英雄伝説〜灰と菫の軌跡〜 試作版その5
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一方その頃、リィン達がエリンの里に向かう直前にメルカバから”とある人物”から予め渡されていた転移用の魔導具によってどこかへと転移したミュゼはある場所にいた。

 

帝国某所上空―――――

 

〜ヴァイスラント決起軍・旗艦”パンダグリュエル号”〜

 

「―――14(ヒトヨン):20(ニイマル)。第三飛行艦隊の索敵範囲を通過しました。」

「よし、第二種警戒態勢に戻せ。面舵一杯、北北西に針路を。」

「イエス・コマンダー。」

「フフ………錬度も十分。各地の仕掛けも抜かりなく、か。貴女たちが全てを仕切っていたらあの内戦はどうなっていたのかしら?」

ウォレス准将が決起軍の兵士達を指示している様子を感心した様子で見守っていたクロチルダは意味ありげな笑みを浮かべてオーレリア将軍とその隣にいるミュゼ――――ミルディーヌ公女に視線を向けた。

「まあ、結果は変わっていまい。一年ほど延びたやもしれぬが。”総主宰”が違っていたらと今でも思うことはあるがな。」

「フフ、確かに。」

「ふふ………買いかぶりすぎですよ。こうして無事この艦にいるのも皆さんの助けあってのことですし。」

「それを全て取り計らったのが貴女であるのも確かでしょう。」

「ええ、数万手先を見極める、鉄血殿にも劣らぬ指し手………貴女だったら”結社”の使徒すら務まるかもしれないわね。」

謙遜している様子のミルディーヌ公女をオーレリア将軍とクロチルダは苦笑しながら指摘した。

 

「ふふ、噂の”盟主”という方にはお目にかかってみたいですけど。――――ですが、所詮わたくしも”黄昏”を止められなかった身。アッシュさんが入手した特殊拳銃。あれを見逃したのが痛恨の極みです。………あれが分岐点でした。もし、目撃してさえいれば手の打ちようもあったのですけど。――――それこそ並行世界のわたくし達のように。」

「女神の巡りあわせ………いや、それこそが”呪い”か。」

「ええ、因果律を狂わせる強制力。まあ、並行世界の場合はこちらの貴女達と異世界という”呪い”の強制力が介入できない”異分子”――――想定外(イレギュラー)の存在によって、対策ができたようなものよ。でも流石ね――――それを逆用する対抗策を組み立ててしまうなんて。」

「最悪にして最低の策ですけどね。世界そのものを人質に取るような、………教官達に顔向けできないような。」

感心している様子のクロチルダの言葉に対してミルディーヌ公女は皮肉気な笑みを浮かべた。

「………シュバルツァーはともかく、”Z組”の面々はどうしているやら。たしか魔女殿の里に揃って落ち延びたのだったな?」

「ええ、そうみたいね。クロウにアッシュ君、そして”小剣聖”――――いえ、”戦天使”は別にして。そして並行世界のリィン君達と異世界の”英雄”達も里に向かって合流した事からして………最悪の結末を目の当たりにして立ち直れるかどうかわからなかった彼らの事だから、例え世界は違えど、”重心”がいる事で今頃復活しているのではないかしら?」

「並行世界のシュバルツァーか………フフ、機会があればわざわざ並行世界からZ組の為に援軍に来た異世界の英雄達共々剣を交えたいものだな。並行世界のシュバルツァーは既に”八葉一刀流”の奥義皆伝を果たしているとの事だしな。」

「おまけにエマと”関係”を結んでいる所かアルフィン皇女殿下を娶っている上、”鉄血の子供達(アイアンブリード)”の”筆頭”であるあの総督殿どころか”鉄血宰相”をも自らの手で討ち取ったなんて、こちらのリィン君とは”あらゆる意味”で違うわね。」

