真・恋姫†無双 異伝「絡繰外史の騒動記」第二十八話
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「月、本気ですか?そこまで性急に事を進ませなければならない程では…そもそもあちらからは

 

 既に詫びの使者が来ています。もう少し様子を見ても良いのでは?」

 

「いえ、あれが時間稼ぎである事は明白。様子見などしていては向こうに余計な反撃の機会を与

 

 える事になります。大陸北方と江東が治まっている今、残るあれらの者達を成敗してこそ、漢

 

 の社稷を再び万全にする事が出来るのです。そして、それこそが相国たる我が務め…ご決断を

 

 お願いいたします」

 

 ご決断をお願いしますと月は言葉では劉協に丁寧に言っているが、それはほぼ強制的に自分の

 

 方策を承認しろと迫っているかの如くの勢いであった。しかも、月はこの時劉協に盧植や王允

 

 を同席させずに一対一での話に持ち込んでいたので、如何に劉協とはいえそれに抗うのは難し

 

 かったらしく、一刻後にはそれを渋々ながらも承認してしまうのであった。

 

 ・・・・・・・

 

「劉協殿下の承認を得ましたので、我らは逆賊・劉表の討伐に向かいます。出発は十日後ですの

 

 で、各人準備に怠り無きように」

 

 朝議の冒頭、月様から突然そのような指令が発せられる。しかもそれは詠も聞いていなかった

 

 らしく…。

 

「ちょっ、月!?いきなり十日後に戦に行くとかどういう事よ!?しかも襄陽の劉表が逆賊って、

 

 一体どういう意味よ!?向こうからは何度も使者だって来てるでしょう!?」

 

 慌てた様子でそう月様に問いかけていたが…。

 

「確かにそうだけど、それと同時に益州とも連絡を取り合っていたの。しかも益州側の手勢が既

 

 に荊州との境近くに集まっているという情報も来たわ。このまま手をこまねいているわけには

 

 いかないのは分かるよね?」

 

 月様にそう言われるとそれ以上反論する事が出来なかったのであった。

 

 

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 戦か…俺はどうするんだろう?この前の連合との戦の時は防衛戦だったから前線にも立ったけ

 

 ど、こっちから攻める戦となるとさすがに出番は無しだろうかと思っていると…。

 

「一刀さん、あなたにも戦に出てもらいます。無論、後方の補給部隊付ではありますけど」

 

 何と俺にも参加するようにと命が下る。後方部隊という事は武器の修理や補給がメインという

 

 事か。

 

「それともう一つ、一刀さんに造ってもらいたい物があります」

 

「何でしょう?」

 

「城壁と城門を破壊する兵器をです」

 

 …なっ!?攻城兵器を…?

 

「しかし、私が考案出来たのは先の戦で用いた物が限界です。投石器や焙烙玉であれば或いは可

 

 能かもしれませんが、あれに城壁や城門を貫通する程の能力は…連弩ではもっと無理ですし」

 

 この時代…いや、この世界にはまだあれは早すぎる。劉協殿下から求められた物と合わせても

 

 千数百年は先を行く物…しかも、今回は幾らなんでも攻める理由が強引過ぎる。実際、詠を始

 

 め陣営の中でもほとんど全ての人間が反対とまでは言わなくとも困惑や不満を持っている状態

 

 だ。そんな時に強引に事を進められるような兵器を造るわけには…そう思い、消極的ながらも

 

 反対の意志を示す為に出来ないと答えてみたのだが…。

 

「ならば、一月待ちます。投石器でも焙烙玉でも連弩でも構いません。今よりもっと強化された

 

 兵器を造ってください」

 

 一月!?たった一月で今ある兵器の強化バージョンって…そう思い、また反対意見的な事を言

 

 おうとしたその時…。

 

「分かったわ、月…ボクも一刀に協力するから。でも、一月は短過ぎる…せめて二月、それは良

 

 いわよね?」

 

