銃を抱えた女の子 大幅設定変更版 |
チュンチュンッ チュチュンチュンッ
<それでさ〜> {うわっそれまじ〜} ;それでさぁ; :はっはは!そりゃいいや!:
ここの歩道は俺の学園の行き返りに絶対通るデートスポットだ。
だがそれは単に、キレイな風景だけではない。ここは、人と動物と木々がまるで、手を取り合ってるようにも見える。
ここは、車はほとんど通ることもない場所だ。
だが、稀に車で来ている人もいるようだ。遠くからこの歩道を見にやってくる。
俺がはじめてそれを見たのはほんの数ヶ月前。
ある季節にだけ、その景色をみる。
はじめてこれを見たものは、 あっ! っと驚くことになる。
始めての俺のように、
『うわぁ!、、、、すごい、、』
『ここは、、OOOOOOみたいだ。』
「銃を抱えた女の子」
「んっんんづ〜〜〜ん、、、ふぁああ。」
俺の名前は阪上尚(さかがみなお)。
年は15歳。 今は一人暮らし中の、夏休みボケが直ってない高校1年生だ。
座右の銘は食ったら寝ろ。 好きなものはゲームと昼寝、嫌いなのは早起きだ。
この世はほんとにいい加減だ。進もうとしてない道に直ぐ連れ込もうとする。
現にいまの俺はまさにそれ。
俺はあることでほしくもない勲章をもらってしまった。
今眠気まなここすって坂を下り、周りの声を聞いて降りるこの時間が俺の目を覚まさせる強い作用がある。
「ふぅ〜」 ずいぶん目がさえてきた。朝飯を自分で自炊しここまで眠いやつが
この世にいただろうか。ついつい目がさえ始めると毎日思うことだ。
まあ。これだけ幸せだったらずっと寝たままでもいけてしまいそうだ。、
「、、ん。今日は久しぶりに来ないのかな?アイツ?」
ほんのちょっとのガッツポーズ
「、、!!、、ぁぁぁぁ! 」
「、、、きたか」はぁ〜 そして一気にクールダウン
「ぉらぉらぉら〜〜!!阪上尚!!!今日こそ、そのレベルシートいただくわよ〜!!!」
「ほしいならやるぞ。ほれ。」
そういい俺はそこらに落ちている石ころを途方もない方向にひょいっッと投げた。
「!!?!なにやってんの〜〜!!!」
それを何かと間違えて必死の形相で取りにいった知り合い遠思理奈(とおもいりな)。
ずざざ〜〜。
にぶい砂利がこすれる音が長い間続きピタリと音は止まった。
「いったたぁ。、、ずいぶんなことしてくれるじゃない。」
「いきなり人の名前を名乗りながら突っ込んでくるのもどうかと思うぞ」
「(怒)何ならあんな大会でなきゃよかったじゃない!」
「俺も出たくて出たわけじゃねえぞ。ただあいつらがわるふざけして勝手に俺をエントリー
しやがんだからさ」
俺の一言でさらに顔をふくらませる。その顔を見るのも実は日課だったりする。
、、、ああ。それとひとつ。これは、ふつうの人のいけとしいける世界ではない。
この時代は超科学時代といい、ふつうの人間が超能力を科学として解明し、
それを日常に活用できるようになった世界である。
俺がでた大会というのは、世界科学連盟が考案した。
地区予選の超能力ガチンコ大会のことだ。
俺はその大会の優勝者になってしまった。
、、ああ、それともう一つ。
おれの特技は、家事全般、昼寝、喧嘩、、くらいか。。
***
「おいおい!なんで追ってくるんだ!!」
さっきまでの眠気は吹っ飛び必死に走るのに必死だ。さっきの一言が効いたらしい。
(日課みたいなもんだからな。)
、、、言わなければ良かった!!
