九番目の熾天使・外伝 番外編 
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 『デスストの建設装置で遊ぼう』

 

 

 

 Blaz「今回は遊びも兼ねてデスストの建設装置を紹介する。ま、適当に見てくれや。

 

 

 

 ……適当にな」

 

 

 

 

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 ・ポスト

 

 

 Blaz「ポストは荷物を出し入れする建設物だ。自分のアイテムを入れる、道端に落ちてるほかのプレイヤーの落とし物を届ける、自分の武器装備をおさめてシェアすることもできる」

 

 ディア「ポストですけど地面に格納されてますね」

 

 Blaz「これは((時雨|タイムフォール))対策だな。時雨に当たると人体は老化し、鉄は急激にさび付いていく。だから当たる面積を減らして長持ちさせるってことだろうな」

 

 

 ディア「なるほど……ところであそこにいる蒼崎さんは」

 

 Blaz「竜神丸がポストの上昇スピードを弄って高速にしたから腹と勲章に大ダメージを受けた蒼崎だな」

 

 ディア「なるほど。で、その竜神丸さんは」

 

 Blaz「仕事が溜まってるからポストに入れて他の誰かにシェアしようとしてるな」

 

 ディア「へぇ……もひとつ聞いていいですかBlazさん。今のフラグノートとやら。どこに隠しましたか?」

 

 Blaz「……君のような勘のいい奴は嫌いだよ」

 

 

 

 

 

 ・簡易観測塔

 

 Blaz「観測塔はその名の通り遠くのものを見ることができるが、その他にも観測塔自体が目印にもなる。新しい場所に行くときには使うな」

 

 ディア「へぇ。用途的に使いにくそうですね」

 

 Blaz「まぁな。だから立ってる場所もすくねぇな……あ」

 

 ディア「何か見えますか?」

 

 Blaz「ああ。BTのところへと竜神丸が蒼崎を落としたな」

 

 ディア「……鬼ですか」

 

 Blaz「あとその近くをお前の女たちが向かってきてるぞ」

 

 ディア「……why?」

 

 

 

 

 

 ・橋

 

 Blaz「橋はそのままに橋だな。崖や川、くぼみのところを超える時には便利だけど、コイツは建設するために物資を投入しないとダメだ。だから、必要数の物資を投入しないと未完成なわけだ」

 

 ディア「そこは他の皆さんとの協力と言うわけですね」

 

 Blaz「そういうこったな」

 

 蒼崎「いや……わかったから物資集めてくんね? 橋できないんだけど」

 

 Blaz・ディア「「えー…………」」

 

 蒼崎「お前らが竜神丸止めないせいで物資全部BTのところに置いてきたんだっつーの」

 

 Blaz「それ落としたよな」

 

 ディア「落としましたね」

 

 蒼崎「誰のせいやと思っとる」

 

 Blaz・ディア「「蒼崎のせい」」

 

 蒼崎「お前らがバイク乗り回して国道のんびり直してたからだろうがぁ!!」

 

 

 Blaz「はぁ……しゃーねぇな。ちょっくら近くでたむろってるミュールから略……もらってくるか」

 

 ディア「仕方ありませんね……こなたたちを止める時間稼ぎにもなりませんし。ここらでつぶし……いえ、倒しておきますか」

 

 蒼崎「ったく……ちょっと建設装置取ってくるから、ちゃんと持って来いよ」

 

 竜神丸(平然と言ってるけど、要は面倒だからかっぱらうってことですよね)

 

 

 

 

 

 ・発電機

 

 Blaz「発電機は充電器の役割で、この発電機の近くにいれば自動的に充電される。まぁ時間はかかるけどな」

 

 ディア「あー。だからここにバイク置けって言ったんですね」

 

 Blaz「そういうこと。あとはアクティブスケルトン……いわゆる装備品もここで充電される」

 

 竜神丸「あ。タブレットも充電される」

 

 Blaz「お前はなにしとる」

 

 竜神丸「いや、発電機建てたらそこで充電できるので」

 

 Blaz「お前か、そこら中に発電機置いたの!」

 

 竜神丸「いいじゃないですか。その場で自家発電しますし、便利でしょ?」

 

 ディア「その代わりカズィクル・ベイみたいに乱立してるんですけどね……」

 

 Blaz「今すぐ何本か破棄してこい! 通信量かかるんだっつーの!」

 

 竜神丸「えー……仕方ありませんね……」

 

 

 ディア「……ところでBlazさん。逃げ足を早くするスケルトンってありますか」

 

 Blaz「スピードスケルトンか? つかお前、魔法とかで……」

 

 ディア「魔法使ったら使ったで行先とかバレるんですよ……」

 

 Blaz「それもうストーカーって言わね?」

 

 ディア「いずれはビーチにでも」

 

 Blaz「おい、マジでやめろ。つかなんで逃げてるんだ」

 

 ディア「ハロウィンの時に誰の仮装が一番かで僕がまごまごしたので……」

 

 Blaz「よし。充電終わったから、今から追いかけられて来い。西海岸まで」

 

 ディア「僕はヒロインですか」

 

 Blaz「ヒロインだろ。この作品の」

 

 ディア「なんでや」

 

 

 

