英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜 |
〜特務支援課〜
「”ラグナロク”…………”神々の世界の終末”を意味する言葉ね。そしてこの場合の”終末”の対象は…………」
「エレボニア帝国という事になりますよね…………」
「エレボニアに対してこれ以上ない皮肉な作戦名と言っても過言ではありませんね。」
「ったく、鉄血宰相の大地の竜(ヨルムンガンド)もそうだが、リア充皇帝達の世界の終末(ラグナロク)も趣味が悪すぎだろ…………」
ヴァイス達の様子を端末のモニターで見ていたエリィとノエルは複雑そうな表情で呟き、ティオはジト目で呟き、ランディは呆れた表情で呟いた。
「それにしても、ヴァイスハイト陛下達はどうしてわざわざ、オズボーン宰相達による”ヨルムンガンド作戦”の宣言の後に宣言したんでしょうね?」
「――――――”ヨルムンガンド作戦”…………いえ、『国家総動員法』の宣言の後にする宣言だからこそ、クロスベルもそうだけど、エレボニアの民達に対する影響力の効果が高い為、わざわざ”ヨルムンガンド作戦”の宣言の後にしたのだと思うわ。」
「へ…………それってどういう事なんだ?」
ユウナの疑問に答えたセティの推測を聞いたロイドは不思議そうな表情で訊ね
「『国家総動員法』は『国家の全ての人的・物的資源を政府が統制運用できる法律』ですのに、それが今回のユーディット皇妃陛下や”ヴァイスラント決起軍”の件でいきなり破綻してしまったのですから、クロスベルの民達の士気向上と同時に、エレボニアの民達に動揺を与える事ができる為です。」
「国が一つになってメンフィル・クロスベル連合やリベールを征伐するつもりだったのに、それがいきなり破綻したんだから、エレボニアの人達は間違いなく混乱するだろうね〜。」
「ええ…………今回の件を知ったエレボニア帝国政府がエレボニアの民達の動揺を抑える演説をするかもしれないけど、”ヨルムンガンド作戦”や『国家総動員法』、そしてそれらに対するメンフィル・クロスベル連合によるカウンターである『国家総動員法』のリスクの説明や最初から破綻している事、”ラグナロク作戦”のインパクトが強すぎる上、”言い訳”のようにも見えてしまうから効果はあまり見込めないと思うわ。」
「つまり最初から計算の上で、今回の緊急会見を開いたという事ですか…………」
エリナ、シャマーラ、エリィの説明を聞いたノエルは疲れた表情で溜息を吐いた。
「あーヤダヤダ、味方までキナ臭い事するとか、これだから戦争ってやつは嫌になるぜ。」
「アハハ、でもそういったお腹が真っ黒な事はロイド達にはルファディエルがいるんだから、”今更”なんじゃないかなー?」
「ほえ?ルファディエルのお腹は黒くないよ?」
疲れた表情で溜息を吐いたランディに苦笑しながら指摘した未来のキーアの言葉にキーアが首を傾げている中ロイド達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「確かにそれを言われると反論できませんね。」
「ううっ…………未来のキーアにまでそんな風に見られるなんて、未来のルファ姉は一体どんなことをするんだ…………?」
(クカカカ!あの純真無垢な娘にまでそんな風に見られるようになるとはな♪)
我に返ったティオはジト目で呟き、ロイドは疲れた表情で頭を抱え、ギレゼルは陽気に笑っていた。
「…………誰の腹が黒いですって?」
するとその時顔に青筋をたてたルファディエルがセルゲイと共にロイド達に近づいてきた。
「ル、ルファ姉…………」
「え、えっと………本部での用事はもう終わったのですか?」
ルファディエルの登場に仲間達がそれぞれ冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中ロイドは気まずそうな表情をし、エリィは露骨に話を逸らそうとした。
