壁DOOM |
説明 | ||
新学期到来。 晴れて進級できた俺は後輩の面倒を見ることに手を焼いている。 今日も知らない女の子がスマホを落としてそそくさと次の教室へと向かう様な姿が見えたのできっとまた新入生がうっかり落としてしまったのだろうと俺は親切心でスマホをひろって女の子のところまで駆け寄る。 「ちょっといいかな?フヒヒ。」 俺はファーストコンタクトは重要だといつも心がけていたのでにっこりと笑って彼女の警戒心を解くことにした。 すると彼女はちょっとびっくりした顔をして歩く速度を速める。 なんだ、この子。きっと初対面の人と話すことはニガテな子なんだろう。と俺は彼女の速度に合わせて歩幅を大きくする。 尚も速度をあげようとする女の子に対して伝家の宝刀”壁ドン”を試みる。 「ちょ、待てよ!」 俺はそういうと右腕で彼女の行く手を阻むように後ろの壁にう"ドンッ"と手をついた。勢いよく手をついてしまったのでさながらロケットパンチのようにてが出てしまった。その時、壁が薄かったのか手をついたところから壁を伝うように亀裂が入ってしまった。 もちろん彼女の表情はご覧の表情だ。 いかんいかん。これでは彼女に警戒心を与えてしまじろう状態になっているので何とかして状況を改善しなくてはと安心する言葉で思いつくことを言ってみる。 「安心して。すぐに終わるから。」 彼女の表情はご覧の表情だ。というかさっきよりも悪化しているきっと。 何とかしなくてはと俺は顔をにっこりとさせてみるがついには女の子は涙目になってしまった。 んー女の子には悪いが何とかスマホをあげて解決しなくてはと当初の目的に再び気づき、とにかくスマホを渡そうと先輩面しながらスマホを見せてみる。 「これなーんだ?」 彼女の表情が絶望に変わったように感じた。 俺はもう落とすんじゃないぞと硬直状態の手にスマホを渡すとクールにその場を後にした。 その後、女の子の男友達とやらにスマホから個人情報を盗んだと疑いがかかったりストリートファイトを挑まれたりしたが、とある研究所にいる毒蛇に?まれてスーパーパワーを手に入れていたので何とか難所を逃れることができた。 これから俺の目の前に立ちはだかる最大の敵に遭遇することになるとは予想もしていなかった…。 以上が今回のストーリーです。 壁ドンを描きたかったのです。 そして俺君はきっとダークナ〇トの立ち位置です。 親切心で行動してよく勘違いされる人はこんな感じかなと。 また適当に考えていたのでストーリー収集がつきませんでした... |
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