 

 

 ・時雨シェルター

 

 Blaz「時雨シェルターは時雨の降る場所で荷物や自分を守れるだけでじゃなくって、時雨でサビた荷物のケースの修復もしてくれる。長距離の配達には必須の場所だな」

 

 ディア「時雨……雨……ですよね?」

 

 Blaz「雨だな」

 

 

 ディア「ガッツリ外が雪なんですけど」

 

 Blaz「あー時雪だな。時雨の雪版。まぁロッキーだからしゃーない」

 

 ディア「はぁ……まぁそこはいいんですけどね。目の前の人……誰ですか」

 

 

 Blaz「ああ。俺がシェルター作ってる間に、お前は荷物配送してたけど、独り置いてったから迷ってたせいで顔中しもやけの蒼崎だな」

 

 ディア「……竜神丸さんは?」

 

 Blaz「あいつ入山前に断ってきたからなししてるんだと思ったらママーの研究所占拠して温泉入ってやがった」

 

 蒼崎「その前にこの張れた顔どうにかできね?」

 

 Blaz「そこに温泉あるから入るか?」

 

 蒼崎「凍えて〇ねってか!」

 

 ディア「というか温泉湧き出てるんだ……」

 

 

 

 

 

 ・ジップライン

 

 Blaz「ジップラインは専用のタワーを設置してその間を移動できる装置だ。間隔は300メートルまでで、その間なら複数のジップラインを並べたりして自由に移動できる」

 

 

 ニュー・咲良「「わーい!!」」←ジップラインで遊んでる

 

 ディア「移動手段としては非常に有効そうですね」

 

 Blaz「雪山とか、バイクとかでは移動できないところに設置してBTをやり過ごすって方法もあるわけだ。だからうまく配置すれば便利だが、あまりに多く設置すると迷うこともあるから、そこは注意だ」

 

 ディア「あー……それがあれですか」

 

 竜神丸「のようですね」

 

 Blaz「ああ、あれか」

 

 ディア「ええ、あれです。楽園での移動手段にってプレゼンして失敗した蒼崎さんと実験と試験も兼ねて使ったところぶつかった二百式さんとげんぶさんと、それを笑うデルタさんですね」

 

 竜神丸「修羅場っていうか鉄火場は確定ですから私たちはさっさと退散しましょうか」

 

 ディア「せめて後でげんぶさんは回収しましょうよ……」

 

 Blaz「逃がすぐらいの余裕はあるだろ。げんぶに対してはだけど」

 

 竜神丸「蒼崎さんは盛大にドジりましたからね。まさか降りる瞬間に二百式さんにドロップキックかますなんて……ぷくく……」

 

 

 

 

 

 ・セーフハウス

 

 Blaz「セーフハウスはフィールド上に建設する施設で、作中のシティにあるプライベートルームと同じ機能を有している。長旅には必須の装置だな。ただ、装備を作ろうにも物資はないし、橋と同じで建設するために物資が大量に必要だから、そこも注意だな」

 

 ディア「へぇ……即席のシェルターみたいですね」

 

 Blaz「だな。場所を選んで設置すれば配達にも大きく役立つ。肝心なのはそこだな。どこに設置すれば有効か。橋もだが、セーフハウスは地形の問題もあってそこが重要になる」

 

 竜神丸「何事もTPOが大事というわけですね」

 

 ディア「ところで……ここは僕が使ってもいいんですか?」

 

 Blaz「別にいいぜ」

 

 竜神丸「私たちは別の場所に建設されたセーフハウスを使いますので」

 

 ディア「あ、これ一人用ですか」

 

 Blaz「そうなるな」

 

 竜神丸「でなければ物資消費もえげつないですしね」

 

 ディア「はぁ……大丈夫ですよね?」

 

 Blaz「中か? 俺がさっき入って確かめてきたから大丈夫だって」

 

 竜神丸「意外と綺麗でしたね、中は」

 

 ディア「……まぁいいでしょう。文句があれば後で言いますし」

 

 

 

 Blaz「……いったな」

 

 竜神丸「いきましたね」

 

 Blaz「ところでよ竜神丸」

 

 竜神丸「なんでしょう」

 

 Blaz「お前、最後にナニ置いてった」

 

 竜神丸「……お香ですね」

 

 Blaz「お香」

 

 竜神丸「お香です。さるお方からいただいたもので、よければと」

 

 Blaz「ふーん……」

 

 竜神丸「…………Blazさん」

 

 Blaz「あん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 竜神丸「……このセーフハウス。防音効果は?」

 

 Blaz「……とりあえず叫んでも大丈夫だな。蒼崎で試したし」

 

 竜神丸「ああ。それなら大丈夫ですね」

 

 Blaz「だな。さて、俺らはどうすっかな……」

 

 竜神丸「あ、それならカイラル物質を少々お願いします。少し研究に使いたいので」

 

 げんぶ「鬼か、お前ら……」

 

 

 その後。ディアのいるセーフハウスから彼の叫びが聞こえたとかなんとか……

 

説明
自分の中でデスストの熱が冷めぬので、今回はゲーム中に出る建設できる装置で遊ぼうかと。
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コメント
ボスいねーよ(Blaz)
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