幻想郷のジャハンナム 第六話「一旦合流」 |
あなたは地獄に堕ちたいか?
新約や旧約、コーランを信じる事で、地獄から逃れる。
その事は、信仰の現実である。
神道は結構だが、地獄に堕ちない為には、ユダヤ・キリスト・イスラム教徒に成る事が求められる。
地獄とは、何か?
それを知らしめる二次創作である。
咲夜と京都の二人は集まって、衆生(しゅじょう)に語る。
「地獄はあります。ジャハンナムです。ゲヘナの火とも呼ばれるこれは、宗教の現実から逃げた人間が墜ちる所です。」
京都が語る。
「地獄は恐ろしい所です。幻想の炎や鬼が跋扈する世界なので、苦しみが絶えません。
この世の苦しみ等、一端に過ぎません。」
咲夜も語る。
「ですが、この世が地獄紛いのものである事も、私達は知っています。
鬼が跋扈し、火事もあるからです。」
京都はこの世の苦しみに理解を示し、寛容を語る。
「確かに、この世の地獄というものはあります。しかし、本物の地獄は語る場さえない程、多忙なのです。
分かりますか?戻れないのです。」
衆生がそれを聞いて、おおいに議論する。
「ジャハンナムは恐ろしい所だ・・・・・・。」
「仏教の地獄よりもか?」
「その通りです。」
京都は答える。
「仏教の地獄は地獄足るものですが、人間の本性を知っている神が造り給うた地獄はもっと酷いものだからです。
人間の心を知っている神だかあらです。」
「神様は何人だろう?」
「ただおひとりです。
全知全能の神様。
その方のみです。」
今度は咲夜が答える。
「ともかく、ジャハンナムは恐ろしい所なのです。ですから、私達に従いなさい。」
ガギエルは言っている。
「二人が力を合わせて信仰者に成るのだ。そうすれば、あの地獄から、鬼から逃れる事が出来る。
己の鬼からな。」
説明 | ||
ジャハンナム(地獄)の一部が幻想入りするお話。 咲夜と京都が宣教の旅に出掛けるお話。 |
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ジャハンナム 東方Project 十六夜咲夜 | ||
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