鉄道唱歌2017・中央線の巻(東京〜小淵沢・中央東線) |
1.((東京駅|とうきょうえき))の駅舎なる 赤き((煉瓦|れんが))をあとにして
((神田|かんだ))をすぎて((明神|みょうじん))を 眺めつとまる((御茶ノ水|おちゃのみず))
2.((水道橋|すいどうばし))をうちすぎて はや時の間に((飯田橋|いいだばし))
靖国ちかき((市ヶ谷|いちがや))を すぐればはやも((四ツ谷|よつや))駅
3.東宮御所の壮観を 仰げばやがて((信濃町|しなのまち))
((御苑|みその))の((傍|はた))を走りなば 将棋に名を得し((千駄ヶ谷|せんだがや))
4.((代々木|よよぎ))をあとにかえりみて つけば((新宿|しんじゅく))副都心
南は((品川|しながわ))((東海道|とうかいどう)) 北は((赤羽|あかばね))((東北線|とうほくせん))
5.((大久保|おおくぼ))((中野|なかの))は学生街 ((家光|いえみつ))ゆかりの((高円寺|こうえんじ))
((阿佐ヶ谷|あさがや))((荻窪|おぎくぼ))((吉祥寺|きちじょうじ)) すぎれば((三鷹|みたか))の公園地
6.((境|さかい))すぐれば((国分寺|こくぶんじ)) 次なる駅の((国立|くにたち))を
おりて歩かば程ちかき 鉄道技術の研究所
7.((青梅|おうめ))((奥多摩|おくたま))行く人の 袂を分つ((立川|たちかわ))や
手作りさらす多摩川は 都潤す要なり
8.((日野|ひの))に((豊田|とよだ))もうちすぎて ゆけば武蔵の((八王子|はちおうじ))
織物業に名を得しも 今や屈指の商業地
9.色浅からぬ((浅川|あさかわ))の ほとりに近き((高尾駅|たかおえき))
((紅葉林|もみじばやし))に日は落ちて 草より月も出で入りき
10.山の((端|は))近き((相模湖|さがみこ))も 越ゆれば雲の((上野原|うえのはら))
((四方津|しおつ))の嶺は((我々|がが))として 翼をかえす((鳥沢|とりさわ))や
11.五百里の山は深けれど 人住む里はうち((拓|ひら))け
南北((都留|つる))の両郡は 甲斐絹織の名産地
12. 玉なす水の((桂川|かつらがわ)) かかるや((猿橋|さるはし))虹のごと
((大月|おおつき))よりぞ別るるは 山麓電気の((路|みち))ぞかし
13.いで((武士|もののふ))の初狩に 手向けし((征箭|そや))のあとふりて
矢立の杉も神さびし 笹子の山の峠路や
14.横に貫くトンネルは 一万五千((呎|マイル))あり
((徒歩|かち))にて越えしは昔にて 居ながら通る気楽さよ
15.武運尽きたる武田氏が ((重囲|ちょうい))の中に陥りし
((天目山|てんもくさん))を訪うならば 降るるはここよ((大和駅|やまとえき))
16.海の幸ある((塩山|えんざん))の ((温泉|いでゆ))に遊ぶ夕間ぐれ
晩鐘ひびく((恵林寺|えりんじ))は ((夢窓国師|むそうこくし))の大((伽藍|がらん))
17.次なる駅は((山梨市|やまなしし)) ここぞ((葡萄|ぶどう))の産地なり
((春日居|かすがい))すぎて進みなば 蛍といで湯の((石和町|いさわまち))
18.かしこき宮の((酒折|さかおり))を すぎればはやも((甲府駅|こうふえき))
甲州一の大都会 山梨県庁ここにあり
19.杖曳く園に((聳|そび))ゆるは 昔ながらの天守閣
武田信玄((興|おこ))りしと いわれし寺は((大泉寺|だいせんじ))
20.((御嶽|みたけ))詣での新道に ((覚円峰|かくえんぼう))や((仙蛾滝|せんがたき))
((神工鬼斧|しんこうきふ))の勝景を 探る旅客ぞ日に多き
21.南へ分かつ鉄道は ((下部|しもべ))((身延|みのぶ))に至りたり
はては((駿河|するが))の((富士宮|ふじのみや)) ((田子の浦|たごのうら))へもただ一路
22.((煙草|たばこ))の産地((竜王|りゅうおう))や ((韮崎|にらさき))駅の車窓より
((新府|しんぷ))の((址|あと))を((弔|とむら))いつ 登る((日野春|ひのはる))((小淵沢|こぶちざわ))
説明 | ||
作詞:福山寿久・古淵工機 作曲:福山直秋 3年ぶりに帰ってきた「現代版鉄道唱歌」シリーズ! 今回は中央線を歌い上げます…が、ほとんど停車場が変わっていないこともあり微妙なアレンジに。 とりあえず勝沼付近でブドウの生産が盛んだということを 主張しておきたい。 |
||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
985 | 975 | 1 |
タグ | ||
鉄道唱歌 中央本線 鉄道 | ||
古淵工機さんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |