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俺の目が覚めた時、そこは見知らぬ場所だった。

 

俺はこの時、本当に目が覚めたのだと思った。

 

どこを見ても家なんかなく、何もない空間に寝転がっていました。

 

何がどうなってるのかわからなくて混乱していた時にある光が見えた。

 

それを追いかけている途中に、神殿の様な、お城の様な場所を見つけた。

 

警戒してるところに、一人の女性が現れた。

 

「ようこそ、いらっしゃいました」

 

俺には意味がさっぱりわからず、首を捻っていると

 

「さぁ、こちらへいらしてください」

 

そういわれたので、とりあえず女性に着いて行った。

 

 

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そして中に入ると案の定素晴らしいところでした・・と。

周りにはたくさんの人がいて、とても楽しそうだった。

 

色々中をみてまわり、最後に自分の部屋に案内された。

 

部屋がある棟にいくと、周りには学生達かはわからないが、若い人達がたくさんいた。

 

すれ違うたびに皆の視線を感じながら部屋の前まで歩いた。

 

そして部屋につき、中に入るとそこには三人の男と、二人の女がいた。

「これからこちらの人がこの部屋の住人にります。

皆さん色々教えてあげてくださいね。

では失礼します。」

 

そう言うなり女性はどこかに去って行った。

 

とりあえずこの状況をなんとかしないと…。

 

皆興味津々でこちらを見ている……?

 

「なおみっ!?」

 

「●●●やんっ!?」

 

「なんでなおみがここに?」

 

「それはうちのセリフやわ!」

 

悲痛な面持ちでそういうなおみに俺は何かひっかかり、聞こうとしたのだが…

 

「おい、おい。

なんだなんだ?

そいつはなおみの知り合いなのか?」

 

「えっ?あ、うん。幼馴染よ。」

 

「ほー。まぁなおみが名前を許してるくらいだ。

悪いやつじゃないんだろ。

俺の名前はしんじだ。よろしくな。」

 

「もちろん♪仲いいからねー♪」

 

「あ、あぁ。こちらこそよろしく。●●●だ。」

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そしてそれから皆で自己紹介をし、各々で雑談をしていた。

 

けれど、俺はずっと一人で考えていた。

 

何かが胸につっかえている気がして仕方がないのだ。

 

それでもそんなの忘れるくらい楽しかったから次第に気にならなくなった。

 

そして夜遅く 俺の歓迎会が開かれた。

 

そこでは時間がおかしかった。

 

体感時間で昼ぐらいだと思ったが、時計を見ると、夜7時の数字が刺されていたのだ。

 

まぁそんなもの些細なことなので、普通に楽しんでいた。

 

色んなやつらと出会い、しょうたやたかし等といった、かなり仲の良い奴らにも出会い、とても居心地がよかった。

 

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それから一週間がたち、俺は実は死んだのだと理解した。

 

きっかけは些細なもので、曖昧だった自分の記憶が戻った。

 

なおみやしんじは確かに以前に死んだ人間だったのだ。

 

なかでもなおみは中学までずっと一緒で、とても仲が良かった。

 

だけどそんなある時 

 

なおみは自転車に乗っていたとき バランスを崩し

 

後ろから来た車に轢かれてしまい そのまま帰らぬ人となってしまったのだ。

 

だけど俺にはそんな昔なことは関係なく、普通に生前の話しをして盛り上がっていた。

 

それは今 また出会えたことが嬉しいからかもしれない。

 

だけど俺はすごく辛かった。

 

何故かはわからないが、淋しくて、身体が重かった。

 

俺が知り合った中に、俺のことを知っている人達がいたらしく、俺は某有名なお昼のグラサンのテレビの出演に応募していて、それが当選したようで、それを見たのだと言う。

 

そんなこと記憶にはなかったが、忘れているのだろうと考え、曖昧に返事をしておいた。

 

それからまた皆で楽しく話していたのだが、ここには一日に数人も人が訪れるようで、どんどん友達が増えた。

 

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そして、ある日     

     俺はなおみに誘われ、廊下を走っていた時、 急に景色が変わったのだ・・・・

変わる瞬間になおみを見た時、なおみは凄く綺麗に笑って、話しかけていた。

 

何て言ってるのか聞こえなかったのに・・

頭では理解できていた。

 

あなたはここにいるべきじゃない  がんばれ!   アレン!!

