チトとユーリとケ
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説明
昨年田宮の1/35のキットを改造して作ったにもかかわらず、またも「少女終末旅行」のケッテンクラートです。フィギュア付きのプラッツのキットは気になっていたのですが、定価7千円だの、ヤフオクで強気の9000円台からの出品を見るに、手が出しづらい世界に感じてました。たまたま送料加えても4千何百円で落札できたことから、今回の製作になりました。
今回作ってみると、昨年作ったものが幾分大きく大味に思えます(作り手としての愛着はあるのですが)。

キットはフィギュアに加えて改造用のエッチング、レジンパーツも付いているので、キットのままでもアニメ版のケッテンクラートになるのでしょうが、設定資料等見て気になる点の改造を行いました。そう、今回をアニメ版風とすれば、昨年のは漫画版風ということになるのでしょうか。
改造したのは次の点です。
〔荷台の延長等〕
荷台の手すり半枠分後ろに伸ばしました。合わせて側壁を上下にプラ板を継いで延長、手すりを真鍮線に置き換え、右側は燃料缶をくくれるように形状変更、シートはオミットしてプラ板に置き換えました。
ユーリの持っていた銃は削り取り、他キットから持ってきた銃を銃架に固定しました。銃の下受け部はエッチングパーツだと銃を支えきれない感じだったのでプラ板で置き換えました。
〔エンジンカバー周辺〕
特徴的なエンジンカバーの窓はエッチングパーツの貼り付けでクリアできますが、カバー上面はモールドを埋めて真っ平らに、カバー脇のパネル状のデティールを削り取って4本組みのリベットに変えてみました。
〔ハンドル部分〕
ハンドルは設定に合わせて、角々と折れ曲がったハンドルを真鍮線で作り、留め具の前から取り付けました。ライトはHアイズに置き換え、ライト本体の内側・ピン受け部に、百均光沢テープを貼って、見方によっては光って見えるようにしました。ライトと前輪カバーの間のカバーみたいなの(名称がわからん)はキットではライトにくっつかんばかりですが、設定のように間を空けて、奥のスプリングがのぞけるようにしました。
〔ケースのデコレーション〕
例によって百均の200円ケースに収めますが、4,8話の謎の石像、9話の機械、10話からのヌコも即席で作り、ジャンクパーツ等で背景をデコレートしてみました。具体的な場面でなく、なんとなくの雰囲気、イメージと受け止めていただけると幸いです。

付属のフィギュアはこぢんまりと可愛らしく気に入ってます。瞳はデカールを貼りましたが、目と目の間をもう少し空けた方がよかったかも、ちょっとキャラが変わって見えます。

履帯がすべて別パーツとかパーツ数は田宮のキットの何倍にもなりますが、組み立ては意外とストレス少なくできました。
塗装は説明書指示のダークイエローで塗りはじめましたが、自分のイメージ重視でサンディブラウンを基本色としました。ウェザリングツールも使い一応の完成とします。

(2019年9月作成)
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タグ
少女終末旅行 ケッテンクラート プラッツ 1/35 

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