「クスクス………ヴィータお姉様にとっても他人事ではないのでは?なんせ並行世界では、愛する殿方の為にお姉様は別の”使徒”になっているのですし♪」

オーレリア将軍と並行世界のリィン達の事について話し合っているクロチルダにミルディーヌ公女は意味ありげな笑みを浮かべて指摘した。

 

「フフ、そうね。あのマクバーンを易々と葬っている上、”黄昏”を滅した超本人だそうだから、そんなとてつもない存在に”私”が興味を抱いて心を奪われる事も仕方ないかもしれないわね。だけどそれは将軍も同じなのでは?」

ミルディーヌ公女の指摘に苦笑しながら同意したクロチルダはオーレリア将軍に話を振り

「そうだな。最も魔女殿とは違う意味合いでだが。”双界最強の魔剣士”と謳われる程の使い手にしてあの火焔魔人どころか”神”をも葬って自らの血肉としたという”超人”………間違いなくあの”槍の聖女”や”現代の槍の聖女にして獅子心帝”と言っても同然のリーゼロッテ殿下を超える使い手であるのだから、機会があれば一人の剣士として手合わせを願いたいな。」

「フフ、相変わらずですわね。それにしてもリーゼロッテ殿下で思い出しましたが殿下や”L”を含めた”翼”は今頃どこで何をしているのでしょうね?」

話を振られて口元に笑みを浮かべて答えたオーレリア将軍の答えに苦笑したミルディーヌ公女は真剣な表情を浮かべてある人物達を思い浮かべていた。

 

ミルディーヌ公女達が今後の事について話し合っている頃、決起軍によって保護されていたアッシュは決起軍の兵士達の目を掻い潜って行動していた。

「………クソが………頼んでもねえっつーのに………こんな所に匿われなくてもてめぇのケツくらいてめぇで―――………ぐっ………」

舌打ちをしたアッシュだったがユーゲント皇帝を銃撃した時の出来事を思い出すと同時に突如襲い掛かってきた頭痛に唸り声を上げた後周囲を見回すと見覚えのある機体が目に入った。

「あ、あれは………」

そして自身の専用機である機甲兵――――”ヘクトル”を見つけたアッシュはある決意をした。

 

〜同時刻・帝国某所上空・暁の翼・旗艦”アルセイユ二番艦・『自由の翼』アルビオール号”〜

 

同じ頃、菫の髪の娘―――――かつての旧Z組メンバーにして複数の立場を兼ねている事から様々な異名を持ち、今は暁の翼の”相談役”を務めている”レン・ブライト”は”暁の翼”の団長にしてオリヴァルト皇子と血の繋がった妹であり、レンが集めたレンを支えるレンにとって優秀にして信頼できる仲間であり、部下―――――”戦天使の勇者達(エンジェリックエインフェリア)”の”筆頭”である”獅子心女帝(レーヴェ・ザ・クイーン)”リーゼロッテ・レンハイムから報告を受けていた。

「――――”ルキフェル”の製造は”黄昏”発動後より、物資の搬入に多少の誤差はあったけど順調との事よ。遅くても決起軍の”総主宰”である例の公女の手筈による”会合”までには完成が間に合う予定との事よ。」

「そう、それは朗報ね。”陽炎”の成功率を高めて、”陽炎”が成功した後の世界のためには公女さんには生きてもらう必要があるしね。………”ガルガンチュア”や想定されている新たなる”方舟”はともかく、問題は量産している可能性がある”神機”に通じるかどうかね………可能性があるとすれば、かつてクロスベルの”神機”すらも破壊できたお兄様の”超振動”だけど、さすがに生身のお兄様が空を飛んで戦うみたいな事はできないしね………」

リーゼロッテの報告にレンは静かな表情で頷いた後真剣な表情で考え込み

「まあ、それに関しては戦いになってからだから何とも言えないけど………その公女関連で、決起軍に潜入活動している団員から興味深い情報が入ったわ。」

「興味深い情報?何なのかしら?」

そしてリーゼロッテはミュゼが並行世界に飛ばされ、並行世界のリィン達と共に戻ってきた話を説明した。

 

