真・恋姫†無双 時空を超えた刺客 破滅の未来と絡繰人間
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決戦の日となった一刀達は『血光軍』が進軍している場所を発見する

そして、10万の『血光軍特殊部隊』が待ち構える中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀が単身、戦いを挑んだっ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八節  〜『一族』を纏え!!!一刀VS10万の絡繰人間!!!〜

 

 

 

氷柱「なっ!!!北郷一刀っ!!?」

 

 

闇霊「しかも………過去のか?」

 

 

一刀の唐突の奇襲+登場に『血光軍』に動揺が走る

 

 

一刀「よぉ、龍天………随分と遅い進軍だな?

余りにも遅いからこっちから来てやったぞ?」

 

 

一刀は『龍終』を担いだまま苦笑いで話しかける

 

 

龍天「貴様……どうやって未来へ……?

しかも、1人か?仲間はどうした?本当に1人か?」

 

 

龍天は眉間に皺を寄せて一刀を問い詰める

 

 

一刀は呆けて適当に答える

 

 

一刀「さぁな〜……何方が『時空転送装置』でも落としたんじゃねぇか?

お前らの絡繰人間がな

てか、斬魔………お前、気づいてんだろ?

こんだけの気を発して存在してるのは俺だけだ、皆は置いてきた

俺1人で決着をつける」

 

 

斬魔「…………(夏侯淵か……

『時空転送装置』を提供したのは……忌々しい奴め)」

 

 

斬魔は目付きを鋭くし、ボソリと呟くも直ぐ様、表情を歪んだ笑みを浮かべる

 

 

斬魔「しかし、貴方も相当な馬鹿ですね………

兵達に周囲の状況を確認してもらいましたが、それらしい気は察知出来ませんでした

本当に単身で戦いを挑みに来るとは」

 

 

斬魔の返答を聞いて一刀は心の中でガッツポーズをとる

 

 

皆の鍛練の成果により、絡繰人間達を騙す事に成功したからだ

 

 

斬魔「全く、夏侯惇をも超える大馬鹿者ですよ……貴方は

まさしく、殺してくれと言っているようなものです

愚かですねぇ…………ふっふっふっ、無駄な事を……」

 

 

斬魔は口元を隠してクスクスと笑い出す

 

 

その前半の発言により、一刀は苦笑いからキッと目付きを鋭くして怒りの表情へ切り替える

 

 

一刀「お前ら絡繰人間如きが、俺の春蘭を馬鹿にするのは許さねぇぞ

お前ら絡繰人間は俺が倒し、この無意味な戦いに終止符を打ってやる」

 

 

一刀は『龍終』の切っ先を龍天へと向ける

 

 

斬魔「おや?貴方は状況を分かっていないようですね」

 

 

斬魔は闇霊に目配せをする

 

 

闇霊「………全軍、戦闘体勢に入れ」

 

 

闇霊の一言で『血光軍』の絡繰人間達が一瞬で戦闘体勢になる

 

 

斬魔「1人対10万の絡繰人間ですよ?勝てるとでも思っているのですか?

その自信過剰を馬鹿にせず、何時何処で馬鹿にするのです?」

 

 

斬魔は勝ち誇った表情で言うが、一刀は一切怯まず、寧ろ堂々と仁王立ちをして声を張り上げる

 

 

一刀「お前は知っている筈だ、俺は諦めが人一倍悪いってことをなっ!!!

そして、俺は負ける気はこれっぽっちもないっ!!!

お前らガラクタ兵が例え100万いようと1億いようとも、俺の誇りや魂は折れる事はないっ!!!」

 

 

 

ギュオォォォォッ!!!

 

 

 

一刀から溢れんばかりの気が放出される

 

 

風刻「とてつもない気の厚みだ、これが『天の御遣い』の力か……」ピピピッ!!!

