猫と猫好きの至上 | 次 |
説明 | ||
猫の理想郷はすでに御大が描かれていた!? またも最近推している不思議シリーズからでスイマセンw こういう町ができれば猫も猫仙人も満ち足りてくれるのかな、と。 上半分は作中のコマの模写ですw え?これだけだと多頭飼い問題から変わらないって? ではここに作中の猫に関しての文言を抽出しておきますw 猫愛パないです!ww (長いしほぼ話の全容になってしまってますw興味ある方だけどうぞw 楽しみに取っておきたい方は回れ右!!w) ・ 稀代の猫好き、山田が町にやってきてシロという猫が ベランダに並べられた魚の骨目当てにアパートに住み着く。 自分は食べずとも子供に食べさせるという猫だったから 2年でアパート一室に充満し、3年で路地に猫が充満した。 いつとはなしに“猫町”と呼ばれるように… ・ 「実は私、猫マンションを考えているのです」 ・ 「私の給料のほとんどが猫の食事に消えるんです。 私は猫に奉仕するために生まれたようなもんです」 ・ 「路地くる人みんな“猫の町”にきたみたいと…」 ・ 「“断種”のことですか? しかし町長さん、人間に子を産むなといわれたらどうします?」 「そりゃあ困るな」 「猫だって同じです!猫と人間の区別なんて誰が決めたのです!」 「するとキミは猫の断種はダメだと言うのかね!?」 「ダメです!断固として 猫を絶滅においやるようなことは断じて許さない!〜」 ・ 「町にも猫が増えて、なんともいえない“和”のフンイキが かもしだされているのヨ、ワカル?」 「ワカラナイねえ。この町はまだ人間が支配している町だからネ」 「Σこの“猫時代”がまだよく分かってないのね」 ・ (水木サンが)ヘミングウェイの家に行ってみたことがあったが 猫がいっぱいいた。ヘミングウェイは猫好きだったから、猫をいっぱい飼っていた。 猫の方は家につくからヘミングウェイがいなくなってもその猫の子孫は ヘミングウェイの家で栄えている。 なかには子豚ぐらいの猫が大きな顔してのそのそと歩く。 ・ 「主人は私のペットにすぎないのです」 「あ、そうでしたか。“人間猫”でしたか」 ・ 「シロ、おまえは猫のキリストのようなものだ。 猫の自由を獲得しようとしてお前は散ったのだ」 ・ 「私はシロの霊にこの町を“猫都市”にすると誓ったのです。」 「“猫都市”というと“猫町”に…」 「そうです猫の町です。断種などない、猫が自由に住める町です…」 「私も前から同じことを考えていました、その話はヒソカに進行しているのです」 「Σあっ、夢のような話だ…ホントですか!?」 ・ 「すごい(数の)猫ですねえ」 「そう、各階全部に開放しとるから数千匹はいる」 「数千…」 「従業員は二十人います」 「従業員と申しますと猫の世話を…」 「そうねえ… ぼくは“猫が自由に楽しく住める場所”を提供しているだけだ。 二十人の“猫奉仕員”が猫フード会社からフードを運び誠心誠意奉仕している」 ・ 「この額はなんですか?」 「チベットから”猫聖人”の称号を贈られたのだ」 ・ 「キミのことは町長夫人からきいてカンゲキしている」 「あっ、ご存知だったんですか?」 「“猫愛”に満ちている、やがて“猫キリスト”の称号が贈られるだろう」 「恐縮です」 ・ “猫町構想”実行会議 「まず土建会長から」 「今回土建協会としましては、人間マンションを通りこして猫マンションの建設にのり出し まずこの町に十階建てを三棟、やがて十棟建てて町を猫化しようと思うのです」 「賛成です。もう今じゃあ猫好きの人は自宅に猫を二、三匹飼っており、 なかには十匹、二十匹という人も少なくない」 「そういう“猫金持ち”の人のために猫マンションは待望されていたのです」 ・ 「すると町は猫の町に…?」 「そうです地球はいずれそうなりますよ。」 「そんなバカなこと、ノストラダムスの予言にもありませんよ」 「町長、もっと現実的になりなさい。日本国憲法と同じようにちょっと夢想的だが、 猫の町になればこの町の人間はもっと豊かになれるのです。日本国憲法と同じです」 ・ そしてイラストのコマ ・ 「そんなバカなこと!!」 「その宣言をすれば全国の愛猫家が、こぞってこの町に集まってくるだろう」 「そうなるとこの町にもより大きな、いや世界的な規模の猫フード工場もできる」 「Σそしてより巨大な猫マンション!猫によって人間が栄える。 夢のような未来都市『猫自由都市』!!」 「・・・・・・・・・・」 「あなた、しっかりして!(もち、宣言誘導)」 「猫自由都市…」 ・ 世界初!!愛猫都市宣言! 町議会は混乱した 「町長、なんでも猫優先の町になるのですか!?」 「いいえ、共存です!男女平等みたいに、猫と人間が平等になる町です!」 「バカバカしい、世界の笑いものだ」 「よく聞け!!その“生物愛”の深さに世界は感動するだろう」 「バカ者ー!人間が第一だ!」 「それは古い考えだ」 「猫がたくさんの“福”をもたらすことに気づかんのか!」 「自民党は猫より“金”だ!社会党は猫より“反対”が好きだ!」 「どちらも何をしようとしているのかわからん、『猫自由都市』で何が悪い!」 「動物愛護の先駆都市やーっ」 「ここは猫都市じゃーっ!!」 ・ 「なんだって、町の歌として“猫音頭”が採用されたって!?」 「いい町になりましたですねえ」 「そう、世界に一つくらいこんな町があってもバチはあたらないわよ。 猫と人間が半々の都市、猫に奉仕し 猫で栄える 猫の町…」 「いいですねえ」 「見て、猫がこんなに自由になった顔初めて見たわ」 猫はいよいよ猫時代の到来を迎え、いやがうえにも幸福になっていくのだった。 人間が猫様に奉仕し、そして栄えさせていただくのだ。 猫マンション 猫フード・・・・・・・ 猫様は一つとしてみずから手を下さない。 ・ これは本作外の私見ですがこうして栄えた財源で今度は猫をイジメたり 不当な扱いをする輩を取り締まる「猫スクワッド」が結成されるのは間違いないでしょう! ・ このマンガの締めくくりを御大はこう綴る。 「かつてアフリカのドゴン族はいった… 『猫はかしこいネ、自分で食うために働かないよ』 なんという味わい深い言葉だろう、ぼくは 「食うために」 貴重な時間を失ってしまったのだ・・・・・・」 と… |
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