あやねんさんの気まぐれ詩集
[全1ページ]

 

同じ色を纏っても

自ら“少女”を脱ぎ捨てたあたしはもう

あの時には戻れない…

 

砕けたネイルで怪我したあたしに

もう一度くちづけてくれますか?

 

*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*?

 

脱ぎ捨てた外套ー過去ーを纏っても

昨日と違う私が待っている

 

*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*?

 

痛んで清んだ漆黒に

真紅の愛憎ー迷いーが滲んでも

もう恐れたりはしない

 

 

私を包む守護ー光ーはいつも側に

 

*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*?

 

ずっと貴方の隣に居たくて

“少女”を脱ぎ捨てて

その胸に飛び込んだら

 

貴方は笑って受け止めてくれるかしら?

 

*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*?

 

肌を掠める秋風を感じる度

記憶の中の貴方に想いを馳せる

 

溢れ出る幸福感を救い上げ

今日も私は言葉の旋律を奏でる

 

*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*?

 

破れて悲惨したあたしの欠片ー激情ーで無様に咲けば

貴方へ続く曇り空ー想いーは晴れるだろうか…

 

*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*?

 

誰も知らない記憶の彼方に大切に仕舞った貴方への想い

 

大人になった今でも時々ひっそりと開けて

想い出しては幸せな気持ちに浸っています

 

*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*?

 

未だ貴方の幻影に執われ続け

足掻いて痛んで紅くそめても

結局は病みに呑まれていく…

 

攻めて今際の際のあのひと時に

貫かれた瞳が強く眩し過ぎた事が

 

私の愛憎を喰い繋げている

 

 

君を攫った夜明けの光を浴びるたび

君が私のそばから消えたあの日を

昨日の事のように思い出せるのです。

 

未だ君を心に想い遺して生きている私を

君は生き苦しいと感じるでしょうか。

 

君の記憶を辿り

繋いだ手と心の温もりを想い出すたび

私は幸福な気持ちになるのです。

 

*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*?

 

消えて生った貴方のナカに

今でも私はいますか?

 

離れて逝ったあの時に

私のナカに遺して生った花は

 

今も凛と美しく咲き誇っています

 

*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*?

 

夜明けが君を攫うあの日

もう何も覆せない事は知っていたけれど

 

私は君に縋るのも

溢れ出す涙も

止められなかったんだ…

 

*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*?

 

病みで紅く染まった視界は

君が埋めた心の隙間が

充分な位に満ちて

今は君とみた空と海の様に澄んでいる

 

またド深い病みが私を怪我し

直ぐに漆黒が滲んでも

 

この胸に宿る光ー希望ーの意味を辿って生きたい

 

 

 

Thank you for reading.

At that time when I wrote down my secret feelings

 

See you again.

説明
TwitterにてDDONとガールズモードの写真に載せた詩です。
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