真・恋姫ハンターズリターンズ 第10話 |
ユクモ、集会場浴場にて
一刀「グビグビグビ・・・・・くぁ〜っ!弱いの来い来たぁああああああ!序にアタリぃいいい!」
恋「もういっぽぉ〜ん♪」
華琳「ふぅ、いきかえるわね」
蓮華「ええ、さすがにあいるーぼでぃ?でもゆあみはかかせないわ」
愛紗「しかしつぎのしゅりょうのばは、さはら、それもちゅうやれんぞくで」
火山で身体に就いた汗垢、土に火山灰の埃を洗い流し湯に浸かり狩猟で溜まった疲れを取っている
それとアグナコトル戦で酷使した武具の整備も加工屋に頼んでである。オトモ武具は元々端材があれば簡単に直せるが一刀の武具はハンター用で端材の元と成る素材を多く消費している故にゼニーと時間が掛かるらしく、次の狩猟目標二体には使わないとしてもボロボロの儘にして置く訳にはいかず、修理が終わるまでのその間いゆっくりと次の狩猟に向けて疲れを残さない様にしなければならない
集会場に腰を据えているハンター達と一緒に湯に浸かったり浸からない人達と雑談やら狩猟の話しを肴に杯を傾けながら過ごしてのぼせそうに成ったのでドリンクをクイッと一杯やって集会場浴場を後にした
そんな普段のハチャメチャな狩猟生活の間に出来た休暇を過ごす事数日後。加工屋のじっちゃんから整備・修理が終わった武具を受け取ってボックスに仕舞った一刀は初めて使うヤツの素材で作った武具の慣らしの為に軽いクエスト(ドスジャギィ・ドスフロギィ・ドスバギィの率いる小型モンスター群からの街道の防衛)を受けて更に一日を準備に費やして運び屋アイルーの手も借りて必要なモノを砂原へと運び自分達も向うのであった
砂原(昼)
一刀「さぁてやってきちまったよ、昼は灼熱夜は極寒の砂原に。さてと家で何度も話して確認もしたがおさらいしとくか。今回は多少日時を掛けてでも此処に居座っているモンスターの捕獲ないし討伐を依頼されている、さっさと片付けないと物流やら人やらが滞る。おまけにこの前みたいにドス三銃士共の群れが逃げて俺達の生活圏内にまで侵入されて面倒な事この上ない事になっちまう」
恋「ん、どくにすいみん。もらうとたいへん」
華琳「そうね、おかげでぎるますがぶっしをしえんしてくれるほどにね」
蓮華「このぶつりょう・・・いっしゅうかんはここでかつどうできるわよ?」
愛紗「やはりそれほどきけんなあいて、ということですねごしゅじんさま」
一刀「昼の相手も夜の相手も正直言ってヤバい、角竜ディアブロスに轟竜ティガレックス、どっちも翼持ちだけど地戦を主体とするパワーファイターだ、昼はディアブロスを相手にするんだが、地中に潜った所に音爆弾を使えば引きずり出せる・・・が怒ると効かない上に当たり前だが滅茶苦茶速い。何時もの様に開幕閃光からのシビレ罠地獄に叩き込む」
恋「つのもきけんだけど、しっぽもあぶない」
華琳「そうね、あれもふつうにそのままはんまーにできるものね」
蓮華「つのはとくていのえりあにあるかべにゆうどうしてささってもらいましょうか?」
愛紗「そこにしびれわなとばくだんだな?まかせてもらおう」
一刀「まぁ対策としては今話し合っている感じで、後は怒り状態で地中に潜られたらとにかく回避行動、余裕があれば罠に誘導と閃光玉でバルス状態n(ギュォオオオオオオオオ!)っと早速来たな、逝くか」
千里眼の薬を飲んで見ると砂漠エリアのド真ん中に出現したようだ
其処へ向かってみると丁度地上に出て来て大咆哮をあげてデルクスが数体砂の海に飛び出していた。即座に恋達はシビレ罠を各所に設置しに飛び出し、この日の為に用意したナルガクルガの予想以上に軽い防具の御蔭でヤツの至近距離まで近づき、無防備に突っ立っているディアブロスの尻尾目掛けあのふざけた切れ味の素材を使った太刀、ヒドゥンサーベルを抜刀しそのまま振り降ろせば
一刀「・・・マジですか」
スッパリと、返り血を浴びる事も無くキレイな断面を残し本体とハンマーに成っている尻尾の先端が斬れ砂漠に落ちた