「ああ。今からブリーフィングを始めるから全員座れ。」
そしてセルゲイの指示によってロイド達はそれぞれ席に着いてセルゲイとルファディエルの説明を聞いた。
「”幻獣”が再び現れたですって…………!?」
「ええ。遊撃士達やメンフィル・クロスベル連合軍による見回りで判明したとの事よ。」
「かつて”幻獣”が現れた場所に加えてジオフロントや湿地帯にも出現しているとの事だ。――――――それも現れた幻獣はかつてクロスベルに現れた幻獣だけでなく、内戦時のエレボニアに現れた幻獣もな。」
「エ、エレボニアに現れた幻獣までクロスベルに…………!?」
「それ以前に何故”幻獣”が…………”碧の大樹”が消滅した事で、霊脈の流れも正常に戻った事で幻獣も消滅したとの事ですのに…………」
「「………………………………」」
説明を聞いたロイドは驚きの声を上げ、ルファディエルとセルゲイの説明を聞いたユウナは信じられない表情をし、ノエルは不安そうな表情をし、二人のキーアは複雑そうな表情で黙り込んでいた。
「”幻獣”が現れた原因だけど…………恐らくは昨日にエレボニアで発動した”巨イナル黄昏”が関係していると思われるわ。”幻獣”の確認がされたのも今朝のメンフィル・クロスベル連合軍による哨戒で判明したとの事よ。」
「あ…………」
「それは……………………」
「エレボニアに封印されていた”呪い”が”黄昏”によって解放された事で霊脈を伝ってクロスベルにも影響が出始めているのかもしれませんね…………」
ルファディエルの推測を聞いたエリィは呆けた声を出し、ロイドは複雑そうな表情でカレル離宮での出来事を思い返し、ティオは複雑そうな表情で推測した。
「――――――加えてプレロマ草の出現も確認されている。――――――それも以前の蒼ではなく、”紅黒いプレロマ草”だ。」
「”紅黒いプレロマ草”ですか…………」
「それも”巨イナル黄昏”と何か関係しているのかもしれませんね…………」
「うーん、採取して調べてみたいけど、何か嫌な予感もするんだよね〜。」
「まあ、状況を考えたらエレボニアの”呪い”とやらが関係しているんだろうから、下手に触らないほうがいいと思うぜ。」
セルゲイの説明を聞いたエリナとセティは考え込み、シャマーラの言葉を聞いたランディは疲れた表情で指摘した。
「課長、ルファ姉。話の流れからして特務支援課(俺達)は遊撃士協会と協力して、クロスベルの各地に現れた”幻獣”の討伐、並びにプレロマ草の調査をする事になったのでしょうか?」
「いや…………”幻獣”の討伐に関してはそうだが、プレロマ草に関しては見つけ次第何らかの方法による”処分”でいいとの事だ。」
「それとその”幻獣”の討伐の件だけど、ヴァイスハイト皇帝たちは貴方達が効率的に”幻獣”を討伐できるための”手段”も用意したとの事よ。」
「へ…………あ、あたし達が”効率的に幻獣を討伐できるための手段”、ですか?」
ルファディエルの説明の内容が気になったユウナは不思議そうな表情で訊ねた。
「――――――クロスベルの郊外の西クロスベル街道に既にその”手段”を用意しているとの事だから、今から俺達についてこい。」
そしてセルゲイはロイド達を促し、ロイド達はセルゲイ達と共にクロスベルの郊外に出るとそこにはロイド達にとって驚愕の存在が待機していた。
〜西クロスベル街道〜
「こ、この人形達って確かエレボニアの内戦時に現れたという貴族連合軍の新兵器の…………!?」
「”機甲兵”…………」
目の前に待機している機甲兵達を見たノエルは驚きの声を上げ、ティオは呆けた表情で呟いた。