 

 

風刻は『万能眼鏡』で一刀を透かし見る

 

 

斬魔「ならば、その魂と誇りとやらを………」

 

 

斬魔はゆっくりと右腕を挙げる

 

 

斬魔「無惨に、粉々に、打ち砕いてやりましょう………」

 

 

斬魔が腕を挙げた瞬間、『龍天五獄隊』が同時に命令を出した

 

 

炎掌&雷昇&氷柱&風刻&闇霊「「「「「全軍突撃!!!『天の御遣い』北郷一刀を抹殺せよっ!!!」」」」」

 

 

命令と共に、地鳴りに等しい集団の声が発せられた

 

 

絡繰人間達が一斉に一刀へ突っ込んで行く

 

 

一刀「……………………」

 

 

 

ドクン………

 

ドクン………

 

ドクン………

 

ドクン………

 

 

 

一刀は一度、瞳を閉じ自らの鼓動を聞く

 

 

そして、カッと一気に見開く

 

 

一刀「『北郷流37代目継承者』北郷一刀、いざ参らんっ!!!」

 

 

遂に戦闘が開始された!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、一刀の両瞳の色は紅色となっていた………

 

 

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何故、一刀は単身で挑んだのか?

 

 

それは、一刀が『血光軍』に向かって飛び立つ数分前に遡る

 

 

華琳「一刀、『アレ』って何?説明しなさい」

 

 

華琳の問いに一刀は答える

 

 

一刀「………皆は俺が『北郷流』を受け継いでいることは知ってるね?」

 

 

蓮華「えぇ、代々受け継がれている流派と聞いているけど……」

 

 

雪蓮「それに関係があるのね?」

 

 

雪蓮の質問に一刀は頷く

 

 

一刀「うん、『北郷流』………

というより自分の家、北郷家に必ず纏わりつく『遺伝子』と言うか、『呪い』と言うか………運命……かな」

 

 

璃々(未来)「さだめ……呪い…ですか?」

 

 

未来の璃々は首を傾げる

 

 

左慈「……なんだかんだ言って孫家が一番近いんじゃねぇか?北郷」

 

 

左慈の的確な発言に一刀が左慈を指差す

 

 

一刀「そう、左慈の言う通り」

 

 

雪蓮「…………血の高揚?」

 

 

雪蓮は微妙な表情で言う

 

 

一刀「大当たり

北郷家にも、その血の高揚が受け継がれているんだ

孫家である雪蓮や蓮華は性格が正反対になるだろ?シャオはまだ分からないけど」

 

 

祭「確かに、何れ小蓮様にも現れるじゃろうの」

 

 

三代に渡って孫家についてきた祭が頷く

 

 

一刀「ただ、北郷家の場合はそれを操つることが出来ないと継承者として認められないんだ

自分たちは血の高揚の事を『覚醒』と呼んでいる」

 

 

一刀は真剣な表情で淡々と告げていく

 

 

一刀「『覚醒』の内容は大体同じ、今の性格とは正反対になる

俗に言う二重人格ってやつだね

代々、北郷家の一族の血が流れている者には必ず受け継がれる」

 

 

卑弥呼「心優しき者が一度『覚醒』をすれば、情け容赦のない殺人鬼と化す」

 

 

卑弥呼が補助として付け足す

 

 

一刀「その影響で、北郷家は『闘神の一族』と周囲の者から言われ、距離を置かれてたんだ

今になっては、もうなくなってるけどね」

 

 

一刀の言葉に于吉が1つの核心に触れる

 

 

于吉「ですが、北郷さんのご両親に伺ったところ、北郷一刀さん御一人だけ、今までの北郷流継承者と全く違う方なのですよ」

 

 

 

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雪蓮「…………どう言うこと?」

 

 

雪蓮は疑問符を浮かべ聞き返す

 

 

美羽「主様が主様じゃないということかえ?」

 

 

左慈「お前ら………北郷の性格を知ってるよな?」

 

 

左慈の質問に愛紗が答える

 

 

