仮面の御使い 序章 1話 |
ここはどこなのだろう
見たことのない荒野に私たちは立っていた
ここがどこなのか知るため歩き出そうとしたとき、地平の向こうから『彼ら』は現れた
様々な意匠の鎧に身を包んだ戦士たちは見たことのない鋼の獣に跨り、唯、一点を目指していた
向かう先になにがあるのか、視線を向けようとしたとき
『闇』が降り注いだ
『闇』は容赦なく戦士たちを貫いていく
やがて『闇』が止んだときにはほとんどの戦士が地に伏し
あとに残ったのは
『闇』の根源であろう漆黒の鎧を纏った戦士と
それを迎え撃つように現れた十人の戦士たちだった
その中の一人の名を、何故か私たちは知っていた
―――ディバイド―――
「!!・・・夢かぁ、なんだか変な夢だったなぁ・・・」
「桃香様、お目覚めですか?」
「相変わらずお姉ちゃんはお寝坊さんなのだ」
「あ、おはよう!愛紗ちゃん、鈴々ちゃん」
「ふわ・・・」
「華琳様、お疲れのようですが・・・?」
「大事をとって出立を延期したほうがよいのでは?」
「大丈夫よ春蘭、秋蘭。少し変な夢を見ただけだから」
「ふ〜ん、冥琳と祭も同じ夢を見たんだ」
「まさか雪蓮もとはな・・・。内容が内容だけに凶兆ともとれるが・・・」
「ふむ。策殿、何か嫌な感じはしますかな?」
「う〜ん・・・。どっちかって言ったらいい予感、かな♪」
「ふふっ本当にいい事があるといいね?詠ちゃん。」
「そうね・・・、そういえば月は知ってる?『天の御使い』の話」
「・・・随分と胡散臭そうな話ですわね?猪々子」
「あれ〜知らないんですか?麗羽様。民の間ですっごい噂になってるんですよ。なっ、斗詩?」
「うん。確か『流星とともに現れる天の御使いが乱世を鎮める』、だったかな?」
「???つまり・・・どういうことじゃ?七乃?」
「つまり〜美羽様に天下を取れっていうお告げかも〜ってことですよ♪」
「だったらいいんだけどね・・・」
「も〜、人和ちゃんは夢がないな〜。地和ちゃんはど〜思う?」
「私も天和姉さんの言うとおり、大陸一の歌い手になれるってことなんだと思うけど?」
「2人とももうすこし現実をみてほしいんだけど・・・」
「・・・?・・・・・・・・・・・・・・・・くぅ(すやすや)」
彼女たちの元に流星が落ちるのはほんの少し後の話
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初めて投稿します。 恋姫無双と仮面ライダーが好きなので混ぜちゃいました。 しかもライダーはオリジナルです。 それでも良いという方だけどうぞ。 |
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ライダー大好きです。オリライダー楽しみです。(ブックマン) | ||
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