「”汎用機甲兵”の”ドラッケン”を強化した”ドラッケンU”、ドラッケンの上位機体である”シュピーゲル”の強化機体の”シュピーゲルS”、”重装機甲兵”のヘクトルの強化機体の”ヘクトル弐型”、そして”高速機甲兵”ケストレルの強化機体である”ケストレルβ”。…………いずれも内戦の際にメンフィルの諜報関係者によって判明した機甲兵の構造等をメンフィルがクロスベルの技術者――――――要するにエイフェリア元帥達と共同で開発した機甲兵の強化機体よ。見ての通り、それぞれの機体を1機ずつ特務支援課に配備される事になったわ。」
「ええっ!?これらの機甲兵が特務支援課に…………!?」
「ちょ、ちょっと待ってくれ、ルファ姉!さっきの話の流れからしてこの機甲兵を使えば、”幻獣”の討伐は捗るだろうからヴァイスハイト陛下達が俺達に融通したのかもしれないけど、幾ら何でも機甲兵を特務支援課に配備するとか無茶苦茶じゃないか!?」
「だよなぁ?”兵器”を警察の一部署に配備するとか、いろんな意味でヤベェだろ。」
ルファディエルの説明を聞いたユウナは驚き、ロイドは焦った様子で意見し、ランディは疲れた表情でロイドの意見に同意した。
「クロスベル帝国政府からの通達によると”現在の世界情勢を考えた上での、緊急配備”だとの事だ。」
「クロスベル帝国政府――――――いえ、メンフィル・クロスベル連合は”巨イナル黄昏”の発動によって、”黄昏”の”呪い”による影響がエレボニア以外の地でも出る事で”幻獣”を始めとした大型の古の魔物やゴーレムの類が発生すると想定しているのよ。――――――現にさっきのブリーフィングでも説明したように、クロスベルも既にその影響を受けているでしょう?」
「それは……………………」
セルゲイとルファディエルの説明を聞いたエリィは複雑そうな表情で答えを濁し
「――――――それとメンフィル帝国の諜報関係者の調査によると”黒キ星杯”が発現した際、ヘイムダル中に幻獣や”魔煌兵”という古のゴーレムが突如現れてヘイムダルを混乱に陥らせたとの事だ。」
「そして”黒キ星杯”に封印されていた”黄昏”による”呪い”が霊脈を伝って大陸全土に影響を及ぼす事で、最悪の場合町中であるにも関わらず幻獣や魔煌兵が突然現れる事をメンフィル・クロスベル連合は想定しているのよ。…………ここまで言えば、機甲兵が貴方達に配備された”本当の理由”はわかるでしょう?」
「”呪い”の影響でクロスベル市内を始めとしたクロスベルの町中で幻獣達が現れた際の対処の為ですね。」
「確かに”幻獣”のような大型の魔獣やゴーレムが相手になると、生身で倒すには相応の時間がかかりますけど、幻獣達と同じ規模の機甲兵を上手く扱う事ができれば、早期の討伐も可能でしょうね。」
「セリカさん達みたいな”達人”クラスだったら生身でも瞬殺できるだろうけど、あたし達はまだまだだもんね〜。…………まあ、ティオやランディさんなら”本気”になれば生身で瞬殺できるかもしれないけど。」
セルゲイとルファディエルの話を聞いたセティとエリナは静かな表情で呟き、シャマーラは苦笑しながら呟いた。
「いやいやいや!?あんな正真正銘の”化物”連中と俺を一緒にすんなっつーの。一緒にするんだったら、ティオすけだけだろ。実際、魔人化したヴァルドの野郎にもそうだが、”鋼の聖女”にも致命傷を与えた事もあったしな。」
「ランディさん…………わたしを何だと思っているんですか…………第一あれは”最後の最後に使う切り札”であって、連発できるものではありません。」
シャマーラの推測に必死に否定したランディに視線を向けられたティオはジト目で反論した。
「ほえ〜…………それじゃあロイド達も、リィン達みたいにこの”キコウヘイ”を操縦して空も飛べるようになったんだよね?だったら、機会があったらキーアも乗せてね♪キーア、空を飛んでみたいもん!」
「アハハ…………残念だけどブースターもつけていない今の状況だと、”機甲兵”は空を飛べないよ?」
「そういう問題ではないのですが…………というか未来のキーア、何気に未来のネタバレをしていますよ。」
