アイリスのマグネモ化
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説明
ショートカット姿もいいのですが、やっぱりアイリスはツインテール込みで成立するデザインと思うので、いろいろ工夫しました。
他製品のジョイントを流用するのもアリですが、やはり髪部品は方向制限無しの可動が理想的。悩んでいたら部屋の片隅に飾ってある合体ロボット・アトランジャー(ダイナマイトアクション版)と視線が合い、

「AE君。私を甦らせたこの力を使うのだ……」

という声が聞こえたとか聞こえなかったとか。
(注:アトランジャーは、ン十年前からオモチャライフに関わる神託を筆者に与えてくれます。)
なるほどそうか、マグネモか! と思い立ち、手持ちの部品を使って2時間くらいで何とかできました。
以下、作業要領です。

J1-3部品の頭部側(外径4mm)に3mm径の穴を空けて、ネオジム磁石(3mm径x1.5mm)を3個入れます。穴深さは、ネオジム磁石の面がJ1-3部品の縁より0.2mmくらい沈むのがベスト。
J1-3部品のツインテール側は、4mm直径の球形ビットで「ネオジム磁石表面にビットが当たるまで」研削して球形の穴を形成します。この工程の精度が保持力に直結するので慎重に。
ツインテール側には4mm直径の鋼ベアリングを瞬着。
ネオジム磁石を3個使うことで、ツインテール部品が落下しないことを確認していますが、右側のツインテールは自重に耐えられずにゆっくりと傾く感じ。おそらく球形穴の精度に問題があってガタが生じているのでしょう。保持力は「J1-3部品のツインテール側の球形穴」にマットバーニッシュを塗れば調整可能でしょうから、落下しないことが達成できたので今回は良しとします。
これでJ1-3部品の不具合は自己解決できたと思います。意外に簡単な工作なのでお勧めです。


ところで特撮リボの例もあるし、「一ヶ所でもマグネモを使っていれば、それはマグネモシリーズなのだ……」という精神に則り、今後この機体は「マグネモ4シリーズ アイリス・フィオーレ」と呼ばせていただくことに。

よし、次こそは武装を組もう……。


捕捉:
右側のツインテールのその後。
マットバーニッシュだけでは効果がなく、BONDICで球形穴部分を少し埋めてから再度球形ビットで研削し、回復しました。飾っておいても定位置を保持できるようになったので、大成功。
BONDICには結構助けられている……。

なお、最終完成時の姿はこちらです。
https://www.tinami.com/view/1014614
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2016 2001 3
コメント
直径2mm厚さ1mmのネオジム磁石だと動かす時の摩擦に耐えられなさそうで、この「直径3mm厚さ1mmを3つ」というのは最適解のような気がします。……が、フィギュア関節に用いるなら、もう少し大きい直径のネオジム磁石を使う方が良いと思います。(AE)
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