愛紗「無論だ

人を傷つける事を極端にお嫌いになるお優しいお方だ」

 

 

冥琳「………ん?」

 

 

冥琳が愛紗の発言と一刀達の発言を結びつけて、首を傾げる

 

 

于吉「気づかれましたか、冥琳さん」

 

 

冥琳「北郷家の『覚醒』は二重人格と化すもの………

一刀は人一倍、傷つける事を嫌う………

明らかに『覚醒』時の反動が大きすぎるのではないか?」

 

 

冥琳は眉間に皺を寄せて于吉に聞き返す

 

 

于吉「ご名答です

言わば、北郷一刀さんの『覚醒』は過去の継承者より『覚醒』の力が極端に強いのです

お優しい事が裏目に出てしまったのです」

 

 

左慈「それにより、北郷が『覚醒』すると周囲の者達を問答無用で斬りかかる状態になっちまう

何とか仲間の区別がつくようだが、あまり当てにならねぇ」

 

 

桃香「だけど、それも扱いきれるようにならないと継承出来ないって……」

 

 

桃香が話の矛盾点を突く

 

 

貂蝉「扱いきれるわ、何とかのレベルだけどねん

だけど、『覚醒』を発動すれば仲間を傷つけないという保障はないのよん」

 

 

貂蝉の言葉で華琳が全てを悟る

 

 

華琳「一刀………貴方、正気?」

 

 

険しい表情で一刀に問う華琳

 

 

一刀「本気だよ、華琳」

 

 

一刀が真剣な表情で返すが、ここで鈴々が

 

 

鈴々「どう言うことなのだ?」

 

 

桂花「単身で『血光軍』に乗り込む気よ、コイツは

『覚醒』を使用すれば、私達を巻き込む可能性がある

それを避けるために、たった1人で10万の絡繰人間を相手にするつもりなのよ」

 

 

桂花が代わりに答えると全員が猛反対し始めた

 

 

霞「はぁっ!!?何を言ってるんや一刀!!!」

 

 

春蘭「私を止めておいて貴様が1人で乗り込むだと!!?

言っていることが滅茶苦茶ではないか!!!」

 

 

蓮華「そんなこと言語道断よ一刀!!!春蘭を止めた意味がないでしょ!!!」

 

 

思春「一刀、こればかりは賛同しかねる

他の手を考えろ」

 

 

愛紗「ご主人様御一人で向かわせられる訳、ないでしょう!!!」

 

 

星「主、それは認められませんぞ?

いくら主と言えど、10万の絡繰人間を相手にするのは分が悪いとは思われませんか?」

 

 

猪々子「アニキ〜……アタイでさえそれはキツいぜ?やめといた方がいいんじゃないかぁ?」

 

 

美羽「皆の言う通りじゃ!!!主様にそんな危険な事をさせられるわけないのじゃ!!!」

 

 

全員が問い詰める

 

 

一刀「っ………容赦ないな、皆…

そんなに言わなくても………」

 

 

桂花「言うわよ馬鹿!!!時と場合を考えなさいよ!!!ふざけてる場合じゃないでしょ!!!

大体、普通の兵を相手にする訳じゃないのよ!!?しかも10万よ!!!1・0・万!!!

馬鹿も休み休みに言いなさいよ!!!」

 

 

桂花の毒気がありつつ、優しさのある言葉に一刀は首を横に振る

 

 

一刀「桂花、俺は至って真面目だ

今、この状況を打破する方法はこれしかないと思ってる」

 

 

稟「一刀殿、果たしてそうでしょうか?少しばかり時間があれば策があるはず………」

 

 

稟が言いかけるが、一刀は稟の方へ振り向き発言する

 

 

一刀「稟、申し訳ないが時間もそんなにない

仮に全員で突っ込んだとしても体力が保たない

あくまでも『龍天五獄隊』と龍天、斬魔を倒さないと終わらないんだ

ならば、力を残した状態で戦いに臨まないと」

 