「…分かった。なら二月で必ず。それ以上は伸ばさないから、よろしくね詠ちゃん。一刀さんも」

 

 詠が俺の言葉を塞ぐようにそう言ってしまい、二月に時間は伸びたものの、俺が兵器を造る事

 

 と二月後に荊州に攻め入る事が決定してしまったのであった。

 

 

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「詠、どういう事だ?俺は攻城兵器を造るなんて一言も…『しっ、ちょっとこっち来て』…ああ」

 

 朝議が終わった後、俺は詠にさっきの事を問い質そうとすると、逆に詠に腕を引っ張られて詠

 

 の部屋に連れて行かれる。

 

「一体、どうしたと…『あんたは月の事どう思う?』…どうとは?」

 

「最近の月の様子よ。此処最近…特に連合との戦が終わった後から段々とあの娘の言動が少しず

 

 つおかしくなってるって思わない?」

 

 俺もまさかとは思っていたけど、詠もそう思っていたのか…。

 

「ああ、基本的に政に関しては問題無く進んでいるとは思うけど…以前より裏表を感じるような

 

 気はする」

 

「…やっぱりね。ねえ、一刀。もしかしてだけど…劉協殿下に呼ばれたのもその辺りの関係?」

 

「………………」

 

 詠にそう聞かれ、俺は答える事が出来ずにいた。あまりにも図星だったからだ。

 

「やはりそうなのね…」

 

「だったらどうする?月様に言うのか?」

 

 俺は背中に冷や汗が流れるのを感じながらそう詠に問いかけるが…。

 

「別に言うつもりは無いわよ。ボクも感じている事は一緒だから」

 

 詠の返答はまさかのものであった。

 

「それじゃ…」

 

「うん、今の月は何処かおかしい。確かにボクは月がこの国の政を…いや、この国そのものを治

 

 める立場になってくれればと思って此処までやってきた。でも、それが実現しそうな所まで来

 

 てから月の行動はおかしくなってきたの。一刀は知ってるでしょ、あんたが発案した木版印刷

 

 の職人が何人もいなくなっていたのを」

 

 詠のその言葉に俺は喉を鳴らす。それと同時に思い出すのは劉協殿下より見せられたあの版木

 

 の欠片であった。あれに書かれていたのは太平要術の…それじゃ、月様がおかしくなったのも

 

 あの書が原因だとでも?

 

 

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「やっぱり何か心当たりがあるのね…教えて、月には絶対言わないから」

 

 詠は俺の眼を見てそう告げるものの、俺の中には劉協殿下との事を詠に言う事にためらいを感

 

 じていた。まさかとは思うけど詠は月様の命を受けてそれを聞くように言われているんじゃな

 

 いかと…。

 

「まさか、ボクが月に告げ口するとでも思っているわけ?」

 

「……………」

 

「だったら、見くびられたものね。確かにボクにとって月は大事な主君であり幼馴染でもあるけ

 

 ど…いえ、だからこそ、間違った方に進むのであればそれを全力で止めるのが使命だとも思っ

 

 ているわ。さっきの二月の猶予だって、その間に何とか戦を回避出来ないか手を打つ為よ。今

 

 はそれを信じてくれとしか言えないけどね」

 

 詠とて今の状況を憂いているのか…もしこれも演技だったのなら、騙された俺が馬鹿だったと

 

 いう事だろうな。ならば…。

 

「俺が殿下より聞いたのは…」

 

 こうして詠もこちら側に協力してくれる事になったのであった。

 

 ・・・・・・・

 

 所変わって荊州・襄陽。

 

 劉表の根拠地であるこの地では、相国が討伐の軍を向けるとの噂に上から下まで大騒ぎとなっ

 

 ていた。

 

「何故こんな事に…父上もそう長くはないというのに…ゴホッ、ゴホッ!」

 

 状況を憂いながらも自身も嫌な咳をしていたのは、劉表の長女である劉gである。彼女の呟き

 

 の中にもあった通り、劉表はこの時既に病で明日をもしれぬ命であり、政務については彼女が

 