「ま〜て〜や〜〜!!!(怒)」
か、顔が、顔がやばい!!必死になって走り下る坂道は、砂利のおかげで気を抜くと
こけてしまいそうなほど整備が手抜きだ。 いくら進化した都市が生まれたとはいえ
こういう根本的問題はどうにもすることができない。 「受けてみろ〜〜!あたしのカ〜!」
スケイルハブレット!!(蛇道は闇の中に)
その一言で彼女は服の裾の部分を地面に傾けた。その裾から何か速すぎて見えなかった何かが
コンクリを、ガツリ!と音を立て貫き、なにやら轟音が地面を突き進んできている。
「ハァハァ、、おあ!!」轟音が足元まで来て、ドンッと音がして地面を貫き俺の目の前を
通り過ぎた。ソレはなんなのかはその時にやっと分かった。銀の装飾が煌びやかに光り、
その先端は鋭利なランス状になっている。
「、、金属変化とサイコキネシスの応用か、」
息荒く、その真相の答えを求め遠思の顔を睨む。
「チィ!外れた!」無視しさっきの失敗の事をずっと引きずっている。
「いや!外れたとかじゃなくて!!殺す気か!」
オレは大声で怒鳴った。
「殺す気か?殺したくても、、」
「?」
「殺せないくせに言うじゃない!!(怒)」
眉間に青筋を付けオレに指を人を指すように指を向けた。
レールガン!!(電撃弾丸)
そう言い放ちその指先から強烈な光が噴出した。
「バ、バカ!街の中でするワザじゃないぞ!!」
「遅いわよ!!バ〜カ!」
ギュルルッ ドンッ!!
鋭い光が勢いをつけその指から放たれる。+−の狭間に起きる電撃が吹き飛ばした地面が
周りの木々をなぎ倒していた。
「、、ッグッ!!」
電撃は一秒で340m進むといわれている。
コレを トラエル のはスイッチ、、いれなきゃ、、!!
キュイイーン、、、
電撃は周りをなぎたおしながら突き進んでいく。速さは尋常じゃない。
一秒かけられない。一秒かけたら体が吹っ飛んじまう、、!
「、、、トラエタ!!」
オレの鼻先まできた光は、吹き飛ぶように消え去った。
「、、、ほら。殺せない。」
そう言って指を下に向けて、何事もなかった様に普通に登校した(俺は内心ビクビクしてたけど
俺たちが学園に着いたころには、、
「今の爆発は何だ!!」 「大惨事だぞ!」
「警察呼んだかぁー!!」 「お前ら教室にもどれ!!」
「またうちの生徒か?!違うよな?!」
教師たちが顔を真っ青にしていた。
先程までの学園のいくまでの道のりが、もう着いたときには完全に 空気のように漂っていた。
だが、あれほどの爆音と煙やらなんやらを考えると妥当かもしれない。
祈るのは、あの問題を起こしたのは俺たちだと知られてはいけない!
知られたら即退学!!っと言う結末がおきかねん。
「おい。わかってんだろうな」
「わかってるわよ。たくっ。なんでこんなことに」
そんなことをアイツは言ってのけた。
「なに言ってんだよ。お前があんなおっそろしい技するからだろうが」
「何言ってんのよ。あれ。まだ手ぇ抜いてんだからね。本気だったらあそこの土地一帯は焦げ目しか残らないわ」
、、、爆弾だな。今俺は爆弾をつれてる。
「よっ。あれおまえらだったのか」
ふたり共ハッとした表情で後ろを振り向く。
「、、なんだよ。驚かせんなよな」
「いやいや。そんな気はこれッポッチもなかったんだよ」
そこに立っていたのは、昔からの腐れ縁の仲、つっても。この学園、
『超科学第32科、東條学園』
に入学したときからの仲だが。
「しゅんき。ありえねぇ程冷や汗かいた。マジ」
白雲瞬機(はくうんしゅんき)とあいつは言う。遠思に並び、俺の同級生だ。
アイツの能力は、正確には得意な超能力は
テレポート(瞬間移動) バリア(絶対防御壁)と攻撃には特化していない。
ちなみに、遠思は攻撃に特化している。
レールガン(電撃弾丸)<あいつ曰く本気を出していないので弾丸ではないかも>
ソニックブーム(音波の迫撃)と他などなど。 そしてこいつには別名。