「………フゥン………うふふ、その異世界の英雄の人達はこの状況でどう引っ掻き回してくれるのかちょっと興味はあるけど………それにしても幾ら”黄昏”を未然に防ぐ事ができた”恩”を返すためとはいえ、並行世界にまで援軍に来るなんて、世界は違ってもリィンお兄さんの甘さは相変わらずねぇ………よくそんな甘さであの”鉄血宰相”達を殺せたわね。」

事情を聞き終えたレンはまだ見ぬセリカ達に興味ありげな様子を見せた後リィンの顔を思い浮かべて呆れた表情で溜息を吐き

「あら、それに関しては貴女も他人の事を言えないでしょう?話によると並行世界の貴女まで並行世界の”灰色の騎士”達と一緒に来ているとの事だし、貴女にとって”後輩”に当たる公女の件もそうだけど今後予定されているティータにティオ、”灰色の騎士”の妹、それに囚われの身である”灰色の騎士”の件だって――――」

「―――そんなんじゃないわよ。並行世界のレンの件はともかく公女さんはレンにとって利用価値が高いから助けるだけで、リィンお兄さんに関しては別の目的の”ついで”だけであって、ティータとティオはレンにとって”数少ない大切な仲間”の一人だから助ける事は当然で、エリゼお姉さんはリィンお兄さん同様その”ついで”よ。――――2年前の内戦の時と違ってね。」

苦笑しているリーゼロッテに指摘されかけたレンは静かな表情で否定した。

「フウ………いつまでも意地をはっていないで、いい加減素直になったらどうかしら?こんな意地っ張りが私にとっての”お母さん”の一人だなんて、お母さんの子供として恥ずかしいわ。」

「その”お母さん”は止めてっていつも言っているでしょ。レンは結婚や恋人どころか、成人すらまだなんだから。第一その『意地っ張り』という言葉、そっくりそのままお返しするわ。リズだって結局あれからオリビエお兄さんとは接触することすらなく、オリビエお兄さんは”あんなこと”に――――――っと、さすがに不謹慎だったわね。」

呆れた表情で溜息を吐いたリーゼロッテにジト目で指摘したレンは呆れた表情でリーゼロッテに指摘しかけたが、すぐにある事に気づくと気まずそうな表情になった。

 

「………別に。”オリヴァルト殿下”は”影の国で協力した仲間の一人”だから、”かつての仲間の一人として”彼の冥福を祈る事くらいはするわよ。―――――それよりもルーク達の方はどうかしら?」

「数日中にはレン達と合流できるそうよ。―――――それとリオンお兄さんもね。」

「あら………彼まで私達に協力してくれるなんて、驚いたわね。確か彼が自ら動くとすればスタン達を除けばエステルか、彼の恋人関連でしょう?」

レンから知らされた意外な事実にリーゼロッテは目を丸くしてレンに訊ねた。

「まあ、さすがのリオンお兄さんも自分達の平穏を壊そうとしている”鉄血宰相”達を自分の手で排除する為には、レン達に協力するのが一番の近道だと判断してくれたのじゃないかしら?―――――それはともかく、わかっているとは思うけど今後の”Z組”―――――特に”新Z組”の動きに注意しておいてよ。今後の作戦のいくつかの”要(かなめ)”は恐らく”新Z組”の動き次第になるのだと思うし。」

「ええ、勿論わかっているわ。(………近い内に母様の墓参りに行って母様に挨拶をしておくつもりだけど………もしタイミングがあえば、新Z組をこの目で直接見極める事ができるかもしれないわね………最も、辺境である”アルスター”にそう都合よく出会えるとは思えないけど。)

レンから伝えられた今後の方針に頷いたリーゼロッテはまだ見ぬ新Z組のメンツや自身の今後の動きを照らし合わせたがすぐに否定して苦笑した。

 

