あやねんさんの気まぐれ詩集 |
同じ色を纏っても
自ら“少女”を脱ぎ捨てたあたしはもう
あの時には戻れない…
砕けたネイルで怪我したあたしに
もう一度くちづけてくれますか?
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脱ぎ捨てた外套ー過去ーを纏っても
昨日と違う私が待っている
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痛んで清んだ漆黒に
真紅の愛憎ー迷いーが滲んでも
もう恐れたりはしない
私を包む守護ー光ーはいつも側に
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ずっと貴方の隣に居たくて
“少女”を脱ぎ捨てて
その胸に飛び込んだら
貴方は笑って受け止めてくれるかしら?
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肌を掠める秋風を感じる度
記憶の中の貴方に想いを馳せる
溢れ出る幸福感を救い上げ
今日も私は言葉の旋律を奏でる
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破れて悲惨したあたしの欠片ー激情ーで無様に咲けば
貴方へ続く曇り空ー想いーは晴れるだろうか…
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誰も知らない記憶の彼方に大切に仕舞った貴方への想い
大人になった今でも時々ひっそりと開けて
想い出しては幸せな気持ちに浸っています
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未だ貴方の幻影に執われ続け
足掻いて痛んで紅くそめても
結局は病みに呑まれていく…
攻めて今際の際のあのひと時に
貫かれた瞳が強く眩し過ぎた事が
私の愛憎を喰い繋げている
君を攫った夜明けの光を浴びるたび
君が私のそばから消えたあの日を
昨日の事のように思い出せるのです。
未だ君を心に想い遺して生きている私を
君は生き苦しいと感じるでしょうか。
君の記憶を辿り
繋いだ手と心の温もりを想い出すたび
私は幸福な気持ちになるのです。
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消えて生った貴方のナカに
今でも私はいますか?
離れて逝ったあの時に
私のナカに遺して生った花は
今も凛と美しく咲き誇っています
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夜明けが君を攫うあの日
もう何も覆せない事は知っていたけれど
私は君に縋るのも
溢れ出す涙も
止められなかったんだ…
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病みで紅く染まった視界は
君が埋めた心の隙間が
充分な位に満ちて
今は君とみた空と海の様に澄んでいる
またド深い病みが私を怪我し
直ぐに漆黒が滲んでも
この胸に宿る光ー希望ーの意味を辿って生きたい
Thank you for reading.
At that time when I wrote down my secret feelings
See you again.
説明 | ||
TwitterにてDDONとガールズモードの写真に載せた詩です。 | ||
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