『究極のエレクトリッカー』と言われている。(らしい)
瞬機も、『伏兵のテレポーター』といわれている。(これもらしい)
かく言う俺は、、、、『落ちこぼれのはみ出しトライガー』と言われてる。
トライガーとは超科学主催の大会の優勝者に名付けられる名前である
さっきも言ったように、俺はこの瞬機と他一名にはめられ、かってに大会用紙に名前を書かれ、
全国で大々的に俺の名前を載せられ、俺は行かないと決め込みながらも、
瞬機のテレポートで引きずり出され、あの場に立った訳だが、、、、
勝ってしまった。
勝っちゃいました。
俺は逃げ回ってただけなんですが、皆さんバッタバッタと自滅なさったおかげで勝ってしまい、
おれはその後さらなる逃げの人生を送ることとなる。
***
この街は空椛市といわれる、まぁ、首都東京周辺に存在する科学都市。
いかなる物体も異変。と感じさせる物があふれかえった。子供のころ一度は夢見た不思議世界。
ここに入るためには、スゴーイ権力とスゴーイお金とやらが必要とか、一般人の入れるのは
一定期間のみ、そしてこの都市所か国となんら変わらない扱いを受ける子の街は、
超能力者(エスパー)が滞在する、唯一の世界である。
ここでは、ある一定の時期が来ると、大量に生徒を募集する。
その期間は10日とちょっと。その間には、全国からこの市の1~6学区に移動しようと大量の応募が寄せられる
ほんとにこの中に入れる生徒はたったの10%だそうだ。
この街には、ちゃんと一般人。つまり、超能力を使えない学生の固まる学校も存在し、
だがその4割には能力数値の低すぎて、ノーマルと一緒に扱われるエスパーもいる。
能力は個人差だ。
伸びない奴もいれば突飛でた奴もいる。
能力の基準は 0c激xル Tc激xル、Uc激xル、Vc激xル、Wc激xル、Xc激xルという形だ。
左からダメダメ、ダメ、ちょっと良い、結構良い、すごく良い、あんた天才!となる。(あくまで自分解釈だ)
Xbヘ実は 俺 が含まれている。しかもXbヘたったの5人な訳で、、
実は俺、貴重な存在なはずなのだが、かなり学園の中でも普通生徒と同じ扱いを受けている。
その理由、この俺の学園はこの市の中でも真ん中のよりちょい下程度の学力だが、
それでもここの外側(市外)ではずいぶんと数字が違うのだ。
俺は学園の総合成績ベベタ、びりっけつとしょうがない結果なわけで。
ここの生徒は頭がいい、いや、俺もある程度の事は理解できるし、ちゃんと勉強もできればよいのだが、毎日トライガートライガーと言われけんかを売られる運命に立ってしまっているため、
勉強に体力を分割することもできない身でいる。
まぁ、それでも Xbナあるだけで、学区内にある移動サービス全て無料など、結構得もしてる
しかし、なぜそんな俺がXbノまで這い上がれたか、それにはちゃんと理由がある
おれの力は、 今のこの都市、 外側の世界より3,4世紀も先を行く科学を持つ世界でも、
俺の力を詳細まで解読できなかったから。
俺には、科学を受け付けない力があるから。
科学を受け付けない
それは、この世界を否定する力だから
***
なんとか、今日の学園生活も楽しく迎えられた。
朝のことは何とかばれずに済み、その後の授業もすんなりとは言わないが、
めずらしく居眠りをせず全部ノートに書き移した。(内容の意味はサッパリだったが)
昼飯は自炊した弁当。中身の栄養バランスは最高だ。
味も悪くはなかったが、昨日の味よりは良くないっと言った所かな。
瞬機はエロバkで女子の体育後のシャワーを覗こうとしたのを、
遠思に見つかりバッスリやられてしまった。
昼休み俺の弁当を少し盗み食った罰だな。
そして今掃除も終わり、帰り道を歩いてる。
途中まで遠思もいたけれどあそこの坂近くで用事を思い出したと言っていたが、
多分あそこをいっしょにかえるのがきまずかっただけだろう。
坂を上りきり後はまっすぐ家の別荘に帰るだけ。
