Octo Story 第4話「イカスフィアでゴールせよ」 |
私とアタリメ司令は、次の試練に挑戦するため、準備した後、左にあるこの駅を選んだ。
あなたと着たい イカスフィア ペアルツ区駅
→時間内に イカスフィアで ゴールせよ!
チャレンジ料 100
ブキ イカスフィア
クリア報酬は600か、ルーガ森駅と同じだな。
しかし、イカスフィアか……いや、タコが乗るからタコスフィアになる、か、
は他のブキとどう違うんだ?
「さあ、モノは試しじゃ。試してみるのじゃ!」
分かった、と私は頷く。
そして、私はペアルツ区駅に入り、イカスフィアを装備して挑戦した。
「時間内に イカスフィアでゴールしてくださイ」
ナマコ車掌の応援の下、私はポイントを払ってペアルツ区駅を飛び出していった。
制限時間は1分、そこそこ急げば間に合いそうだ。
「ポリュープ! イカスフィアでもジャンプだ!」
「ダッシュ板に乗りましょう!」
動き回る足場の上を、私はイカスフィアで転がり、ジャンプして浮かぶ足場に飛び移る。
テンタクルズも私を応援してくれたのか、拍子抜けするほど楽に成功した。
「あ! なんかいんゾ!」
ダッシュ板に乗って素早く飛び上がると、魂が抜けたタコトルーパーと遭遇した。
私はすぐにイカスフィアを起爆し、一撃でタコトルーパーを倒した。
「オクタリアンめ、ジャマばっかしおって……」
いや、私もオクタリアンなのだが……。
「生体反応の無いオクタリアン……何故……?」
イイダは、襲ってきたオクタリアンに生体反応が無い事に疑問を抱いている。
何はともあれ、私はチェックポイントを通過し、慎重かつ大胆にヌリヌリ棒をかわした。
途中の壁を登ったところでヌリヌリ棒がかすってしまうが、私は怯まず、突撃する。
「ナイスですね〜♪」
イイダが褒めてくれたようだ。
私は最終チェックポイントを通過し、宙に浮く足場を上手く渡りながら、
ダッシュ板に乗って飛び上がる。
ゴール手前には、二体のタコトルーパーがいた。
私はそこでも、上手くイカスフィアを起爆させ、タコトルーパーを一掃するのだった。
そして、私はゴールし、この試練を達成した。
「凄いですね、ポリュープさん!」
「上出来じゃねーか」
テンタクルズは(特に、ヒメは珍しく)私を褒めてくれた。
オクタリアンがイカスフィアを使うのはちょっと珍しかったのかな?
ふと、私はNAMACOポイントが無くなった時はどうなるのかをヒメに聞いてみた。
「おいおい、その様子じゃまだ大丈夫だろ? あん? それでも聞きたいのか?」
私が頷くと、ヒメは渋々ながら質問に答えた。
「NAMACOポイントが無くなったら、パパのポケットマネーから3000ポイント分送ってやるよ」
ありがとう、と私は頷いた。
どうやら、一応救済措置はあるらしい……が、あまり利用するわけにはいかないな。
ヒメのパパが困ってしまうのが理由だが。
だからこそ、必ず試練は「一発で」達成しなければならない、と私は心に誓った。
まったく、試練というのは大変だな……と呟くと、アタリメ司令とテンタクルズは頷いた。
どうやら、彼らも同じ気持ちのようだ。
私は必ず、この地下鉄から脱出してみせる。
たとえ、どんな過酷な運命が待ち受けようとも、必ず、乗り越えてみせる。
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Octo Story第4話、今回はペアルツ区駅に挑戦いたします。 | ||
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