 代行していたのであったのだが…。

 

 

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「劉g様!蔡瑁様のお姿が何処にも見当たりません。しかも水軍の者達は『蔡瑁様の命なしには

 

 動けない』とまったくこちらの話を聞かぬ始末で…」

 

 そこへ駆け込んで来た家臣の言葉にその眉をさらに深くひそめる。

 

 襄陽の軍務…特に水軍については劉gの義理の母の兄である蔡瑁が実権を握っており、劉表が

 

 病に倒れて以降、劉gの言う事にはまったくと言って良い程耳を貸さない状況になっていたの

 

 である。そんな劉gを侮ってか、水軍に属する将兵や蔡瑁の家臣の者達も蔡瑁の命令以外を聞

 

 こうとしないのが彼女にとって頭の痛い話となっていたのであった。

 

「蔡瑁め…此処で相国閣下との対応を私にやらせて、攻め寄せて来たら全ての責を私に押し付け

 

 て、jを後継にしてjが子供なのを良い事に自分が襄陽の全ての実権を握ろうなどと見え透い

 

 た事を…ゴホッ、ゴホッ!」

 

「劉g様、大丈夫ですか!?」

 

「大丈夫です、今はまだ倒れるわけには…蔡瑁は分かっていない。董相国はそんなに甘いお人で

 

 はない事に…このまま相国の思うままに蹂躙させては全員が見せしめに処刑されるだけだとい

 

 う事に!だが蔡瑁無しには軍は動いてくれない!兵は私の命などに耳を傾けてはくれぬ!!」

 

 劉gは病弱なだけで決して暗愚な人物ではないので、蔡瑁の思惑などとっくの昔に見抜いてい

 

 たのであったが…如何せん、彼女の弱みは己が戦場に立てない事にあり、それが将兵の中での

 

 不人気に拍車をかけていたので、分かっていても軍務は蔡瑁に任せるしか無い現状により歯が

 

 ゆい思いを抱いていたのであった。

 

「劉g様、弱気な事を…兵達とてあなた様こそが劉表様の後継にふさわしいと思っているはずで

 

 す。全ては蔡瑁のせいです!」

 

「ふ、お世辞は良い。太守が必ずしも前線に立つ必要が無いなどという考えはもう終わったのだ。

 

 如何に洛陽に陛下がご健在であり、相国の下に一応は治まっているように見えていたとて、今

 

 はもう乱世。いざという時に戦場に立てない主など誰も支持してくれないのですよ」

 

 

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 家臣の励ましを受けるも彼女はそう言って自嘲の笑みを浮かべていたその時…。

 

「劉g様!」

 

「おおっ…劉備殿か。どうされたのです?もうとうの昔に益州に向かったと思っておりましたが」

 

 そこに現れたのは何と連合の戦の時以降行方不明となっていた劉備であった。実は彼女はあの

 

 後、襄陽まで流れて来ており、たまたま知り合った劉gの庇護を受け客分として襄陽にいたの

 

 であった。ただ、数日前に『何時までも世話にばかりなってはいられない』と益州に旅立つと

 

 いって別れたばかりだったのであったが。

 

「途中の村で会った商人さんより洛陽からこっちに討伐の兵が差し向けられるって聞いて慌てて

 

 戻ってきたんです」

 

「そうですか…もうそのような所まで噂は」

 

「それじゃ本当なんですね?」

 

「はい、おそらく三月としない内には」

 

「そんな…劉表様や劉g様が何をされたというのです!?」

 

「先の戦から数ヶ月が過ぎたが一向に宮中に参内しないのは叛意を持つ何よりの証…相国閣下か

 

 らの文にはそのような事が」

 

「そんな…私が此処に来た時、既に劉表様は寝起きすらままならない程に衰弱されて…その事は

 

 伝えなかったのですか!?」

 

「無論、父の病の事は伝え…いえ、もしかしたら伝わってないかもしれません」

 