〜???〜

 

「……………………」

「よぉ、ここにいたのか。」

どこかの地下深くにある施設に封印処置がされたヴァリマールをクロウは真剣な表情で黙って見つめているとデュバリィと共に来たマクバーンがクロウに声をかけた。

「なんだ、アンタらか。」

「フン………なんだとは何ですか。」

「クク、すっかり記憶を取り戻したみてぇだな。そろそろ状況が動きそうだがお前さんはどうするんだ?」

「ハッ………契約は切れ、ヤツらの駒として動く必要も無くなった………だったら”蒼”の乗り手としての役目を果たすだけだ。全てが終わるまでの短い間だがな。」

「へえ………?」

「貴方は………」

クロウの決意を知ったマクバーンが興味ありげな表情をしている中、デュバリィは驚きの表情を浮かべた。

 

「ま、俺としてはむしろ好都合ってもんだ。祖父さんの弔い合戦のリベンジのチャンスだからな。アンタをわざわざ楽しませるつもりはねぇが。」

「クク、そりゃ残念だ。ま、気が向いたら是非とも相手をしてくれよ。」

「まったくあの人は………貴方も貴方です。どうしてそんな………」

クロウの答えに口元に笑みを浮かべて答えた後去っていくマクバーンに呆れたデュバリィは真剣な表情でクロウを見つめた。

「ハハ、惚れさせちまったかい?―――って、主大好きっ子だったか。いや、可能性があるとすれば………」

「あり得ませんからっ!まったく劫炎といい戦鬼の娘といい人のことをチョロインだの何だの!」

クロウがある推測を仕掛けたその時、デュバリィは必死の表情で否定をしてクロウを睨んだ。

 

「いや、その通りじゃん。」

「ムキイイイイイッ………!はあはあ………――――それはともかく。”彼”のことは結局どうするんですの?」

「……………………―――――ヤツ自身の問題だ。ただまあ、今の体たらくじゃ相手をする気にもなれねぇな。」

気を取り直したデュバリィの指摘に黙り込んでいたクロウは呆れ半分の様子で”ある人物”が幽閉されている場所の方向に視線を向けた。

 

「ガアアアアアアアアアッ………!オオオオオオオオオオッ!」

ある場所に幽閉され、両手両足が拘束された己の名すら失った青年――――――???は全身に凄まじい瘴気を纏って暴れ

「ちょっと、しっかりしなさいよ!くっ………こうなったら!」

その様子を傍で見守っていたセリーヌは足元から魔方陣を発生させて何らかの魔術を発動した。

「ウルウウッ………オオオオ………グルル………」

するとセリーヌの魔術によって???は暴れる事を中断した。

 

「っ………はあはあ………」

「………お見事。君が来てくれて助かるよ。」

「………アンタ………」

魔術を使った後息を切らせているセリーヌに出入り口から入ってきた銅のゲオルグが近づいてきて声をかけた。

「その調子でせいぜい”彼”の暴走を抑えるといい。いずれ始まる”相克”まで………まあ、それほど待たせないだろう。」

「ふ、ふざけるんじゃないわよ!誰がアンタらの思惑通りに―――――」

「っ………ぐうっ………」

ゲオルグの言葉を聞いたセリーヌはゲオルグを睨んだが???の声を聞くと血相を変えて???に視線を向けた。

 

「ぐうう……………………」

「………ううっ……………………」

???の様子にセリーヌが肩を落としているとゲオルグは何も言わずにその場から去っていった。

「しっかりしなさいよ……………………本当に………アンタを待っている連中がどれだけいると思ってんのよ………―――――そうでしょう!?リィン・シュバルツァー!!」

そしてセリーヌは悲痛そうな表情を浮かべて???が失った”名前”を叫んだ――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<神殺し> セリカ・シルフィル

 

 

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<姫神の継承者> エクリア・フェミリンス

 

 

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<神殺しの第二使徒> マリーニャ・クルップ

 

