MS-05 ZAKU I 動力パイプ評価試験中
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説明
熱核反応炉の動力をパルスとして末端の駆動部に届ける流体パルスシステムにおいては、その伝達経路となる動力パイプの取回しが常に課題となる。MS-04で装甲の外部を取り回す経路が試されたが、次のMS-05では内部取り回しに変更して量産化されたのは、当然ながら脆弱なパイプ部の対弾性能向上のためである。しかし次期MS-06開発にあたっては、再度動力パイプの外部取り回しが試験された。本機体は、ジオニック社のテストベースであるMS-05を評価用に改造したものである。腹部や膝部の経路にあたる動力パイプは、なるべく機体背面を取り回すように工夫されてはいるが、関節の動作範囲に干渉するため、この評価結果は芳しいものではなかった。結局MS-06では動作範囲に干渉しない関節側面経路が採用されたわけであるが、決断に悩む技術者の背中を押したのは1人のパイロットのコメントだったと言われる。地球から召還されたというそのパイロットはつぶやいたのだ。「あたらなければ、どうということはない…」。

以上、妄想でした。(設計・開発はこんなことの繰り返しです…。)

ヴァッフと並べてみたくて、オリジン版のザク1を作りました。
「人型」に近いプロポーションで自然ですね。モビルスーツらしいケレン味がないかも…。でも格好いいです。
ザクはいつ作っても楽しい。奥が深いですね。ご支援・コメントいただければ幸いです。
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コメント
saruruさん、コメントへのご返事ありがとうございました。まあ実際、デザインが最初でその後『この部分にはどんな機能が?』とか『この配置にどんな理由が?』と後付けされた設定も多いですしね、設定の下地がある程度蓄積されてくると説得力が出てきますし。(双子辰)
双子辰さん。コメントありがとうございます。動力パイプの仕様に”意味”を持たせる議論は数多くあるのですが、すべて合理的に説明できる説はありませんねぇ(当たり前)。カッコよければオケ、ということで。(saruru)
確かにジオンのMSを語るに動力パイプは欠かせませんね、実際プロトタイプのドムやゲルググではパイプが露出する仕様で完成機では収納される仕様になり、局地戦仕様(デザート・ゲルググとか)や後継機(ドライセンとか)ではまた露出する仕様になってたりと調べると興味深いですし。(双子辰)
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