一方呆けた様子で機甲兵達を見回した後無邪気な笑顔を浮かべたキーアの発言にロイド達が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中未来のキーアは苦笑しながら指摘し、未来のキーアの言葉を聞いたティオはジト目で指摘した。
「話を戻すけど…………クロスベル警察での機甲兵の緊急配備は特務支援課(あなたたち)だけじゃなく、一課にも緊急配備される事になっているから、あまり気にする必要はないと思うわよ。」
「ええっ!?い、一課にも機甲兵が!?」
「車の事を考えると、どうせ一課には一人一機配備されているんだろうぜ。」
「ま、まあまあ…………あたし達にも四機も配備されているんですから、十分過ぎる戦力ですよ。」
ルファディエルの説明を聞いたロイドは驚き、疲れた表情で呟いたランディにノエルは苦笑しながら諫めた。
「そ、それよりも…………これからあたし達が使う事になるこの機甲兵達って、どこに保管すればいいんでしょう?」
「そ、それは……………………」
「どう考えても支援課のビル周辺に保管スペースはないし、そもそもこんな存在を支援課のビル周辺に保管していたら町の人達に不安を抱かせるかもしれないわよね…………」
「第一操縦の仕方も車とは全く違うでしょうから、機甲兵の操縦についての講習を用意して欲しいのですが…………」
ユウナの疑問を聞いたロイドは答えを濁し、エリィとセティは疲れた表情で溜息を吐いた。
「保管場所については郊外の適当なスペースでいいとの事だ。それと市民達に不安を抱かせない為の配慮も既にしてある。」
エリィの疑問に答えたセルゲイは懐から取り出した端末を操作した。すると機甲兵達はその場から消えた。
「ええっ!?き、消えた!?」
「”ステルス機能”…………まさかとは思いますが結社の技術ですか?昨日の時も、メンフィル帝国軍の戦艦はステルス機能を使ってカレル離宮の上空まで潜入できましたし…………」
機甲兵達が消えた事にユウナが驚いている中真剣な表情で推測したティオはジト目で訊ねた。
「そうよ。ちなみに”転位機能”も搭載されているとの事だから、洞窟やジオフロントと言った通常なら機甲兵は侵入できない場所でもその機能を使えばその場に呼び出せるとの事よ。…………まあ、転位機能を使うには機甲兵に霊脈から霊力をある程度チャージしておく必要があるとの事だけどね。」
「”転位”までできるなんて、ほとんど騎神と大差ありませんね…………」
セルゲイのように端末を出して再び機甲兵達を現わしたルファディエルは説明を続け、ルファディエルの説明を聞いたエリナは呆けた表情で呟いた。
「で、セティが言っていた機甲兵の扱い方に関する講習の件だが…………」
「――――――私が其方たちに教える事になっている。」
そしてセルゲイが答えかけたその時、セルゲイとルファディエルの背後から声が聞こえた後何と、二人の背後からオーレリア将軍が現れた。
「あ、貴女は”ヴァイスラント決起軍”の…………!?」
「お、”黄金の羅刹”オーレリア将軍閣下…………!?何故将軍閣下自らが私達に機甲兵の操縦の講習をして頂けるのでしょうか…………?」
オーレリア将軍の登場にロイド達と共に驚いてノエルと共に信じられない表情で声を上げたエリィは困惑の表情でオーレリア将軍に訊ねた。
「なに、”エレボニア征伐”が開始されるまで暇なのでな。その暇潰し代わりの”戯れ”のようなものだから、気にするな。」
「き、”気にするな”と言われても…………」
「軍のトップクラスが俺達みたいな小物の為にわざわざ講師役を請け負うとか、どう考えても”何か”あるんじゃないかと怪しむッスよ。」
オーレリア将軍の答えに仲間達と共に冷や汗をかいたロイドは表情を引き攣らせて答え、ランディは疲れた表情で指摘した。