俺の親は早くに死んでしまった。そのころは俺は中一だったころだった。
石油などで金持ちになった父は、死んだときの遺言に俺が阪上家の遺産全部受け取るよう書いてあった。
親戚連中は俺を騙し金を盗もうとしたが、俺はそれから逃げるためここまで逃げた。
だから、、家には帰れない。
「ただいま、、。」
ギイッッとにぶい音とともにドアを開けて帰りの挨拶をいった。別荘の中には誰一人いないと知っていてだった。
こんなに広いのに、、こんなに贅沢なのに、だれも、、いない。
こんなさびしい風景があった。
飯をくったら寝るだけ。掃除も家事も、全部昨日してしまった。
この広い別荘全部を。
やることがない。
「、、、なんか、、生きてる心地しねぇな」
ついふいに窓をみた。満点の星空。深い蒼の空に光る星星。その中で真っ黒な星が落ちてきていた。
「、、、、ん?」
すこし異変に気がついた。ここはビルに囲まれている。
星はその直ぐ隣から落ちている気がした。黒い星に色がついていく。
あれは蒼の帽子、、、黄色と青色ベースの服、、、白いロングスカート、、
「、、、?!」
待て待て!じゃああれって!
「やべぇ!まっすぐ窓に近づいてくる!」
俺は飛び起きた。このまま窓に激突したら死ぬ、、。
地面に落ちても死ぬ、。
っときたらこれだけか、、。
解明開始、、
窓のガラス繊維からその出来るまでの肯定、完璧な材料と分量、そして数式が組みあがってくる。
\sum _{k = 1} ^{n} k + 2
\alpha \beta \gamma \delta \epsilon \zeta \eta \theta \iota \kappa \lambda \mu
\nu \xi \o \pi \rho \sigma \tau \upsilon \phi \chi \psi \omega
x=(\sin\theta_0)^2, ~~~~ y=x^{12}、、、、、、、、、、、、
延々と数式が目の前を飛び交った。
「、、解明!!トラエタ!」
数式が完成した時片目がギラリと窓を無意識に見た。目は人の目じゃない
獣、怪物、怪獣、悪魔、いやどれにも当てはまらない。優しいが、信じられないほどの
力がそこにはあった。
その目が見開いた瞬間窓は消え去る。
そして窓のあった空間から落ちてくる。
「こい!」
ドンッ!!、、、ビリビリ、、、
「う?!、、、、く、ぅ、、、」
ソレを受け止める。正確にはその人を。
痛い、、いままで感じることのなかったほどの痛みが腕から全身に響いてく。
なみだ目になった目を必死に開ける。
、、キレイな娘(こ)だった。
体中に血を滲ませてヒタヒタと地面に色をつけていた。
そんな状態になっても釘付けになってしまうほど、、
「、、、ハッ」
いけない!血が出てるなら手当てしなきゃ!!
ああくそ!!そこまで頭回らなかった!
カツリッ 指にとても堅い何かが触れた。腰の辺りだ。体は温かいのにそこだけ冷たかった。
「、、、これ、、」
ソレをみて俺は息をするのを忘れていた。
大きな拳銃、、ではない。見た目はショットガンにすごく似ているかもしれない。
だが大きさがぜんぜん違う長さは50cmはありそうだった。銃は二つ。 両方ともとても酷似していた。
それか。さらにこの娘(こ)をここまで重くしていたのは。
とても太く、豪勢な装飾が施されている。
銃本体は全体が青く、何かのマークが彫られている。鮮やかな色をしている。
装飾は金色で、銃本体の隣に羽のような物がくっ付いていた。
トリガーの近くに金色の小さい鎖をぶらさげていた。
「この人、、、」その顔をみて集中していた。
コレ本物だ。俺の目で解読しようにも何かが邪魔して調べられないなんて物は今まで存在しなかった。
一体、、この娘って、、、
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