キャンディ塗装の練習
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説明
突然「キャンディ塗装、やりたひ」と思い立ち、試しにキャンディしてみました。
初めての割にはそれなりですかねえ〜。
下地に黒入れたのちに、実験としてシルバーとゴールドを入れ、それからクリアオレンジを吹いてみましたが、違いがほとんどわからないです。
薄くクリアオレンジを入れたときは、それでもそれなりに違いが出てたんですけど・・・。
もっとオレンジの色ほしいし、艶も欲しいなあと吹き付けたら、おやおや、苦労して色分けした意味がノーなってしましましたわ・・・。
とはいえこの塗り方は、いろいろ応用が出来そうで、これおからも研究していきたいなと。
そうだ、今度はマジョーラ塗装に調整してみようかなあ。
とはいえとはいえ、もっと艶が出るかと思ったのですが・・・クリアオレンジ後、それなりに分厚くクリアーを吹いたつもりでしたが、イメージ通りにはいかないですね。下地がまだ粗かったのか?ラッカーの限界なのか?単純にボクウが低テクなのか・・・(汗)
しかし・・・機体と武器は、相変わらずの設定無視構成で草生えますね。
まああとで妄想厨二設定でつじつま合わせようっと。

本機:スティグマータ について
コジマ汚染に配慮した、環境負荷を低めた新しい規格を提案するための、デモンストレーション機体として「個人運用」されている。
莫大な資産を持つ貿易会社の100%子会社で、チューニングや特殊兵装、専用機器などを開発・製造している会社がプライムメーカーと「なった」、珍しい事例で生み出された異端のAC。もしくは準ネクスト。
開発の背景
深刻なコジマ汚染は、既に自然浄化可能の閾値を超え、勢力とは関係なく人類そのものの生存を脅かされつつあることは、一般人でも判るレベルにまでなっていた。
「イノセントなる善良なる市民」への情報規制や、ミスリードによる意識の操作は、少しづつ、そして確実に「化けの皮」がはがされつつあった。
新たな統治者としての地位についた大企業群は、自らの企業への帰属意識、生産性、治安・モラル等の維持の視点から、遠路がちに表現を変えながら、徐々にディスクロージャーを進めていくことになる。
当然だが、汚染の原因である「コジマデバイス」への風当たりは強くなった。
ある大企業都市群では、コジマデバイスの完全撤廃を行った所もあったが、代替が無い場合、当然ながら社会群の衰退を余儀なくされ、あまつさえ予期せぬ敵対的企業群や経済団体から、武力、物資、経済、食料など、あらゆる不平等な条約を強いられる事例は珍しくない状況だった。中には企業群への直接武力による占領、統治機能の解体も複数確認されている。
環境負荷の大幅な低減と、大企業都市群としての生残性を高める、二律背反の課題を克服するための策として、直ちに効果的な、かつ承認がとりやすいであろう開発の起案を、早急に纏め上げて予算を通す必要に迫われていた。
(実は当時すでに、そこまで汚染の深刻さは増していた。専門家の見解は「すでに手遅れ」とされていたが、この核心的事実の「ディスクロージャー」は、大規模なクレイドル群の墜落事件後から、さらに十余年が経過してからであり、その頃は既に企業群としての統治機構は大きく衰退していた。その衰退が事実の漏洩を引き起こしたとも言える)
以上の背景があり、本機は誕生することになった。
開発内容
一見矛盾する要求を速やかに実現し、かつ結果を出すため、単純かつ効果的な手法を取ることになった。
何のことはない、「外部に放出するコジマ粒子全てを、内部の関係デバイスに還元・循環させる」仕様への変更である。
仕様の変更に伴い、エネルギーの分配や効率計算、それに伴う設計の見直しなど、決して簡単ではないが、従来の技術やノウハウの延長で実現の目途が立っていた。
起案した開発案は直ちに承認を通すことに成功、(つまりそこまで事態は逼迫していた)以前から温めていた開発・仕様変更案は、予想以上に確保できた予算により、極めて順調な速度で「試作型準ネクストAC」として表舞台に発表される運びとなる。
ある開発スタッフ曰く「途中からいきなり莫大な予算が『寄付』されました。個人の資産によるもので、まあ何処の誰の関係者かは察してください・・・。条件として
『試験運用機として実戦に駆り出された時は、我が嫡男の愛機とすることを約束せよ。ゆえに絶対に開発に手を抜いてはならん。特に攻撃においては、相手に遅れを取ってはならん。速やかなる駆逐、ネクストは無論、アームズフォートをも叩き潰せるものをつくるのだ!!』と、有無を言わさずでしたね・・・。」

