ミスター・エクス | 次 |
説明 | ||
消火器がIoTによって進化した姿。 「七転消火器製造有限会社」所属。 用途は「ロマンチックかつドラマチックな消火活動」 『これからはIoTの時代だべ!』 七転工業の百倒(ひゃくとう)社長が社内Web会議(Skype)で発言した内容は社内に衝撃を与えた。 兵器事業を撤退し、細々と欠陥消火器を販売していた七転工業は思い切った企業転換をすることになった。 エンジ部署は手始めに消火器をIoT化することを立案したが社内の誰ひとりとしてIoTが何なのか知らなかったため、とりあえずフレームアーキテクトと融合させることになった。 『これはすごいIoTだべ!』 社長は絶賛した。 大量のドライアイスを詰め込んだクソデカ消火器にアーキテクトを組みつけただけのシンプル構造により試作機は簡単に完成し、デモンストレーションとして社内で運用されることになった。 が、しかしお待ちかねの事故が起きてしまった! エンジ『ひゃくっち(社長の愛称)!試作型IoT消火器が・・・脱走しました!!』 社長『な、なんだべ?!』 エンジ『みんなでAIを載せて遊んでいたら・・・暴走しました!!』 社長『エイアイが機体を奪って逃げたんだっぺか?!エイアイゆるさねーべ!捕まえてケーサツに突き出すべ!』(何もわかっていない) エンジ『はい!こんなこともあろうかと機体にGPSつけてたので追跡します!!』 猛スピードで消火器を追いかける社員。果たして消火器はどこへ行こうとしているのか?!数分後、社員達は感動するッ! 社員『こ、ここは火災現場!!マンションが燃えているぞッ!』 燃え盛る炎!マンションのベランダには取り残された人々が見える! なんということだろうか、ここは郊外!今から消防車を呼んだとしてもかなりヤバいだろう! 誰もが諦めかけたその時、上空から影が一つ! なんと!かの有名なフレズヴェルクレスキューチームが現れた! 社員『フレズヴェルクレスキューチームだ!両腕に装備したウォーターベリルランチャーで消火活動を行う、フレズヴェルクレスキューチームが来てくれたんだ!』 ウォーターベリルランチャーでTCSウォーターを掃射し、あっという間に現場を鎮火させたフレズヴェルク。その雄姿を見た社員達は感動のあまり涙を流しながら盛大な拍手を送った。 社員『いいもん見たぜ〜!そろそろ帰るぜ。ひゃくっちに写真見せて自慢したる〜!』 定時内帰社を目指す社員。 その頃、試作型IoT消火器は5tトラックに衝突して機能停止していた。 |
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IoT フレームアームズ はたらけFA 消火器 | ||
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