 劉備の問いに劉gはそう力無く答える。

 

「それってどういう…」

 

「その文は蔡瑁に持たせました。おそらく蔡瑁はそれを握りつぶしたのでしょう」

 

「えっ…蔡瑁様が?何故そのような事を…まさか?」

 

「ええ、おそらくは全ての責を私に押し付ける為でしょう。私が自分の足固めに夢中になったが

 

 為に招いた事だとでもする為に…だから、父上の跡継ぎにはふさわしくないと。それで私を廃

 

 嫡に追い込み妹のjを跡継ぎにして自分が後見におさまるつもりなのでしょう」

 

 

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「そんな…でも、そんな理屈通じるわけ…」

 

「ええ、おそらく相国閣下は兵を差し向けたが最後我ら荊州劉家一族全ての首を刎ねるでしょう。

 

 そうなった際に蔡瑁だけ助けるとも思えません。蔡瑁はそれが分かっていない」

 

 劉gはそう言って弱々しく首を横に振っていた。

 

「でも、このままじゃ結局皆が…助けてくれる人はいないんですか!?」

 

「…益州の劉焉様から『必要なら援軍を出す』と数日前に文が送られて来て、実際に境には一万

 

 余りの軍勢が集まっているようです。私が今手配出来るだけでも八千は揃うので、足止め程度

 

 なら或いはという所ですが…正直、私は劉焉様の力は借りたくありません」

 

「どうしてです?」

 

「劉焉様も相国閣下と同じ…いえ、おそらくそれ以上の野心家ですから。今あちらの力を借りる

 

 という事は軍門に下ったも同然の事になるのです。それでは結局戦は避けられないでしょう…」

 

 そう言った劉gの顔はこれ以上無い位に歪んでいるように劉備には見えたのであった。

 

 ・・・・・・・

 

 その頃、益州と荊州の境目の辺りにて。

 

「ねえ、魏延。まだ向こうからは何も言ってきてないの?」

 

「どうやら劉表様は既に病で昏睡状態、代行を務めておられる劉g様からも特に何も来ていない

 

 ようですよ、孫策殿」

 

 此処に出張って来ている劉焉軍を率いているのは巴郡の太守の厳顔の部下の魏延と流れ流れて

 

 巴郡に辿り着いて厳顔の客将となっていた孫策の二人であった。

 

「ふぅ、わざわざ此処まで出張って来たっていうのにお預けとはねぇ…折角、董卓の軍勢に一泡

 

 吹かせられるって思ったのに。ねぇ、いっそこのまま襄陽に乗り込むっていうのはどう?」

 

 

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「ダメです。今我らだけで行っては桔梗様と紫苑様に迷惑がかかります。そうなった場合、劉焉

 

 様がお二人をどうされてしまうか…あの色ボケじじいが桔梗様と紫苑様に邪な想いを抱いてい

 

 るのは孫策殿とてご存知のはずです。せめてお二人が無事に此処に来られるまではご自重を。

 

 桔梗様と紫苑様さえご無事であれば私とて…」

 

 孫策のその提案に魏延はそう言って首を横に振る。

 

「やれやれ…相国に対して沈黙を守っている益州なら思う存分いけると思ったのだけど、こっち

 

 はこっちで随分と面倒くさい事になってるわねぇ…すぐに襄陽に侵攻してくるのかと思ってい

 

 た董卓軍も何だか動きが遅いし、どういう方向でも良いからさっさと動いて欲しいものよね」

 

 呆れたような表情を浮かべた孫策はそう一人ごちていたのであった。

 

 

 

                                        続く。

 

 

 

 

 

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 あとがき的なもの

 

 mokiti1976-2010です。

 

 またまた遅くなりましたが、何とか此処まで書けたのでお送り

 

 させていただきました。

 

 一応、今回より荊州・益州編なのですが…敵も味方も色々ごち

 

 ゃごちゃしてきた感が我ながら出て来てしまいました。何とか

 

 まとめていきたいと思っておりますが。

 

 ちなみに月が襄陽侵攻の許可を劉協から取ったのは皇帝が『そ

 

 ういうのは全部妹に任せているから』の一言で逃げてしまった

 

 からという事情だったからですので。

 

 そして行方不明だった劉備と孫策が此処で再登場です。果たし

 

 て二人の存在が今後にどのような波乱を呼ぶのか?