 

稟「ですが!!!」

 

 

稟も食い下がるが、ここで一刀は皆に向かって頭を下げる

 

 

一刀「頼む………皆

勝つために、俺を行かせてくれ」

 

 

愛紗「ご主人様……………」

 

 

璃々(未来)「ご主人様……」

 

 

全員が困った表情で一刀を見る

 

 

一刀(未来)「…………迷ってる時間はなさそうだな…」

 

 

未来の一刀が口を開いて一刀の右肩に手を置く

 

 

そして、振り返り皆に言う

 

 

一刀(未来)「皆……過去の俺に賭けようじゃないか」

 

 

冥琳(未来)「正気か?一刀

過去の一刀が死ねば、お前も死ぬのだぞ?」

 

 

未来の冥琳は険しい表情で問う

 

 

一刀(未来)「百も承知だ

進むも地獄、退くも地獄なら進んで地獄に行く

やって後悔したほうがマシだ」

 

 

華琳(未来)「……意思は固いようね」

 

 

蓮華(未来)「皆、我々からもお願いする」

 

 

未来の者達も過去の皆に頭を下げる

 

 

愛紗「………………」

 

 

小蓮「………お姉ちゃん」

 

 

蓮華「…やるしかないようね」

 

 

華琳「…………皆、一刀に委ねましょう」

 

 

全員が一刀の覚悟を悟り、頷く

 

 

華琳の言葉に一刀は華琳を見る

 

 

一刀「華琳…………!!!」

 

 

華琳「但し、条件付きよ」

 

 

一刀「条件付き?」

 

 

一刀は疑問符を頭に浮かべる

 

 

華琳「危険と判断したら、必ず生きて戻ってくること

これが最低条件よ」

 

 

一刀「…………了解」

 

 

一刀は深く頷いたのだった

 

 

 

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時は戻り、岩山に隠れている華琳達

 

 

岩山の向こうからは戦闘が開始されたのか、激しい爆発音や怒号が唸り始めた

 

 

一刀(未来)「始まったか………」

 

 

璃々(未来)「そのようですね………」

 

 

未来の璃々は得物である母親譲りの大弓『鳳凰』を握り締める

 

 

愛紗「しかし、やはり無謀なのでは……」

 

 

愛紗の呟きに桂花は

 

 

桂花「無謀もいいところよ

春蘭でさえ、こんな事はしないわよ」

 

 

雪蓮「華琳が釘を刺したから大丈夫だと思うけどね………」

 

 

雪蓮は『南海覇王』を握り締め、一刀が戦っているであろう岩山を見る

 

 

左慈「(問題は何処まで保つかだな……

いくら北郷でも10万の絡繰人間は厳しい筈だ

早めに白旗を上げてくれねぇと、対応出来ねぇぞ?)」

 

 

左慈の口がへの字になった所で

 

 

 

 

ドゴォォォォォンッ!!!

 

 

 

朱里「ひっ!!?な、何ですかっ!!?」

 

 

突然、岩山に爆音と振動が走る

 

 

音がした方を未来の璃々が指差す

 

 

璃々(未来)「っ!!!あれは!!!」

 

 

そこには無惨にも壊れ果てた絡繰人間が仰向けの状態で岩山に突っ込んでいた

 

 

右腕は肩から先がもがれており、左足の膝から下は切り取られていた

 

そして、身体中はズタボロで殴られた痕や『気弾』を喰らった痕が痛々しく残っていた

 

 

冥琳「どうやら一刀がここまで飛ばしたようだな………」

 

 

七乃「ならば、此処も危険ですよ〜!!!」

 

 

七乃は慌てる

 

 

華琳「急いで下山しなさい!!!」

 

 

華琳の一言で全員が岩山の麓に移動を始める

 

 

左慈「…………ん?」

 

 

左慈も移動しようとした時

 

 

絡繰人間α「………グググ…」

 

 

僅かな体力が残っていた絡繰人間が動き出した

 

 

左慈「……………」

 

 

左慈は無表情で構える

 

 

絡繰人間α「グググ……ば、化物め………」

 

 

左慈「………………」

 

 

絡繰人間の言葉に左慈は目を見開く

 

 

絡繰人間α「あれが…北郷一…刀…だと………?