その音に此方に気が付いたディアブロスは次いで尾から感じだ喪失感と激痛に襲われこちらを未発見のまま悶え暴れた
一刀「・・・隠密があって攻撃力が落ちるスキルを消したからってこの切れ味と威力かよ」
リアルモンハンワールド故に可能と成った現状に一刀も驚いている中、速攻で立ち直り怒り状態になったディアブロスに襲われるも恋達が仕掛けたシビレ罠へ上手く誘導し、動きが止まった所へ一斉攻撃を仕掛ける、頭部を担当する一刀は錬氣が溜まると共に氣刃斬りを行えばディアブロス自慢の角がいとも容易く切断出来てしまった、まだ白い輝きを纏っていないのにコレである。白を纏ってから黄色、赤へと直ぐに至った太刀で脚を削ぐのではなく斬り飛ばし翼も斬り落としてしまった。後は体力を削るだけの簡単な御仕事である、更に部位破壊成らぬ部位欠損により普通に攻撃を貰う以上のダメージが蓄積されているのだろう。疲労状態に入る前に虫の息となったディアブロスの側にシビレ罠が仕掛けられ捕獲玉を投げつけ昼の狩猟を完了してしまった・・・・・・結論、リアルモンハンのリアル武具もヤッパリヤヴァイ
砂原ベースキャンプ地にて
一刀「ボス級大型モンスター相手にチートな件について」
恋「さーべるちがう、にっぽんとう?」
愛紗「れん、それをいうならにほんとうだ」
華琳「まぁ、ざこあいてとはいえむそうしていたものね」
蓮華「ほんとうに、とうふをきっているみたいね」
一刀「蓮華も俺の太刀と同じ素材の筈だが?」
蓮華「でもあそこまでのきれあじはないわ」
予定よりかなり早い昼の狩猟完了に、かなり余裕を持ってベースキャンプ地で休んでいる一刀達、会話もそこそこに予定以上に余った時間を昼寝に当て。夜の狩猟に備えて少しでも蓄積した疲労を無くすように眠りに就く。なお、流石に砂原は気温が高いのでくっ付いて寝るのは止めた恋達オトモ姫であった
時は進み、夜の砂原
昼とは違い逆転してマイナスに入る程の寒さの中。恐ろしく静かで綺麗な星空が見える砂原に。静寂を文字通り粉砕して吹き飛ばす咆哮が響く、昼に戦ったディアブロスとは同じだが種類が違う、だが離れているこの場所まで届く号砲に一刀達は飛び起き即座に火を焚き。狩猟前の簡単な食事をしてから夜の狩猟目標に付いて話す
一刀「盛大な目覚ましかましてくれたのが轟竜のティガレックス、前足で岩を三つも吹っ飛ばしてくる上に機動力と近接格闘戦が強い、怒ると顔と前足が赤くなる分血行が良くなっているのか肉質が軟らかくなるからダメージを稼げる、閃光玉で目を潰している内に昼同様シビレ罠を周囲に設置、止まった所を爆弾等で畳み掛けろ・・・・・ボルボロスが泥浴びしているエリアに着き次第バルス、翼は劣化しているが短距離なら飛べる。逃がさず反撃させず一気に狩るぞ」
恋「あいさぁ」
華琳「むろんよ」
蓮華「はやくかえっておんせんであたたまりたいわ」
愛紗「おまかせを」
っと、強敵相手に覚悟を決めたは良い物の、閃光玉で速攻目を潰してからあまり使われない尻尾を真っ先に斬り落とし。更に前足と後ろ足の動かす為の筋肉が最も多く集まっているヵ所を斬り裂けば・・・うるさく吠えるだけの蜥蜴の出来上がりで御座います
頸動脈がある辺りを斬りつつ、ついでに咆哮を通す喉を潰して静かに成った所をオトモ姫達による爆撃で体力をゴッソリと奪った所で罠師?高速設置スキルを身に付けた?って位に手馴れて来た愛紗がシビレ罠を仕掛けた所で捕獲玉をポポイのポイッ♪と投げつけて昼並みにあっけなく狩猟を完了して一度ベースキャンプ地へ戻った・・・・・此処に持って来て貰った物資どうしよう?
・・・続くよ?
説明 | ||
昼夜の砂原に現るは悪魔の矛と轟く原始の咆哮 |
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コメント | ||
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