 

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<神殺しの第六使徒> エオリア・フォーリア

 

 

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<マーズテリアの神格者> ロカ・ルースコート

 

 

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<ソロモンの冥門侯> ナベリウス

 

 

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<冥き途の見習い門番> リタ・セミフ

 

 

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<ディオン三姉妹の次女> シャマーラ・ディオン

 

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<小さな参謀> レン・H・マーシルン

 

 

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<闇の白き花> プリネ・カリン・マーシルン

 

 

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<蒼黒の薔薇> ツーヤ・A・ルクセンベール

 

 

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<剣帝> レオンハルト・ベルガー

 

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<魔弓将> エヴリーヌ

 

 

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<魔導軍将> セシリア・シルン

 

 

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<メンフィル帝国竜騎士軍団団長> サフィナ・L・マーシルン

 

 

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<奔放の懐刀> フォルデ・ヴィント

 

 

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<魔弾の姫騎士> ステラ・ディアメル

 

 

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<聖竜の姫君> セレーネ・L・アルフヘイム

 

 

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<神速> デュバリィ

 

 

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<異界の白き魔女> ゲルド・フレデリック・リヒター・パリエ

 

 

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<リィンの妹> エリゼ・シュバルツァー

 

 

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<リィンの妻> アルフィン・シュバルツァー

 

 

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<菫の戦天使> レン・ブライト

 

 

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<獅子心女帝> リーゼロッテ・レンハイム

 

 

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<焔の剣聖> ルーク・ブライト

 

 

メインMクオーツ カクヅチEX

サブMクオーツ スクルドEX

 

 

<ユリアの末裔> ティア・グランツ

 

 

メインMクオーツ カノンEX

サブMクオーツ ソフィアEX

 

 

<ガルディオス伯爵家の遺児> ガイラルディア・ガラン・ガルディオス

 

 

メインMクオーツ デュナミスEX

サブMクオーツ シリウスEX

 

 

<リベール王国軍客将> リオン・マグナス

 

 

メインMクオーツ グングニルEX

サブMクオーツ ベオウルフEX

 

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なお、灰と菫のOPは原作通り閃WのOPで、曲が盛り上がる所で灰側と菫側のリィンが断章の最後の5戦目を肩を並べてそれぞれの新Z組メンバーと共にそれぞれが戦う相手に挑む様子が映った後、菫側のリィンが新Z組とクロウ、ランディとティータと共に菫側のレンと戦っている様子とアリサ達がアンゼリカ、菫側のアルフィンとエリゼが菫のオリジナルキャラ、リーゼロッテと戦っている様子が映った後、不敵な笑みを浮かべているラスボスにダブルリィン、セリカ、ルーク、菫側のレンが背後にいる多くの仲間達と共に刃を向けて号令をかけた後突撃する様子が映り、旧Z組メンバーが映る所にはフィーの横に紅茶を飲んでいる様子の菫側のレン、エステル達が映った後に並行世界側のリィン達新Z組&エマとセリーヌ、セティ達とミント、フェミリンス、ケビン&リース、特務部隊(要するに幻燐陣営)、戦女神、リーゼロッテ以外の暁の翼の”戦天使の勇者達(菫の軌跡で出てきたオリジナルキャラ、ジョーカー達と菫側で今後登場予定の”勇者達”)”、ルーク達テイルズ陣営(陣営とはいってもルーク、ミュウ、ティア、ガイ、リオンの実質たったの4人と一匹………)が映って、原作OP最後の映像になると想像してください。

説明
何とかこの話で一区切りできました………なお、おまけとして話の最後に灰側のリィン達新Z組や一部の使い魔勢(めんどくさかったので………)を除いた原作メンバー以外のラスダン突入orラスダン直前のダンジョンを攻略する予定のメンバー(予定なので、閃W篇を本格的に書いた時に増える可能性大)を装備しているMクオーツと共に書いておきました。
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