 

 そして、月の為とはいえ面従腹背の姿勢を取る事になった一刀

 

 と詠の今後の行動や如何に?

 

 とりあえず次回は襄陽侵攻への色々な駆け引き的な辺りをお送

 

 りします。

 

 

 それでは次回、第二十九話でお会いいたしましょう。

 

 

 

 追伸 今回出てませんが、関羽も劉備と一緒にいますので。

 

    張飛の行方は…もう少しお待ちください。

 

 

説明

 お待たせしました!

 太平要術の影響かそれが本来の姿だったのか、徐々に

 おかしさを増していく月。

 一刀は密かに劉協に協力していく事になったのだが、

 そこには色々な人の思惑が絡み合う。

 そしてその思惑の矛先がある場所へ向かう事に…。

 とりあえずはご覧ください。
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コメント
神木ヒカリ様、ありがとうございます。一応は月が襄陽攻めを決めてから軍を送っています。ただ、自分が軍を送れば月は戦をやめないだろうという計算はあったようななかったような…。(mokiti1976-2010)
殴って退場様、ありがとうございます。太平要術の影響なのかは不明ですが、月はしばらく暴走モードです。そして、劉備・孫策がどれだけ場を引っ掻き回すかは追々と。(mokiti1976-2010)
劉焉は董卓に攻めさせるために、援軍を送ったのかな?(神木ヒカリ)
あかん…完全に月暴走しとる…。そして桃香と雪蓮も絡んでくるわで混乱に拍車を掛けてしまいそうやな。(殴って退場)
たっつー様、ありがとうございます。詠は出来る事なら元の月に戻って欲しいと思って行動する事になりますが…最悪はそれもあるかもしれません。(mokiti1976-2010)
(続き)はい、確かに元々月が持っているであろう個人の部分からのアプローチしか現状では打開策は無い状態ですね。その前に太平要術を何とかする必要もありそうですが。そして…今作の一刀に果たして口説きスキルが存在しているかどうかは不明ですので。(mokiti1976-2010)
Jack Tlam様、ありがとうございます。はい、敵も味方もぐちゃぐちゃに色々な物が絡み合っています。蔡瑁はそれにうまく乗っかって良い目を見ようとしているのですが…さてどうなる事か?そして…確かに本当に病気だと分かった所で手を緩める月でもなさそうですね。(mokiti1976-2010)
もうこうなってくると、月の「董卓」ではなく「月」の部分……個人としての部分に働きかけるしか、引き戻す方法は無さそうですね。幸いにして、月は素直な子ですし。それ故に太平要術の力が入り込みやすかったのかもしれませんが、そこを上手く突ければ……つまり。今、必殺の北郷流口説き術!……とかなったら、またしても腰折れ華琳様ですね。(Jack Tlam)
これ、本当に物凄い絡み合ってる……侵略ではないのだが事実上の侵略であることに違いは無く。敵対陣営だけでなく味方陣営でさえそう思っている。そう思っていないのは最早月だけということですか……割と全部、蔡瑁のせいですね。ただ、病気だと伝わったところで、今の月がそれを信じたとも思えない。やれやれ……。(Jack Tlam)
未奈兎様、ありがとうございます。はい、二人の存在がさらなる混乱を呼ぶ事に…なるかもしれません。そして…今回は侵略と考えている人が敵味方双方にいる事で色々と難しい事になっていきます。(mokiti1976-2010)
やばい二人が不味いところに居るのう、しかし今回に限っては荊州の乱にかこつけた侵略に受け取れてしまうのがなんとも・・・。(未奈兎)
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