「フフ、”小物”とは随分と謙遜し過ぎなのではないか?何せ其方たちはディーター・クロイスの独裁によるクロスベルを解放した上、あの”碧の大樹”を攻略し、そしてそれまでの経緯で様々な猛者達を退けたのだからな。しかもその猛者の中には”風の剣聖”に加えてかの”槍の聖女”も含まれているらしいな?機会があれば、手合わせをしたいと思っていたのだが…………その絶好の機会が巡ってきた為、其方たちの講師を引き受けたのだ。」
「ええっ!?ちょ、ちょっと待ってください!その話の流れだと…………!」
「あたし達がオーレリア将軍と手合わせする事になっているように聞こえるよね…………?」
オーレリア将軍の話を聞いてある事に気づいたエリナは驚きの声を上げ、シャマーラは疲れた表情で指摘した。
「ま、そういう事だ。お前達との”手合わせ”を条件に、あの”黄金の羅刹”が直々に教えてくれるんだと。」
「ちなみにヴァイスハイト皇帝からこう伝えられているわ。――――――『お前達はその内エレボニアとの戦争で裏で暗躍する結社や黒の工房のような連中とやり合う事になるだろうから、今後の戦いに備える為の”手合わせ”として絶好の相手を用意してやった』…………との事よ。」
「こ、”今後の戦いに備える為の手合わせの相手として絶好の相手”って…………」
「とんでもなく余計なお世話です…………」
「あんのリア充皇帝〜!?俺達に話も通さずなんつー、とんでもない事をしでかしてくれやがったんだ!?」
セルゲイとルファディエルの説明を聞いてそれぞれ冷や汗をかいて表情を引き攣らせた後我に返ったノエルは疲れた表情で溜息を吐き、ティオはジト目でヴァイスを思い浮かべ、ランディは疲れた表情で声を上げた。
「フフ、そういう訳で講習で身体が温まった後は私と手合わせしてもらうことになる。さあ、時間は有限だ――――――すぐに講習を始めさせてもらおうか。」
ロイド達の様子を興味ありげな表情で見回したオーレリア将軍はロイド達に機甲兵の操縦についての講習を開始した。
その後…………オーレリア将軍の講習によってロイド達委は短時間で機甲兵の操縦を習得し…………その結果それぞれが操縦する専用機体で”シュピーゲルS”はロイドとノエル、”ケストレルβ”はエリィとセティ、”ヘクトル弐型”はランディとシャマーラ、”ドラッケンU”はユウナとエリナになり、ロイド達と違って唯一適正な機甲兵がなかったティオは”エイドロンギア”での援護をしつつ”準起動者”としてのサポートを担当する事になった。
なお、オーレリア将軍の宣言通り、講習が終わった後の”手合わせ”はロイド達にとって”鋼の聖女アリアンロード”以来の凄まじい相手だった為、それぞれが全身全霊を持って挑んだが、”鋼の聖女”での戦いの時と違い、ワジやリーシャ、そしてカーリアン達がいなかったロイド達ではオーレリア将軍には敵わず最終的に敗北したが、オーレリア将軍は”本気”を出した自分相手に予想以上に粘ったロイド達の実力の高さに満足していたという――――――
という訳でロイド達特務支援課陣営までまさかの機甲兵ゲットですww(とはいってもロイド達による騎神戦は今の所全く予定していませんが(ぇ))なお、この話には書いていませんが未来キーア、ワジ、リーシャ、ダドリーもロイド達の騎神戦の際にワジ達も準起動者としてロイド達に協力できるという設定にしてあります。また、未来キーアのEXアーツのみ攻撃系は一切なく、閃4のブレイブオーダーと回復系のEXアーツという設定です(支援方面でチートだ…………)
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第42話 | ||
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完全ROM専様 まさに鬼に金棒ww(sorano) まぁ、ロイド達は生身でも強いですしね(完全ROM専) |
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