ときメモ4を期待する会 第4話 |
「ライバルキャラ、ついに登場!」
「前回のテンションから、よぅやく、元に戻ったか?」
呆れ果てた顔で、彼は光を見て、ため息を吐いた。
「前回の女帝騒ぎで、このコーナーも終わりかと思ったが、続ける気満々だったんだな?」
「当然だよ! 発売日直前まで、このコーナーは続けるよ!」
ふんっと、鼻を鳴らし胸を張る光に彼はかわいそうなものを見る目で顔を背けた。
さすがにそれには光も、気に食わなさそうな顔をしたが、気を取り直し、仕事に戻った。
「まぁ、いいけど……今回のライバルキャラは二人!」
「ときメモシリーズは、Gr.s以外は、ライバルはみんな、二人だろう?」
「初代は、一人だけだったよ。しかも、初代はバッティングすることは絶対ないし?」
「ああ、伊集院レイか……男装の麗人。ドラマシリーズで主役にならないかな?」
「PSPの次回作は、レベルの高いドラマシリーズ?」
ぽぉ〜〜と呆ける光に、彼はいいから、話を進めろと、促した。
光も、少し浸りすぎたと反省し、お馴染みのホワイトボードに張られた二枚の男性の写真を指差した。
「今回のライバルキャラは、イケメン重視だね? 小林学くんに、七河正志……どぅ見ても、前作の早乙女好雄くんや、坂城匠くんみたいな、情報屋には、どっちも見えないね?」
「まぁ、今は、個人情報保護法があるからな。そんな便利屋が排除されても仕方ないだろう?」
「時代の流れって、悲しいね?」
ホロリと涙を流す光に、彼は興味無さそうに写真の小林学の顔を見た。
「こっちはいかにもマジメな優等生タイプだな?」
「2でいうところの、穂刈純くんポジションになりそうだね?」
「もぅ一人は、現代っ子って感じだな?」
「要領良さそうだもんね、見た目とか?」
顔を真っ赤にして、見ほれる光に、彼はガクンと肩を下げた。光も照れ笑いし、話を続けた。
「ときメモの見所は、もちろん、ヒロインだけど、ライバルキャラも色濃く人気が高いよね?」
「他のシリーズでも、サブキャラの重要性は多々あるが……ときメモシリーズは、ストーリー進行上、重要なイベントに、いくつもかかわることも多いからな?」
「1と2なら一年目のWデート、2なら、穂刈純くんのWデートがあるしね?」
「ヒロインがバッティングした場合、彼女をかけて勝負することもあるからな?」
「坂城匠くんの必殺技は卑怯だよね?」
後ろで、爆裂山と大男がいたが、当然、二人は無視した……
「Wデートか……水無月さん狙いだと、キツイよな、これって?」
「本当に本当に……ひかりんファン泣かせだよね?」
ほろりほろりと涙を流す光に彼は司会席に置かれた台本を見て、いった。
「当然、4でも、サブキャラは重要な位置に立つだろうな? やっぱり、定番のWデートは欠かせないか?」
「そぅそぅ。Wデートって、嫌でも、私の魅力に引き込まれちゃうよね?」
「2を基準にするな。ヒロインによっては、役に立たないくせに」
「その言い方は酷すぎるよ! 今ので、ひかりんファンを敵に回したよ?」
「それはキツイな……だけど、ライバルキャラが現れて、ますます、4の期待が高まるな?」
「男性キャラにも魅力的なものは、ときメモの醍醐味! 早く十二月三日にならないかな?」
「そぅだな。早く発売して、ゲームをクリアしたい」
「そして、これに成功して、2のリメイクを〜〜〜〜!?」
「結局、それが言いたいんだよな、お前は……」
説明 | ||
今回はライバルキャラに対しての雑談です。というよりも、大抵、雑談だけで終わってる気がするけど…… | ||
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平和が一番、電話は二番!(スーサン) | ||
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