」

 

【穏】「それはひとえに雪蓮様のわがままですね〜」

 

【雪蓮】「あ、穏。そんな言い方はないんじゃない〜?どうせ給仕の係りは必要なんだし、問題ないでしょ?」

 

大有りだろう…。

 

捕虜を外へ、しかも戦へ連れて行くなんて何考えてるんだか…

 

【薫】「………ほんとにいいのかな…」

 

【冥琳】「………………頭が痛くなるよ………はぁ…」

 

冥琳も頭を抱えている。どうやら押し切られたようだ。

 

なんで、アタシなんかにこだわるんだか…

 

【薫】「それで、結局どうすんの?やっぱ袁術兵盾にしちゃうわけ?」

 

【冥琳】「………わかっているなら、隠しても無駄だな。…その通りだ」

 

作戦のことなんて、隠されるかなと思ったけど、冥琳は思いがけず答えてきた。

 

【薫】「ふぅ〜ん…」

 

【冥琳】「……不満か?」

 

【薫】「別にアタシが口出すことじゃないし……まぁ、兵には同情はするけど。」

 

【冥琳】「ほぅ、ずいぶん割り切っているんだな。軍師としてはこの間がはじめての戦場だったのだろう?」

 

この間、というのはあたしが国境を越えてしまったときのことだろう。

 

【薫】「軍師としても何も、あれが完璧に初めての出撃だよ。割り切っている…っていうか、敵兵にしてることを思えば、ね」

 

こちらから直接矛を向けない分まし…と思っている。

 

だけど、それを言葉にするつもりは無い。その気持ちを外へ出したところで、結果は変わらないんだから。

 

話もある程度終わり、進軍を続けていると、どうやら、前方のほうに敵と思われる一隊を見つけたらしい。

 

【雪蓮】「さて、それじゃいきましょうか」

 

雪蓮は腰に下げていた剣―南海覇王―を抜き、自軍の兵達へ檄と飛ばす。

 

その姿が、小覇王と呼ばれる理由を物語っていて、目を話せなかった。

 

こういう人が王になる人なんだと、素直に関心してしまった。

 

華琳にも…こういう一面があったりするんだろうか。

 

知らず知らず、比べてしまっていた自分がいた。

 

まだ、華琳と共に出撃したことが無い自分にはそれがわからないから。

 

【雪蓮】「全軍、抜刀!!!!!」

 

だから、今の自分にはどうしても、この人が天下を取れる人物なんじゃないかと思えてしまう。

 

【薫】「………孫伯符、か…」

 

 

 

 

 

 

説明
カヲルソラ10話

主人公ふたりの心の動き。
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コメント
遅いかも知れませんが誤字修正、真ん中よりチョイ下「目を話せなかった。」目が離せなかった。では?(流浪☆七夜)
厳しい・・・・・・けど、天和達がどうなるのか楽しみだwww(フィル)
薫の心境に変化が・・・まさか呉に!?(ブックマン)
Poussiere様:誤字報告ありです!修正しときましたー(和兎)
一刀君が、どういった行動をとるのか・・・楽しみです。(猫)
さーて。 ここから どういった展開になるのやら・・・・・。 そして、薫の運命は!(貞s(ry)) 愉しみですwww(Poussiere)
誤字報告 3p目 また起こられちゃうから」 怒られちゃうの間違いですねー(Poussiere)
最上那智様:あ、ほんとですね。修正しときます。報告ありです!! (和兎)
討伐の銘ではなく、討伐の命ではないでしょうか?(最上那智)
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真・恋姫無双 カヲルソラ  一刀 天和 雪蓮 冥琳 華琳 桂花  

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