あれは……怪物だ……………ガッ」

 

 

絡繰人間はそう言うと絶命した

 

 

左慈はゆっくりと構えを解く

 

 

そして、怒号が鳴り響く戦場へ顔を向け、悲しげな表情となる

 

 

左慈「北郷………てめぇの本音は見せたくなかったんだろう?

何時も笑顔で接してくれている『天の御遣い』が、人を震え上がらせる……恐怖でトラウマになる『殺人鬼』になる姿を…………」

 

 

左慈はボソッと呟く

 

 

左慈「お前ほどの武人が他人を巻き込むなんて馬鹿な真似はしねぇ……

ただ単純に『覚醒』の姿を……慕ってくれている女に見せたくなかったんだろう?」

 

 

左慈の言葉は風に乗り、戦場へ飛んでいった

 

 

 

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その時の戦場

 

 

絡繰人間「ぎぃやああぁぁぁぁぁっ!!?」

 

 

絡繰人間「ぐあぁぁぁああぁぁぁっ!!!」

 

 

絡繰人間「があぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」

 

 

絡繰人間の叫び声が途絶えることなく響いていた

 

 

絡繰人間「ど、どうなっているんだ!!?」

 

 

絡繰人間「あれが北郷一刀なのか!!?まるで別人だ!!!」

 

 

絡繰人間「一体何がどうなっている!!!」

 

 

『量産型』の各軍の絡繰人間達に動揺が走る

 

 

その大軍の目の前にいるのは1人の男の姿

 

 

一刀「さぁな…………知らないな」

 

 

今までとは比べ物にならなく、冷たく言い放ち死に追いやる『天の御遣い』の姿があった

 

 

制服は最早返り血だらけで真っ赤に染め上がり、元の白銀の色合いは完全になくなっていた

 

 

寧ろ、その白銀が血の赤さを引き立たせていた

 

 

『龍終』の刃から血が滴り落ち、それが尽きる事はなかった

 

 

無表情だが、瞳の色は絶望の紅に染まっている

 

 

これが北郷一刀の『覚醒』の姿である

 

 

斬魔「呼吸するかのように平然と絡繰人間を破壊する………

まだ、こんな力を秘めていたとは……」

 

 

龍天「通常の北郷一刀とは別人だ

恐ろしい奴だ………」

 

 

闇霊「ですが、所詮は人間……何れは限界が来ます

時間をかけましょう」

 

 

風刻「全員、奴に時間を与えるな

畳み掛けろ、奴を殺せ」

 

 

風刻の檄が飛ぶ

 

 

絡繰人間達は再び進軍を開始する

 

 

一刀「……無駄なことを………」

 

 

一刀は冷酷に言い放つ

 

 

炎掌「調子に乗ってるのも今のうちだぜ………」

 

 

雷昇「地獄に落ちやがれぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」

 

 

雷昇の狂った声により、絡繰人間が一斉飛びかかる

 

 

一刀「それは貴様の方だ…

黄泉の穢れに塗れるがいい………!!!」

 

 

一刀は『龍終』を静かに構えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『覚醒』一刀VS10万の絡繰人間

 

 

 

果たして勝敗はどちらに傾くのか!!?

 

 

 

 

 

 

 

           ……終……

 

 

 

 

説明
10万の絡繰人間達に立ち向かったのは一刀1人だった!!?
なぜ無謀な策に打って出たのだろうか………?
それは、『ある事情』が一刀を取り巻いていたからであった
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真・恋姫†無双 北郷一刀 左慈 于吉 貂蝉 卑弥呼 桂花 華琳 冥琳 

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