「のろけですか〜？」

意外な返答に荀�ｹは激怒した

「人の話聞いているの！？　私はあの男から離れたいの！」

「ぐ――……」

「寝るな！」

すぐさま起こされる程�c

「そんなに嫌ならお兄さんに直接言えばいいじゃないですか〜？」

「……それが出来ないから困っているの」

内容は仕事系あり真剣に取り組んでいるために文句を言えば自分が『最低』な人間になってしまう

まして、曹操が気に入っている以上ために、下手に騒げば彼女に嫌われてしまう

そしてそれは、彼女のプライドが許されない

「じゃ〜諦めてください―」

結局、くだらない話しなので流して去ってしまう程�c

残されてしまった荀�ｹ

とうとう彼女は手を合わせて神頼み

『どうかあの男を殺してください』

すると荀�ｹの頭に一冊の本が落ちてきた

「何これ？」

題名を読んで荀�ｹは喜んだ

『相手を一瞬で射止める本』