 

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・・サアアアアーーーー・・ そこは  懐かしい地元の道だった。

 

 

「えっ?こ、こ、は…?」

 

俺は戸惑いながら周りを見渡した。

 

隣を高校時代の顧問の先生が過ぎ、かつての友達、親友、元カノ然り、色々な人が歩いていた。

 

それに共通するのは誰もが皆真っ黒な服を着ていたことと、俺などいないかのように目すら合わない事実だった。

 

人について歩いていくと、そこにはお葬式を迎えた…俺の式場があったのだった。

 

人々はみな泣き、俺に向かって話しかけていた。

 

俺はとてつもなく胸が締め付けられた気がした。

 

・・・なんで、お前は死んだんだっ

 ・・・これからもっと遊ぶんじゃなかったのかよっ

 ・・・オールとるんじゃなかったのかよっ

・・・また皆で遊びに行くとき誘うって言ってくれたじゃないっ

 ・・・ばか…ばか…ほんとばかだよ…

 

俺は耐え切れなくなり、外へ出た   そこにいたのは・・・

 

俺の母親 父親 姉 ずっと可愛がっていた、猫のカイがいた。

 

その瞬間俺の時間が止まった。

 

向こうも俺の方を見て唖然としている。

 

どうやら家族にだけは見えているらしい。

 

その沈黙の中、カイだけは母親の腕から飛び降り、俺の腕の中に収まろうとしてきた。

 

だが、俺に触れることは出来ず、

ただ擦り抜けるだけ。

 

その事実に、俺や、家族の皆は更に悲痛な顔になり、近くによるなり母親、姉はいきなり泣き崩れていた。

 

「母さん…。一つ聞きたい。俺は死んだんだよな?」

 

「……。」

母さんは泣きながら頷くだけだった。

 

「なぁ。ならなんで死んだんだ…?」

 

そう。ずっと俺はこれが気になって仕方なかった。

 

「それは俺から話す。」

 

そう言って父さんは話してくれた。

 

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「お前は夜遅くに誘拐された。

 

そこには他にも誘拐された一人の男性や、数人の女性がいた。

 

そこにどうやら友達がいたようで、お前は協力して逃げ出した。

 

しかし、途中で見張りにみつかり、戦闘になったが、亮といったかな?

 

その人もお前と同じ、格闘技をしていたらしく、見張りを倒したんだが…」

 

「あぁ、ありがとう。全て思い出したよ。」

 

それから、出口付近でC人の犯人が待っていた。

 

乱戦に縺れ込んだが、要約女性皆を逃がすことが出来た。

 

だが、そこで安心したせいで、一人沈めたもののまだB人おり、一人にナイフで刺されたのだ。

 

それから俺は意識がないのだが、刺されていたが痛みがわからず、俺はキレて猛反撃をしたらしく、亮も同じくキレて、バカ力で乗り切ったらしい。

 

笑えるねぇ。そして俺達は外に出た。

 

少し歩いたらそこには助け出した女性達がいた。

 

皆信じて待っていてくれたらしく、目には涙をためながらも、ありがとう、と笑顔で迎えてくれた。

 

だがそこで気を緩めた俺はいきなり倒れたらしい。

 

たまたま通り掛かったトラックの人にのせてもらい、病院でずっと昏睡状態だったらしいが。

 

ついに息を引き取ったらしい。

 

「それで…亮や女性達は大丈夫だったのか?」

 

「あ、あぁ。それは大丈夫だ。皆お前にずっとお礼を言っていたぞ。」

 

「そっか。ならよかった。」

 

それを聞いた瞬間、俺は胸のつっかえが完全に取れた気がした。

 

だが、まだだ。

 

母さんらは、俺が昏睡状態だった時、ずっと話し掛けたり、忙しいのにちょくちょく世話をしてくれたみたいだからな。

 

「母さん、父さん、姉ちゃん、それにカイ。みんな心配かけてゴメン。

 で、ありがとう。

 本当にありがとうございました。」

 

そう言って涙を流した瞬間、俺の身体は色を取り戻した。

 

何故かさっきからずっと飛び乗ろうとしている、カイに触れれたのだから。

 

「な、な、なんで…?」

 

だけど一瞬、なおみの笑顔が見えた気がしたのは   気のせいじゃないだろう。

 

それからは大変だった。

 

また更に家族に泣かれ、皆が抱き着いてきた。

 

それからは更に周りにいたやつらにも見つかり、揉みくちゃにされるわ、亮に殴られ、助けた女性には泣きながら抱き着かれるわで大変だった。

 

けれど、俺は皆にまだ伝えていないことがあった。

 

名残惜しいが、皆から逃れ、注目を集めた。

 

 

「みんなー!ただいま。」

 

 

なおみ・・・ありがとう 

 

 

 

どういたしまして!

 

あなたの人生はこれからだよ!

 

じゃーねもうこっちにきたらダメだよ〜!

 

 

なぜか最後になおみの声が聞こえた気がした

 

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どうも初めまして。

アレンといいます。

 

本作品ですが、実話です。

わたしが実際に見た夢をそのまま書きました。

まぁ、夢の時点で実話か怪しいですが・・・

 

他に、いくらか詩を載せたいと思います。

 

で、それからはドラゴンクエストの二次創作を書きたいと思います。

 

それでは初心者ですが、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明
ある日急に見た夢です。
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