恋姫・十二の外史 第六話 俺の分まで生きてください |
説明 | ||
二つ目の外史も何とか解決して、俺達は三つ目の外史にやってきた。 「・・・・・・!!!?」 「一兄、どうしたの?」 「・・・・・この世界の俺の記憶が入ってきた」 「・・・そうか。まぁ、状況を見ればわかるな」 俺達はまさに今、赤壁の戦いが行われている場所のすぐ近くにいた。 蜀と呉の軍が魏を押している。おそらく周瑜と諸葛良の策によって起きたものだろう。 しかし、一刀は少し落ち着きがなかった。 「おかしい」 「何がだ?」 「呉の中に黄蓋の我門期がたっていない」 「まだ魏に潜入しているんじゃないのか?」 「魏の船に火の手が上がっている時点で彼女達の策は完成している。なら、すぐに合流して加勢するはずだ」 「天幕にいるんじゃないのか?」 「彼女の性格からしてそれはあり得ない」 「・・・もしかしてお前と一緒に潜入した後、魏の連中にお前が殺されたとか」 「それもない」 「どうしてだ?」 「この世界の俺は・・・・孫堅・・・彼女達の母親の墓の前で孫策を庇って死んでいるんだ」 この世界の一刀はすでに死んでいた。彼の記憶を受け継いだ時、俺の体は何かに突き動かされる感覚に襲われた。 「!!!!」 「おい!?・・・どうしたんだよ?」 「はぁ・・はぁ・・・はぁ・・・やっぱり」 一刀は突然水の中に入ると誰かを抱えて上がってきた。 「・・・・・祭・・さん」 心情に矢が刺さった黄蓋は危険な状態だった。 すると近くの森の中から人(?)の気配がした。 「?蝉か」 「あらんご主人様、お久しぶりね」 「?蝉、どうしたのだ?」 「卑弥呼、あのご主人様よ」 「なんと!?あの者か」 「俺がどの一刀なのは今は置いといてもらいるか?」 「そうねん。その様子だとあまり喜べないわね」 「この人を助けたい」 「どぅふふ、ご主人様。ついてるわ」 「さよう。ここにはダーリンがいるのじゃからな」 「お〜い、蝶蝉、卑弥呼」 「華佗!!急いでこの人を・・祭を助けてくれ!!」 それからしばらくして 「げんきになれええええええええええええええええ!!」 治療終了 祭は奇跡的に命を取り留めた。 「別世界のご主人様に接触した事によって彼女の死ぬ運命が覆されたってことね」 『お前の存在の方がこの世界の運命事態に悪影響なきがするが』 「だぁぁれが傍に居るだけで背後が三途の川でも喜んで泳いで逃げたくなるほどの存在感を持った漢女ですってええ!!」 「まあ、意味合いはあんまり変わらないかな」 心を読まれるのも慣れてしまって会話の一種になっていた。 「・・・・・祭さん・・・・俺の分まで彼女たちを見守っていてください。俺もあ貴方達をずっと見守っていますから」 俺達は華佗達に祭を任せた。 『この世界での役目は、この世界の俺のわがままみたいな感じだな』 『いいんじゃねえか?これで呉は前を向いて歩いていける』 『そうだな』 俺達は次の外史へと向かった。 「・・・北郷・・・」 うっすらとした意識の中、祭は愛する者の名前を呼んだ。 今度は呉に行ってみました。終焉の条件が少し複雑になりました。 1、 バットエンドにしない(彼らが来る前に一刀が死んでもバットエンドにはならない) 2、 重要人物の生存 3、 重要人物の願い事または悩み事の解決(璃々) など大まかにまとめるとこんな感じです。 コメント待っています^^ |
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コメント | ||
確かに重要人物ですね。(ブックマン) ありがとうございます。絵を完成させて気が抜けていました(ーー)(物語のイレギュラー) 諸葛良←諸葛亮 我門期←牙門旗 心情に矢が←心臓に矢が 俺もあ貴方達←あが多い(トウガ・S・ローゼン) |
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恋姫無双 外史 呉 | ||
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