SDFA-01”ブルース | 次 |
説明 | ||
SDFA-01”ブルースウェア" 「汎用性?……馬鹿か君は。これは"万能性"だよ」 それは総てを得られると信じた者たちによる、ある種の傲慢さの具現。 フレームアームズという兵器体は、その登場時からその高い汎用性に兵器としての価値を見出されていたことは今更言うまでもない。 規格が同じでさえあれば、そのマニピュレーターを通して、あるいは全身のハードポイントに設置して運用できる柔軟性。 ならば、それを突き詰めていけば単一の機種による『究極のマルチロール機』が生まれるのではないか……。 SDFA-01”ブルースウェア"はそんなパラノイアめいた設計思想から生み出された鬼子ともいえる試作型汎用FAである。 設計、製造はL3コロニー『ティプトリー自治区』に本社を構える新興メーカーの『サイバーディール社』。その素体には提供されたSX系の試作機の基礎フレームと機材が用いられていると見られる。 本機の最大の特徴は、機体のバックパックを換装することでその性能特性を劇的に変動させることである。『バックパック装着時はそれぞれの仕様の専門機に匹敵する性能を発揮することも可能』というのが開発者による評であり、実際にその潜在能力は統合軍の新鋭機をも上回る。 ……だがその代償は大きかった。異なる機体特性の機体を一機種にまとめたツケはその操縦系に容赦なく支払いを求め、その操縦難度はもはや通常のフレームアームズの比では無くなっていたのである。 異常なまでに鋭敏な感度を持つ操縦系を使いこなし、近接、機動、砲戦等あらゆる操縦に熟達したパイロットを求めるハードウェア。 ……そんなものが実在したとして、それを扱える人間など実在するのだろうか? |
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FA コトブキヤ フレームアームズ | ||
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