TYPE-A |
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自宅のドアを開けると、彼女が立っていた。 ガチャで当てたコスプレ用の節分こん棒が彼女の手に握られている。 「このこん棒でカカオからチョコを作ろうとしたら失敗しちゃった。」 手作りチョコの失敗談を話す彼女の目はギラギラとワイの目を見ている。 「そ、その顔はどうしたの???」 ワイは震えた声で赤い液体についてを訪ねると彼女は表情を変えずに正体を明かす。 「これ、ただの食紅だよ?隠し味ってやつかな?」 明らかに食紅でないその赤い液体についてワイはもっと深く追求しようとすると、それを遮って彼女はとあることを訪ねる。 「ところでさぁ、昨日ほかの女の子のこと考えてたよね?」 確かにワイは電脳ロイドの製品カタログをウェブで検索していた。 「しょ、食紅胸についてるよ?」 彼女の問いかけに対して気をそらそうとするが、「もうエッチなんだから!」と表情一つ変えずにリアクションをする。 「さっき、おっきなお届け物がワイ君当てに来てたみたいで中身を確認したら他の電脳ロイドが居たの。だからね、私以外要らないんじゃないかなって思って、フフ。」 業者は無事なのかを尋ねる。 「業者さん、どうしても中身を見せてくれないからこのこん棒でちょっと叩いたら頭からぴゅーって水が出て動かなくなっちゃった。」 と彼女は静かに語った。 「私とワイ君が居れば、他はいらないよね?」 彼女からそういわれてしまえば、今更製品説明の中にあった"あれは従姉だ"を言っても事態は変わらないだろう。 「ワイ君が私のことをずーっと考えられるようにお仕置きしてあげる?」 そう彼女が言うとワイのまぶたが急に重くなった。今日は何の日だっけ? 3日後に死ぬワイ。END これをやりたかっただけけの〇ソ茶番です。 |
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