数ある強度、運動、アビオニクス等の運用試験を終え、量産検討試験及び、将来的な開発母体機として形となった本機は、機体と兵器を同時開発し、原則としてセットでの運用を想定されていた。
直ちに判りやすい形として製品化するために、従来のACをプラットフォーム母体にし、椀部をネクスト規格に換装、エネルギー供給能力をネクストと同量、同効率とした。
スラスター出力は、コジマ粒子の還元のため効率が大幅に落ちるものの、それでも通常のACとは出力が2倍以上向上、加速力は1.4倍を叩き出すことができた。
パワーはコジマ粒子の還元作用を応用し、ネクストと同等以上にまで高められている。(ただし最大出力の持続時間は短い。)
攻撃力はコジマ粒子の還元分を放出エネルギーに上乗せできたため、チューニングされた専用武器は、同質量のネクスト専用機器よりも、平均で威力が増すほどだった。
機体の根幹をなすジェネレーターに関しては、汎用性を保持しつつも、中軽量型までを装備の限度とした。基本ベース機の特性を生かすことと、コジマ粒子の還元量の限界が決して高いとは言えない為だった。(ゆえにコジマ出力が高い機種の場合、中軽量型でも装備は出来なかった。)
防御力に関しては、コジマ粒子の恩恵が全くないため、プライマルアーマーの展開による効果はゼロであり、ベースとなったACも中軽量級なため、被弾時の耐久性は期待できなかった。
回避による防御が難しい、弾速の早いレーザー系や高初速ライフル対策として、電磁シールドの出力強化や、鏡面装甲の採用等の対策は行っている。とはいえバランスが悪いことは否定できないだろう。
ゆえに本機の基本戦闘スタイルは「高加速による強襲一撃離脱」とされていた。
「スポンサー」の意向もあり、猛々しく戦うことを是とした、「漢仕様」ではあったが、嫡男の生残性は二の次になっているのは、正直なところ開発スタッフ達は判断に苦しんでいたのではないだろうか。(攻撃力は機体の準ネクスト規格からすると一流以上、ただし防御力は二流以下。並みのACと比較すればそれでも優れているとはいえるが・・・)
嫡男の戦果と生存を信じて疑わない「ある資産家の当主」は、恐らくは心が綺麗な方なのだろう、良くも悪くも。
ただしそれに振り回されている「嫡男」である「まだ15歳になったばかりの次期当主筆頭」の方には、開発スタッフ全員が、同情と尊敬が混ざった感情を持たざるを得なかったに違いない。
というのも、この次期当主筆頭の方は、礼儀正しく、争いごとが嫌いな穏やかな性格なので、専用機として与えられた本機を乗ることに承諾したのも「恩のある大好きな爺さんの笑顔を曇らせたくない」という、いじらしい理由であることは関係者周知のことだったからである。
ゆえにこの少年は、皆から愛されていたことは説明不要だろう。

ちなみに本機準ネクストACの、量産時の推定価格は、イニシャルコストでネクストの2/3程度、ランニングコストで4/5程度となる見込みで、費用対効果の点では微妙とされている。
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キャンディ ミキシング プラモデル エアブラシ アーマードコア NEXTAC AC 

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