SHUFFLE!&リリカルストーリー 5
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第五話  入学式

 

 

 

〜バーベナ学園体育館〜

 

 

そこでは入学式が執り行われていた。

 

 

(『式』ってつくものは肩が凝るよな…はぁ、早く終わってくれ)

 

 

お偉いさん方の話を聞き流しながら、稟は心の中でそうぼやいていた。

 

まぁ稟だけでなくほとんどの学生の入学式に対する評価なんてそんなものだろう。稟たちの担任である紅薔薇撫子の姿が見えないのだが諸用で少し席を外しているためである

 

 

 

司会教師「それでは次に今年度から受け入れることになった時空管理局からの留学生の紹介と挨拶です」

 

 

式もとどこうりなく進んでもうそろそろ終わりという頃にそんな声が聞こえたので稟が顔をあげてみると、なんだか自分の親友によく似た時空管理局の制服を着た少年と三人

 

の少女たちが壇上にあがっていっているのが見えた。

 

よく目を凝らしてみても、やっぱり自分の親友の仕事がとても忙しく最近は全然会っていなかった少年にしか見えない。

 

 

(ユーノなのか?いや、しかし忙しいあいつがなんでいるんだ?)

 

 

稟の疑問は増えるばかり?

 

 

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〜SIDE ユーノ〜

 

 

時間は30分ほど遡る。

 

 

ユーノ達は自分達の担任と名乗るどうみても女優にしか見えない女性―紅薔薇撫子―から入学式に対する説明を受けていた。

 

ちなみにエリオとキャロ、アルフは学校のお客様用の部屋で待ってもらっている

 

 

「校長がな思いつきでお前たちには入学式で挨拶をしてもらおうと言い出してな。…すまんがやってくれんか」

 

 

まあもちろん、なのは、はやて、フェイトは即答で

 

 

「無理です!」

 

 

的な回答をしたわけだが。それを聞くと紅薔薇は笑みを浮かべて

 

 

「まぁいきなりだからな。しょうがないだろうな…まあ心配するな。私が当たり障りのない挨拶を作ってきているからな」

 

 

などと言い放ったのだった。

 

 

「「「え〜〜〜〜!!!じゃあさっきのはなんだったんですか!?」」」

 

 

「まあ、あれ教師と生徒のスキンシップというやつだな」

 

 

フェイト達の非難もなんのその、そういって笑みを浮かべるのだった。

 

 

「…え〜っと、紅薔薇先生。実はぼくこうなるんじゃないかな〜と思ってあいさつの文、作ってきているんですけど」

 

 

「そうか、じゃ頼む。……ちょつと待てスクライア、文の方は作って来ていたんだよな?何で最初に言わなかったんだ」

 

 

「いや、なんというか口をはさむ暇がなかっただけなんですけどね。…一応チェックお願いしますね」

 

 

紅薔薇はそういえばそうだったなと心の中で赤面しながら文章の方を受け取りチェックしていく

 

 

「完璧だな。これなら私のつくってきた文章を読んでもらうより遙かにいい」

 

 

こうして入学式でのあいさつはユーノが行うことに決定したのだった。

 

そうこうしている内に挨拶の時間がやってきて。

 

 

「では、頼んだぞスクライア」

 

 

「はい、わかってます。いこうか?なのは、フェイト、はやて」

 

 

「「「うん(わかったよ)(そやね)、ユーノ(くん)」」」

 

 

そういって体育館に入りそして壇上にユーノ、なのは、フェイト、はやての順にあがっていく。ユーノ達は一礼すると、代表としてユーノが挨拶をはじめた

 

 

「みなさんこんにちは、今日からこの学園に留学という形でお世話になることになりましたユーノ・スクライアです」

 

 

そういって見渡すと久しぶりに見る親友の顔があり驚いたのだが何事もなかったようにあいさつを続ける

 

 

「僕の後ろにいる三人は右から高町なのは二等空位、フェイト・T・ハラオウン執務官、八神はやて三佐です 。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・皆さんにはこれから大変お世話になるかと思いますがよろしくお願いします。

ではこれにて挨拶を終わらせて頂きます。(稟、久しぶりにあったとこ悪いけど詳しい話はまたあとでね)」(最後は念話)

 

 

 

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では戻って稟視点

 

 

(ユ、ユーノ!?)

 

 

稟は心の中でおどろきの声を上げていた。

 

さすがというかなんというか楓と桜はそれに気が付いて『どうかしたの?』という視線を送ってきていたので稟はそれに視線でなんでもないと返しながらも内心かなりビックリしていた。

親友に久しぶりに会えたと思ったら自分の学校への留学生だ。驚くなという方が無理な話だろう

 

 

(ユーノの奴、後で問い詰めてやるからな)

 

 

『ではこれにて挨拶を終わらせて頂きます。(稟、久しぶりにあったとこ悪いけど詳しい話はまたあとでね)』

 

 

思っていたのだがユーノが申し訳なさそうに言ってくるもんだからその気持ちは早々に霧散したので……

 

 

 

とりあえずは親友との久しぶりの再会を喜ぶことにしたのだった。

 

 

 

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あとがき

 

ユーノと稟、再開するのまき。この作品ではユーノと稟は知り合いということでいきます。

とりあえず短いので続きをさっさとUPしたいとおもいます。では

説明
今回はバーベナ入学式ですよ。かなり短いです
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コメント
うシャッフルの魔力とリリなのの魔力のもとって違う設定ですか?(ドッペルゲンガー)
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