たまにはピンクっぽい色を塗りたくなるものです |
説明 | ||
久々の筆塗りです。あーやっぱり筆塗りは塗分けが楽でいいですなあ。 今回はあえてむらを少々残してみますた。で、気が付いた点が3点ほど。 @今回は新しいクレオスの水性カラーを使ってみたのですが、これいいですね。匂いがないし、発色いいし、隠ぺい力も以前のより上がっているような・・・(気のせいかも?)水性全般にいえますが、家族がいるリビングでも、躊躇せずにぬりぬりできるのは良いですなあ。 Aガンダム塗料のマーカー型を初めて使ってみましたが、同じクレオス性で、かつ水性なので、今回の主要塗装と同じだったせいか、ぶっちゃけ最初からマーカーだけで塗っても良かったんじゃね?てなくらい使いがって良いですねえ。え?クレオスさんからの案件?依頼受けてないですハイ。 Bエナメルの溶剤は、多少だけど水性塗装の色を落とすんですねえ。想定外に色が落ちて、意図しないむらが発生。それはいいんですが、あれ、指紋がついてる・・・!?ああ・・・もう修正する気がないわ・・・。てな事案発生。そして諦観へと悟るの巻。 本当は先日のAC祭りに出す予定でしたが、間に合いませんでしたねえ(汗) ●以下厨二設定でおます。読むと頭が痛くなりますので、飛ばしたほうが人生得をします。 本機はバーバルージュ・ローウズ家に代々伝わるAC。 同家は元々「ある施設」を運営するために、政府と契約していた貴族企業の基幹経営関係者で、主に施設管理と警護を統括していた。 政府がこの貴族階級者の荘園地を借上していたので、自然とそのような関係となった。 国家解体戦争により「国家」の形状が霧散霧消と化し、「ある施設」の管理権原者も消失。 そのままなし崩しに、当家が管理を引き継いでいる。 とはいえ、消失した国家の監理を引き継いだ企業連合体「インテリオルユニオン」の動向が未だ不明であるため、「ある施設」の接収は見送り、(そもそも接収したところで、研究を引き継ぐノウハウや伝手が存在しない。かつ経験上、深入りしないほうが安全と判断)荘園地の維持に専念している。 この「ある施設」は、元々セキュリティレベルを最大にまで上げられていた。如何にも「超機密・非合法」な設備や試料が保管されているようで、間違いなく近い将来、施設の主人が変わる形で運営が再開されるだろう。 その「ある施設」のセキュリティシステムをちゃっかり活用し、かつ応用し効果範囲を広げることで、当家の外部からの安全が、高度に担保されるよう環境を改修している。 (元々警護を統括管理していたので、無理なく行えた。というより、このセキュリティシステムの提案と開発は、当家由来である。) セキュリティシステムの中でも特筆すべきは ・領域内でのレーダー・熱感知システムの著しい機能低下 ・目視可能領域の著しい制限 ・FCSの著しい機能低下 ・基礎動作用OSの著しい機能低下 (全体的な処理速度、特に反応速度やバランス制御にへの影響が著しい) ・荘園内において、ハリネズミ状に高密度な自動防衛システムを配置・展開。 (それらは火器の使用を感知した際、無差別に攻撃を行う仕様) 狭くはない荘園内にこれだけのセキュリティ設備を配しているのは、それほど「ある施設」が扱っている研究対象が、「様々な意味で危険な案件」であることは想像に難くない。 そしてこのような過酷な環境で運用されているACの1機が、本機「ヴァーミリオ・ローウズ」と呼ばれているACである。 本荘園内に侵入を試みた、多くのレイヴン等傭兵の間からは、別名「サウザントナイブス」と恐れられている。(整備担当者やパイロット等からは、ローズちゃん、や、ナイブスと呼ばれている) 上記のセキュリティは、端的に記せば「火器類の活用が極めて困難」な環境にある。 ※ただ単にこの「ある施設」を消失させたい場合は、本施設のセキュリティシステムは無意味化するが(大規模破壊兵器で一気に攻撃するだけで済むため)、この施設にわざわざ無許可で侵入する、酔狂な輩・不審者共は、体面は兎も角、「ある施設」の機密データ・資料・試料の強奪が目的であるのは明確なので、ゆえに強力な結界障壁ともいうべき、本セキュリティは「今のところ」極めて有効に機能している。 この特殊な環境で「ある施設」守護するべく、専用に運用されているのが本機であり、見た目通り格闘戦に特化されている。 苛烈なまでに攻撃を繰り返す戦闘スタイルと、機体のあちこちに近接武装を施されている姿から、本来の機体名よりも、あだ名である「サウザントナイブス」の方が、関係者の間では名が通っているのはちょっとした皮肉か。 機体自体は古く、最新型と比較すると数値上のスペックは大したことがない。 ただし、長年にわたる機体の改修・改造や、たゆまないOSの更新、戦闘データの蓄積と解析、研究により、この特殊環境下における荘園内での戦闘力は、揺るがないものとなっている。 パイロット自身も通常の人間ではなく、遺伝子調整型先天性強化人間の末裔であり、ネクストとは異なった強制進化形態の一種である。 格闘戦を主体とすることで、機体性能の差を無くすことと、ただでさえ本結界内での火器仕様や運動性が制限されている「部外者のAC」は、以上複数の要因もあり、目的は達成された記録はない様子である。 意外なことに、外部アリーナへ遠征し、武者修行と呼ばれる金銭をかけた掛け試合も、定期的に行っている。曰く外貨獲得と、敵対勢力への威圧行動が目的とのこと。 狡猾ともいえる点は、荘園内での警護・防衛活動、及びアリーナでの模擬戦闘共に、相手に止めは刺さない(場合によっては引き分けや痛み分けで終了)方針を貫いていると、恐らくではあるがほぼ間違いなく見受けられる点である。 これは強力な示威行動を示しつつも、禍根を残しすぎないよう配慮することで、最終的には保身に繋げることを意図している、と推察している。 まかりなりにも貴族階級家の末裔として、中世の決闘のしきたりを重視しているのだろう。 本機パイロットも、伝統的に年頃の女性が担うこととされ、彼女らは例外なく愛想がよく、容姿も整いお洒落でカリスマ性も高い。(アイドル的な立ち位置に収まるよう、計算されていると推察。) これは、上記の痛み分けへの移行がスムーズに行える確率が高まるばかりでなく、相手の矜持を損なわないことで、敵対同士→中立→協力関係へと、関係性への変化が期待でき、実際結果が付いて回っているようだ。 バーバルージュ・ローウズ家の、小規模元貴族階級家の存続に関して、このなかなかにあざとい保身術は、いっそ清々しささえ感じてしまうのは私だけであろうか。 |
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