コネシマは風俗に行きたい
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副ギルドマスターの部屋

 

「性欲を発散したいんやぁぁぁぁぁぁ!!」

とコネシマは開幕早々に叫び声をあげました

 

「うっさいわコネシマ!!!ナニを夜中に叫んどんじゃい!!」

 

鬱・大先生がコネシマの叫び声にいらいらしながら入ってきた

 

「おっ大先生こんばんは!」

 

「こんばんはじゃねーよ、お休みのディープキッス発動するぞ」

 

「やめろよw」

 

2人はボケとツッコミをうまくかましていく

 

「ところで大先生」

 

「なんや?金なら貸さんぞ、むしろ貸せ」

 

「俺、副ギルドマスターに昇進して2か月やろ」

 

「・・・ああ、あの時はギルドが一時期混乱していたな」

 

「それで、ギルドマスターのお手伝い、クエストの発注、特殊素材の調達etc」

 

「忙しそうだな」

 

「そうやねん!忙しすぎて風俗にも行く時間全然ないねん!」

 

「ふ〜ん、俺は行ってるから関係ないな」

 

「おい!、だったら俺も連れけてや!!」

 

コネシマは大先生の胸倉をつかみ上げる

 

「ぐええ!ま、待て待て落ち着け!」

 

「じゃかぁしい!!なにお前1人でぬくぬくと性欲発散してんねん!」

とコネシマと鬱が喧嘩していると誰かが扉を開く音が聞こえました

 

「コネシマー今日のサワーいい出来栄えやで!」

 

「?・・あぁトン氏か」

 

ドサッ

 

「いでっ!」

 

コネシマは大先生から手を離し、トントンの方へと歩んでいく

 

「ありがとなトントン、まぁあがってや」

 

「ん?大先生もいたのか。お前もこのサワー、飲んでみるか?」

 

「ああ、じゃあいただこう」

 

鬱は冷静になるためにサワーをぐいっと飲んだ

 

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「なぁトン氏・・いきなりやけど、お前風俗行ってるか?」

 

「おい・・それは童貞の俺に対する挑発か?」

 

「あああああいやいやいやめっそうもございましぇーん!」

 

トントンの睨みで大先生は塩をかけた青菜の如くしなしなになりました

 

「やけどー、俺も最近仕事で疲れが溜まってるからな〜風俗で欲を散らしてくのも悪くないな〜」

 

「やっぱ性欲は三大本能に入る欲求やから我慢するのはよくないな。よし!せっかくやから明日の夜、3人で行ってこう!」

 

「えっ!ちょお待てシッマ!。いきなり行くと決めても俺ら、その日に予定入ってるかもしれんのやぞ」

 

「ああ!そうか!じゃ、じゃあお前らの休みはいつや!?」

 

「俺は4・5日後ならあいてるけど、トン氏は?」

 

「ん〜その日なら俺も午後から暇やでー」

 

トントンはかなり酒を飲んでいてべろんべろんに酔っぱらっていました

 

「5日後は俺も休みがある・・お!ちょうど3人共風俗行ける時間あるやないか!」

 

コネシマはそう知ったとたんガッツポーズを決めた!

 

「そんな喜ぶことか?、まぁええわ。じゃあ5日後に行くとして待ち合わせ場所はどこにするんだ?」

 

「そうやな・・」

コネシマと鬱は腕を組み待ち合わせ場所をどこにするか考えた

 

「そうだ!あのギルドの中倉庫裏。あそこを集合場所にするのはどうだ?」

 

「中倉庫裏か。たしかにあそこは夜、あまりギルドメンバーは近寄らない。集合場所としては適している

 

「じゃあ集合日時は5日後の夜、場所は中倉庫裏でええか?」

 

「ああ、問題ないけど。トントン、話聞いてたか?」

 

コネシマがトントンの方を向くとトントンは何かを手帳に書いてました

 

「ちゃんとメモしとるから大丈夫や。5日後の夜に中倉庫裏やろ?」

 

「ふむ・・・たしかにしっかり書いてあるな。じゃあそろそろ解散しようか」

 

「そうだな、もう11時過ぎてるしな」

 

「じゃあもう自分の部屋に戻るわ、お休み〜」

 

「おやすみ〜大先生、シッマ〜」

 

「おう!しっかり寝なよ!」

 

3人は分かれた後、自分の部屋でぐっすりと眠り込みました

 

(あぁ〜風俗たのしみなんじゃあ〜)

 

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5日後

 

すでに鬱とトントンが先に着いてコネシマを待っていました

 

「シッマ、全然こうへんやん」

 

「あいつ、誘っときながら待たせるとかほんま心ないわ!」

 

1人と1匹が苛立ちを覚えながら待ち続けていると向こうからコネシマが息を切らせて走ってきました

 

「はぁ・・はぁ・・すまんな、仕事が中々進まんくて・・・はぁ・・」

 

「まったく。提案者が遅刻するとか、なにしてんねん」

 

「まぁまぁ大先生、シッマと集合したことやし、さっそく性を満たしに行こう」

 

「ww、それもそうだな」

 

3人は意気投合しながら楽しく風俗の店へと歩いて行きました

 

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「うぉぉぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

 

「ウホウホ〜〜〜〜」

 

いつのまにか3人は鎧を着たゴリラに追いかけられていました

 

「なんでや!なんで俺らゴリラに追いかけられてるんや!!」

 

「はぁはぁ・・お前2軒はしごした後、寄ったキャバクラでなんかしたからやろ!そのあとにこのゴリラが出たんやからお前のせいやんけ!」

 

鬱はコネシマに文句を言いつつもトントンと一緒の方向にダッシュしています

 

「やばいやばい!!このままだと捕まってしまう!大先生!おとりになれ!」

 

「いや待て待て待て!おとりなら元凶のこいつにするべきやろう!」

 

「うわ!ば、ばか!服を引っ張るな!」

 

3人は互いにおとりにするために服や髪を掴みました

 

「シッマ、お前がこの結果生んだんやからお前が責任とれ!」

 

「やかましい!お前かて女に手ぇだしとったやろ!!」

 

「どっちでもええw・・あ」

 

「ん?どした?・・あ」

 

「あ・・・」

 

3人はさっきまでゴリラに追いかけられていたことを思いだし、ゴリラのいる方を向いて、何かを察した

 

「おおおおおぉぉぉぉぉぉお」

 

ゴリラは3人に闇属性のパンチをぶち込んだ

 

「ぎゃあああああああああああ!!!!」

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